最近見かけなくなった蝿帳をリプロデュース

創業65年の縫製工場が、今はあまり見かけなくなった蝿帳（はいちょう）・フードカバーをキャンプ仕様によみがえらせました。
キャンプを本格的に楽しんでいる人もそうでない人にもほしくなる、そんなキャンプ用フードカバーの誕生です。

「昭和」の食卓にはよく見た蝿帳（はいちょう）が・・・

「令和」のいま、アウトドアギアへ！

４色から選べます。

グランピングでも活躍します。

本物のテントのようなフードカバー

フードカバー（蝿帳）をアウトドア用にリニューアルしました。

バーベキューの時の食材や料理にかぶせることで、虫やほこりから守ることができます。

まるで本物のテント？と間違うようなフードカバーです。

正面のファスナーは開閉が可能です。
ボタンでとめれば、まさにオープンにしたテントのような仕上がり！

裏面には大きな窓がついています。中の食材が一目で確認できます。
このアングルもテント感があると思いませんか？

側面の窓も開閉可能で風を通すことができます。

「映える」写真もとれます！

アウトドアがさらに楽しくなります！

もちろんアウトドア用フードカバーとしての機能もきちんと備えています。

たっぷり入る大容量 底は45㎝×45㎝ 高さは27㎝あります。

虫やほこりは床など小さな隙間からも入ってきます。それを防ぐためのスカートがついています。

食材や料理をペットが食べてしまうことも防ぎます。

アウトドアに風はつきもの。
風で飛ばされないようにペレット樹脂の入った専用の重りも準備しています。
重りはスカート部分に格納できます。

使用後はざぶざぶ洗っていただけます。

■さらに細部にもこだわっています！

開閉時の引っ張りに使用するコードは、引っ張り強度180kgのアウトドア専用コードを使用しています。

■「テント」と「縫い針」をモチーフにしたオリジナルロゴを本体とケースにプリントしました。

■持ち運びに便利な専用ケースもご用意しました。本体と重りがすっぽり入るサイズです。

■ファイバー製の骨組みを使用しているので丈夫で、サビにくい素材を使用しています。

天井部のコードを引っ張ると開きます。ワンタッチで開閉できます。

フードカバーは環境に優しいアイテムです

虫やほこりから食事を守ろうとすれば、まず思い浮かべるのが、ラップです。
確かに便利ですが、ごみになってしまいます。
フードカバーはラップを使わずに、おしゃれに食品を守ってくれます。

■こんなシーンでご使用いただけます■

キャンプやバーベキューで活躍します

これ一つでキャンプがさらに盛り上がることは間違いなしです。非日常にひたるキャンプだからこそ、楽しみましょう！

夜は電気ランタンを中に入れてオブジェのような使い方も。

ホームパーティでも活躍

もちろん家でも使用できます。ホームパーティから普段使いまで様々な使い方が可能です。

■ペットのいたずらも防ぎます。

ペットのつまみ食いやいたずらから食事を守ることにも役立ちます。

運動会でも活躍します。

縫製工場がアウトドアアイテムに挑戦！

なぜ今回のプロジェクトがはじまったのか？

私たちは布雑貨専門の縫製工場です。

普段はお客様からの依頼でバッグやエプロンを製作しています。

フードカバーは40年ほど前から制作していました。
しかし時代の流れでどの家庭にもエアコンが完備され、春夏秋冬窓をあけないことも少なくなく、部屋に虫が入ってくることはほとんどなくなってしまいました。

食品包装用ラップの普及もあいまって、今はフードカバーを使う
家庭はほとんどありません。

一方、私たち縫製工場もこの40年で日本からどんどんとなくなっていきました。
海外の安い労働力で作られる安価な製品が日本製品を駆逐し、縫製工場も少なくなっています。

