精密さが必要な部品をお客様のために作り続けて80年、多くの企業様に製品をご利用いただいてまいりました。
お客様のご要望以上の品質をご提供することを使命に、材料の調達、図面の作成、緻密な金型づくり、組み立て等、各工程で一流の職人と自負する社員が日々奮闘しています。
その技術をさらに広い分野へと応用し、新たな市場を開拓したい！
そんな想いをかかげ「新しい事」への挑戦をスタートさせました。
様々な企画案の中から採択された

「バイカーのためのソロキャンプ 焚き火台プロジェクト」

精鋭3名が中心となり企画から制作まで走ってきました。
オーダーされていない製品作り、自分たちが良いと思うものを作る。「これでいいのか、やれるのか、できるのか」試行錯誤を繰り返し、ここまでこぎつけました。

MAKUAKEでの挑戦！

今まで私たちが製造したパーツをご哀願いただいたエンドユーザー様に向けて、バイカーが持っていたいと思っていただける製品に仕上げました。
この「MotoGrill」をバイクに乗せて、ソロキャンプを是非お楽しみください。

世界で戦うパーツを製造しています。マイクロメートル（μm）単位の緻密な正確さが求められます。材質、強度等、厳しい基準を満たすことが必要とされる世界です。

そんな世界で使われているパーツに穴をあけ応用したのが、今回の焚き火台「MotoGrill」です。

今回使われているリング5枚は、既存の部品に少し手を加えて応用したものです。縦の柱にカチカチカチとはめて、留め金でカチッと固定します。

マニアなら、ちょっとしたメカニック気分で組み立てを楽しんでいただけるようにこだわりました。
あえて、組み立て要らずではなく、組み立てる楽しさをシェアしたい！
メーカーからお客様へ一緒に作る喜びをお届けします。

品質にもこだわりました。ソロキャンプに使う遊び道具。
されど、遊び道具の中にもこだわりを。

部品の品質を１ミリも妥協せず。末長くご愛用いただけるものに仕上げました。ガタつき、ぐらつき、劣化を極力なくし、炎を見つめる時間に静寂を求めました。

バイカーに使ってもらいたいという思いがあるからこそ作れる。
コンパクト、されど強靭。

どこでも手に入るものではない。バイカーのためのソロキャンプの相棒。そんな思いを商品に込めました。

バイカーが持つ焚き火台を考察しました。

部材、大きさ、携帯性、使用感。どこにこだわればいいのか、何が必要か。
図面を引き直し、製造過程を確認して、試作品に薪をくべ、燃やしてみる。

私たちが欲しい、使いたい、持っていたいと思う焚き火台が完成しました。

大きさと携帯性にこだわりました。

バイクで運べる重量、サイズは決まっています。ちょっと大きいから、重いからと、バイカーの荷物から置いてきぼりにされないように。必ず、バイク荷物の定位置を確保できる焚き火台。
直径約20センチ、厚さ約3センチ、重さ約2.3キロ。

次にこだわったのがぐらつき。組み立てた焚き火台が外側に崩れてしまわぬよう、どう安定感を確保するか試行錯誤を重ねました。

そこで、サークリップと呼ばれる留め具を脚板パーツ外周に取り付け結束することで形が崩れず揺れを抑える工夫をしています。

焚き火だけではない機能も備えつけようと、五徳を制作しました。

五徳を乗せれば、一人分のお湯を沸かすなど、小さな調理器具なら置くことが可能です。一人分をササッと作れる。ソロキャンには十分！

※五徳が無くても調理出来ます!直火でワイルドに楽しみたい方は是非お試し下さい。

組み立てる楽しさも、「MotoGrill」のこだわりです。

広げるだけ、乗せるだけでは、面白くない。
私たちの最速組み立て記録は100秒！あなたは何秒を目指せるか！？より速い組み立て時間を目指し、ワクワクを味わってください。

