にしき食品は、日本におけるレトルトカレー黎明期からレトルト食品を専門に開発・製造を40年以上続けてきました。レトルト食品は、120度以上の高温で加圧加熱殺菌する工程により常温長期保存が可能になります。レトルト開発において最も難しいのがレトルト殺菌後の味の変化を考慮したレシピ設計であり、経験や技術が求められるポイントです。

私たちの強みは素材を生かした味づくり。長年クライアント様の要望にお応えすることで、その技術を磨き上げ経験を積み重ねてきました。現在ではその開発力を信頼いただき、80社以上・年間500商品以上のOEM製造を手掛けています。国内のレトルトカレーの製造数においては、大手食品メーカーと名を連ね5本の指に入るほどまでに成長しました。皆さんが普段何気なく食べているレトルト食品の中にも私たちにしき食品が手がけたものがあるかもしれません。

そんなにしき食品が展開する自社ブランドがこの「NISHIKIYA KITCHEN」です。NISHIKIYA KITCHENでは"世界の料理を「カンタン」に。" をコンセプトに、レトルトカレー約60種類をはじめスープやパスタソースなど約120種類の商品を取り揃えております。

マイルドでクリーミーな甘口カレーだけが
バターチキンカレーではありません。

マイルドだけではない味わいをぜひ日本でも楽しんでいただきたいという思いにかられ、今回3種類のバターチキンカレーをご用意しました。

ニシキヤキッチン定番の「バターチキンカレー」はインド研修で訪れた、現地レストランの味わいをお手本に、乳製品やカシューナッツのコクと、トマトの旨みを絶妙なバランスで組み合わせました。

「クリーミーバターチキンカレー」は定番のバターチキンカレーよりも生クリームをはじめとした乳製品を多く配合しました。たっぷりの生クリームとカシューナッツがコク深い、濃厚な味わいです。

「スパイシーバターチキンカレー」はトマトの酸味を生かしたすっきりとしたソースで、スパイシーさを引き立てました。マイルドでクリーミーなイメージのバターチキンカレーとはひと味違う、あと引く辛さが特長の辛口バターチキンカレーです。

海に面した南インドだからこそ生まれた
魚介類を使ったカレー

海に面した南インドケララ州を代表するのが「ケララフィッシュ」と呼ばれるフィッシュカレー。今回登場する「南インドのクリーミーフィッシュカレー」はキハダマグロの旨みとココナッツミルクのクリーミーな味わいに、タマリンドの程よい酸味がきいたフィッシュカレーに仕上げました。

そして「南インドのシュリンプカレー」は現地の料理教室で学んだ味わいをお手本に、さらにニシキヤキッチン流にご飯に合う食べやすい味わいにブラッシュアップしました。エビの旨みとココナッツミルクの濃厚な味わいに、カレーリーフが爽やかに香る、シュリンプカレーです。

混ぜるとおいしさ倍増
組み合わせても楽しめるベジカレー

インドでは数種類のカレーを一緒に食べる食スタイルがあります。特にベジカレーは単品で味わった後に、少しずつ他のカレーと混ぜながら味の変化を楽しみます。
そのため、ベジカレーは各種100gでご用意しました。

「フレッシュチーズとほうれん草のカレー」は北インドで親しまれているベジカレーの代表格。ほうれん草と生クリームの旨みがフレッシュチーズに絡んだ濃厚ベジカレーです。

「ひよこ豆の濃厚トマトカレー」はトマトの旨み、フライドオニオンの甘みとコクが溶け込んだ濃厚なカレーソースに、ニシキヤキッチンオリジナルの北インド風ガラムマサラを加えて、スパイスが香る奥深いカレーに仕上げました。

「北インドのマッシュルームカレー」はインド研修初日に訪れたレストランで食べたところ、そのおいしさにその場で商品化を決めた一品。たまねぎを使った香ばしいソースに、マッシュルームの旨みが溶け込んだカレーです。

「南インドの豆と野菜のスープカレー」は「サンバル」がお手本。サンバルは日本のみそ汁的存在とよく例えられるほど南インドのカレーを語る上では外せない存在です。きまめペーストのコクと風味を生かし、タマリンドとレモンの酸味にピリッとした辛みをきかせて仕上げたスープカレーです。

こうして2010年、私たちのインド研修がスタートしました。研修は2010年から毎年実施しています(コロナウイルス感染拡大の期間を除く)。こだわりの強い開発集団とも言えるニシキヤキッチン開発メンバーはこのインド研修を経て、レシピ作りにつながるさまざまな知識を蓄えています。