下降線という共通点のある縫製業界とフードカバー、どちらも活かすことはできないか？

そんなことを考えていたときに、アウトドアが趣味の社員が「テントのような形のキャンプ用フードカバー作ったらどうやろ？」というアイデアがでました。

「それは面白いかも。」「環境にも優しいし」「他にない商品やし！」

とこのプロジェクトは始まりました。

始まれば、もともと様々なお客様からの要望をきいてきている縫製工場です。どんどんとアイデアをカタチにしていきました。

たくさんの生地や資材を取り寄せて、テントらしさを出せるものを選びました。

こだわりをカタチするために20種類以上の型紙を組み合わせていきます。

異なる素材を組み合わせながら、テントらしい張り感を出すのはこまやかな縫製技術が必要です。

さまざまな試行錯誤を繰り返しながら、これだっ！と自信をもってお贈りできるものができあがりました。

新たなアウトドアアイテムの誕生です！

国内縫製工場を応援お願いします！

今、縫製工場は減少の一途をたどっています。コロナ禍で、アパレル企業が苦しむ中、裏方である縫製工場も受注の減少で苦しんでいます。

また縫製は自動化できる部分もありますが、ほとんどの工程は手作業で、機械の代替のききません。

人の技術が大事な仕事ですが、職人は高齢化しており、なかなか人は集まりません。そして技術者の育成には時間が必要です。

そんな中ですが、私たちは若手人材の採用や縫製教室などを通じて少しづつですが、次世代へとつなぎ、発展していけるよう取り組んでいます。

アパレル企業の動向に左右されず、自立できるためには、自社製品を開発していくことも不可欠です。今回はその一環として、新商品を作って新たな需要を掘り起こし、職人が作る機会を増やしたいと考えています。

まだまだ開発力は未熟ですが、より良い商品を作れるよう皆で知恵を出し合っていきます。アウトドアアイテムは今後も「nunocamp」ブランドで開発していきたいと考えています。

ぜひ、商品購入を通じて私たちを応援いただきますようお願いいたします。

仕様

セット内容：フードカバー本体、おもり2本、収納ケース

■フードカバー本体

寸法：本体 閉じたとき：45㎝×8㎝

開いたとき：45㎝×45㎝×27㎝

重量：本体：160ｇ

組成：布部分：ナイロン、骨部：ファイバー樹脂

■重り

寸法：34㎝×3㎝ （2本入り）

重量：100ｇ×2本

組成：中身：スチロール樹脂、側：ナイロン

■収納ケース

寸法：56㎝×12.5㎝

重量：20ｇ

組成：ナイロン

選べる4色展開

テント色としてスタンダードなグリーンをはじめ、ポップなピンクとターコイズブルー、そしていまグランピングなどで人気のベージュ系と厳選した4色で製作しました。

■グリーン

■ターコイズブルー

■ピンク×グレー

■ベージュ×オフホワイト

スケジュール

・1２月上旬、プロジェクトスタート

・1月２０日、プロジェクト終了

・４月上旬より。リターンを順次発送

リターンについて

一般販売予定価格：1セット10,000円（送料・税込み）

セット内容：フードカバー本体、おもり2本、収納ケース

★★★超早割
【25％オフ】テント型フードカバー 1セット（限定30セット）=7,500円

★★★早割
【15％オフ】テント型フードカバー １セット（限定50セット）=8,500円

★★★早割
【10％オフ】テント型フードカバー 1セット（限定100セット）=9,000円

★★★まとめ割
【20％オフ】テント型フードカバー 2セット（限定30セット）=16,000円

実行者紹介

創業65年の雑貨専門の縫製工場です。現在は3代目社長北次孝得をはじめ50人近いスタッフが頑張っています。

お客様の「こんなものがつくりたい！」という要望にお応えして、小ロットからオーダーメイドでバッグやポーチをはじめ様々な布雑貨を縫製しています。

今では全国から様々な商品を作りたいというお客様が訪れていただいています。

バッグやポーチをはじめ様々な布雑貨を製造しています。

初代・北次長四郎と妻キミが１９５５年に北次縫工所として創業しました。

女性が中心の会社で、明るく活気があります。皆が懸命に働く会社だと自負しています。またシニア世代の人も多く活躍しており、老若男女が力を合わせて、布ものづくりを次の世代へつなぐべく毎日奮闘しています。