極上×極厚の国産天然ヌメ革を使った自然仕上げの文庫本専用ブックカバーのご紹介！！

経年変化を楽しめる、極上の素材と共に良質な読書タイムを楽しみませんか？

◆ 電車の移動時間に

◆ お気に入りのカフェで大好きな作家の小説を読むときに

◆ 家のソファやベッドの上でも

◆ 学校やオフィスでの休憩時間に

◆ 国内外の旅のお供にも最適

このように、様々なシーンで使える極上のブックカバ－を是非ご活用ください。

簡単綺麗に表紙が折れない挿入構造

今回は、普通のブックカバーとは違う新しい挿入構造を採用しました。

通常、写真のようにブックカバーを横方向に挿入します。

しかし、このやり方の場合、表紙が折れてしまったり、とても入れにくいというお客様の意見が多くありました。

そこで、今回は上部から表紙を挿入する構造を採用しました。

上部からするっと入るので、折れやすい表紙を綺麗に丁寧に挿入できます。

また、出すときもとても簡単です。

入れ口に若干の勾配切れ込みを入れることで、より挿入しやすくなっています。

そして、ブックマークを採用しているので、いつでも簡単に読んだ箇所までのブックマークが可能です。

地下鉄など乗り降りまでの時間が短い時にも、素早く対応が可能です。

こういった点もデザイナー、職人との打ち合わせを多く行い、構造を決定していきました。

今回の製品開発特徴の一つがランドセルにも使う ”極太の縫糸” を採用した点です。

普通のブックカバーの場合、皮革が薄いので、簡単に細い糸が貫通しますが、今回ヌメ革を贅沢に使うために、極厚の皮革を使用しています。

それに対応するために、新しくミシンを導入しました。

ランドセルなど頑丈な構造体を縫うときに使う特殊ミシンで、縫い目のデザインが特徴で際立っています。

極太糸のステッチがかわいい！

国内の革のなめしには、大きく2通りがあります。

一つが「植物タンニンなめし」であり、もう一つが「クロムなめし」となります。

”タンニン” の語源をご存じでしょうか？

英語でTANとは、皮革製品から不要なタンパク質を除去する事を意味します。

その語源から、植物由来のタンパク質除去成分をタンニンと呼ぶようになったと言われています。

皮をなめす職人や会社を、「タンナー」というのもここから来ています。

植物タンニンなめしは、とても時間と手間暇がかかります。通常１ヶ月以上時間がかかります。

ピットソウという浴槽に数ヶ月皮革をつけ込むことで余分なタンパク成分などを除去し、長期間変質しないヌメ革が出来上がります。

それに対して、今から100年前にドイツで確立した近代的ななめし方法が「クロムなめし」です。

クロム鞣しは、硫酸クロムという化学物質を用いて安価に大量の皮革を生産する事が出来る画期的技術です。

ヌメ革と違い、数日から数週間で製品が完成し、皮革の安定性や防腐効果も非常に高い近代的製法です。

国内の流通の85％はこのクロムなめしとなり、植物タンニンなめしはとても希少性の高い製品となります。

経年変化を楽しむ！ヌメ革の遊び方

ヌメ革の最大の楽しみは、エイジング（経年変化）を楽しむ点です。

革ならではの表情や使う人によって異なる風合いの変化を楽しむことができます。

クロムなめしの革の場合、経年変化が起こり難い構造で、『変化＝劣化』という事になります。

しかし、植物タンニンなめしで作るヌメ革は使えば使うほど、独特の深い色味やツヤが楽しめます。

今回使用している皮革は、姫路産タンニンなめしによって作られたヌメ革になります。

ヌメ革とは、日本古来から伝統として作られている天然由来の植物タンニンを主体とした染色、なめしの技術で出来た製品を指します。

姫路でも多くの工場が稼働しています。

今回は、その中でも一番シェアの大きな(株)山陽さんというタンナーさんになめしてもらった皮革を採用しました。

（株）山陽は国内トップクラスを目指し続けるの皮革製造メーカーで植物タンニンなめしの技術では抜きに出た技術をお持ちです。

ヌメ革を綺麗にエイジングさせる方法４選

では、ヌメ革のエイジング方法4選をお伝えしたいと思います。

１．使用頻度を高める

ヌメ革のエイジング方法として、一番簡単な方法が「使用頻度を高める」、すなわち日常的に使うことです。
ヌメ革は人の手で触ったり、衣服やバッグの中の小物と接触したりすることによってエイジングが加速します。

