はじめまして、宅配クリーニング “one more（ワンモア）”を運営している合同会社manazashiと申します。私たちの母体である”弘前ドライクリーニング”は青森県弘前市で70年間続くクリーニング工場で日々お客様の服と向き合っています。

“one more”は、石油溶剤や石油由来の洗剤を使わず、天然洗剤と重曹で水洗いをする肌にやさしいクリーニングです。

地元の弘前市では既に5,000着のクリーニングを実施し、従来のクリーニングとの違いに多くの方の驚きの声をいただいています。

昨年この“one more”を弘前だけでなく全国の方にお届けするべく、宅配クリーニングサービスとして2020年11月にリリースしました。

そもそも、なぜ従来のクリーニングを行っていた私たちが洗剤も機械も入れ替えて “one more”を開発したのか、その背景からお話しさせてください。

①“one more” 開発の背景

地域の「駆け込み寺」に持ち込まれる クリーニングの困りごと

クリーニングに関しての”困りごと”はありませんか？

私たちは、地元弘前市では7店舗展開しており、日々お客様からの服をお預かりしています。ですが、お預かりするのは服だけではなく、クリーニングに関する困りごとのご相談を頂くことも多いです。

そういったご相談に関して、ありがたいことに近くの他のクリーニング屋さんから「弘前ドライさんに持っていってみたらどうですか？」とご紹介を頂いたこともこれまで何度かありました。

その困りごとの代表と言えば、“襟や袖の黄ばみ”

「お気に入りだったから、キレイにして大切にしまっておいたのに、いざ着ようと思って取り出したら汗ジミが浮き出て襟と袖が真っ黄色に、しまう前はキレイだったのに！なんで？」

あとは、“石油っぽい臭い”

「クリーニングした後返ってきた服からする石油っぽい臭い。あれが苦手なので、なんとかならない？」

“服の肌触りや風合い”も気にされている方は多いです。

「20代の頃思い切って買ったオーダースーツ、着たり洗ったりを繰り返してたら、肌触りがベタっとして何だか硬くなってきました。最初の頃と風合いが全然変わっちゃって、これって元に戻る？」

こういった困りごとの原因の一つには、我々クリーニング業界で使われている“ある手法”がありました。

その原因は、クリーニングは服を水で洗わないから？

スーツやセーター、家庭で洗えない物をクリーニング店に持っていくと、ほとんどのお店では水では洗いません。

えっ？水で洗わないんですか？と驚かれた方もいるかもしれませんね。

水の代わりに石油から作られた灯油のようなクリーニング用溶剤で洗います。その手法を水を使わないことから「ドライ」クリーニングと呼んでいます。

スーツのジャケットなどは洗濯表示でも「ドライクリーニングを指定」していることがほとんどです。

我々クリーニング屋さんの間では、ドライクリーニングで汗ジミが落ちないことや、石油の匂いがついてしまうことは常識でした。

そればかりか、洗った後ちゃんと乾燥しないと化学やけどを起こしてしまうことや、作業者が特殊な健康診断を受けないといけない等、我々にも健康リスクがあります。環境への負荷も大きいので、廃棄も簡単にはできません。

本当は水で洗った方がいいに決まっている。でも、スーツやセーターなどを水洗いしてしまうと、型崩れや縮みが起きてしまうため、これまではその手段がありませんでした。

一着のベビードレスからできた、肌にやさしい水洗いクリーニング

そんな中、転機だったのは、私に子どもができたこと。お義母さんに「昔娘が着たドレスを孫に着せたいんだけど、クリーニングできるかい？」と聞かれたとき、ある不安が頭をよぎりました。

「うちのクリーニングで洗った物って、赤ちゃんに着せても大丈夫なのかな？」

もちろん、正しく使えば問題ないはずのものです。しかし、私自身もアトピーという敏感肌だったこともあり、どうしても自信をもって「大丈夫！」とは言えませんでした。

その経験から、私たちは新しいクリーニングの開発に取り掛かりました。

石油溶剤を使用せず、スーツもセーターもすべて水洗い。使用する洗剤や柔軟剤は身体に触れてもいい物ばかりで行うクリーニング。

「そんなことが、できるわけない」と洗剤メーカーや資材業者には笑われたかもしれません。私たちも試行錯誤でした。その為に、これまで使っていた洗剤や機械を全て入れ替えました。

