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¥27,590
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妙感寺は滋賀県の山あいの湖南市にある、豊かな自然に恵まれた、禅宗のお寺です。妙感寺には美しい石庭があります。石庭は、石と砂とわずかな苔だけで作る庭園で、枯山水と同様、禅宗のお寺の象徴です。今回のプロジェクトを通じて、石庭を復旧するとともに、サポーターの皆さんの心の安らぎに役立ちたいと思います。
皆さんは、「石庭」をご存じですか?
「石庭」とは、石と砂とわずかな苔だけで作る庭園のことです。日本庭園は水や木々などの植物をふんだんに使います。また、「枯山水」も、植え込みや立木などの植物をある程度使います。しかし、「石庭」は水も植物もほとんど使わない、極限まで虚飾を排した庭園です。
禅とは、様々な心の苦しみを捨てて、心を整えていくものです。何かを「得る」のではなく、心を苦しめるものを「捨てる」のが、禅なのです。虚飾を徹底的に排除した石庭は禅と調和し、静寂でわびさびに満ちた空間が広がります。
「枯山水」は日本中にたくさんありますが、「石庭」まで飾りをなくしたものは、京都の竜安寺など、わずかしかありません。
石庭に何を見出すかは、鑑賞する人それぞれです。大海に浮かぶ小島、雲海に浮かぶ峰々・・・。
これが、現在の妙感寺の石庭です。
苔を手指で抜いて、やっとここまで復旧しましたが、砂利が劣化しています。
今回のプロジェクトでサポートをお願いするのは、石庭に使用する専用の砂利です。
この砂利は月明りにもほのかに光り、月夜には幻想的な雰囲気がうかびあがります。
私たちは日々の生活に忙殺されて、しばしば心が疲弊してしまいます。そんなとき、しばし石庭に向かい合うことで、心の安らぎをえることができるでしょう。
今回、妙感寺の石庭を整備し、地域の観光資源として活用していく予定です。ぜひ、妙感寺にお越しいただき、生まれ変わった石庭をご覧ください!
各コースのリターン品を紹介します。
妙感寺の歴史や文化、古文書、絵はがきと、ご来訪時をおもてなしをご用意しました。
① 妙感寺写真集・リーフレット 各1
妙感寺は、「国宝の仏像」などはありませんが、様々な歴史と由緒をもち、禅宗でも重要な位置づけのお寺です。コンテンツが豊富なお寺ということができます。妙感寺の歴史を通じて興味をもってもらえたらと思います。
② 妙感寺写真集の解説
「もっと応援コース」以上では、上の写真集に解説をつけてお送りします。妙感寺と皇室との関係など、興味深いエピソードが満載です!!
③ 東郷平八郎元帥直筆の寄付状
妙感寺は、大正年間に本堂の修理のための寄付金を募りました。
東郷平八郎をはじめ、時の総理大臣など、錚々たる顔ぶれです。
そのうち、各コースに応じて、東郷平八郎元帥直筆の寄付状の写真を額縁付きで進呈します!!
④ 絵はがき
妙感寺と、妙感寺をとりまく豊かな自然の絵はがきをお送りします。
⑤お礼状と石庭の写真
石庭は、長年にわたり手が入っていなかったので、苔が一面にむしていました。ボランティアで苔を抜いて、やっとここまで復旧しました。遠目にはきれいに見えるかもしれませんが、砂利が劣化しています。今回のプロジェクトを応援していただいて、真っ白な砂利を購入できますと、目がさめるように美しい石庭の写真をお送りします!
