今まで例を見ない山旅で世界一周、安い費用で世界４大陸の山と未知の８０００ｍ峰ヒマラヤ山脈登頂を実現

初めまして、山好きの聾者、ナガネヤマ タカシと申します。（ニックネーム：ナガタカ）

このプロジェクトは耳の聞こえない私が山旅しながら世界一周し、安い費用で世界４大陸の山と未知の８０００ｍ峰のヒマラヤ山脈登頂を実現させる事によって、多くの人達に・・・

・山に登れない人でも未知の世界への冒険を共有する事ができる！

・誰でも海外の山に安い費用で登れる詳細情報とナガタカの登山体験が聞ける！

・登頂した人でしか見れない、登山者だけの特権ー地上ではお目にかかれない美しい絶景が見れる！

そしてプロジェクト最大の目的は・・・

“やればできる。だから、簡単に諦めないでほしい、簡単に夢を捨てないでほしい。“企画者の私が世界４大陸の山、そしてヒマラヤ山脈8000m山頂に登頂挑戦する事で、私と同じ聴覚障がい者や車椅子の障がい者などの日本と世界中の障がい者たち、そして夢を持っている若者に生きる勇気と夢を与えたい。

それと、山の魅力をもっと知ってほしい。

私が世界各地の山に登りながら絶景を撮って日本へ情報発信しますので、この機会に山の魅力を知っていただき、山に登るきっかけになれたらと思っています。

※上記のプロジェクト動画ですが、私は耳が不自由で話す事が出来ない為、字幕でプロジェクト内容を説明しています。少々長い動画になっていますが、視聴して頂けると嬉しいです。

■世界４大陸の山と標高８０００ｍ峰ヒマラヤ山脈の山ってどこ？

今回のプロジェクトで登山予定している山は・・・

西ヨーロッパ最高峰のモンブラン山（標高４８１０ｍ、フランス）

アラビア半島最高峰のナビー・シュアイブ山（標高３６６６ｍ、イエメン）

アフリカ最高峰のキリマンジャロ山（標高５８９５ｍ、タンザニア）

ヒマラヤ６０００ｍ峰最高峰のメラ・ピーク（標高６４６１ｍ、ネパール）

ヒマラヤ山脈の中で世界６位の高さを誇るチョオユー（標高８２０１ｍ、ネパール）

■なぜ、この山に設定したのか？そもそも、なぜ安い費用にこだわるのか？

世間で知られている有名な７大陸最高峰の山や８０００ｍ峰のヒマラヤ山脈などの山々は標高差が日本の富士山よりも高い山が沢山ありますが、世間では下記の事項通りに固定観念が定着してしまっているのが現状です。

・高度訓練を受けた熟練者のプロ登山家でないと登れない

・どこの山でも海外遠征費用は５０万～１００万以上もして高額

・８０００ｍ峰１４座のヒマラヤ山脈全部、一般人登山者は登山家でない限り、登るのは不可能

実はそうでもないんです。

例を挙げると、有名な東南アジア最高峰のキナバル山（標高４０９５ｍ、マレーシア）の場合、日本発のツアー会社の相場は日本語ガイド同行で平均１５万～２２万円もしますが、個人で現地へ行き、手配すれば費用は何と航空券込みで５万円程度なのです。

私は個人で現地手配（キナバル山は現地ガイド同行が義務）したので、費用は２万５０００円で登れました。（航空券を除いた金額）

標高３７７６ｍの富士山よりも高い山、標高４０００ｍ、５０００ｍ、６０００ｍ級の山に挑んでみたい。夢の話だけど、いつかは標高８０００ｍ級のヒマラヤ山脈、そして世界最高峰のエベレストに登ってみたいなぁ。でもプロ登山家並みのスキルがないし、費用が馬鹿にかかるから無理だよね・・・。と諦めてしまっている人達が意外と沢山いたりします。