安くないコストでしたが、努力の甲斐あって、熟練の職人もびっくりな素晴らしいクリーニングができました！

②“one more”の特徴

人にやさしいクリーニングが服も元気によみがえらせた

元々は人へのやさしさを求めて開発したクリーニングでしたが、クオリティも驚きのものとなりました。これまでのクリーニングでは、

“水洗いではウール製品は縮んでしまう” が常識でしたが、

one moreでクリーニングした物は水洗いでも、

縮むどころか、むしろ新品よりもボリュームが倍近くまでアップしたのです。

ふっくらと仕上がり、ウール製品特有のチクチクもなくなりました。

上から比較しても、ふっくらしているのが伝わると思います。

スーツもうっとりするくらいの肌触りで、袖を通した時、すっと袖を通り、軽っ！と思わず口から出てしまいます。

もちろん、汚れ落ちも抜群で、今までのドライクリーニングでは落とせない汚れも落ちてしまいます。

”one more”の５つのこだわり

“one more”が提供するクリーニングは、次の5つの特徴があります。

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①天然由来の洗剤を使う

赤ちゃんがいる方や敏感肌の方にもオススメできるように、使う洗剤は、ヤシ油やオレンジオイル等天然素材から作られた物だけを使用しています。石油から合成された洗剤や蛍光増白剤等は使用していません。

②洗いは水洗いにこだわる

石油溶剤を使わず、極力水洗いでクリーニングすることにこだわっています。しかも、水中にマイクロバブルという目に見えない泡を発生させることで、大量の洗剤を使わずとも汚れを落とせるようにしています。

③柔軟剤は化粧水にも使われている成分を使用

私たちが使用している柔軟剤には、シルクプロテインやスクワランオイルといった、一般的に化粧水等で使用される成分を使っています。洗っているすすぎ水に手で触れると、しっとりとすべすべになります。もちろん、服もナチュラルな柔らかさに仕上がります。

④一着ずつ洗剤・温度をカスタマイズした、個別洗いをする

大手のクリーニング工場では、何人もの服を一度に大量に洗濯機に入れクリーニングをしている所も多いですが、私たちは服一着一着の状態を見極め、温度や洗剤の量を調整し、洗濯機の中に服を一着しかいれない、個別洗いをしています。

⑤検品を大切にし、最後は人の手で仕上げる

洗う前、洗った後、仕上げる前、と人が入れ代わり立ち代わり何度も検品をしています。落ちてない汚れがあれば再度洗い直すこともあります。職人の目をくぐり抜けた物を最後は人の手でアイロンをかけて仕上げます。

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このように、自社の従来のクリーニングとは比べ物にならないほどの手間をかけています。そうすることで、今まで落ちなかった汚れが落ち、肌触りがなめらかで、着ていて元気になるようなクリーニングとなりました。

私たちはこのクリーニングに“one more（ワンモア）”と名付けました。one moreという単語には「もう一度」という意味があり、お客様の「この服を もう一度着たい」という願いを叶えたいという意味を込めてあります。

③“one more”を体験したお客様の声

この新しいクリーニングone moreを昨年、青森県内で展開しました。お客様からは大変好評で、年間で5000着もの衣類をこのone moreでクリーニングさせて頂きました。

お客様からは

・今まで落ちなかったシミが落ちて、娘とディナーに行けた！

「去年着たお気に入りのシャツを大切にしまっておきました。 今年、娘の誕生日に着ようとしたら、キレイだったはずのシャツが汗しみで襟袖首と真っ黄色になっていてとても着れない… すっごいショックでした。

その後、ワンモアにお願いした所、とてもキレイになって返ってきました。 汚れた所は真っ白に！ふんわりと。 一週間後、僕の誕生日に、一度はあきらめたあのシャツを着て、ディナーに行けた喜びは、今も忘れられません。」