手の皮脂が革に浸透し、変化を付けていくのです。
そのため常に触っている箇所と、そうでない箇所では色やツヤが違ってきます。

手の皮脂だけに限らず、物や布との触れ合いもエイジングに影響するので、常にカバンの中で持ち歩くこともエイジングの一環となります。

エイジングは色の変化はもちろんのこと「革の硬さ」「ツヤの光沢感」「肌触り」が持つ人の癖となって表れます。

２．ブラッシングをする

ヌメ革を綺麗にエイジングさせるためには、日頃のお手入れが大切です。
そのお手入れとして綺麗にエイジングさせるために一役買ってくれるのが、日頃のブラッシングとなります。
日常的なブラッシングが、革を長持ちさせるためにとても重要になります。

ヌメ革に付着する手の油分や汗に含まれる不純物・塩分は、私たちの知らないうちに革の表面の汚れとなってしまいます。

ブラッシングをする目的は、汚れを落とすことだけではありません。
ヌメ革表面のきめを均一に整えることができ、浅い傷も目立たなくなり革のツヤが出始めます。

３．クリームを使用する

素材そのものが自然の状態に近いヌメ革は、クリームを使用して乾燥を防ぐようお手入れをすることで綺麗にエイジング出来ます。

ヌメ革に適した専用のクリームを全体に薄く塗ってエイジングを楽しんでみてください。
クリーム内の栄養を革へ浸透させ、ヌメ革本来の力を引き出してあげましょう。

使用方法は、クリームによって使い方が違います。商品ごとの説明書に沿ってご使用ください。

４．日光浴させる

ヌメ革の特性として「日焼けのしやすさ」があります。
この特性を利用して、日光浴をさせれば、全体を色ムラなくエイジングできます。

ただし、日光浴はさせ過ぎると乾燥の原因となり製品の状態が悪くなるため、直射日光は避けてください。

本商品は、兵庫県北部にある豊岡市のカバン製造メーカーさんに製造をお願いしました。

豊岡は、カバンメーカーの街として有名です。

特に、帆布などを用いた吉田カバンさんの製造拠点として発展し、現在も数百のカバンメーカーが点在します。

今回は、その中で斬新で新しい製品を生み出すD.L.P.さんというメーカーさんに製造依頼を行いました。

大手は数百人規模のところもありますが、D.L.P.さんは主に4人で運営する小規模な工房です。

だからこそ、技術力のある職人精鋭揃いで、妥協の無い素晴らしい製品を生産しています。

仕様

＜商品＞ 極上極厚ヌメ革ブックカバー（文庫本専用）

＜皮革＞ 植物タンニンなめしレザー

＜サイズ＞

＜カラー＞ ブラック、ブラウン、キャメル

※D.L.P.のマークは変更（なし）になる場合があります。

＜生産国＞ 皮革：日本、縫製：日本

＜備考＞ 天然皮革を使用しているため一つ一つの表情が異なります。

皮革の特性上、細かい傷、色ムラがある場合がございます。

＜注意＞ 万が一雨などで製品が濡れたときは、色落ち/色移りの原因となります

ので、乾いた布などで水分を拭き取り、風通しの良い日陰で乾燥させて

からご使用ください。

スケジュール

６月中旬より順次生産開始し、９月末までにお届け予定です。

応援購入の数が想定を上回った場合、製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合があります。その際は、順次進捗状況をお知らせいたします。

資金の使い道

皆様からの資金は、今後のプロモーションや研究開発費等に使用させて頂きます。

実行者紹介

株式会社ONE DESIGNSは、工場を持たないファブレスメーカーです。

日本全国、世界の町工場や大学の研究室など、最新技術や革新的なアイデアを元に製品開発を行っています。

我々の使命は日本の職人さんや研究者の方達の仕事を活用し、技術を持った方々をリスペクトしながら、エンドユーザーの皆様に価値ある楽しい製品を開発することです。

これまでのいくつものプロジェクトに挑戦してきました。

実績の一部の紹介になります。

https://www.makuake.com/project/onedesigns_001/

https://www.makuake.com/project/virusbomber02/

よくある質問

1， 水、雨に濡れた場合はどうすればいいですか？

極力雨など濡れない環境でお使い頂くのがまずは最適です。しかし、そうはいっても濡れたときにはすぐに乾いたタオル等で拭いてください。

2， 後日購入は可能ですか？

可能です。お気軽にマクアケのお問い合わせフォームよりご連絡ください。

3， 製品に問題があった場合に交換など対応は可能ですか？

初期不良は全て誠実に交換します。ただし、ヌメ革の特性上シワ、多少の擦り傷、血管などの自然の模様が入ります。この点はご理解とご了承ください。

4， ケチャップなど脂モノを垂らしました。

別料金になりますが、弊社タンナー工房では再染色が可能です。どうしてもという場合は一度ご相談ください。