妙感寺にお越しいただきましたら、妙感寺の境内をご案内します。
通常は非公開の場所にもご案内し、粗茶でおもてなしいたします。
滋賀県といえば琵琶湖ですが、妙感寺は琵琶湖から離れたところにあって、焼き物で有名な信楽から20kmほどのところにあります。信楽というと、朝ドラの「スカーレット」の舞台にもなって、狸の焼き物が有名ですね。そのためか、お寺の境内には狸の焼き物が拝観者を出迎えてくれます。信楽観光の際には、是非、妙感寺にもお立ち寄りください。
妙感寺とかかわりの深い歴史上の有名人から、郷土の歴史を紹介します。
妙感寺を開創した万里小路藤房(までのこうじふじふさ)は、後醍醐天皇の近臣で、楠木正成・新田義貞とならぶ「建武中興の三忠臣」のひとりです。建武の新政の後、出家して、妙心寺の開祖である関山慧玄(かんざんえげん)に師事して、授翁宗弼を名乗りました。この由緒から、後醍醐天皇の念持仏が妙感寺に伝わっています。この仏像は秘仏になっています。
妙感寺を開創した微妙大師の尊像です。
こちらは秘仏になっておりますので、実物はご覧いただけません。
妙感寺の開祖である万里小路藤房とならぶ、建武中興の三忠臣のひとりの楠木正成は、日本史でも人気のある武将ですね。今、楠木正成の地元の大阪府の河内長野市と共同で、湖南市は楠木正成を主人公とした大河ドラマの誘致運動をしていて、実現すれば、同じく建武中興の三忠臣である万里小路藤房が開創した妙感寺もロケ地になるでしょう。それに備えて、是非とも石庭をきれいにしておきたいです。
戦国時代、織田信長が近江守護の六角氏を攻めたとき、近隣の寺に火をつけてまわりました。妙感寺も兵火にあって、建物が消失しましたが、本尊の千手観音坐像をはじめ、貴重な宝物は兵火を免れ、現在に伝わっています。滋賀県の他の寺も信長に焼かれた寺が多く、近江にとって信長はとんでもない侵略者でした。
信長によって妙感寺は建物を焼かれてしまいましたが、それを再建したのが愚堂東寔(ぐどうとうしょく)という僧侶でした。戦国時代が終わって徳川氏の世となり、世の中が落ち着いた頃に活躍したお坊さんです。愚堂東寔は後水尾天皇とその中宮の東福門院を初め、徳川家光、保科正之、春日局といった人々に教えを説きました。このご縁から、東福門院の御殿の一部を妙感寺の方丈として賜りました。
お寺に伝わる、愚堂東寔の尊像。愚堂東寔は、妙感寺を復興する一方、京都の大本山妙心寺の住持を3度もつとめました。
妙感寺の方丈。石庭と一緒のスナップ。「方丈」というのは、本来、お寺のお坊さんのリビングルームの建物ですが、現在は行事の際に使用しています。妙感寺の方丈は、近隣にあった「水口御殿」の建物が移築されて、今に伝わっています。屋根の一番上には、菊の御紋があり、皇室から賜った歴史を今に伝えています。
参道入り口からのスナップ。この角度からの写真が一番美しいです。
剣豪で有名な宮本武蔵も、妙感寺を再興した愚堂東寔の教えをうけた一人です。吉川英治の小説「宮本武蔵」によると、自分の剣に限界を感じた宮本武蔵は、菓子をねだって母親のスカートにとりすがる子どものように、愚堂東寔に教えを請いました。すると、愚堂東寔は地面にひれ伏す宮本武蔵のまわりに杖でぐるっと円を描いて、そのまま立ち去りました。宮本武蔵はこれで精神が解放されて、佐々木小次郎との決闘に臨んだということです。本当に、禅の教えというのは謎めいていていますね。
妙感寺の開祖の授翁宗弼は、明治天皇から「円鑑国師」の号を、昭和天皇から「微妙大師」の号を賜りました。「大師」とは、皇室が僧侶に送る最高の称号です。「大師」というと、何といっても真言宗の高野山金剛峰寺の弘法大師が圧倒的に有名ですね。俗に、「大師は弘法に奪われ、太閤は秀吉に奪わる」などといわれますが、皇室から大師の号を賜ったお坊さんは、長い仏教の歴史で25人しかおらず、妙感寺はその大師の一人である微妙大師が開創したお寺です。妙感寺は微妙大師の墓所があるお寺で、600年以上にわたり、地元の人々によって大切に守られてきました。
昨今は「寺社巡り」が盛んですね。「寺社ガール」などという言葉もあるほどです。観音巡りというと、「西国三十三観音霊場」が有名ですが、近江にも「近江西国三十三所」という御朱印巡りがあります。妙感寺はその結願所、つまり三十三番目のお寺になります。毎日、とぎれることなく御朱印を求めて参拝にこられる方がいらっしゃいますが、残念ながら石庭は苔がはびこって荒れ放題でした。今回、石庭を復旧して、地域の観光資源としてふさわしい姿にしようと考えています。
近江西国三十三所の冊子の表紙には、結願所である妙感寺の本尊の、千手観音坐像が採用されています。
