鹿革と帆布でアウトドアキャップを作りました！

プロジェクト概要

私達ポルティラタツノラボは革の一大産地兵庫県たつの市で活動する“野生獣革専門のタンナー”です。

害獣として駆除されてしまう野生獣を捨てるのではなく有効活用すべく環境配慮型のなめしで革を生産しています。

プロジェクト詳細

ご好評頂いております“害獣を『財獣』に変えるプロジェクト”の第三弾！！

今回は“鹿革” × “焚き火キャップ”のコラボレーション！！

アクティブなシチュエーションにマッチ

ツバとアジャスター部分のパイピングに摩擦に強い鹿革スエードをあしらい本体には丈夫な帆布生地を使用

コードを引っ張るだけの簡単サイズ調整

アジャスターは×azuroy×(アズロイ)オリジナルのパラコードアジャスターを採用、両サイドのコードを引っ張るだけの簡単フィッティング

かぶりやすいショートブリムデザイン

ショートブリム(ツバ)のデザインは顔の輪郭を選ばずスッキリした印象でどなたでもかぶりやすい。

アーバンなスタイリングでも違和感なく取り入れる事が出来ます。

カラー展開

鹿革スエードはキャメル、ブラックの2色、帆布生地はカーキ、ネイビー、グレー、ブラウン、ブラックの5色で以下6種類の配色組み合わせからお選び頂けます。

お手入れについて

スエードは汚れがついても乾燥ブラシ等でこする事である程度落とす事ができます。

また頑固な汚れも水につけて薄めた中性洗剤等で擦って頂く事で落とす事が出来ます。

一部分のみを濡らすと水シミが出来てしまう場合がありますので全体をまんべんなく濡らすようにしてください。

ガンガン使っていただく事で革と帆布の味わいが出て来ます！！

なぜ野生の鹿皮を使うのか？

誰もが必ず使った事のある動物の革で出来た皮革製品。

その皮革素材がどこから来たのか、どこで育って何故革になったのかというところまで思いを馳せた事はあるでしょうか？

畜産業の発展により私達は普通に肉を食べられるようになりました。そして肉を取る為には皮を剥がなければいけない訳で、その皮が革となり靴や鞄へと姿を変え利用されているのです。

しかし、その一方使われる事もなく駆除され捨てられている野生動物の命があるとしたら、皆さんはどう思いますか？

日本では年間60万頭もの鹿が害獣として駆除され続けています。

鹿は爆発的にその数を増やしており森林の環境破壊から生態系への影響、農作物への被害など日本各地で深刻な問題となっています。

鹿が増えた原因は諸説ありますが、決定的な原因というものは無く様々な要因が複雑に絡み合う事で今日の増加を招いています。

１.捕食者であった狼の絶滅

２.鹿の乱獲と無計画な保護

３.猟師の高齢化と減少

４.過疎化による里山の消失

５.植林ブームと木材輸入自由化による林業の衰退

６.温暖化による野生動物の越冬の容易化

それ以外にも地域ごとの原因があるかもしれません。しかしその全ては私達人間の利己的な経済活動によって引き起こされたという事を理解しなければいけません。

私達ポルティラ タツノラボは革の一大産地、兵庫県たつの市にて、駆除された野生動物の皮を環境負荷を極限にまで抑えたオリジナルの鞣し技術により新たな素材として活用していく取り組みを行っています。

この国土、“森林の動植物多様性 = 豊かさ”を守り後世に残す事もポルティのブランドコンセプトとしています。

×asuroy×ブランド紹介

今回はポルティラの活動にご賛同頂けました×azuroy×とのコラボで鹿革焚き火キャップが実現できました。

兵庫県朝来市にて“アウトドア”という共通点で繋がった作家チームが立ち上げたクラフト系ブランド。
誰でも似合うファッションではなく、自分の愛する物を着て欲しいという理念の元、”アウトドアからファッションをHACK”を合言葉に、それぞれのパーソナリティに寄り添ったアイテムを開発・販売しているブランドです。

今回の企画はMakuake限定での販売となりますので是非応援の程お願い致します。

スケジュール

5月中旬 鹿革鞣し染色開始

6月中旬 縫製開始

8月初旬から発送開始予定

商品の発送は8月を予定しておりますが野生獣を使用している為遅延の可能性も御座いますので予めご了承下さいませ。

応援購入いただきました売上金の一部は、野生鳥獣の有効活用の為の新たな革の開発、ジビエ食の推進、環境の保全、の為に使用させて頂きます。

実行者紹介

株式会社A.I.C (旧（有）レオン・インターナショナル)

ポルティラ タツノラボ