履き心地が追求された、
ふだん使いのビーグサンダル

畳の端材から生まれたビーグサンダル。
ビーグとは、沖縄の言葉で『い草』のこと。
毎日履いていると、だんだんと自分の足に馴染んできて気持ちいい。

さっと出かける時にとても便利で、カジュアルな格好にも、スタイリッシュな着こなしにも合うのが魅力です。

日常履きしやすいようにと、試作を重ねて快適なビーグサンダルが完成しました。

女性用ビーグサンダルには、サンダルでもラフになりすぎないように3.5cmのヒールがあります。

↑ Lサイズ着用例（モデル女性/24.5cm）

しっかりとした厚みのヒールで歩き心地がよく、履くほどに足に馴染みます。

自分用だけでなく、誕生日や、記念日の贈り物などにもどうぞ。 島では、夏の祭りなど伝統行事用にと、おじぃおばぁが姉妹品のビーグ雪駄を買いにきてくれます。

使用されている
「い草」は、
すべて石垣島で自家栽培されたもの

石垣島内でい草を育てるのは本原畳店の店主ひとりだけ。
以前は県内で盛んだったい草栽培もかなり少なくなり、沖縄県産ビーグが入手困難になり衰退することに危機感を抱き、2013年にビーグの栽培をスタートさせました。

ビーグはとても太くて丈夫なのが特徴で、クッション性が高いので足への負担も軽減。
天然の吸湿作用があり、蒸れることなくさらさらの履き心地です。

三代続く 石垣島の畳店

本原畳店は1946年創業し現在の店主、本原正将が3代目。 妻の史香は本土出身で、島に嫁いできました。

島に来て初めて知った、隣の竹富島や石垣島で昔から親しまれているミンサー織。
そのミンサー柄をオリジナルの畳縁に使用しました。

ミンサー織にある五つと四つの絣。
それは、女性から男性へ織物を送る時の「いつ（五つ）の世（四つ）までも末長く」という想いが込められているのだといいます。

その後に、畳以外のものにも活かせたらと思ったのが、雪駄やサンダル、ヘアゴムやポーチなど小物商品へと発展しました。

現在は、畳以外の雑貨は「畳嫁」というブランドとして販売しており、定期的に地元の子供たちが畳と触れる機会をもうけようと、ワークショップも開催しています。

優良県産品2020
【優秀デザイン賞】

2020年には、姉妹商品の【ビーグで雪駄】が、沖縄県の優良県産品として、優秀デザイン賞に選ばれました。

そしてこの秋には、
沖縄総合事務局による、新事業スタートを支援する「六次産業化・地産地消に基づく総合化事業計画」で、サンダルなどの開発や、島内の就労支援施設とともに製品製作をしていることなどが評価され、本原畳店が認定されました。

やっぱり、
浅履きがおすすめ

ビニールのサンダルとは違い、雪駄のように、かかとが出るくらいのサイズでの履きこなしがおすすめです。

鼻緒のカラーは3色展開。サイズは男性の2L、3L、女性のM、Lのそれぞれ2サイズ。

男性の2Lが26.0cmから27.0cm、3Lが28.0cmから29.0cm、女性のMが23.0cmから24.0cm、Lが24.5cmから25.5cmです。

↑ ２Lサイズ着用例（モデル男性/27.0cm）

↑ ３Lサイズ着用例（モデル男性/27.0cm）

左から、女性用 M・L と、 男性用2L・3L

カラー：紺

カラー：シルバー

カラー：ターコイズ

鼻緒に畳縁を使用しているので、肌あたりが少しハードです。甲高の人はワンサイズ大きめのものを選んでいただければと思います。

雨などに濡れた時は、拭き取って天日干しさせてください。冬場など履かない時期は風通しのいいところでの保管がベストです。

最後までご説明をご覧いただきありがとうございます。
石垣島で丹精込めて自社農園で育てた「い草」のビーグサンダルを、どうぞふだん使いでお試しください。

「しかいとぅ、みーふぁいゆー」