人体の構造研究から、より自然な状態でタイピングができるように設計された分割型メカニカルキーボード

MOTHWINGは、開発者自身が日常的に悩まされていた「肩の負担を軽減したい」という思いから始まりました。従来のキーボードは肩が狭まり、首に負担がかかるデザインが主流であると思います。

さらに、

1.エンターキーやバックスペースなど、よく使用するキーが遠くに配置されている

2.親指が最も強い力を持っているにもかかわらずほとんど活用されず、代わりに酷使される小指

3.手の形が山形（中指が一番長い）であるにもかかわらず、キーボードの形状が四角い

などの課題があると思います。これらの課題を解決するために、MOTHWINGの開発が進められました。MOTHWINGは肩の負担の軽減を含めたこれらの問題を改善し、より快適に使いやすく、生産性の高いキーボードを提供することを目指しています。

分割されているから、タイピング時の姿勢が正しくなり、身体の負担を軽減

MOTHWINGのもっとも大きな特徴は、分割キーボードであること。

エンジニアやライターは、1日の大半、PCに向き合っている仕事。成果を残そうとすればするほどキーボードを叩く時間は長くなり、身体に痛みが出て、結果的に生産性が落ちてしまう…… そんなお悩みを抱える人も多いのではないでしょうか。

MOTHWINGはそんな「姿勢」に焦点を当て、自然に肩が開く形状を実現し、ストレスフリーの理想の仕事環境を手に入れることができるキーボードです。

一体型キーボードでは腕を中央に寄せるため、肩が内向きになりがちですが、MOTHWINGではキーボードを自由な位置に配置できるため、腕と肩が自然に開いた安定した姿勢を保つことができます。その結果、首や肩への負担が軽減され、長時間のタイピングでも疲れにくい状態を実現することができるのです。

従来のキーボードの場合、modifierキーをタッチするときやタイピングの際に、手首が右に寄っていたり左に寄っていたり上下移動があったりと、自分でも気付いていないうちに手首を細々と動かしていることが多いです。

MOTHWINGはキーボードが分割されていることに加え、手の形に完全フィットした設計になっているため、手首移動が一切必要なく、極限まで生産性を追求した仕様になっています。

①使用頻度の高いキーを親指側に

MOTHWINGでは使用頻度の高いキー（Shift、Ctrl、Enter、バックスペースキーなど）、4キー（両手8キー）を親指側に配置し、小指の負担を軽減させています。

さらに、親指側のキーは手の形に合わせて手前側に弧を描くように配置をし、ホームポジションを崩さず滑らかにキータッチができるような構造にしています。

②小指側も、指の長さに合わせて手前に配置

小指側も、手の形に合わせた形状を採用。小指は薬指に比べて短く、無理なくタッチできる範囲が手前側のごく少ない部分に限られるため、キー配置も他の指に比べてグッと手前に来るような設計にしています。

③極限まで絞った、こだわりの44キー

搭載キー数はフルサイズの約110キーの半分以下、44キーに厳選。人間が手首を動かさずにアクセスできる限界のキー数にあえて絞ることで、生産性を追求しました。

VIAおよびremap-keysをサポートしているため、デスクトップアプリやブラウザからキーマップを自由に設定できます。また、プリセット設定ファイルをご用意しておりますので、プリセットから簡単に呼び出すことができます。

キーの配列の組み換えだけではなく、ショートカットキーなどの組み合わせをマクロとして登録することもできるため、例えば左手デバイスだけを使用してイラストを描くといったユースケースでは、左手キーにコピーややり直しなどのショートカットをマクロ登録するなどといった使い方が可能です。

また複数のレイヤーを登録できるため、例えば右手ホームポジションに近いH・J・K・Lキーに、別レイヤーでは矢印キーを登録しておくことで、レイヤー切り替えキーを押すだけで手首移動を一切せずにホームポジションのまま、矢印キーを利用するといったことも可能です。

レイヤーとマクロを駆使して、最高の生産性を追求してください！

はんだ付けなどの作業が要らず、届いたその日から使える

自作の分割キーボードの場合、キーボードプレート、キースイッチ、キーキャップ、スタビライザーなどを購入し、はんだ付けをして、、、など多くの作業が必要です。 開発者自身も、自作したキーボードのはんだ付けがうまくいかず、一部のキーが反応しない、、、 という苦い経験が何度もありました。

