プロジェクト実行者
プロフィールストーリー
① 2019年4月、長野県佐久穂町に私立・大日向小学校が開校しました。
② 大日向小学校は、オルタナティブ教育の一つである“イエナプラン教育”を採用し、フリースクールではなく、教育基本法に則った一条校として設立されました。
③ 学校設立準備財団の代表理事であった中川綾さんが著者となり、小学校開校までの経緯をまとめた “『新しい小学校』のつくり方 ” を書籍にして、日本に幅広い教育環境が普及していくことを目指します。
みなさんは、どんな学校で、そして、どんな学びの環境で育ちましたか?
学校の授業では、黒板の前に先生がいて、生徒の机は黒板の方を向いて並んでいて、イスに座って先生の話を聞き、時々グループで話し合ったりしながらも、みんなで同じ内容を同時に学ぶようなスタイルだったでしょうか。
このようなスタイルは、知識を効率的に伝えるには向いているのですが、教師から知識を伝えることが中心になりがちで、理解の遅れた子が置いてきぼりになる、逆に理解の早い子は退屈してしまう・・・といった問題が指摘されています。
変化が激しく、情報があふれ、正解のない問題に取り組まなければならない、という今の時代に、そのような学び方は合っているのだろうか? 子どもたちの幸福のために、もっと適した学び方があるのではないか?
そんな想いからたどり着いたのが、『大日向小学校』の設立なんです。
オルタナティブ教育の1つである、『イエナプラン教育』のコンセプトをもとに、日本の学習指導要領に沿ったカリキュラムを実践するというのが、大日向小学校の大きな特徴です。
フリースクールではなく、教育基本法にのっとった一条校として、オルタナティブ教育に取り組んでいる貴重な事例です。
この取り組みをぜひ日本中に伝えたいのです。
日本の公教育を変えたい! もっと良くしたい! と願っている教育関係者、保護者、子どもたちはたくさんいます。そんな方々に、今回の大日向小学校の事例を通して、実際にしたことと、大事にしてきた考え方をお伝えし、日本の教育をいっしょによりよくしていきましょう!
はじめまして。中川 綾(なかがわ あや)です。
私は、大学時代に、自ら選択して学びたいことを学んだことで、
「人は学びたいことを学ぶことができれば、自発的に楽しく学ぶことができる。
それぞれに合った学び方を自分で選択できる環境がつくりたい。
そのために、いつかは学校をつくってみたい。」
という想いを強く持ちました。
その想いを実現するためには、まずは学校現場に出る必要があると考え、私立の中高一貫校に勤めて、その後は公立の小中学校、高校、通信制定時制高校、特別支援学校など、いろいろな学校で働かせていただきました。
並行して、世界で実践されているオルタナティブ教育の事例や各国の制度を学んだり、実際にアメリカやオランダの教育現場を見に行ったり、理想とする教育環境をどうしたら実現できるのかを考え続けていた頃、日本にオランダの教育を伝えようとされていたリヒテルズ直子さんと出会い、イエナプラン教育のことを知りました。
日本にイエナプラン教育を広めていくための活動を
リヒテルズさんと共に始めさせていただいたのが、今から約15年前。
<写真中央:リヒテルズ直子さん>
この15年を通して、多くの方々と出会い、
イエナプラン教育は、草の根的に広められてきたこと。
イエナプラン教育は「誰かのもの」にはならず、誰もが学び実践できるようなものであること。
イエナプラン教育は、メソッドではなくコンセプトであり、オープンモデルであるということ。
そして、共に生きる学校を、なぜつくらねばならないのか。
ということを、たくさんたくさん対話し、考え、
実践したいと思っている人たちとつながり、
そのつながりを広げてきました。
「そろそろ、イエナプラン教育を広めるだけではなく、
日本にもイエナプラン教育のモデル校が必要なのではないか?」
という話題が日本イエナプラン教育協会のメンバーとの間で出てきた頃、
チャンスは突然やってきました。
現在の大日向小学校の理事長、中正雄一さんとの出会いです。
詳しい経緯は(本にたっぷり書きたいと思いますので)端折りますが、
中正さんと出会ってから約3年後、大日向小学校が開校しました。
イエナプラン教育を取り入れた日本ではとてもめずらしい小学校です。
今回、小学校をつくったプロセスは初めての経験だらけで、山あり谷ありの3年間でしたが、この経験を人に伝えることは、さほど大事ではないような気がしていました。
それはなぜなら、学校は設立してからが本当のスタートだからです。
<写真:大日向小学校「入学を祝う会」の様子>
しかし、学校を設立してから4ヶ月が経ち、
「なぜ・どういう経緯で」大日向小学校が設立されたのか、という想いとストーリーをもっともっと共有することで、大日向小学校の子どもたちや保護者のみなさん、地域のみなさん、教育関係者のみなさんと、芯の部分で繋がっていくことができるのではないか。と思うようになりました。