焚き火台のリング5枚は、私たちが製造している部品として設計される形をそのまま利用できるように考えました。量産部品に手を加え他製品に応用することでコストダウンにつながりました。

灰受 ／ 脚板 ／ 薪受 ／ リング(厚) ／ リング(薄) ／ 五徳 ／ サークリップの計7部品で構成されています。

使用状態図

収納状態図

仕様

・2021年6月10日(木)：プロジェクト開始

・2021年8月22日(日)：プロジェクト終了

・2021年10月中旬より：順次商品発送予定
＜状況は活動レポートにて、ご報告させていただきます＞

・2021年11月末までに：配達完了予定

※※All or Nothing型のため、

目標達成できなかった場合は皆様への配送はかないません旨、予めご了承の上、応援の程よろしくお願いいたします。

目標達成した場合には、材料費や配送費など製作費に使わせていただきます。

私たちが、これまで培ってきた技術、ノウハウを生かして、今までに経験のないモノづくりへの挑戦を始めました。

今回はその第一弾として、マクアケで新企画商品のチャレンジです。

▲このプロジェクトに関わった3人の男たち。

私たちは、いままでお客様からご依頼いただいた部品を作ってきました。お客様が望む物を形にすることが仕事でした。ですが、今回は初めて依頼されていないものを、自ら発想し、企画書を書き、図面を引き、制作しました。これはもう、自分自身として大きな挑戦でした。
「何を作る？」から始まったわけですから。
オーダーされていないものを作る。自分たちが作りたいものを作る。
企画をいくつか出した中から採用された、「焚き火台」
「売れるのか？やれるのか？」
何度もやめたくなりました。
しかし、数パターンの試作品を作ったり、検証／改良をしたり、様々な人たちへ協力を依頼したりと、初めて尽くしの経験がチームを強くしました。
3人の熱量があがり、突き抜けたい!!そう思ったのです。
今は、本当に楽しみです。ユーザーの方に、この製品の思いが届くといいな、と思っています。

取り扱い上の注意

■使用前の注意

・製造過程上、細かなキズが付いている場合がありますが、品質上は問題ありません。

・本製品は、焚き火台として設計・製造されています。目的以外の用途では使用しないでください。

・焚き火、火器の使用が禁止されている場所では、絶対に使用しないでください。

■使用上の注意

・本製品は屋外専用です。屋内やテント内、換気の悪いところでのご使用はおやめください。火災、やけど、酸欠、一酸化炭素中毒等のおそれがあります。

・周囲に燃えやすいもの（紙、プラスチック等）、引火物（スプレー缶等）を置かないでください。爆発、火災、やけど等のおそれがあります。

・ガソリン・灯油・アルコール・ガス等を、燃料や着火剤として使用しないでください。爆発、火災、やけど等のおそれがあります。

・強風下でのご使用はおやめください。火の粉や灰が飛び、火災、やけど等のおそれがあります。

・使用中はその場を離れず、火や周囲の状況に細心の注意を払ってください（特に、小さなお子様が近くにいる場合等）。やけど等のおそれがあります。

・使用中の移動は大変危険ですのでおやめください。火災、やけど等のおそれがあります。

・本製品の組立、分解時には、軍手や手袋を着用してください。角部での切り傷等のおそれがあります。

・薪や炭といった燃料の取扱い時には、火ばさみ等を使用してください。やけど等のおそれがあります。

・傾斜のある場所や不安定な場所でのご使用はおやめください。焚き火台が転倒して破損したり、使用者がやけどする等のおそれがあります。

・緊急時以外は、水をかける等の急激な温度変化を与えないでください。変形・破損のおそれがあります。

■使用後の注意

・使用直後は非常に高温になります。灰の片付け、分解、収納等は、火を消し、本体が完全に冷めてから行ってください。

・ご使用により、本体が変色することがあります。

・鉄製品のため、錆が発生することがあります。使用後は、水分・汚れを落とし、乾燥した状態で保管してください。