「波音」第三弾　誕生！

「波音」奏でるワインプロジェクトとは

九十九里産のぶどうを使い、魚介のお料理や海のシーンに似合うワインを生み出すプロジェクトです。

プロジェクトスタート時の2020年からmakuake様にて販売し、お陰様で、今回で3回目の実施となりました。

徐々に比率を上げ、2022年ヴィンテージは九十九里産ぶどうを60％使用し一段と果実味豊かなワインとなりました。

ビールのように楽しめる海の発泡ワインを、ぜひお楽しみください。

ご挨拶

当ページをご覧いただき、誠にありがとうございます。海のワインプロジェクトの鈴木と申します。

海のワインプロジェクトは、九十九里産のぶどうを使い、「魚介のお料理や海のシーンに似合うワイン」をコンセプトに、2020年よりスタートしました。

2023年より、「九十九里町に新たな産業を」をコンセプトに加え、株式会社オフィス・ステージを設立。九十九里町産ワイン醸造のためのワイナリー建設を目標に取り組んでおります。

九十九里浜と同じ砂質土壌で栽培したブドウは、爽やかな口当たりのワインへと生まれ変わります。

九十九里町における当プロジェクトの取り組み

①耕作放棄地の開墾

これまでに５０アールの耕作放棄地を開墾し、ぶどう畑へと生まれ変わらせました。

開墾した圃場は除草剤を使用せず、草生栽培を行っています。刈り取った草が土壌生物によって分解され肥料となりぶどうを育てます。

②循環型農業

剪定枝を炭にして土壌に撒くなど、従来の化学農薬だけに頼らない環境にやさしい農業を行っています。

③空地の再利用

片貝漁港近くの空き地を購入。これから、九十九里町の新たな産業としてワイナリー建設を計画しています。

特徴

九十九里町におけるぶどう栽培

①砂質土壌の魅力

水はけが良く、痩せた土壌です。

軽やかな酸とフルーティーな味わいが特徴のワインとなります。

②自根栽培

砂質土壌故、ぶどうの天敵であるフィロキセアの被害を受けません。

弊社では、一部自根栽培をしており、ぶどう本来の味わいを楽しんでいただけます。

波音は、自根のマスカットベーリーAを使用しています。

昔ながらのワイン醸造

足踏みぶどう破砕

ぶどうの種や皮を痛めることなく果汁を抽出することにより、雑味や渋みが少なく柔らかい味わいのワインになります。

手間と時間はかかりますが、この工程により、ワインに独特の風味やキャラクターを生み出すこともあります。

澱（おり）引き

発酵後、ワインからタンパク質やぶどう繊維など、澱と呼ばれる濁り成分がタンクの底に沈殿します。分離した澱を除き、上澄みだけを抜き出す工程を澱引きと呼びます。

ドメーヌヒデでは、ワインの酸化を防ぐためにあえてポンプは使用せず、高低差を利用した澱引きを行っています。

食事を邪魔しない柔らかな味わい

波音は優しい微発泡ワインです。

BBQやキャンプ、海のレジャーなどアウトドアでお楽しみください。

口当たりなめらかで、乾杯ワインとしてもご利用いただけます。

「波音」誕生ストーリー

私は、進学を期に都内で20年生活していましたが、帰省のたびに大好きだったお店が閉店し、寂しい思いをしていました。2011年の震災時、私は都内の高層ビルで被災しました。ネットニュースで、太平洋側の東日本に津波が襲うことをしり、いてもたってもいられなくなり、故郷を思う自分の気持ちの強さを改めて感じました。このころから、私もいつか九十九里町に帰り、町の力になりたい。九十九里町を元気にしたいという思いが強くなりました。丁度その頃、山梨県でブティックワイナリー立ち上げの準備をしていることを知り、事業立ち上げを学ばせていただくために手伝いに加わり、醸造栽培技術を学びました。その中で、栽培の楽しさ・ワインの魅力・ワイナリーの活気に魅せられていき、いつか九十九里町でワイナリーを立ち上げたいという思いが芽生えました。

