あるお客様からいただいた言葉。

この言葉の背景には「丁寧に作られたものを食べることで応援したい」という想いがあると感じました。

日本にはまだまだ知られていないおいしい食材がたくさん眠っています。今、この時期に一番食べて欲しいおすすめをコース料理で表現してみたい。

これが、Makuake限定コースの始まりです。

2023年8月にオープンした「農絆卓恵（のうはんたっけい）」。

店名は「日本の農業と食卓を繋ぐ絆のような存在でありたい」という想いから名付けました。

1階は、生産者さんから直接取り寄せる野菜、食肉、調味料、お茶などの食材を扱う都会の直売所。

2階は、生産者さんが丁寧に作り上げた食材を活かし、日本の食の豊かさを味わっていただける小皿料理のレストラン。

3階は、2階よりもカジュアルに炭火焼きのお肉やお魚をお召し上がりいただける料理処です。

※画像はイメージです

この度、2階のレストラン「地産美食の小皿料理」で、Makuake限定の新しいおまかせコースをご用意することになりましたので、ご紹介させていただきます。

日々移り変わる旬の食材や、少量しか生産できない手間暇かけた逸品、作り手がたった数人しかいない幻の野菜や加工品…。日本には、まだまだ私たちが知らない素材が眠っています。全国の隠れた「美味しい品」をワクワクしながら選んでほしいという想いの元、当レストランではお客様ご自身で約６０種類の小皿料理の中からお好きなメニューを選び、地産美食をお楽しみいただいております。

今のスタイルに囚われず、シェフ自らが作り手を訪ね歩いて選んだ今の季節のおすすめをコースでお出ししたら、今までとは違う驚きや楽しさが生まれるかもしれない…

この度はそんな想いから、日本各地の美食を詰め込んだ“おまかせコース”にチャレンジする運びとなりました。

フリードリンク付きでお1人様9,000円、15,000円の2コースをご用意します。

15,000円コースでは『サロマ和牛』の特選A5サーロインを、9,000円コースでは『サロマ黒牛』のサーロインを炭焼きステーキでご提供。フリードリンクは、生ビール、ハイボール、自家製シロップのカクテル、サワー、ソフトドリンクのほか、15,000円コースでは、厳選した酒蔵の純米酒や国産のワインなど、ワンランク上のお酒もお楽しみいただけます。

各コース共通でまずご提供するのは、シェフがその美味しさに驚いた各地の名品を楽しむ前菜「産地の逸品12品」。加工から販売までたった一人で担っているジビエ屋さん、ご夫婦二人で営む納豆屋さん、独自の育て方を追求した他に類を見ない養鶏場…小さな作り手が生み出す至極の逸品をセレクトし、素材の味を引き出すシンプルな味付けで色とりどりに小皿へ盛り込みました。

へしことは塩漬けした鯖を糠漬けにした伝統的な保存食で、日本海沿岸の地域で昔から愛されている発酵食品の一つです。「ひさみのへしこ」は、京丹後で70年以上前の味と製法を受け継ぎつつ、やわらかく誰もが食べやすい味へと進化しました。これを目当てに来店するお客様もいるほどファンの多いへしこを、シンプルにお野菜と合わせました。

ご夫婦で始めた納豆屋さん。能勢の農家さんからお裾分けしていただいた藁と、選び抜いた大粒の大豆を使っています。市販の納豆に比べて発酵に2倍の時間がかかりますが、藁に生きている天然の納豆菌で手作りされており、納豆特有の粘りや匂いがマイルドで、ふっくらとした大粒の豆の味がしっかりと感じられます。納豆嫌いの方にもきっと気に入っていただける逸品です。