そこで、私が設定した世界４大陸の山と８０００ｍ峰のチョオユーは、ある程度のスキルを積み、個人で現地と交渉すれば、安い費用で誰でも挑戦する事が可能なのです。

プロジェクト実行者の私が山までの交通アクセス、現地の登山費用、登山ルートの詳細、現地公募隊の外国人隊員とのコミュニケーション方法、自分自身がどこまで行けるか？等を検証しながらチャレンジしていく過程を日本の皆さんへ情報発信していきます。

※本格的に海外登山を目指している方をお手伝いする為に帰国後に講演、体験記を書籍化して出版するなど情報提供していく予定です。

※参考写真：私が持参した筆談ボードで外国人とコミュニケーションを取っている様子。

■プロジェクトを始める前までは、「耳が聞こえないから無理だ」と自分勝手に否定し、自分勝手に夢を諦め、夢を持たずに地味に働きながら平凡な人生を送っていたナガタカだった。

はじめまして、北海道出身のナガタカです。

私は生まれて数ヶ月後に感音性難聴になり、音の無い世界で生きる事になりました。

そして、自分が「こうやりたい」と思っても、周りの健常者何人かは「貴方は耳が聞こえないから危ないよ、止めた方がいい、無理だ」と言われた事が何回もあり、気が付いたら心の中で「自分はどうぜ耳が聞こえないから無理だ」と自分勝手に否定し、自分勝手に夢を諦めるといったマイナスの自分像が出来上がってしまいました。

夢を持たないまま学生生活を送ってきた自分は安定した収入を求めて卒業後に大手企業に就職し、平凡な人生を送ることになるのです。

社会人になった自分は旅が趣味で、長期連休を利用して日本各地、世界へあちこち周ってました。しかし、手元に残ったのは思い出だけで、毎回旅して帰る度に「楽しかったねー。またどこかに行こうかな。」と単純に作業を繰り返すだけで、「本当に今のままでいいのだろうか？」今の生き方に疑問を覚えていく日々でした。

■北アルプスの燕岳との出逢いがナガタカの人生を変えた。

２８歳の時に北アルプスに興味を持ち、最初の山に登ったのが北アルプスの燕岳（標高２７６３ｍ）でした。

初めての北アルプスに登り、初めて出逢った燕岳の絶景を目にして「これは・・・惑星？！」と衝撃が走ったのです。これが人生を変えるきっかけとなった燕岳の出逢いでした。

あれから山に夢中になり、毎週北アルプスに通ったり、長期連休を利用して日本各地の山に登り、ついに厳冬期雪山登山まで経験していくのです。

厳冬期雪山登山しているナガタカ

そして２９歳（２０１３年）になった自分は会社を退職して主任代行、部下の管理まで業務を行う等築き上げたキャリアをドブに捨てて世界一周の旅に出ました。

日本を発つ前までは、海外の山は費用が高いといったイメージを持っていた為、山に登るのは東南アジアのキナバル山だけにしようと予定していました。

が、

実際に旅を通して海外の山は個人で登れる山があれば、現地のツアーに参加して登った方が、日本発のツアーよりも１０分の１以下で安く登れるというのを知ったのです。

それをきっかけに、山旅で世界一周しようと急きょテーマを変えて半年間、北米、南米、東南アジアの山に登りながら東半球を周って行きました。そして人生初の標高６０００ｍ級の山に登頂した時点で気が付けば、いつの間にかエベレスト登頂の夢を持つようになってしまいました。

２０１３年９月２７日～２０１４年３月２２日まで（６ヶ月）周った山旅世界一周の前半ルート、訪問国１８ヵ国、海外６座登頂。

■山頂にある”美しい絶景”は登頂した人でしか見れない、登山者だけの特権。それを私が皆さんに送り届けたい。

標高６０００ｍ級のワイナポトシ山頂（標高６０８８ｍ、ボリビア）から見た美しい絶景。

今まで生涯、陸、海、離島、山を旅して来た中で山頂から見た絶景が一番美しかった。

こんなに美しい絶景に魅せられると、言葉をどう表現したらいいのかわからない位、「うおおーっ」と興奮、感動を覚えてしまうのと同時に今まで自分が考えたり、悩んでいた事がちっぽけだなぁと感じさせられてしまいます。それで人生観がガラリっと変わってしまった人がいても珍しくありません。それほど、絶景パワーは凄いのです。