<写真:授業の様子>
そして、多くの方々にどのように『新しい学校』をつくったのかを知ってもらうことで、日本により多様な教育環境を広げられるのではないかとも考えています。
その手段の1つとして、
今回の企画である「書籍化」を目指したいと思っています。
学校法人茂来学園 大日向小学校は、2019年4月に長野県南佐久郡佐久穂町で開校しました。2012年に閉校となった「旧 佐久穂町立佐久東小学校」の校舎をリフォームして利用しています。
日本ではめずらしい、オルタナティブ教育の一つであるイエナプラン教育を導入した小学校で、同時に学習指導要領に基づいた教育を行う一条校であるという点が大きな特徴です。
2022年には中学校の開校も予定しています。
ドイツのイエナ大学の教育学教授だったペーター・ペーターセンが1924年にはじめた学校教育で、年齢の異なる子どもでクラスを編成し、子ども一人ひとりの個性を尊重しながら自律と共生を学んでいくことに特徴があります。
<写真:オランダのイエナプランスクールの様子>
現在もオルタナティブ教育の一つとして注目されています。オランダにある学校のうち10%がオルタナティブ教育を実施しており、そのうち約3割に該当する200校近く(オランダ全体の3%に相当)が、イエナプラン教育を取り入れています。
日本では、大日向小学校がはじめてイエナプラン教育を導入した小学校です。
株式会社ナガオ考務店 代表取締役 長尾 彰
日本の公教育はすばらしい点がたくさんあります。
たとえば学習のガイドラインである学習指導要領の存在や、万人に等しい教育を提供しているところとか、PISA(OECD生徒の学習到達度調査)でも上位に位置していることとか、世界に誇れる部分が確かに存在します。
でも一方で、時代にそぐわない部分があったり、人によって今の教育スタイルに合わない人がいるのも事実です。そして、「私には合わない!」となったとき、日本には他の選択肢がほとんどありません。
じつは僕自身も、小学生のころに登校拒否だった時期がありました。
学校に行けなくなってどうしようか? と悩むとき、僕に存在していた選択肢は、学校から外れるか、学校に戻るか、その2択でした。
他に選択肢はありませんでした。
もし僕たちが、一人ひとりが違うことに価値を感じられる世の中を願うとしたら、一人ひとりにあった教育の選択肢を用意することが、当たり前に大切なことだと思います。
中川綾さんは、選択肢を増やす取り組みの最先端を走る人です。
彼女の小学校設立の経験と知恵を広め、共有することが、
必ず世の中の役に立ちます。
プロジェクトにぜひ参加してください。
もっともっと教育の選択肢を増やしていきましょう!
今回の書籍プロジェクトの成功に、
あなたもご協力いただけるとうれしいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
■リスク&チャレンジ
※本プロジェクトを通して想定を上回る皆様からご支援を頂き、現在進めている環境から量産体制を更に整えることができた場合、正規販売価格が販売予定価格より下がる可能性もございます。
※開発中の製品につきましては、デザイン・仕様が一部変更になる可能性もございます。
※ご注文状況、使用部材の供給状況、製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合があります。
サポーターからの応援コメント
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このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2019年10月30日までに支払いを完了した時点で、応援購入が成立します。
2,000円(税込)
書籍1冊
★完成した書籍1冊をお送りします。
※表紙はイメージです。本番の表紙はこれから制作します。
のサポーター
2019年11月末までにお届け予定
4,000円(税込)
書籍2冊【1冊はぜひプレゼントとしてご活用ください!】
★完成した書籍2冊をお送りします。
※表紙はイメージです。本番の表紙はこれから制作します。
※1冊はご自身で、もう1冊はお知り合いにプレゼント用としてご利用ください。
※別々の住所に配送することも可能です。
※2件目の住所に関しては、Makuakeメッセージでやり取りさせて頂きます。
のサポーター
2019年11月末までにお届け予定
5,000円(税込)
出版記念講演会参加1名+書籍1冊
★著者 中川綾の出版記念講演会に1名ご参加いただけます。
★完成した書籍1冊を講演会場にてお渡し致します。
※開催日:2019年11月19日(火)19:00〜
※会場:東京都内(山手線エリア内)を予定しています。詳細は、お申込者に直接ご案内させていただきます。
※会場までの交通費、宿泊費は支援者がご負担ください。
のサポーター