●最初の取り組み

まず最初に行ったのは、耕作放棄地の開墾です。放棄された畑は、背丈ほどの雑草が生い茂っていました。数日かけ雑草を刈り、垣根の施設を手作りしました。

九十九里町で醸造用ぶどう栽培をしている農家さんがいなかったため、この土地に合う品種がわかりませんでした。その為、初年度にはマスカットベーリーA 、甲州、シャルドネ、メルローの4品種各100本をテストで定植しました。しかし、翌年、甲州は芽を出さず、、、。土壌が合わなかったのか、ほぼ全滅してしまいました。一方、マスカットベーリーAは順調に成長！マスカットベーリーAを主体とした商品を作ることとなりました。

ワインの名前の由来

九十九里町のPRになるような名前にしたいと考えました。波音の他、shiosai、buddy、take off　など、海やサーフィン、ダイビングに因んだ名前シリーズを出していきます。

波音のエチケットには、九十九里町の名産品が2つ描かれています。皆さん、わかりますか？

これから

ワイナリー建設を致します！

九十九里産ワイン醸造に向け、ワイナリー建設の準備を進めています。

開設予定地は、「白砂青松100選」や「渚百選」に選ばれる九十九里浜から約800mの場所です。近隣には海の駅や漁協の直売所があり、観光客に海の町の魅力を伝えるスポットとなっています。

この土地には築100年以上の建物が建っているのですが、東日本大震災の時に津波の被害を受けながらも倒壊せず耐えている姿に感動し、この場所に決めました。建物の使える部分は再利用つつワイナリーとして生まれ変わらせ、九十九里町の新たな名産品を作っていきたいと考えています。

リターンについて

●波音

発泡ロゼワイン 2022年ヴィンテージ Makuake先行販売

生産本数139本

九十九里産マスカットベーリーA約60％

山梨県産マスカットベーリーA約40％

マスカットベーリーAは、イチゴとベリーを感じさせる甘い香りと味わいが特徴です。搾汁後、一番きれいな上澄みだけを取り出し仕込むロゼは、特に爽やかな味わいとなります。心地よい炭酸は、海水浴やBBQにぴったりです

●buddy

白ワイン　 2022年ヴィンテージ Makuake先行販売

生産本数56本

山梨県産モンドブリエ約46％

九十九里産シャルドネ約37％

山梨県産シャルドネ約17％

モンドブリエ由来の芳醇なバニラの風味がありながらも重くなりすぎず、すっきりとした味わいに仕上がっています。小さな白いお花やハーブの爽やかな香りも一緒にお楽しみください。

●shiosai

赤ワイン　 2022年ヴィンテージ Makuake先行販売

生産本数57本

九十九里産メルロー約52％

山梨県産メルロー約48％

悠々とした草原をイメージさせる草や土の香が特徴のワインです。九十九里の潮騒を聴きながら育ったぶどうからは、塩味を含んだ旨味が引き出されました。柔らかなタンニンの中に独特の風味があり、ラム肉やエスニックのお料理とも合わせてお楽しみください。

●栽培体験（剪定）

翌年使う枝を選び、不要な枝を切り落とす作業です。翌年以降の樹形にも影響する重要な作業の為、剪定体験できる圃場は多くはありません。どの枝を残すか、ポイントを抑えながら選ぶワクワクの作業を、是非ご体験ください。

●ポストカードセット

雄大な九十九里浜やぶどう畑の写真をポストカードにしました。6枚セットでお届けします。

以下一覧です！

スケジュール

・2023年10月31日 本プロジェクト開始

・2023年11月末 本プロジェクト終了

・2023年12月〜2024年1月 リターン準備、2024年2月末までお届け予定

・2024年2月3日（土）栽培体験（剪定体験）※雨天延期　延期日：2024年2月10日

実行者紹介

栽培から醸造まで気持ちを込めて造りました。

応援よろしくお願いいたします。

鈴木麻美