日々カレーと向き合う開発メンバーが何度足を運んでも新たな学びがあり、インド料理の奥深さにさらなる可能性を感じます。

ー実際のインド研修の様子

昨年2023年4月に実施したインド研修でも、インド国内で様々なカレーを食べてきました。それだけでなく、レストランやホテルでは厨房の中に入れてもらって実際に作られている現場を見たり、料理教室で作り方を教わったり、市場で本場の食材を見て触れて味わってみたり、さらには現地インドの方に私たちのカレーを食べてもらったり。おいしいカレーを作りたいという強い思いのもと、開発メンバーの探究心はとどまることを知りません。

日本人でも食べやすいけど、本格的にグレードアップした味わいをお届けするため、さまざまな角度からインド料理に触れ、インド各地を巡り、そのポイントを探しました。

ーインド研修2023

今回、着目したのが北インド発祥の「バターチキンカレー」です。近年日本でも馴染みあるインドカレーとして浸透していますが、クリーミーでマイルドな甘口カレーというイメージが強いでしょう。

ーインド研修で訪れたバターチキン発祥の店

しかし、インドでは辛口だったり、チーズでコクをつけたものがあったりと、インドを訪れた際、まだ日本では知られていない味わいのバターチキンカレーとの出会いがありました。今まで知らなかったバターチキンカレーの魅力を知れば知るほど、マイルドだけではない味わいを楽しんでいただきたいと思い、3種類のバターチキンカレーを作ることにしました。

辛さの違いはもちろんですが、それぞれの辛さにあった味わいを追求した3種です。濃厚でクリーミーな甘口バターチキンカレー、絶妙なバランスが生み出す本格的な定番バターチキンカレー、そしてトマトの酸味で辛さを引き立てた辛口バターチキンカレーと、それぞれ全くイメージの異なる味わいです。ぜひ、3種類を食べ比べてみてください！

南インドでは、「南インドのシュリンプカレー(プラウンマサラ)」に着目しました。海に面した南インドでは、日本ではあまり馴染みのないお魚を使ったフィッシュカレーをはじめ、海鮮を使ったカレーが多く見受けられます。プラウンマサラも南インドで親しまれる海鮮カレーの一つです。

2023年のインド研修中に料理教室で教わったのがこのプラウンマサラでした。そのおいしさに一同衝撃を受けました。今まで食べたカレーの中で一番おいしい！という声も続々。この衝撃のおいしさを商品化し、日本に広めたいと思いました。

ーインド研修中、料理教室の様子

長年インドカレーに取り組んでいるニシキヤキッチンのインドカレーのラインナップに、エビのカレーはありませんでした。南インドで親しまれている魚介類を使ったカレーの中でも、日本人の好きな食材であるエビを使ったカレーなら、多くの方にインドカレーの魅力を伝えられるのではないかと考え、今回新たにエビを使ったインドカレーをつくりました。

本場インドのカレーのおいしさを再現するには欠かせない材料がいくつかありましたが、日本とインドの距離ではその食材が手に入らないということも…。でもおいしいカレーを、インドカレーの魅力を、日本に広めたい。そんな強い思いのもと、私たちは食材も「ないならつくる」を実践しました。

インド料理の基本は「素材＋スパイス＋塩」というシンプルな構成です。だからこそ素材本来の旨みをスパイスと塩が引き出し、おいしく仕上げることができます。ニシキヤキッチンでもその基本にならい、素材のを生かした味づくりを実践しています。だからこそ、土台となる水、塩、油にもこだわりました。

こだわりを詰め込み、納得のいくインドカレーをつくるために、調理工程にもたくさんのこだわりが生まれました。ほんの一部ですが、ご紹介します。

チキンの漬け込みと焼き上げ

レトルトにかければ火が通るチキンですが、おいしさを追求して、チキンをヨーグルトやスパイスに漬け込み、さらに焼き上げて使用しています。漬け込んでから焼き上げることで、焼いたお肉の旨みや香ばしさ、スパイスの香りがソースに溶け込み、よりおいしく仕上がります。

カシューナッツをペーストに

バターチキンカレーに欠かせないカシューナッツは自社でペースト状に加工をし、ソースに加えています。本場インドのバターチキンカレーは、カシューナッツの香りやコク、パルプ感がポイント。自社で加工して加えることで、カシューナッツ由来のとろみもつき、より本場のバターチキンカレーに近づけました。

スパイスのテンパリング

ブラウンマスタードシードやクミンシードなどのスパイスをテンパリングして使用しています。テンパリングとは、油にホールスパイスを加えて熱し、油にスパイスの香りを移す手法です。テンパリングをすることで、カレー全体の風味をよく仕上げています。