今生きている間に素晴らしい絶景と出逢えないまま生涯を終えるのは非常に勿体無いです。

私は毎回、山頂で美しい絶景と出逢う度に”生きていて良かった、人生捨てたもんじゃない。”と生きている喜びを再確認させられます。

だから、今度は私が山に登れない、都合上でなかなか行けない人の為に、命を懸けて登り、山頂から見た美しい絶景を撮って皆さんに伝えたい、送り届けたいです。

■ナガタカの登山歴とお気入りの絶景を紹介

登山活動した年数：２年（２８歳～２９歳）

【日本で登山した山】

北海道・・・紋別岳、風不死岳、漁岳、恵庭岳、トムラウシ山、旭岳、余市岳、樽前山
山梨県・・・富士山、金峰山、北岳、間ノ岳
群馬県・・・妙義山（３回）
長野県・・・燕岳、蝶ヶ岳(2回)、常念岳、大天井岳、西岳（西岳、常念山脈縦走）、前穂高岳、奥穂高岳、槍ヶ岳、西穂高岳、木曽駒ヶ岳、八ヶ岳（東天狗岳、赤岳）、乗鞍岳、仙丈ヶ岳
愛媛県・・・石鎚山(天狗岳)
鹿児島県・・・宮之浦岳（屋久島）

ナガタカのお気入りの山

１位・・蝶ヶ岳（常念山脈）
２位・・木曽駒ヶ岳（中央アルプス）
３位・・仙丈ヶ岳（南アルプス）
４位・・奥穂高岳（北アルプス）
５位・・槍ヶ岳（北アルプス）

　北アルプス・蝶ヶ岳（標高２６７７ｍ）山頂から見た槍穂高連峰の夕日絶景

【海外登山した山(現在６座目)】

カナダ...トンネルマウンテン(標高1680m)
エクアドル...ピチンチャ山(標高4696m)
ペルー・・・ワイナピチュ山（標高2693ｍ）
ボリビア...チャカルタヤ山(標高5400m)、ワイナポトシ山(標高6088m)
マレーシア...キナバル山(標高4095m、東南アジア最高峰)

海外トレッキング

ーアルゼンチンー
フィッツロイ山(標高3359m、悪天により撤退)
アコンカグア山の南壁4000m(南米最高峰、標高6962m)