・諦めかけて、もう自分で洗濯してしまおうか…そう思っていたのに！

「匂わない！これにいちばん感動しました。肌触りも良いです。チクチクしない柔らかさが気に入ってたコート、毎年着ていたのですが、だんだんと肌触りも硬くなってしまいました。

なんとかしようと色々やってみたものの、結局ダメで、半分あきらめていたコート。もう着れないかなぁと思っていましたが、これからもお気に入りのコートを着ることができうれしいです。預けてよかった。丁寧な仕上がりに感動しました。」

・クリーニングの概念が変わった！

「このコートは頑張った自分にご褒美として自分に買ったお気に入りのものでずっと大切にしたいコートだっただけにとてもキレイにしていただいて嬉しすぎます‼️わたしは、クリーニングの概念が変わりました！！ここまでキレイになるって感覚なかったです！」

・もう諦めて自分で洗濯しようと思ってたのに、諦めずにすみました！

「お気に入りのニット帽子、何年も被っていて汚れてきたからクリーニングに出そうとしたら洗濯表示が全て×でどうしようかなと思い切ってワンモアさんにご相談、、、

大丈夫とのことなので出したら、てっぺんのモフモフが復活している！おでこ部分のファンデーションがとれている！！ふわふわのキレイにしてくれてビックリです！！うれしい♪

諦めかけて、もう自分で洗濯してしまおうか…、そう思っていたので、ここまできれいになって本当に嬉しいです。この冬も温かく過ごせそうです。」

と、とても喜びの声を頂いており、ここまで喜んでもらえるものかと僕たちも感動しています。

④リターンについて

今回のプロジェクトにご支援いただいた方には、以下のようなリターンをご用意しています。

①化粧水のような柔軟剤 500ml×1本 2,000円

one moreでも使用している柔軟剤で、シルクプロテインという上質なシルクから抽出されたタンパク質が服の肌触りを自然な柔らかさに仕上げてくれます。

タオル等にお使い頂くと吸水性を落とさずにふんわり洗い上がります。ご家庭で通常の柔軟剤と同じようにご使用頂けます。

one moreオリジナルのパッケージでお届けする、ここでしか買えない限定品となります。

②【早割限定20名 10%OFF】クリーニングお試し2着セット 3,000円

One moreのクリーニングをとりあえず試してみたい！ という方におすすめのコースです。スーツ上下1着ずつなど、これは大切にしている！という衣服にお使い下さい。

通常の平均単価￥1,600/着 ⇒ ￥1,500/着（10%OFF）送料・消費税込みでご利用頂けます。

3月までに衣服を入れるバッグと宅配伝票をお送りしますのでそちらに入れて、当工場へお送りください。

③クリーニング2着お試し＋柔軟剤500ml×1本セット 5,000円

One moreのクリーニングをとりあえず試してみたいし、柔軟剤も試したい！という方におすすめのコースです。

3月に衣服を入れるバッグと宅配伝票をお送りする際に、柔軟剤500ml×1本をご一緒にお届けします。

④【早割限定20名 24%OFF】春の衣替えに！クリーニング6着パック 7,500円

トップス3着＋パンツ3着＝計6着のようにお好きな組み合わせでone moreのクリーニングをご利用頂ける春先の衣替えにぴったりのパックです。コートやダウン等のアウターもOKです。

通常の平均単価￥1600/着 ⇒ ￥1250/着（24%OFF）送料・消費税込みでご利用頂ける大変お得なパックです。

3月までに衣服を入れるバッグと宅配伝票をお送りしますのでそちらに入れて、当工場へお送りください。

⑤春の衣替えに！クリーニング6着パック＋柔軟剤セット 9,500円

春の衣替えパックに柔軟剤をセットにしたパックです。3月に衣服を入れるバッグと伝票をお送りする際に、柔軟剤500ml×1本をご一緒にお届けします。

⑥【マクアケ限定】ウール・カシミヤふわふわ2倍コース 3着 6,000円

one moreはウール・カシミヤ等の動物の毛と相性が抜群です。普通に洗うだけでふわふわになるのですが、

さらに、ウール・カシミヤ製品の為だけに、普段はやらない手間をかけたmakuake限定コースです。

髪を洗った後にリンスをするように、洗った後に毛が滑らかになるリンスを施します。そうすることで、さらにふわふわ感が増して、さわってすべすべ、着ていてぬくぬくのとっても気持ちいい物となります。

