和歌山県橋本市高野口町にある、「金華山（きんかざん）織り」一筋の大矢光治織物。1951年の創業から68年間、金華山織りの伝統と職人の技術を継承し、三代目となる老舗の機屋（はたや）です。

そんな老舗の機屋から、伝統の金華山織りを使用したミニ財布がMAKUAKEに初登場！！

ずっと触っていたくなるさらさらの手触りと、インテリア生地としても重宝される安心の耐久性を備えた、金華山織り。

そんな金華山織りの魅力を、多くの方に知ってもらいたいという大矢光治織物の想いとこだわりがいっぱい詰まったミニ財布です。

製品だけでなく、産地の歴史や伝統の技術など、生産背景もこのプロジェクトを通じてご紹介致します。どうぞ最後までご覧下さい。

暖かくなるこれからの季節、革製品や合皮素材などの財布で、手に持つだけで汗ばみ、財布はもちろん手も汗でびっしょりなんていう経験ありませんか？

この金華山織りを使用したミニ財布は、さらさらの毛並みで財布が汗でびっしょりになることはありません！不快感を感じることなくお使いいただけます。

もちろん寒くなる季節でも、起毛させた毛並みによる保温効果で、あたたかみを感じていただけます。

一年を通してお使いいただけますので、手放せなくなること間違いありません！

インテリア生地としても採用される耐久性を持つ金華山織りですが、

生地を使用した財布によくある、生地端のほつれなど不安要素もありました。

そこで、生地端の切り口部分を牛革でしっかりと縁取りすることにより、

本来持つ生地の耐久性と合わせて、より強度を保つことができました！

内側素材にも牛革を使用しております。

メインポケット　×　３ヵ所

背面ポケット　×　２ヵ所

ミニ財布もコンパクトを追求したものや、お札を折らずに入れられるタイプなど、様々な仕様のものがあります。

それぞれにメリットもあれば、デメリットもあるかと思います。

弊社も様々な仕様を検討、考えぬいた結果、

「そもそもこのキャッシュレスの時代に、お札や小銭入れは必要だろうか？」

カードと最低限の現金を収納できるスペースがあれば問題ない！

という結論に至りました。

そこで、シンプルかつ使いやすさを追求した財布の製作にとりかかりました。

ファスナーやホックなどの開閉動作が必要なく、ノンストレスでポケットにカードやお札・コインを収納できるので、出し入れしやすいシンプルなつくりにこだわっています。

キャッシュレスが進む時代にもしっかりと対応できるミニ財布！

電車通勤もスムーズに、コンビニなどお買い物のお会計も電子マネーでスピーディーにお支払い！

背面ポケットが両サイドにあるので、通勤でよく使う定期カードと、

買い物でよく使う電子マネーカードを分けて入れておけば、

財布の両面で２枚のICカードを利用することができて、とっても便利です！

紙幣 × ７枚

コイン × ８枚

カード × ６枚　

必要最低限の現金とカードは十分収納することができます！！

金華山織りはパイルの毛足を短くカットし、

表面をシャーリング（起毛させて整える）することにより、

上質感あふれるなめらかさと、手触りの良さを実現しています。

応接セット（テーブルクロス・ソファー椅子張り・スリッパ）やカーペットなどのインテリア生地として古くから愛されており、

またトラックやバス・電車の座席シートなど、何よりも肌触りや耐久性、耐摩耗性が求められる車両生地としても使用されてきた歴史があります。

耐久性が認められた生地です。

毛並みのそろったカットパイルは、触っているだけで落ち着き、思わず頬ずりしたくなるような質感です。

どこか懐かしさを感じていただけます。

和歌山県橋本市高野口町周辺は、織物業として歴史は古く、江戸時代より織物が盛んな地域です。

パイル織物も昭和初期から町のあちらこちらで機屋が軒を並べ、日本でも有数の産地となるまで発展致しました。

しかしここ数十年で、生産拠点の海外移転や需要の変化に伴い、金華山織り含めパイル織物は下降の一途をたどっています。

町全体を見ても機屋の数は全盛期（1980年半ば）の十分の一程度にまで減少し、さらに金華山織りを扱う機屋は残り数軒といった状況です。

日本の伝統織物を後世に残し続けたい、、、

もう一度、活気に満ち溢れた町に戻したい、、、

そんな思いを持っているのは弊社だけではないでしょう。

機屋の数と比例して、職人の数もまた減少傾向にあります。

さらに職人の高齢化問題もあり伝統はもちろん、

技術を継承することも難しくなってきております。

そんな中、弊社が希少な金華山織りを三代に渡り継承し続けてこられたのは、

インテリア生地から車両内装生地へ、そして自社製品の製造へと、

金華山織りにこだわりながらも、時代のニーズに沿った臨機応変な舵取りが、

伝統と技術の継承に繋がっていると自負しております。

サイズ

約 Ｗ １１ｃｍ　×　　Ｈ ８ｃｍ　　×　　Ｄ ２ｃｍ

重さ

約 ７０ｇ

素材

金華山生地 ： 地糸 ＜ タテ糸 ポリエステル / ヨコ糸 レーヨン（混紡糸）＞

                   　  パイル ＜アクリル＞

内革 ： 牛革（表革縁取りも同様）

生産

日本（和歌山県）

仕様

ポケット × ３ヵ所

（紙幣 約１０枚、カード 約６枚、コイン 約１５枚）

背面ポケット × ２ヵ所（カード収納　約２枚）

通常販売予定価格

￥９，７２０（税込）

カラー

※モニター環境により実際の商品の色合いと多少異なって見える場合がございます
※皆様のご支援により量産効率が向上した場合、販売予定価格が下がる場合がございます
※素材の供給状況（織りから製造）、製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合がございます
※デザイン・仕様については予告なく変更になる場合もございます

和歌山県橋本市高野口地域のパイル織物産地として、地場産業全体の縮小と職人の高齢化は、弊社にとっても重要な問題であり、今後の課題です。

そこで今回、MAKUAKEのこのプロジェクトを通じて、金華山織りの魅力を伝えることはもちろんですが、微力ながら地場産業再興のきっかけになればと思っております。

伝統と職人の技術を後世に残し続けたい。

パイル織物、金華山織りの魅力を広く知ってもらいたい。

活気に満ち溢れたパイル織物の町、橋本市高野口町を復活させたい。

そんな想いでこのプロジェクトを始動させました。

最後までご覧頂きありがとうございます。

皆様、ご支援のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。

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Q　：　水には強いですか？

A　：　水などの水分に弱く劣化の原因になりますので、水に浸かってしまった場合は速やかに乾かしてください。

Q　：　使わないときの保存方法を教えてください。

A　：　保存する場合は直射日光が当たらない場所で保管してください。

Q　：　生地の糸は抜けたりしませんか？

A　：　職人が丁寧に織り上げておりますので簡単には抜けません。しかし、まれに使用頻度に関わらず糸が抜ける可能性もあります。大量に抜けてくるようであれば交換させて頂きますので、ご連絡よろしくお願い致します。

Q　：　ICカードは財布に入れたまま使えますか？

A　：　背面ポケットのみ、カードを財布に入れたままで使用できますが、他のカードなどと一緒に入れてしまうと反応しない可能性もあります。

Q　：　生地は日本製だと思いますが、縫製は外国ですか？

本商品の縫製は、本革専門の日本の縫製工場が担当しておりますので、すべてにおいて日本製です。