私たちは自ら農業もしています。その代表的な商品が鹿児島県の自社農場で育てたブランド鶏『さつま極鶏 大摩桜（だいまおう）』です。一般的な鶏肉の約3倍100日～150日かけて長期肥育することによる、肉の厚み、弾力、コシの強さが特徴的で、適度なサシが入りやすく、鶏本来の旨味を感じていただけます。鶏をお刺身で食べる食文化を持つ鹿児島で、生食基準の高評価を受けた処理法で加工した逸品です。薄くスライスした鶏肉をさっとお出汁にくぐらせて、たっぷりの野菜と一緒にお召し上がりください。

コースのメインには、当店自慢の『サロマ和牛』の炭火焼をご提供します。

北海道の佐呂間地区で繁殖から肥育まで一貫生産している「トップファームグループ」は、食の安全や環境保全に取り組む農場に与えられる認証（JGAP)を取得されています。牛のことを「牛さん」と呼び、牛さんファーストの環境で愛情を込めて育てられています。自社生産の独自配合の餌と、ストレスフリーな環境で育ったからこその、赤身の美味しさと脂のやさしさが特長です。

15,000円コースでは『サロマ和牛』の特選A5サーロインを、9,000円コースでは『サロマ黒牛』のサーロインを土佐備長炭で表面はこんがり、中はふっくらジューシーに焼き上げます。

メインの後には、炊き立ての土鍋ご飯をご提供。ふたを開けると広がるご飯の甘い香りは、お腹いっぱいでもおかわりしたくなるほど食欲をかき立てられます。お米は山形県米沢で江戸時代から米づくり一筋の生産農家が貫く究極のお米「山形県産九代米コシヒカリ」を使用しています。

〆のデザートは、薩摩知覧碾茶のガトーショコラ。鹿児島県の自社農場で育てた栽培期間中農薬不使用の丸ごと食べられるお茶を使いました。お茶は飲むだけでなく美味しく食べて健康になれるスーパーフード。茶葉の食感を残した当店自慢のスイーツをお楽しみください。

「農絆卓恵」が店を構えるのは、大阪・梅田各駅から徒歩5分の好立地。

直売所を横目に2階への階段を上がると、木の温もり溢れる和モダンな空間が皆さまを出迎えます。

4名様がけのソファー付きテーブル席のほか、目の前で料理を仕上げる臨場感が楽しめるカウンター席、プライベートな空間でゆっくりとお過ごしいただける個室もございます。

ご友人や恋人、ご家族とのお食事のほか、大切なお客様をおもてなしする会食や、ビジネスシーンでのご利用にも最適です。

「農絆卓恵」を運営するのは、大阪の地で45年にわたり飲食店への卸売りを生業としてきた岡山フードサービスという会社です。社長の名前が岡山克巳と申しまして、岡山県の会社ではありません（笑）

私たちは食材卸として『食』に携わる中で、日本の食糧自給率低下や農家の高齢化など様々な問題を目の当たりにしてきました。そこで「人に良い食を広げたい」との想いから自ら一次産業に参入。持続可能な農業を目指し、鶏糞を土に還す循環型農業で鶏・お茶・さつま芋の生産を始めました。

また私たちの元には、日本各地で頑張っている生産者さんの情報がたくさん集まってきます。産地を直接訪れ、より多くの方に食べてもらいたいと感じた食材を、これまで築いてきた販路に乗せて一般消費者の皆さまの手元にもお届けする活動を始めました。

その拠点の一つが、2023年8月 梅田の中心地にオープンした『農絆卓恵』です。

今、特に危惧しているのは、日本の食糧危機が目前に迫っていることです。遠い国での戦争や、気候変動が食材価格にダイレクトに影響し、昨年からのお米の高騰が家計や飲食店を圧迫しているのは皆さんも実感していることでしょう。

実は野菜の種や家畜の飼料のほとんどを輸入に頼っている日本…、入口を押さえられてしまったら、すぐにでも食べる物がなくなって飢えてしまう危機性をはらんでいるのです。

そのために今私たちがすべきことは、衰退していく日本の農業を守り、自らで担っていくこと、さらに日本の美味しい食を作り手の想いと共に、皆さまの元へ届けることだと考えました。