セーター・コート等お好きなウール・カシミヤ製品3着までをお送りください。
（キャメル・アンゴラ等、他の毛製品については物によりますので要相談となります。）

⑤ 【マクアケ限定】スーツよみがえりコース スーツ上下ベスト 計6着 10,000円

one moreではスーツも水洗い！ドライクリーニングでは落としきれなかった襟元や脇の汚れもさっぱりさせます。

さらに、このコースでは、洗う前にスーツの生地が滑らかになる加工を施します。こちらも普段はやらない手間をかけたmakuake限定コースです。

洗う前にスーツ生地にスクワランという化粧水にも使われるようなうるおい成分を浸透させることにより、洗いで傷むことがなくなり、肌触りが柔らかく、袖通しが滑らかになります。ほつれなどの補修も見つけたらセットで行わせて頂きます。

お好きなスーツのジャケット3着・パンツ3着の計6着をお送りください。
（ジャケット・パンツのみの物も対応可能です。計6着になるようにお送りください。ベストも1着と見なします。）

⑤最後に：リンゴ畑に囲まれた工場から全国へ

最後に思い出したことがあります。私たちの工場は周りがりんご畑に囲まれています。

そして、私たちはクリーニング排水を近くの河川へ排水を放流していました。（もちろん法律にのっとった適切な処理はしています）

青森といえば真っ先に浮かぶ、県の顔というべきリンゴです。当初、これって本当にこのままでいいのかな？と疑念が胸に浮かんでいました。

それも、いつしか忘れていたことですが、元々ドライクリーニングは環境への負荷が高いと言われています。

one moreは溶剤を使わないので、環境への負荷も減らすことができます。さらにこれからも洗剤を減らす工夫や水をキレイにする仕組みなどを導入する予定もあります。

このクリーニングが広がっていっていき、多くの地域で人も服も環境も元気によみがえらせるようになればいいなぁと夢見ています。

⑥資金の使い道

・株式会社makuake様への手数料として20%

・リターンの送料や衣服を入れるバッグ等の準備資金として40%

・これからone moreを広めていくための広告資金として20%

・今後展開するキャンペーン等のクーポン＆プレゼント資金20％

など、肌にも環境にもやさしい宅配クリーニングone moreをこれからも広めていくための費用に充てさせて頂きます。

⑦実行者について

合同会社manazashi 代表社員
株式会社弘前ドライクリーニング工場 取締役 久保栄一郎

”クリーニングに最も大切なのは技術ではない？”

私が実家の家業を継ごうともどってきた所、知り合いを中心にたくさんの方にクリーニングのご相談を頂くようになりました。皆様が共通しておっしゃるのは、「大切な服を大切に扱ってくれるところに出したい」ということでした。

ついつい、業界の中にいると「技術」を売りにしてしまうのですが、そうではなく、いかにお客様の気持ちに寄り添うか、が大事なんだと気づかされます。

私たちの会社は祖父の代から”信頼のクリーニング”を謳っていて、”着る人を想うこと”を大切にしてきました。技術もさることながら、「着る人のもう一度着たいという気持ちをどう叶えるか」を自然にやってくれるスタッフばかりで、そのスタッフの人柄や想いこそ届けたいクリーニングの価値だなと思っています。

これからも、クリーニングとしての品質はもちろん、より地球に負荷をかけず、赤ちゃんやアトピーなどの敏感肌の方でも出して頂ける本当の意味でやさしいクリーニングを追求していきます。

あなたの大切な服と出会えるのを楽しみにしています。