 カナダ・バンフのサルファー展望台から見たカナディアンロッキー山脈の絶景

エクアドル・ピチンチャ山頂（標高４６９６ｍ）から見た絶景

マレーシア・キナバル山頂（標高４０９５ｍ）から見た影キナバルの絶景

アルゼンチン・ミラドール（標高４０００ｍ）から見た南米最高峰のアコンカグア（標高６９６２ｍ）の絶景

■山旅世界一周の後半ルート予定

２０１４年８月下旬に出発、２０１５年６月に帰国予定

訪問国：２０ヵ国予定（※日程、金銭都合によりルート変更あり）

海外登山予定：

西ヨーロッパ最高峰のモンブラン山（標高４８１０ｍ・フランス）８月下旬予定

アラビア半島最高峰のナビー・シュアイブ山（標高３６６６ｍ、イエメン）１１月予定

アフリカ最高峰のキリマンジャロ山（標高５８９５ｍ、タンザニア）来年１月予定

ヒマラヤ６０００ｍ峰最高峰のメラ・ピーク（標高６４６１ｍ、ネパール）来年３月予定

ヒマラヤ山脈の中で世界６位の高さを誇るチョオユー（標高８２０１ｍ、ネパール）来年４月予定

※天候状況、治安情勢、金銭都合により登山予定変更可能性あり

その他：ヨーロッパ最北端ノ―ルカップ岬、ヨーロッパ最西端ロカ岬、世界最北端の島、アフリカ最南端のアガラス岬到達目標。

■資金内訳について

今回のMAKUAKEプロジェクトでは、山旅世界一周に必要な資金５００万円のうち、３００万円を募らせていただきます。

 
必要な経費は、航空券（燃油サーチャージ込）、海外生活費（宿泊費、食費込）、予防接種、撮影機器（周辺機器込）、登山装備道具、低酸素トレーニング施設使用料、ビザ代、クラウドファンディング手数料、登山ガイド料、入山料、ポーターなど

※今回のプロジェクトは絶対に実現させたいので、仮に目標金額を満たせなかった場合、銀行ローンを組むなど自腹覚悟で８０００ｍ峰ヒマラヤ山脈に登るつもりです。

もし目標の金額３００万円を大きく上回った場合、次のエベレスト遠征軍資金としてまわせていただきます。

■”夢を“夢のままで終らせないでほしい、「やればできる」生きる勇気と夢を持って挑んでほしい

※左がナガタカ本人。

健常者社会の中で生きている障がい者達の大半が「私は障害を持っているから、健常者みたいにやりたい事ができない。だから、夢は夢のままで終わってもいい。」と夢を諦めてしまったり、健常者から「貴方は障害を持っているから危険だ、責任持てないので受け付けない」と差別を受け、夢を簡単に諦めてしまっている人がいます。

しかし、世界中にいる障がい者たちの場合、国によっては一切仕事を与えてくれなかったりする等、日本よりもっとひどい差別を受けています。

私は２０１３年９月～２０１４年３月まで６ヵ月間、世界一周の旅を通して何人かの外国人ろう者（聴覚障害）と出逢ってきたなかで、発展途上国や後進国のろう者の大半が健常者社会での差別により、仕事は単純作業でしか与えてくれなくて、低収入しか得られなかったり、障がい者を雇ってくれる会社も見当たらないまま無職になり、親の金で暮らすだけで精一杯という人が多かったという。

日本も健常者社会で障がい者に対する差別や偏見はまだ残っているが、生活面では他の国と比べて日本は生活水準が高い国で、生活環境もかなり恵まれていると思う。それに健常者と障がい者は皆同じ人間。だから、障がい者だって夢を叶える権利はある。

それに人生は一度しかない。

健常者社会に差別されたからといって、夢は簡単に諦めてほしくないです。「夢を諦めるのは簡単、夢を追い続けるのは難しい」って言いますけど、自分からしたら夢を諦めることの方が難しい。

人生を例えるなら山で、生まれた時からもうすでに人生の山に登り始めていて、「夢が叶う」頂上を目指してずっと登っていくんですよね。人生登山途中に「夢を諦める」といった下山ルートが数個所あるが、もし登るのが苦しくなって頂上を諦めて下山しちゃうと、下界で待っているのは“死ぬまで一生後悔”でしかない。自分は死ぬまで一生、後悔と付き合いながら生きていける自信なんてない。だから自分は「夢を叶う」頂上を目指して登り続ける。

私が頂上に立つことで“耳が聞こえなくてもできた。”挑む勇気と夢を持つことの大切さを各メディアに通して日本、世界へ伝えたいです。そして障害者に対する偏見を無くし、健常者と公平に夢を持ってほしい、悔いのないように生きてほしい。

これが私の思いです。

あとがき

今回の山旅世界一周は普通の世界一周の旅と違って、雪崩、滑落、クレバスによる落下、高山病など、危険が沢山ありますが、山頂でしか見れない美しい絶景、勇気と夢を皆さんへ送り届ける為に、命を懸けて生きて帰れる事を前提に登山して行きたいと思います。

皆様のお力添えを何卒宜しくお願い致します。