【2015年10月19日追加情報】

多くの皆様の温かいご支援の結果、おかげさまで１０月１６日、第１目標を達成しました。
カフェ夢庵造りの要、コンテナを改造した堅牢で清潔なキッチンを発注することができます。 感謝申し上げます。ありがとうございました。 早期の第一目標達成に意を強くし、これから施設、備品、店舗の内容を一層充実するべく本ファンディングを続行いたします。 第一目標達成を受けて、感謝の気持ちを表すためプロジェクト支援者全員に支援コースを問わず、記念ペナントとメンバーカードを発行いたします。 ペナントやカードは現時点において何等経済的実行価値はないかも知れませんが、皆様が永く心にとどめ、私との絆が深く想起される証になればこれ以上の喜びはありません。

ＳＰＭはスペシャルメンバーの略で 「いちゃら」は沖縄方言で、出逢おう、会いたい！という意味です。
カフェ造りを思い立ったときから私が最も大切にしている想いは

　　皆で創り　　　まさに今実現しつつあります。

　　皆で育て　　　島を訪れて利用していただくこと。

　　皆で守り　　　お友達や周りの人々に伝えていただくこと。

そして皆で楽しむ　そして何より「おらがふる里・夢庵」で皆が出会い、楽しみを分かつこと。

皆様のご理解、ご支援をよろしくお願い申し上げます。

※ペナントの布の種類、デザインは現時点で確定しているものではありません。これから専門業者と協議します。乞う、ご期待です。

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ふる里渡嘉敷島

沖縄本島の西方３２ｋｍ、久米島との中間に位置し、周囲１９ｋｍ人口約７００人の小さな島が私のふる里渡嘉敷島です。

大小３０の島々からなるケラマ諸島の中核の島で、県都那覇市から最も近い有人島として知られています。

ダイビングスポットとしても有名な周囲の海はケラマブルーと呼ばれ、世界有数の透明度と多種多様な珊瑚群落が認められて、２０１４年３月環境省より島々の周囲海域７ｋｍと水深３０ｍを含む全域が国内３１番目の国立公園に指定されました。

　　那覇市からフェリーで７０分、高速船ではたった３５分。大勢の観光客が訪れます。

　　　　　　白く広がるコーラルサンドのビーチ。海亀が泳ぐケラマブルーの海。

海浜レジャーだけが目的なら、日帰りの旅も十分ご満足していただけるでしょう。

でも、

島にはまだまだ魅力的なスポットがあります！

　　　　　　　　　穏やかな海面に幻想的な光の筋を映すサンセット

日帰りでは見られない風景です

　　　　　　　　　　　　　　　北の山頂から眺める慶良間諸島

　　　　　　　　　　　　　　　　日常を離れたせっかくの島旅

　　　　　　　　　　　　もっとゆるりとした島の旅を楽しみませんか？

島旅総合案内カフェ・夢庵（むあん）造りはそんな想いを実現するために始まりました。

カフェ・夢庵は島旅総合案内の拠点店舗であると同時に中心集落唯一のカフェとして村人が気軽に立ち寄り、憩うコミニティセンターの役割も担います。

コンテナを改造したキッチンとそれに木造の喫茶ホールを連結し、周りはウッドデッキを張り、より開放的な空間を作ります。

イベントや晩餐バーベキューパーティー、「ゆんたく会」、星空を見上げながらの団欒はここが舞台となります。

４月の海開きとホエールウオッチングに間に合うように、２０１６年３月までにオープンの予定です

　　　　　　　　　　　　　　　　女将の作る沖縄そばは絶品です

居酒屋時代、ＮＨＫＢＳ「ラン×スマ～街の風になれ～」で紹介、絶賛された人気メニュー

「ソーキのガーリック焼き」

建設用地の確保

　　　　　　　　　　　　　　　カフェ建設予定地・渡嘉敷村字渡嘉敷３４３番地

港から徒歩２分、メイン通り沿いにありながら長い間遊休地となっていた親戚の土地

１４０坪をこのプロジェクトのために活用することになりました。

北の山頂展望広場まで車で５分、西側のビーチまで同７分の立地です。

　　　　集落の東側。赤丸がカフェ予定地です。島の玄関口・渡嘉敷港から６０ｍ

日帰りが主流の現渡嘉敷島観光に対し、滞在型（１～３日）島旅を推進したい。

コンセプトは「島の暮らしに触れる田舎の旅」です。

集落に点在し、閉塞感の一因ともなっている空き民家に着目しました。

もちろん空き家といっても「廃墟」というわけではありません。ほとんどの場合は、家族全員が沖縄本島に居を移し、建物が朽ちないように年に数回島へ帰り掃除や手入れをしているというのが実態です。

