今や家族同然、大事な「ペット」猫ちゃんのためにパワーストーンを付けたお守り首輪「ねこのわ」

人がパワーストーンを身に付けて「お守り」としているのと同じように、ペットが健康でいられるよう家族との絆が深められるように首輪に付け、京都で創業1764年の老舗念珠職人がひとつひとつ丁寧に手作りで作り上げました。

京都で創業1764年、現当主10代目の念珠（珠数）屋中野伊助と申します。

そもそも事の発端は、

念珠（珠数）は約2500年前に釈迦が起こした仏教と共に念仏などの数を数える法具として生まれ、日本へは聖徳太子の時代・天平年間に伝来しました。

以来約1500年間伝承伝統工芸のひとつとして現代に引き継がれてきましたが、時代の流れとその起源の意味から今では「お守り」のひとつのカタチとして考えられています。

ライフスタイルの変化の時代に寄り添う「お守り」文化としての念珠（珠数）の新しいカタチを模索する中で、2016年から京都・同志社大学商学部高橋ゼミナールと産学連携を開始しました。

学生さんの意見として「今ではペットは家族同然、外へ出かける猫は目が行き届かないから心配だし、また最近の頻発する災害時にすばしっこく逃げてしまう猫の身にお守りがついていれば安心できる」との発想から、

人がパワーストーンを身に付けてお守りとしているのと同じように大事な家族の一員であるペット「ねこ」ちゃんの首輪にパワーストーンを付けることで飼い主が安心できるよう、心の拠り所として、

なお且つおしゃれな首輪、つける猫ちゃんがよりかわいく見えるような首輪を製品化させたいと思いました。

さらに京都らしさ、お守りとしての意味を込めるためペット供養で著名な「法雲寺」様で祈念していただけることになりました。もし将来大事なペットが亡くなった時にも安心して「法雲寺」様で供養してもらうことができます。

※法雲寺（浄土宗西山深草派）

閑静な京都の隠れた奥座敷・西賀茂の高台にあり目の前には比叡山をはじめ東山三十六峰の絶景が目の前に広がる風光明媚なロケーション。境内地1000坪の中には高さ10ｍを誇る石造・十一面観音像が鎮座しています。京都の観光がてらに亡くなったペットのお墓参りができる良さがあります。

ペット供養用祭壇

お寺から見える東山三十六峰のひとつ霊峰「比叡山」

※「ねこのわ」は、こんな風です。

※ねこのわスペック

全長：約23センチ

パワーストーン：アベンチュリンクォーツ10㎜珠・健康を意味します

本体：合成皮革・シルク組紐・シルク房（着脱式）

金具：真鍮

重さ：約10グラム

念珠（珠数）の製法と取り入れた首輪です。正絹（シルク）の紐をハンドメイドで合成皮革に巻き付けています。「巻く」という作業は「言うは易し、行うは難し」で慣れないと寄れたりしてまっすぐ巻くのは難しい作業です。そこで時間をかけ職人が丁寧に巻き付けています。また房部分も正絹（シルク）で念珠（珠数）の房と同様に作られる「切房」を使用しました。細い糸でしなやかに、まるで風になびくような軽やかさが特徴で、もし房先がよれてきても「湯のし」という薬缶でお湯を沸かす際にでる蒸気に房先を当て（湯気でやけどしないよう注意が必要）、濡れて暖かい状態のときに軽く指でまっすぐ引き延ばすようにすることで元の房先状態に戻ります。その房部分についているのがパワーストーンのひとつ緑色の玉「アベンチュリンクォーツ」です。その言葉は「健康」を意味し、身に付ける「猫」ちゃんの「健康」を祈念しています。金具には安全パーツを使用し、負荷がかかると外れるようになってます。「猫」ちゃんが飛び降りた際、何かに引っ掛けると怖いのでこのパーツを使用しています。（注・ある程度の負荷がかからないと外れません）

※シルク房は画像のように着脱式です。

普段は、大玉の付いた首輪だけにし、お出かけやおめかしの時には房をつけるなど自由にお使いいただけます。

この「ねこのわ」を多くの方々にしってもらいたく商品紹介専用ホームページを立ち上げたいと思いました。なにぶん老舗とはいえ伝承伝統工芸は厳しいのが現状、ホームページ立ち上げ費用と商品開発費用を調達したいのです。是非よろしくお願い致します。

※リターン一覧

①￥3000コース
お礼メール+商品紹介HPのお名前記載+日本手拭い「長寿の心得」

②￥5000コース
①に加えて+オリジナル黒瑪瑙ブレスレット

③￥10000コース
②に加え+祈念いただく「法雲寺」様の特別拝観

④￥17000コース
③に加え+完成品30％OFF（※20個限定）

⑤￥18000コース
③に加え+完成品20％OFF（※50個限定）
 

⑥￥19000コース
③に加え+完成品10％OFF

※中野伊助について

当店がございます京極町（寺町通松原上ル）は、平安京の五条大路東 京極大路にあたり、平安時代末には歌人・藤原俊成（高名な元公家　冷泉家の祖先にあたる『新古今和歌集』や『小倉百人一首』の選者で、この歌集で歌われている「来ぬ人を　松帆の浦の夕なぎに　焼くや藻塩の身もこがれつつ」の作者で著名な藤原定家の父君である。）の邸宅がありました。『平家物語』や謡曲『俊成忠度』には平家が都落ちするとき、引き返して来た平忠度が俊成の家を訪ね、自作の歌「楽浪や志賀の都は荒れにしを昔ながらの山桜かな」を託し、俊成はこの歌を詠み人知らずとして『千載和歌集』に入集したことが語られています。

この京極町に当店が珠数屋を営みましたのが、明和元年(1764)。仏教が日本に伝来して以来、法具である珠数は専門職として寺院の中だけでその技法が受け継がれていたため、珠数屋が職業として成立したのは当店が創業を始めた18世紀の事でした。各宗派の大本山が集まる京都に寺院から独立した珠数屋が誕生したのは、当然の成り行きと言えましょう。

珠数は素材から形式・製造法に至るまで、経典に詳しく定められている法具です。現存する珠数の中では東大寺の正倉院に収められているものが一番古く、その形態は変わる事なく受け継がれ、機械が発達した現代でもすべて手作業で作られます。

一玉一玉が人間の煩悩をあらわし、持つ人の身を守る珠数。当店が心をこめて手作り致しました珠数を、どうぞ大切にお使い下さい。

弊社略歴

　創業　　　明和 元年　（1764年）

　法人設立　平成 6 年　（1994年）

　　　　　　平成18年（2006年）　NY国連本部にて実演、平和念珠寄贈

　　　　　　平成22年（2010年）　弊社会長 京都市伝統産業技術功労者

　　　　　　　　　　　　　　　　　　「京の名匠」受賞

　　　　　　平成24年（2012年）京都市主催「京もの海外市場開拓事業」参加

　　　　　　　　　　 中国・上海、フランス・パリにおいて継続催事

※最後に

伝承伝統工芸はライフスタイルの大幅な変化の中、綿々として受け継がれ繋がってきた日本固有の「文化」ですが、そのままのカタチで生き残ることはもはや大変です。当店は「念珠（珠数）」から「首輪」へのチャレンジですが、この切口(考え方）がうまくすすめば他の工芸への試金石になると考えています。違うカタチでもベース（意味）は本来のモノです、それが今後の伝承伝統工芸の生き残る道のひとつになってくれるための、今そこにある危機にチャレンジです！

是非よろしくお願い致します。