MOTHWINGは、そうした手間を省きながらも、自作キーボードに近いカスタマイズ性を提供します。キーボード本体は製品として届くので、はんだ付けやその他の作業は不要で、届いたその日に使えます。また、自分の好みに合わせてキーキャップを交換したり、レイアウトを変更したりすることが可能。つまり、MOTHWINGは自作キーボードのようなカスタマイズ性と柔軟性を提供しつつ、手間や技術的な問題を回避した製品となっております。

高い耐久性

耐久面でも安心。製造工場は、国内大手PCメーカーからも受託する老舗の国産キーボードメーカー。ケース、キーキャップには耐衝撃性に優れるABS、ボトムプレートにはSPCCを採用し、高い耐久性とデザイン性を両立しました。

こだわりの有線接続

MOTHWINGはラグが1秒でも生じないようにあえて有線接続を採用しており、とことん生産性にこだわっています。

PCとの接続はUSB Type-Cケーブル、左右のキーボードの接続はTRRSケーブルで接続されます。

周囲にストレスを与えない静音モデル

オフィスやコワーキングスペースでは、周囲にストレスを与えてしまうこともあるタイプ音。周りを気にして思う存分キーをタッチできないと、生産性が下がるばかりか自分自身もストレスに感じてしまいます。MOTHWINGは静音のタクタイルを採用。周囲を気にせず思い切りタイプできます。

作業に没頭できる心地よい打鍵感

キースイッチには静音タクタイルを採用。タクタイルとは、ボタンを押下した際にカクッとしたバンプ（触感の山、ひっかかり）があり、その後でキーの反応が発生するキースイッチの種別のこと。いわゆる茶軸です。

押下時に引っかかりの無いリニア（赤軸）、押下時にカチッという音が鳴るクリッキー（青軸）と比較して、心地良い「押した感触」があることが特徴です。 メンブレン方式や静電容量無接点方式など一般的に流通しているキーボードも多くはタクタイルスイッチを採用しているので、馴染みのある感触といえるでしょう。

MOTHWINGはタクタイルスイッチの中でも静音タイプを採用しています。タイプ音がしづらいためオフィスユースでも使いやすいだけでなく、タクタイルの少し引っかかりのある感触と静音性の高い打鍵音が相まって、作業に没頭できる心地良い打鍵感を演出します。 耐久性にも優れ、8000万回以上のタイピング耐久性を誇ります。

有名ブランドディレクターによる優れたデザイン性

ブランドディレクターはBUMP OF CHICKEN、AKB48などのロゴをデザインしているアートディレクター宮師雄一さん。優れたデザイン性で、機能面だけでなくデザイン面でも自信をもっておすすめできます。

│日本整形科学学会 奨励賞を受賞した医師も推薦！

戸田医師からのコメント

「デスクワークの方が猫背になりがちな原因をご存知でしょうか？

デスクワークの方は、常に腕を真ん中に寄せているため必然的に肩が内向きになりやすい。

そもそも、筋肉は30分〜1時間で固まってしまうと言われています。デスクワークの方に多く見られる、背中が曲がった状態を30分〜1時間以上キープし続けていると、その状態で筋肉が固まってしまうため、肩甲骨が広がり猫背になりやすいのです。

また、猫背の状態だと顎も前に出がちです。正しい姿勢が頭の重さを首の骨で支えているのに対し、顎が前に出ている猫背の状態だと、頭の重さを首や肩の筋肉で支えようとするため首や肩への負担が大きくなり、こりや痛みが生じてしまうのです。

MOTHWINGはそんな姿勢に焦点を当てた分割型のキーボードだからこそ、自然に肩を開いた状態を保つことができ健康的な身体へと導いてくれます。」

│Makuake購入者限定特典！
正しいキーボードの位置を知るための「高パフォーマンスプラン」

MOTHWINGは分割キーボードを採用しているため、使うだけでも肩甲骨が開き、首・肩への負担の軽減に繋げていただけます。しかし、「肩甲骨が開いた正しい姿勢」を知っていると、ハードの持つポテンシャルを最大限に活かすことができます。また、無意識の間に左右のキーボードを近づけて設置してしまい、猫背に戻ってしまうこともあるのです。
そこで、渋谷・青山で運営するパーソナルトレーニングスタジオ ”b{stoic” と協働し、お客様に合った正しいキーボードの位置をレクチャーする、Makuake限定「MOTHWING高パフォーマンスプラン」をご用意しました。