妙感寺の住職の実父である杏山承周老師は、単身、米国のロサンゼルスにわたって50年以上、禅の普及に尽力しました。その行動範囲は、太平洋をこえて大西洋をこえてヨーロッパにまで及びました。妙感寺には杏山承周老師の墓所があり、妙感寺はロサンゼルスのお弟子さんたちにとってゆかりのお寺でもあります。先年、ロサンゼルスからたくさんのお弟子さんがお見えになり、国際交流を深めました。妙感寺はこのご縁を大切にして、禅が日本だけでなく、世界の人々の心にも平安をもたらすことを願い、また、行動していくお寺に生まれ変わるよう努力していきます。
佐々木承周老師。「老師」というのは、禅僧を指導することのできる高僧です。海外のたくさんの人々が佐々木承周老師の弟子となりました。世界的に有名な歌手のレナード・コーエンも、佐々木承周老師の熱心な弟子でした。
妙感寺は以上の通り、特別なご由緒・歴史をもつお寺ですが、妙感寺は決して経済的に豊かなお寺ではありません。数十年前、お寺が荒れ果てた時期もありましたが、そこから住職のリーダーシップのもと、時間をかけて復興をしてきました。しかし、石庭は、苔が大量に生えていて、往年の美しさが失われてしまい、復旧にも手がまわらない状態でした。7年後には、妙感寺を創建した微妙大師の650年遠忌法要が予定されています。微妙大師は京都の大本山の妙心寺の二世住持でもありましたから、これは50年に一度の大イベントです。それに向けて、寺域の整備はラストスパートの段階に入っています。石庭の復旧も、お寺の整備事業の一環です。費用をできるだけおさえるため、苔抜きは檀家がボランティアで行っており、砂利などの資材の購入費用について、ぜひともサポートをお願いする次第です。
駐車場も拝観料も無料です! お気軽にお越しください。
お寺の本堂に安置される、本尊 千手観音菩薩坐像です。
像高164cm、南北朝期の作です。
妙感寺石庭の裏山はハイキングコースになっています。
尽きることなく湧き出る山の清水は、お寺の手水や池に使われています。
山からひいた水の池には立派は鯉がゆうゆうと泳いでいます。
ありし日の石庭です。
でもここまで荒れ果ててしまいました・・・。
妙感寺にお越しいただく際は、住職・副住職が不在の場合がありますので、予め、お電話でお越しいただく日程をご連絡ください。 ※お礼メールは、プロジェクト終了後に順次Makuakeメッセージでお送りいたします
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このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2020年10月25日までに支払いを完了した時点で購入が成立します。
1,000円(税込)
■お礼のメッセージ
Makuakeメッセージにてお礼のメッセージを送らせていただきます。
■ご来訪時のご案内
歴史ある妙感寺にお越しいただけましたら、妙感寺の境内をご案内します。
普段、入ることのできない場所もふくめて、仏教の歴史における妙感寺の位置づけ、お寺の文化財などの説明をさせていただきましたあとは、粗茶ではありますが、おもてなしをさせていただきます。
※お越しいただく際は、住職・副住職が不在の場合がありますので、Makuakeメッセージ、またはお電話にてお越しいただく日程をご連絡ください。その際、Makuakeサポーターである旨をお伝えください。
※1回の人数は5名までとさせていただきます。
※対象期間:2021年10月31日まで
10,000円(税込)
■妙感寺の歴史と風景のお礼セット
1.妙感寺写真集・リーフレット 各1部
2.絵はがき
3.お礼状と石庭の写真
※詳細はページ本文をご参考ください。
■ご来訪時のご案内
歴史ある妙感寺にお越しいただけましたら、妙感寺の境内をご案内します。
普段、入ることのできない場所もふくめて、仏教の歴史における妙感寺の位置づけ、お寺の文化財などの説明をさせていただきましたあとは、粗茶ではありますが、おもてなしをさせていただきます。
※お越しいただく際は、住職・副住職が不在の場合がありますので、Makuakeメッセージ、またはお電話にてお越しいただく日程をご連絡ください。その際、Makuakeサポーターである旨をお伝えください。
※1回の人数は5名までとさせていただきます。
※対象期間:2021年10月31日まで
30,000円(税込)
■妙感寺の歴史と風景のお礼セット
1.妙感寺写真集・リーフレット 各1部
*「もっと応援コース」では、写真集の詳細な解説がつきます!!