原料を組み合わせる

例えば北インドのマッシュルームカレーのたまねぎは、2種類のたまねぎを使用しています。甘みが強く感じられるものと、香ばしさやコクが強く感じられるものと、異なる特長を持ち合わせた玉ねぎを組み合わせて使用することで、より深みのあるソースに仕上げています。他にも、南インドのシュリンプカレーでも2種類のココナッツを組み合わせることで特有の風味や濃厚な味わいを生み出しています。これらはさまざまな組み合わせを試すことでたどり着いたおいしい組み合わせなのです。

前年より取り組みはじめたインドカレー。商品開発を進めてついにこの年、はじめてニシキヤキッチン(当時：にしきや)にインドカレーが登場しました。

インドカレーを何種類か混ぜながら食べる食べ方も体験していただきたいという思いから、内容量を180gから100gへリニューアルしました。

そして私たちのこだわりが過ぎてしまったのは、まだインドカレー自体が日本であまり馴染みがない2016年。なんと商品ラインナップを32品に増やしました。市場にはない品揃えや、本格的な味わいを取り揃えました。ありがたいことにインド通の方からは高評価をいただきました。

そして2019年には、インド通の方に限らず、もっと多くの方に楽しんでもらいたいという思いから、32品のラインナップのうち人気の高いアイテムを中心に日本人に好まれる味を9品に抜粋。一般的なカレーと同じように召し上がっていただける内容量180gのものと、お試しや組み合わせて食べるようなお好みの食べ方が楽しめる内容量100gのカレーの2種類を用意しました。

この年はニシキヤキッチンにとって激動の一年。「にしきや」から「NISHIKIYA KITCHEN」へリブランドしました。インドカレーも合わせてより本格さが伝わるようなパッケージへ一斉リニューアル。さらには、この年2品新しいインドカレーを発売しました。

そして今年、新たに本格インドカレーとして9品をリニューアル発売します。ぜひこの機会にニシキヤキッチンの集大成をご自宅でお楽しみください。

原材料名：
トマト・ピューレーづけ（イタリア製造）、鶏肉、炒めたまねぎ、クリーム、トマトペースト、カシューナッツ、香辛料、精製はちみつ、ギー（バターオイル）、発酵乳、チキン風味調味料、なたね油、食塩、にんにく、おろししょうが、全粉乳、（一部に乳成分・カシューナッツ・鶏肉を含む）
内容量　：180g
賞味期限：製造から18か月（お届け時14か月以上）
保存方法：直射日光を避け、常温で保存してください。
製造者　：株式会社にしき食品
　　　　　宮城県岩沼市下野郷字新関迎265-1
本品に含まれる特定原材料等28品目：乳成分・カシューナッツ・鶏肉
※本品製造ラインでは、卵・小麦・えび・かに・落花生を含む製品を生産しています。（特定原材料対象）

原材料名：
鶏肉（ブラジル）、トマト・ピューレーづけ、クリーム、カシューナッツ、炒めたまねぎ、ギー（バターオイル）、加糖練乳、トマトペースト、香辛料、発酵乳、チキン風味調味料、全粉乳、食塩、にんにく、おろししょうが、なたね油、（一部に乳成分・カシューナッツ・鶏肉を含む）
内容量　：180g
賞味期限：製造から18か月（お届け時14か月以上）
保存方法：直射日光を避け、常温で保存してください。
製造者　：株式会社にしき食品
　　　　　宮城県岩沼市下野郷字新関迎265-1
本品に含まれる特定原材料等28品目：乳成分・カシューナッツ・鶏肉
※本品製造ラインでは、卵・小麦・えび・かに・落花生を含む製品を生産しています。（特定原材料対象）

原材料名：
鶏肉（ブラジル）、トマト・ピューレーづけ、炒めたまねぎ、トマトペースト、香辛料、なたね油、カシューナッツ、チキン風味調味料、ギー（バターオイル）、クリーム、砂糖、発酵乳、にんにく、おろししょうが、食塩、（一部に乳成分・カシューナッツ・鶏肉を含む）
内容量　：180g
賞味期限：製造から18か月（お届け時14か月以上）
保存方法：直射日光を避け、常温で保存してください。
製造者　：株式会社にしき食品
　　　　　宮城県岩沼市下野郷字新関迎265-1
本品に含まれる特定原材料等28品目：乳成分・カシューナッツ・鶏肉
※本品製造ラインでは、卵・小麦・えび・かに・落花生を含む製品を生産しています。（特定原材料対象）