高パフォーマンスプランではb{stoicで実際に行なっている「身体評価プログラム”コンディションドック”」をご体験いただき、お客様の現状の身体機能チェックを行います。その結果を元に、本来あるべき肩甲骨の位置や正しい姿勢をトレーナーがレクチャー。作業時でも正しい状態をキープできるよう、お客様一人ひとりに合ったMOTHWINGの配置を測定いたします。専用アプリに測定値を入力すれば、いつでもご自身のキーボード位置をご確認いただけます。

b{stoic 代表 山本健夫さんのコメント

「これまでのデスクワークで肩や首が凝り固まってしまった方、猫背が癖づいてしまった方は高パフォーマンスプランで、正しい姿勢を理解し、快適な仕事環境を手に入れてください！」

b{stoicについて

※「b{stoic」とは、「ビジネスパーソンを支えるあなた専門の健康コンシェルジュ」をコンセプトに、渋谷・青山で運営するパーソナルトレーニングスタジオです。パーソナルトレーニングから鍼灸トリートメント、食事コンサルティングなど、さまざまな観点からビジネスパーソンの健康をバックアップしています。

│商品スペック

キーボード配列：日本語配列（JIS配列）/英語配列（US配列）

※デフォルトの配列はWindows/US配列ですが、プリセットをご用意しておりますのでVIAもしくはremap-keysで配列変更可能です。

キー数：44キー

スイッチタイプ：Kaihua Box Slient Brown Mechanical Switch

材質：ABS/冷間圧延鋼板（キーキャップ・トップケース／ボトムプレート）

接続方式：USB Type-C

接続方式（左右のキーボード）:TRRSケーブル

サイズ：WxDxH:165.3mm x 130mm x 27.93mm(アジャスター足高さ最低時)

重さ：約410g（片方）×2

パッケージ内容：MOTHWINGセパレートキーボード（左）、MOTHWINGセパレートキーボード（右）、USB ケーブル（TypeC-TypeC）、TRRSケーブル、取扱説明書、保証書

│プロジェクト実行のきっかけ

皆さんはじめまして。

株式会社BOXの丹哲郎です。

MOTHWING開発のきっかけは、私自身の ”毎日のように悩まされる肩の負担を軽減したい” という思いから始まりました。

従来のキーボードは、肩が狭まり、首に負担がかかるデザインが主流だと思います。

それに加えて

・エンターキーやバックスペースは一番使うのに遠くにある

・親指は一番強いのにほとんど活用されず小指ばかり酷使している

・手の形は山形（中指が一番長い）なのにキーボードは四角い

など改善すべき点がまだまだあると感じていました。

そんな中、当時日本でも盛り上がりを見せていた自作キーボードに手を出し、キットを買っては自作で分割キーボードを作成し始めました。

使い勝手の良さや疲れの溜まりにくさに感動し、自作の分割キーボードにどハマりしていまして、数十台を自作しました。

その反面、”あくまでも「自作」なので、一つ一つ１から制作しなければいけない大変さ” や、”故障のしやすさ” という面も沸々感じていました。

そんな時、だったら「みんなが心地よく使い始められる分割キーボードを生み出したい！」と思い立ち、チームに声をかけ、約2年前にMOTHWINGのプロジェクトがスタートしました。

私自身、Daily Craft Keyboardさんの自作キーボードキット「Claw44」に惚れ込み、愛用しておりましたため、より多くのみなさまに届けられるよう、ぜひ商品化させてくださいと頼み込み、ベースレイアウトの使用許可をいただきました。

秀逸なベースレイアウトの上により快適さを追求するべくチームと何度も構想を練り、使用感・打鍵感・機能面・デザイン性、全てを惜しまない仕様にこだわり抜いています。

エンジニアの方はもちろん、ライター、クリエイター、ゲーマー、ハードなデスクワーカーの方々に是非この快適さをお届けできればと思っています。

│スケジュール

│Q&A

Q.Macでも使用可能ですか？

A.はい。Mac配列のテンプレートをダウンロード可能です。

Q.日本語配列にも対応していますか？

A.はい、日本語配列用のテンプレートをご利用いただけます。

Q.これまでとは違った形のキーボードに慣れるのは大変ではありませんか？

A.学習用アプリを付属し、オンボーディングをサポートします。

Q. 保証期間はどれくらいですか？
A. 購入時のレシート、または領収書に記載されている購入日より1年間となります。