これまでのリネンの「カジュアル」「普段着」といったイメージを払拭し、「お出かけ着」として使えるスタイリッシュなデザインに仕上げました。

ブラウスには同色のタイが付属。⁨⁩
ゆるく縛ってふわりと垂らしてみたり、リボン結びにしてみたり。
ときには、スカーフのように首に巻いたり、アクセントとしてバッグに結んでも。

高品質なベラルーシ産リネンを100％使用

現在市場で販売されているリネンは、様々な産地や品質のリネンを混ぜ合わせること等でコストダウンを測っていることが多いです。これらが一概に悪いわけではなく、低価格でおしゃれを楽しめることはとても良いことであると思います。

しかし私たちは、その一歩先の選択、本当に質の良いものを、長く使うという選択をご提案します。

OLDESTが使用するリネン生地は全てベラルーシから輸入しています。ベラルーシでは原料の生産から生地への加工までの工程を全て国内で完結しているため、不純物が混ざっていません。

ハリとコシがありながら同時に柔らかさも持ち合わせたOLDESTのリネンの肌触りを、ぜひ感じていただきたいです。

生地を輸入した後の、染色や風合い加工は全て日本国内の工場で施し、さらに裁断・縫製・仕上げもすべて日本国内で行っています。
日本の職人の方々により丁寧に仕上げられた一着をお手元へお届け致します。

染色・風合い加工は栃木県にある工場にて行なっています。「ボタニカルダイ」という特殊な染色技術で染め上げます。

裁断・縫製・仕上げ作業は京都府にある老舗の縫製工場にて行なっています。

私たちは、日本古来の草木染めを進化させた独自の染色技術「ボタニカルダイ」を採用しています。
自然の植物を使用した草木染めは、化学染料では表せない独特な色合いの「深み」が魅力ではありますが、現代で一般的な化学染料による染色と比較して、表現できる色の範囲が狭く、洗濯堅牢度が低い（色落ちや色移りがしやすい）という欠点がありました。
OLDESTが採用する「ボタニカル・ダイ」は、そんな古来から伝わる草木染めの良さを生かしつつ更に発展させた、新しい染色技術です。
天然の染料と微量の化学染料を接着させて染色するという方法を用いることで、これまでより表現できる色の範囲を広げ、色の鮮明さを上げ、洗濯堅牢度も改善されました。

古来から人間は植物の香りや薬効を利用し、病を治したり厄除けとして重宝してきました。
草木染めはそんな自然の植物の力を繊維に凝縮したものであり、身に纏うことで心身が健康になったりお守りの役割を果たしてくれると信じられてきました。

OLDESTも、お気に入りの洋服を着ることを通して、色素とともに浸透した植物のパワーを感じ、日々を元気に過ごして頂きたい。そんな想いを込めています。

今回ご用意したカラーバリエーションは、
ローズマリーの染料によるライムイエロー、ラベンダーの染料によるモーヴ、カラーの染料によるホワイトの３色です。

料理や美容などさまざまな分野で親しまれ、「若返りのハーブ」とも呼ばれています。古代ギリシア時代には厄除けの効果があるとして神聖な植物として扱われていました。

その高い芳香から「ハーブの女王」と呼ばれるラベンダー。その香りや精油にはリラックスや安眠効果があるとされ親しまれています。

真っ直ぐに伸びた茎や純白の花が美しく、「華麗なる美」などの花言葉を持つカラー。草木染めの白色はオフホワイトが多いですが、今回は少し珍しい「純白」に染め上げました。清潔感がありカラーの花のようにスッと背筋が伸びるような、元気の出る色に仕上がっています。

サイズはフリーサイズとなっております。

リネンは人類史で最も古くから使われている素材と言われています。
古代エジプト時代の壁画に描かれている人物が身を包む白色の服はリネンの服を表しているのだそうです。

目まぐるしく移りゆく時の流れの中で、「最新」の存在は常に変わり続けていきますが、「最古」の存在はリネン以外に変わることはありません。
「OLDEST」というブランド名は、リネンのそんな果てしなくも思える長い歴史と、最古の素材としての唯一無二の存在感への敬意を込めて命名しました。

また古代エジプト時代、リネンは「月の光を織り込んで作られる（woven moonlight)」と言い伝えられていました。
OLDESTのキービジュアルにも、そんな神秘的なフレーズを添えています。

３万年以上前に誕生した古い素材にもかかわらず、現在もなお私たちの日常に深く溶け込んでいる。
「神秘性」と「日常」ーーーー。リネンはそんな相反する二つの顔を持っています。

OLDESTはそんなリネンに「ボタニカル・ダイ」という新しい手法を使い、鮮やかで奥深い草木染めを施しました。

リネンの深淵な魅力と植物のパワーを身に纏い、毎日を颯爽と、生き生きと過ごして頂けたらと思っています。

※ホワイトのパンツを購入の方はペチパンツの購入をお勧めします

1996年出張でアメリカのデンバーで夜の街を歩いていた時に、「LINEN」と書かれた看板を見かけたことがきっかけとなり、リネンに興味を持ちました。
その後2003年、リネンに携わる仕事をすることを決意し前職を辞め、リネンビジネスに取り掛かかりました。
以来約20年、リネン製品をたくさん作り販売してきましたが、アパレル分野以外を主としてきました。
数年前に百貨店の店頭でリネンの服を売っていた際、お客様から「どうしてリネンのきちんとした服はないの？海外ブランドにあるようなリネンのオシャレな服は日本ではできないの？」という疑問をお聞きし、その後も販売担当の女性などからも同じような声を幾度か聞くようになりました。
それならこれまで沢山のリネン製品を手掛けてきた自分が、お客様の声に応えられるようなリネンアパレルをやるべきだと思い、踏み出すことに致しました。
デザインは信頼しているデザイナーに依頼し、生地の染めは旧知の会社が独自に開発したボタニカル染めの技術を採用しました。
天然の草花の良い作用を意識して着ていただけるリネンのオシャレ服を、ぜひお楽しみいただきたいです。

今年でリネンビジネス歴20年となり、これまでに数多くのリネン製品を企画・生産・販売。
帝国繊維(株)では『Linen Fruits』『Club Herdman 』のブランドディレクターを務め、現在も(株)エヌ・ビー・アールの『LINEN & BASIC』のブランドディレクターを務める。
このほかに、バイヤーの方や販売員の方向けに「リネンセミナー」を開催し、リネンの啓蒙活動も行っている。

これまでのブランドではシーツやタオル、ストール、ルームウェア、そしてカーテン等々の商品を主に扱ってきたが、『OLDEST』は初の自分自身のブランドであり、リネンアパレル専門にも初挑戦となる。