皆さま、こんにちは。

わたしたちは、バイオ素材を、もっと暮らしに馴染む身近な素材したい。そんな思いから、この度、生えるおもちゃ「MYMORI（マイモリ）」を作りました。

MYMORIはちょっと不思議で、まったく新しい遊びを提供します。

完成したおもちゃではなく、「生えるおもちゃ」です。販売するキットには、キノコの根っこにあたる菌糸体が入っているので、それを育ててブロックを作ります。

特別な技術や知識は必要ありません。

親子で一緒に楽しみながら、誰でも簡単に育てることができます。

自然の香りや、成長の喜び、手にした時の愛着。

MYMORIはそんな小さな感動を届けるために生まれました。

MYMORIは、バイオ素材に触れる新しい体験を提供する商品として、

2023年度「グッドデザイン・ニューホープ賞」で最優秀賞を受賞しました！

この特別な体験をもっと多くの方に届けたくて、今回、Makuakeでのプロジェクトに挑戦します。

関連記事はこちらからご覧いただけます。

・GOOD DESIGN AWARD ＜Good Design Report＞
・JDN ＜最優秀賞はキノコの菌糸体を生かしたおもちゃキット。2023年度グッドデザイン・ニューホープ賞の受賞作が発表＞
・知財図鑑 ＜キノコの菌糸体から作る、環境にやさしい生えるおもちゃ＞

商品について

生えるおもちゃ「MYMORI（マイモリ）」は、キノコの菌糸体を使ってつくる、誰でも気軽に楽しめるバイオものづくりの入門キットです。
はじめてバイオ素材に触れる人でも安心して取り組める内容で、子どもたちは菌糸体が少しずつおもちゃへと育っていく過程を間近で観察しながら、自然や環境とのつながり、そして「育てる楽しさ」を体験できます。

Point 1
＜こどもの想像力を育み、親子が一緒にプロセス全体を楽しむ＞

のびのびと成長できるキノコのブロックをみんなで一緒に作ってみましょう！
砕いた菌糸材に小麦粉を撒いてまぜまぜ。成長フォームに入れてから一週間ほどで徐々に白くなり、おもちゃになっていきます。

ダンボール箱をそっと開けるたびに、「どれくらい生えてきたかな？」と成長を見守る喜びを味わえます。親子で一緒に作業をしながら、創造力と育成への興味を自然に育むことができます。

Point 2
＜自然由来の質感で新しい遊び感覚＞

育った菌糸のおもちゃに触れてみると、外側はふんわり柔らかく、内側はしっかりとした独特の感触。鼻を近づけると、森の中にいるような香りや、焼きたてパンのような香ばしさが広がります。

手触り、香り、見た目──五感すべてを使って自然とふれあうことで、子どもたちの感受性と環境への親しみを深めていきます。

Point 3
＜子供の想像力を爆発させて色んな遊び方で楽しもう＞

育った「MYMORIブロック」は、遊び方も自由自在。重ねてバランスゲームに挑戦したり、 顔を描いて生き物に変身させたり、 たくさん作ってお城を作ったり。

「次はどんな遊びをしよう？」
そんなワクワクがどんどん膨らみます。

形も、ストーリーも、すべて子どもたち次第。 想像力を膨らませながら、飽きることなく遊び続けられます。

Point 4
＜原材料の選定にもこだわりを＞

農園から直接仕入れた、自然由来の原材料のみを使用。化学的な添加物は一切加えていません。
お子さまたちは自然の中で思い切り遊び、五感を通して豊かな体験ができます。

自然の恵みを肌で感じながら、安心して手に取れるものを。親子で選ぶ、環境にやさしい新しい選択肢をお届けします。

「深山農園」についてはこちらからご覧いただけます。
・深山農園有機栽培について
・深山農園SDGsについて

使用方法・体験の流れ

「MYMORIキット」の使い方はとてもシンプル。親子で一緒に、ものづくりのプロセスを楽しく体験できます！

＜HOW TO USE＞

①菌糸材を砕いて、小麦粉を入れて混ぜる

②成長フォームに①の混合物を埋める

③暗い場所で4~6日間ほどを成長させる

④成長フォームから取り出し、更に2~3日間ほどを成長させる
※お急ぎの場合はこちらのステップを省略しても良い

⑤風通しの良いところで2~3日間ほど乾燥させる
※お急ぎの場合はオーブントースターで加熱して乾燥を早めることも可能

⑥「MYMORIブロック」が出来上がり、自由に遊びを広げてください！

こちらの動画より詳細の使用方法をご覧ください。

※商品の内容は動画内容からブラッシュアップされております。内容物が変更になる可能性があります。

商品サイズ・キット内容

＜キット内容＞

対象年齢：6歳以上

※画像が参考イメージです。デザインは変更する可能性があります。

①菌糸材

キノコの胞子と農業廃棄物の混ぜ物、おもちゃを作る元となる材料です。
農園から直接お取り寄せしております。

菌種は、ヒラタケとレイシで、中の原材料は「クヌギ100%･微粒子」と「シイ･ナラ混材･粗粒子」２種類で、計4種類あります。

ヒラタケとレイシは少し色味が異なります。粗粒子と微粒子は中身の粒度が異なり、使用感が少し変わりますが、機能性に違いがございません。
今回は発送のスケジュール上で、在庫状況によりランダム発送になりますが、２種類を購入で比較したい方はぜひ【早割プラン・菌種比べ2個セット　10個限定】プランをご利用ください。