妙感寺と皇室との関係など、歴史上の様々なエピソードが満載です!!
2.絵はがき
3.お礼状と石庭の写真
※詳細はページ本文をご参考ください。
■ご来訪時のご案内
歴史ある妙感寺にお越しいただけましたら、妙感寺の境内をご案内します。
普段、入ることのできない場所もふくめて、仏教の歴史における妙感寺の位置づけ、お寺の文化財などの説明をさせていただきましたあとは、粗茶ではありますが、おもてなしをさせていただきます。
※お越しいただく際は、住職・副住職が不在の場合がありますので、Makuakeメッセージ、またはお電話にてお越しいただく日程をご連絡ください。その際、Makuakeサポーターである旨をお伝えください。
※1回の人数は5名までとさせていただきます。
※対象期間 2021年10月31日まで
50,000円(税込)
■妙感寺の歴史と風景のお礼セット
1.妙感寺写真集・リーフレット 各1部
*「もっともっと応援コース」では、写真集の詳細な解説がつきます!!
妙感寺と皇室との関係など、歴史上の様々なエピソードが満載です!!
*更に、東郷平八郎元帥直筆の寄付状の写真を額縁付きで進呈します!!
海軍マニア垂涎の一品です!!
2.絵はがき
3.お礼状と石庭の写真
※詳細はページ本文をご参考ください。
■ご来訪時のご案内
歴史ある妙感寺にお越しいただけましたら、妙感寺の境内をご案内します。
普段、入ることのできない場所もふくめて、仏教の歴史における妙感寺の位置づけ、お寺の文化財などの説明をさせていただきましたあとは、粗茶ではありますが、おもてなしをさせていただきます。
※お越しいただく際は、住職・副住職が不在の場合がありますので、Makuakeメッセージ、またはお電話にてお越しいただく日程をご連絡ください。その際、Makuakeサポーターである旨をお伝えください。
※1回の人数は5名までとさせていただきます。
※対象期間 2021年10月31日まで
100,000円(税込)
■妙感寺の歴史と風景のお礼セット
1.妙感寺写真集・リーフレット 各1部
*「最大限応援コース」では、写真集の詳細な解説がつきます!!
妙感寺と皇室との関係など、歴史上の様々なエピソードが満載です!!
2.帝国海軍 東郷平八郎元帥直筆の寄付状の写真
*戦前、妙感寺は東郷元帥をはじめ、様々な著名人から寄付をいただきました。
その際の寄付状を額付きでお届けします。
*更に、「最大限応援コース」では東郷元帥に加えて、
以下の方の寄付状の写真もお届けします。
・徳川宗家第16代 徳川家達公
・帝国陸軍 大山巌元帥
・内閣総理大臣 原敬
・伯爵 大隈重信
・伯爵 板垣退助
*写真は「独眼竜正宗」の伊達家の子孫の寄付状です。いろいろなものがありますので、
ご希望をお聞かせいただければ、可能な限り対応させていただきます!!
3.絵はがき
4.お礼状と石庭の写真
■ご来訪時のご案内
歴史ある妙感寺にお越しいただけましたら、妙感寺の境内をご案内します。
普段、入ることのできない場所もふくめて、仏教の歴史における妙感寺の位置づけ、お寺の文化財などの説明をさせていただきましたあとは、粗茶ではありますが、おもてなしをさせていただきます。
※お越しいただく際は、住職・副住職が不在の場合がありますので、Makuakeメッセージ、またはお電話にてお越しいただく日程をご連絡ください。その際、Makuakeサポーターである旨をお伝えください。
※1回の人数は5名までとさせていただきます。
※対象期間 2021年10月31日まで
「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 地域活性化カテゴリの 「滋賀県の禅宗のお寺 妙感寺の石庭復旧プロジェクト」プロジェクト詳細ページです。
¥27,590
¥298,250
¥24,605,950
¥34,200
¥1,000
¥201,950
¥130,500
¥461,600
¥610,000
¥2,130,000
¥422,500
¥539,300
¥327,200
¥1,448,000
¥987,118
るーろん
2020.10.17
日高美千代
2020.09.22
津田 KAZUKI
2020.09.11