原材料名：
トマト・ピューレーづけ（イタリア製造）、きはだまぐろ、ココナッツミルク、炒めたまねぎ、ココナッツミルクパウダー、なたね油、野菜（ししとうがらし、にんにく、香菜）、香辛料、食塩、おろししょうが、タマリンドペースト、レモン濃縮果汁、（一部に乳成分を含む）
内容量　：180g
賞味期限：製造から18か月（お届け時14か月以上）
保存方法：直射日光を避け、常温で保存してください。
製造者　：株式会社にしき食品
　　　　　宮城県岩沼市下野郷字新関迎265-1
本品に含まれる特定原材料等28品目：乳成分
※本品製造ラインでは、卵・小麦・えび・かに・落花生を含む製品を生産しています。（特定原材料対象）

原材料名：
ゆでえび（タイ製造）、炒めたまねぎ、トマトピューレー、ココナッツミルクパウダー、ココナッツクリーム、香辛料、なたね油、にんにく、食塩、おろししょうが、えび加工品、タマリンドペースト、（一部に乳成分・えびを含む）
内容量　：180g
賞味期限：製造から18か月（お届け時14か月以上）
保存方法：直射日光を避け、常温で保存してください。
製造者　：株式会社にしき食品
　　　　　宮城県岩沼市下野郷字新関迎265-1
本品に含まれる特定原材料等28品目：乳成分・えび
※本品製造ラインでは、卵・小麦・かに・落花生を含む製品を生産しています。（特定原材料対象）

原材料名：
ほうれんそうペースト（国内製造）、トマト・ピューレーづけ、チーズ、乾燥炒めたまねぎ、クリーム、なたね油、こまつなペースト、炒めたまねぎ、バター、香辛料、野菜（にんにく、香菜）、食塩、おろししょうが、ひよこまめパウダー、ケールパウダー、（一部に乳成分・大豆を含む）
内容量　：100g
賞味期限：製造から18か月（お届け時14か月以上）
保存方法：直射日光を避け、常温で保存してください。
製造者　：株式会社にしき食品
　　　　　宮城県岩沼市下野郷字新関迎265-1
本品に含まれる特定原材料等28品目：乳成分・大豆
※本品製造ラインでは、卵・小麦・えび・かに・落花生を含む製品を生産しています。（特定原材料対象）

原材料名：
ひよこまめ（アメリカ）、トマトピューレー、トマトペースト、乾燥炒めたまねぎ、きまめペースト、炒めたまねぎ、香辛料、野菜（ししとうがらし、にんにく、香菜）、なたね油、食塩、おろししょうが、（一部に大豆を含む）
内容量　：100g
賞味期限：製造から18か月（お届け時14か月以上）
保存方法：直射日光を避け、常温で保存してください。
製造者　：株式会社にしき食品
　　　　　宮城県岩沼市下野郷字新関迎265-1
本品に含まれる特定原材料等28品目：大豆
※本品製造ラインでは、卵・乳・小麦・えび・かに・落花生を含む製品を生産しています。（特定原材料対象）

原材料名：
野菜（マッシュルーム（フランス）、にんにく、香菜）、マッシュルーム水煮、炒めたまねぎ、トマトペースト、なたね油、乾燥炒めたまねぎ、香辛料、食塩、おろししょうが、砂糖、（一部に大豆を含む）
内容量　：100g
賞味期限：製造から18か月（お届け時14か月以上）
保存方法：直射日光を避け、常温で保存してください。
製造者　：株式会社にしき食品
　　　　　宮城県岩沼市下野郷字新関迎265-1
本品に含まれる特定原材料等28品目：大豆
※本品製造ラインでは、卵・乳・小麦・えび・かに・落花生を含む製品を生産しています。（特定原材料対象）

原材料名：
グリルなす（イタリア製造）、野菜（たまねぎ、にんにく）、きまめペースト、ドライトマト、なたね油、トマトピューレー、香辛料、食塩、乾燥炒めたまねぎ、でん粉、砂糖、おろししょうが、タマリンドペースト、レモン濃縮果汁、（一部に大豆を含む）
内容量　：100g
賞味期限：製造から18か月（お届け時14か月以上）
保存方法：直射日光を避け、常温で保存してください。
製造者　：株式会社にしき食品
　　　　　宮城県岩沼市下野郷字新関迎265-1
本品に含まれる特定原材料等28品目：大豆
※本品製造ラインでは、卵・乳・小麦・えび・かに・落花生を含む製品を生産しています。（特定原材料対象）

2024年4月26日（金）　Makuakeプロジェクト掲載開始

2024年5月14日（火）　Makuakeプロジェクト掲載終了

2024年5月22日（水）まで　順次発送

2024年5月下旬～6月初旬　商品一般発売（予定）

【一般発売後の販売店舗一覧】
NISHIKIYA KITCHEN
＜通販＞ 公式オンラインショップ
＜東京都＞ 自由が丘店 / 東京ミッドタウン店
＜宮城県＞ ララガーデン長町店 /岩沼店 / 仙台パルコ店 / 仙台国際空港店