②成長フォーム

おもちゃを成型させる型です。

おもちゃの成長フォームは本プロジェクトのために開発したデザインです。素材の特性を活かして遊び方に可能性を提供しています。透明であるため、成長のプロセスが観察しやすいです。また、成長フォームは使用後に手洗いして再利用可能です。

その他の内容物

③手袋：2組

④アルコール拭き：1枚

⑤小麦粉：1袋

⑥MYMORI説明カード：1枚

＜このようなシーンで＞

＜お試しいただいたみなさまの声＞

背景とデザイン

キノコの菌糸からの新素材

わらなどの農業廃棄物を使って、キノコの地下根糸の菌糸を育てると、菌糸が母材を分解しながら全体に広がっていきます。この菌糸と母材が混ざり合ったものが「菌糸材」と呼ばれ、形を自由に作り出すことができます。菌糸材は可塑性が高く、環境に優しい新しい素材として注目されています。

最近では、さまざまな分野で新素材として使われており、私たちはその素材を独自の方法で解釈し、新しい商品を作り上げました。

クリエイティブなものづくり

昔の人々は、石や木を使って家を建て、綿を育てて服を作っていました。自然の素材を使い、自分たちの手でものを作る楽しさや喜びを感じていました。今、MYMORIキットを使った体験を通じて、その楽しさを再び味わうことを目指しています。

新たなサステナブルな暮らし方

今回のキットをスタートとし、誰でも家で簡単に身近な素材を使ってバイオ素材を作れるようになります。子どもたちが小さい頃からバイオ素材に触れることで、自然と環境に優しいものづくりを学び、最終的には社会全体がより持続可能な生活を送るようになることを目指しています。

FAQ

Q: おもちゃは口に入っても問題ないですか？

おもちゃ自体の原材料は全て自然由来で口に入っても体に悪い影響を与えませんが、食品ではないため口に入れないようにお願い致します。

Q: 大体どれくらいで生えてきますか？

夏の場合は４日間ほど、冬の場合は５〜６日間です。

Q: 乾燥は大体どれくらいかかりますか？

乾燥の仕方は：①通気性が良い場所において自然乾燥の場合は、３日間で完全に乾燥できます。②オーブントースターで加熱して乾燥することもできます。

Q: おもちゃができた後どれくらい持ちますか？

乾燥させた後に菌糸の成長が止まるため、無理に壊したりしない限り、ダンボールや木製などのおもちゃと同様に安定します。

Q: カビやキノコが生えてきたりしませんか？

完全乾燥後に通気性の良い場所に保存すれば、カビもきのこも生えてきません。

Q: 栽培が失敗する可能性はありませんか？

あります。操作のプロセスで雑菌が入ってたり、栽培環境が適切ではない時は、途中で成長停止することがあります。そのような状況を防ぐため、本キットの中に除菌シートと手袋などを用意していますので、ぜひご利用ください。

Q: プロジェクト終了後でも購入できますか？

プロジェクト終了後の販売はまだ検討中のため、詳細はホームページやSNSの最新情報をご覧ください。また、商品の性質上の問題で、予約注文や限定販売形式になる予定です。

スケジュール

[2025年5月9日 14:00] プロジェクト開始

[2025年6月29日 22:00] プロジェクト終了

[2025年7〜8月頃] リターン配送開始

[2025年8月] MYMORI体験ワークショップ開催

実行者情報

最後までご覧頂き、誠にありがとうございます。

初めまして。「MYMORI」プロジェクトの項と申します。

大学の給湯室から始まった小さなプロジェクトです。
3人のメンバーが制作のプロセスを楽しんで、より多くの方々にも届けたいという夢でプロジェクトがスタートしました。

バイオ素材という一見日常生活から離れているような言葉ですが、人々に受け入れられるように色々な工夫をしました。 そこで自分で作るおもちゃは良い切り口ではないかと考えて今回の商品が生まれました。

大学の卒業制作展で初めて多くの方々に作品についてコメントをいただき、実際に商品を購入したいという声もありました。ニューホープ賞を受賞することで、より多くの方々に出会って、商品化する支えになっています。

昔からきのこは苦手でしたが、菌糸袋を開ける時に湧いてくる森の香りや、上手く育てた時の感動など、制作を通して愛着が生まれてきました。その癒しと喜びを更に多くの人に伝えたいという気持ちを込めて本商品を制作し続けています。

今後も菌糸材の可能性を広げ、プロダクトだけでなく、ワークショップや地域や企業さんとの連携などを通して、菌糸材でものづくりする癒しと喜びを更に多くの人々に伝えるように活動していきます。

今回こうしてプロジェクト開始を迎えることが出来たのも、ご協力して下さったお取引先様、工場様、フォローして下さるお客様、そして開発メンバーのおかげです。このプロジェクトを通して一人でも多くの方にMYMORIキットをお届けでき、気に入って毎日使って頂けると嬉しいです。どうぞ宜しくお願いいたします！