北海道の東部に位置する、道内でも有数の観光地である「阿寒湖温泉」は国立公園の中にある温泉地で有数の観光地でもあります。

同じく北海道の十勝は農業王国。中でも本別町は寒暖の差から素晴らしい農作物たちの産地です。日本一の豆類の産地です。

そんな北海道で活動しているのは私たち「nosome」です。

地域の名刺になるような「色」をサスティナブルなかたちで表現しようと、温泉水と玉ねぎの外皮で染色を始めました。

阿寒湖温泉に住むアイヌ民族の方々は温泉を使った染色を昔から行ってきました。その方々に草木染めについて、温泉水の使い方を学びました。

そして本別町で農業を営む「助川農場」から出荷時に玉ねぎの外皮を廃棄していることを聞きました。２つを合わせて新しい染色方法を皆さんにデイリーウェアでお届けしたいと思いました。

今あるものと昔からあったものから新しいものをつくる。続けることを目指しています。

助川農場の助川嵩幸さん

阿寒湖温泉の源泉

ノーサムのメンバーは温泉民宿を営むもの、農業者、飲食業で集い活動しています。地域性を反映した服は阿寒湖から十勝の玉ねぎで染まりみなさまの手に渡るまで旅をします。仕事と地域をつなぎ、地域の名刺としてみなさまの生活に溶け込むように優しく淡い色に染めています。

その色は生活とともに色を変えていきます。

色が落ちた製品はまた当社で染め直すサービスを検討しています。より長くサスティナブルな取り組みを続けていきます。

onion dyeing tote

A4サイズの書類などがすっぽりと入るバッグです。

素材：コットン100%

color 左からAI yellow,TI pink,FE gray,CU brown

onion dye hoodie

cotton100% 14ozのヘヴィなボディを染色しました。身幅がしっかりとした丸みのあるシルエットです。

onion dye LS/T-shirt

7.5ozのボディで着丈が長めのすっきりしたシルエットです。裾部分のタグがレイヤードした際のアクセントになります。

onion dye socks

スニーカーやボトムスと合わせて楽しめるカラーソックスです。

size:free

onion dye cotton beanies

cotton100%でシーズン問わずに使えるビーニーです。

size:free

このプロジェクトを実行している、円城寺篤と申します。

このプロジェクトはローカルのつながりが生んだものです。普段の暮らしでは一緒になることがなかった「もの」「こと」が繋がって地域の新しい「個性」や「文化」になっていくことを実感しながら歩んでいます。

これを長く継続していくためには「環境」が大切になります。人にも環境にもサスティナブルなプロジェクトを目指しています。