そのほとんど「使うことのない空き家」を民宿として使えるようにしてはどうか、日常的に建物の手入れ、管理ができ、そのうえ経済的にも多少の収入が得られ、活性化の一助になるのではないか。

　　　　カフェ予定地から徒歩５分ほどの地域に数件の空き民家が点在します。

空き民家活用民宿は「島の暮らしに触れる田舎の旅」に欠かせない企画になりました。

食事をカフェに一元化することによってコストを下げ、より安価な滞在型島旅を実現します。（島の平均的な宿泊価格の２割～３割安を目標にしています）

２０１６年７月までに先ず１件を稼動させる予定です。

小規模事業だからこそできる機動性、親近性、廉価性を最大限に活かし、お客様の満足度を高めリピートを増やすことにより、さらに将来の空き民家解消活動につなげていきたいと考えています。

ここまでの道のり

昨夏、島に独りで暮らす９０歳を迎えた母が熱中症に罹り、幸い大事には至りませんでしたが、それを契機に島へ帰り、母の世話をしながら村の未来のためにできることは何かと模索を始めました。

12年間、沖縄本島那覇市で経営してきた居酒屋夢風亭は、熱い心を持った旅好きのリピーターが多く、店を閉じ帰島するに当たり、暖かい声援や励ましの言葉をいただきました。

「マスターが島へ帰るなら、この次は渡嘉敷島へ行こう！」帰島が決まってから皆の合言葉になりました。

今では珍しくなったこの古民家が母の住む実家と縁側でくつろぐ母、９１歳

島の集落と観光事情

渡嘉敷村は大小１０余りの島々からなり、その唯一の有人島が渡嘉敷島です。島は３つの集落に分かれ、港のある最大集落が渡嘉敷区、島の西部トカシクビーチを臨む渡嘉志久区、そして南西側にはアハレンビーチを有する阿波連区があります。

現在の渡嘉敷島観光はケラマブルーの美しい海をフィールドに、海浜レジャーに特化して観光開発が進み、年間１０数万人のお客様が訪れるようになりました。透明度抜群の海を前にして多くのお客様が驚嘆の声をあげます。シュノーケリングやダイビングでは悠々と泳ぐ海亀との遭遇を喜び、色とりどりの熱帯魚に夢中になります。

県都那覇市からたった３５分という利便性の良さから、訪れる観光客の７割が日帰りです。短い滞在時間を惜しむように皆さん一様に慌しく、せわしげです。

中心集落の閉塞感

そんな海浜地域の集落が賑わいを見せる中、私のいる渡嘉敷区は村の人口の三分の二が住み、港や役場、商工会や郵便局などほとんどの行政機能、施設が集中する中心集落ですがやや閉塞感があります。

この中心集落こそ元気にならなくっちゃ！

帰島以来地域の後輩や知人、あるいは親しい行政の方々から集落の実情を聞き、相談を受けました。

地域の活性化というと少し大げさな表現になるかも知れませんが、私の経験とヒューマンネットワークはきっと役に立つと直感しました。

居酒屋時代の全国のお客様たちが背中を押してくれました！

カフェは島旅総合案内サービスの拠点として、お客様の旅程、ご予算、ご希望に合わせて旅のプランを提案し、宿泊や船便、観光のコースなどを無料で予約、手配します。

訪れる旅のお客様たちがまた来たいと思っていただけるホスピタリティーの高いおもてなしを通し、「もうひとつのふる里」として、ただいま！と帰ってきてくれる村を創りたい。

■魅力的な利用シーン

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山の展望台と遺跡（ハイキングコース）

ゆったり流れる島時間のなかで・・

気が向けば・・・海。

気が向けば、山頂展望台から眺める島々の絶景　　

陽が西に傾けば、アダンの葉隠を通して見る幽玄のサンセット。

夜は楽しい晩餐バーベキュー。

望めば、気の良い島人と泡盛片手に楽しい交流。

そして仰ぎ見れば満天の星。

そんなゆるりとした田舎旅をお勧めしたい。

先ず、夢庵プロジェクトの拠点となるカフェ造りを始めます！

　
■お金の使い道
20フィートコンテナをキッチン及び食材倉庫に改造、運搬、設置費。

　　　　　　　　料理屋女将として２５年、妻・枝美子と２人３脚で頑張ります！

建設用地の確保、必要な備品の手配など準備は進んでいます。しかし、コンテナを改造したキッチンとその運搬設置費、喫茶ホール建設の資材費として約１００万円が不足しています。

どうか皆様のお力をお貸し下さい。