そこで、かねてよりご縁のあった鹿児島の地で、自ら生産者となって鶏の生産や循環型農業でのお茶とさつま芋作りに取り組みました。鶏糞を堆肥として活用し土づくりから研究を重ね、化学肥料に頼らないサステナブルな農業を広めることで、100年先まで安心安全な食を繋げる一助になれば嬉しい限りです。

また、日本には小規模ながらも高い志をもって自分たちが本当に美味しいと思えるものを懸命に作っておられる生産者さんがたくさんいます。そんな方々が作ることを断念してしまわないよう、販売する場所を用意し、一人でも多くの方にその商品の素晴らしさを伝えていくことが私たちの使命だと考えています。

大きなことはできないけれど、小さいことからでもコツコツと…。

まずは農絆卓恵という場所を活用して、日本各地の生産者さんが作られた野菜・果物・お肉・調味料を販売し、それを美味しい料理にしてご提供することで、日本の食の豊かさを伝えていきたいと考えております。

農絆卓恵は物販を併設したレストランです。２階と３階で食べて美味しいと思った食材は、１階の直売所でご購入いただくことができます。加工品はもちろん、野菜やお肉も販売しています。

そこで今回は、直接お店には足を運べないという遠方の方にも、当店が扱う食材の味を知っていただけるように、おすすめの商品を詰め合わせたふるさと便をご用意しました。

7,000円相当のふるさと便-壱-の目玉商品は京丹後にある白杉酒造さんの日本酒「銀シャリ」。240年もの歴史がある白杉酒造は、豊かな自然環境で育てられた京丹後の食用米のみを使用している稀有な酒蔵。ササニシキを使った「銀シャリ」は、キレの良い甘みとコクが特長です。この日本酒に合う絶品おつまみを数種セレクトしたセットで、美食が彩る晩酌をお楽しみください。

10,000円相当のふるさと便-弐-は、「家庭で楽しむ肉肉セット」。鹿児島県の厳しい加工基準にのっとって処理した鶏刺しは、長期肥育ならではの食感と旨味を感じていただける自信作。鹿児島文化独自の甘口醤油をつけてお召し上がりください。その他、自家製スパイスカレーやハンバーグなど盛りだくさんの内容です。

住所：〒530-0013 大阪市北区茶屋町2-25 農絆卓恵ビル

アクセス：阪急「大阪梅田」駅 茶屋町口より徒歩約3分、JR「大阪」駅より徒歩約5分

定休日：日曜日

HP：https://www.nouhantakkei.com/

【1階直売所 店舗概要】

店名：農絆卓恵FOOD BASE CAMP

電話番号：06-6690-8877

営業時間：10:00～20:00

Instagram：https://www.instagram.com/food_base_camp

【2階レストラン 店舗概要】

店名：農絆卓恵 地産美食の小皿料理

電話番号：06-6690-8878

ランチ営業時間：11:30～/13:30～(2部制)

ディナー営業時間：17:00～22:00(L.O.21:00)

2Fレストラン席数：46席(カウンター12席/テーブル26席/個室1室8席)

Instagram：https://www.instagram.com/chisan_bishoku

【3階レストラン 店舗概要】

店名：農絆卓恵 炭焼き料理とお酒

電話番号：06-6690-8878

営業時間：11:00～15:00(L.O.14:30)

3Fレストラン席数：38席

Instagram：https://www.instagram.com/sumiyaki_osake

2025年5月13日(火) プロジェクト開始・予約受付開始

2025年5月26日(月) Makuake限定コース提供開始

2025年8月9日(土) プロジェクト終了

2025年11月24日(月) Makuake限定コース提供最終日

※Makuake限定コースは5日前までのご予約をお願い申し上げます

※ふるさと便に関しましてはプロジェクト終了後に随時発送させていただきます

最後に…

当店に興味を持ってくださった方、私たちの考えに共感くださった方は、ぜひ応援購入いただけますと幸いです。