2019年11月末までにお届け予定
6,000円(税込)
【座席追加しました!】出版記念講演会+書籍1冊
"★著者 中川綾の出版記念講演会に1名ご参加いただけます。
★完成した書籍1冊を講演会場にてお渡し致します。
※開催日:2019年11月19日(火)19:00〜
※会場:東京都内(山手線エリア内)を予定しています。詳細は、お申込者に直接ご案内させていただきます。
※会場までの交通費、宿泊費は支援者がご負担ください。"
のサポーター
2019年11月末までにお届け予定
11,000円(税込)
追加日程/【限定10名】小学校の見学会(ランチ付き)参加1名+書籍1冊
★大日向小学校の学校見学に1名ご参加いただけます。
★当日は著者の中川綾がブッククラブ(読書会)も行います。
★小学校内にある大日向食堂でランチをお召し上がりいただきます。
★書籍1冊は先にお届けいたします。
※大日向小学校の見学会は、2019年12月12日(木)11時〜15時を予定しています。
※会場:長野県南佐久郡佐久穂町大日向1110 大日向小学校 校舎&校庭
※現地集合、現地解散となります。
※会場までの交通費、宿泊費は支援者様がご負担ください。
のサポーター
2019年12月末までにお届け予定
50,000円(税込)
【あしなが支援】書籍10冊+書籍にお名前ご紹介
★書籍10冊をお送りします。
★特別な支援者として、書籍にお名前をご紹介させていただきます。
※匿名、ニックネームでの掲載も可能です。
※公序良俗に反する内容の掲載はできません。
※書籍10冊以外の費用は、当書籍を沢山の人に知っていただく活動のために使わせていただきます。
のサポーター
2019年11月末までにお届け予定
100,000円(税込)
【スペシャルあしなが支援】書籍20冊+書籍にお名前ご紹介
★書籍20冊をお送りします。
★特別な支援者として、書籍にお名前をご紹介させていただきます。
※匿名、ニックネームでの掲載も可能です。
※公序良俗に反する内容の掲載はできません。
※書籍20冊以外の費用は、書籍を沢山の人に知っていただく活動のために使わせていただきます。
のサポーター
2019年11月末までにお届け予定
200,000円(税込)
中川綾のイエナプランスクール設立に関する個別相談『2時間』
★中川綾がイエナプランスクール設立のご相談にのります。
※ご相談時間の目安は『2時間』です。
※相談の場には複数名ご参加いただいても結構です(20名程度まで)。
※学校の新設だけでなく、すでにある学校や塾の運営についてなど、幅広くご相談いただいて結構です。
※東京からの交通費(必要な場合は宿泊費)は別途頂戴いたします。
※個別相談の会場は支援者様でご用意ください。
※お届け予定日は「2019年11月末まで」となっていますが、厳密には「2019年11月以降」となります。後ほどメール等でスケジュール調整をさせていただきます。
※2019年11月1日〜2020年3月31日まで有効となります。
のサポーター
2019年11月末までにお届け予定
300,000円(税込)
中川綾の講演会・イベント開催権(最長2時間)
【イベント主催者様向け】
中川綾氏の講演会・イベントを1回主催していただくことができます。
講演会・イベントによる収益は、すべて主催者様のものとなります。
※中川氏のイベント参加時間は2時間までを目安にご計画ください。
※講演会・イベントは有料で開催して頂いても、無料で開催して頂いても構いません。
※地方開催の場合、東京からの交通費(必要な場合は宿泊費)は別途頂戴いたします。
※講演会・イベントの会場は支援者様でご用意ください。
※お届け予定日は「2019年11月末まで」となっていますが、厳密には「2019年11月以降」となります。後ほどメール等でスケジュール調整をさせていただきます。
※2019年11月1日〜2020年3月31日まで有効となります。
のサポーター
2019年11月末までにお届け予定
10,000円(税込)
【限定10名】小学校の見学会(ランチ付き)参加1名+書籍1冊
★大日向小学校の学校見学に1名ご参加いただけます。
★当日は著者の中川綾がブッククラブ(読書会)も行います。
★小学校内にある大日向食堂でランチをお召し上がりいただきます。
★書籍1冊は先にお届けいたします。
※大日向小学校の見学会は、2019年11月29日(金)11時〜15時を予定しています。
※会場:長野県南佐久郡佐久穂町大日向1110 大日向小学校 校舎&校庭
※現地集合、現地解散となります。
※会場までの交通費、宿泊費は支援者様がご負担ください。
のサポーター
2019年11月末までにお届け予定
「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 出版・ジャーナリズムカテゴリの 「『共に生きる学校をつくる!』新しい小学校のつくり方〜書籍化プロジェクト」プロジェクト詳細ページです。