・高級日本酒に使われる山田錦の源流となった品種

・生産量が最盛期の500分の1まで減り絶滅寸前になったことがある

・品評会で上位入賞するにはこの酒米を使わないと不可能とまで言われた品種

岡山県で全国の90%以上を生産している幻と言われた米、雄町米。

雄町米は球状の心白が特徴で、造り手から扱うのが難しい品種と言われています。

味わいの特徴は濃厚な甘みと旨味、口の中に長く残る余韻もまた良い時間を作ってくれます。

品評会で賞を取るなら雄町米と言われるほど人気を博した雄町米ですが、育てるのが難しい品種で戦前と比べて作付け面積は縮小し一度絶滅の危機を迎えていました。

地元の人により雄町米復活の取り組みが進んでいます。

​そんな歴史を持つ雄町米を100%使用した贅沢な1本です。

先ほど紹介した「雄町米」90%以上を生産している岡山で、江戸時代から200年以上続き、天皇から褒賞をもらった経験のある酒蔵の7代目が言いました。

「何か新しいことを始めないと、終わる」

雄町米も最盛期1/500の生産量まで低下したことがある、この酒蔵も10年前に1度閉業しかけ、全盛期と比較して生産量は1/30。

岡山県内では最盛期は100以上あった日本酒蔵も、数十蔵程度まで減っています。

幻の米と、日本の伝統文化である日本酒業界に貢献したい。

そんな思いで始まったのがProject momoです。

岡山は気候も安定、一級河川が3本もあり土地は肥沃。

日本酒米を多く生産していて過去100以上の酒蔵があった土地でもありました。

しかし、岡山=日本酒のイメージがない理由はなぜでしょうか？

答えはシンプルです。

古くからの日本酒産業の文化で、日本酒蔵は生産量が制限されていました。

代わりに大手酒造メーカーの酒を作っていたのです。

なので、環境は凄く良いのに表に出ることがあまりなかったんです。

酒造りに最適な場所なのにも関わらず、今まで日の目を浴びることがなかったのです。

瀬戸内海に面する「児島」という地域で日本酒を作り続けてきた三冠酒造。

創業は文化三年1806年と長い歴史を誇ります。

1903年には天皇より褒状を授与されるほどの実力。

現在は第七代目が酒造りに邁進しています。

200年以上続く酒蔵だからこそ出来る手間のかかる手法で造っています。

味わいを楽しんで頂くために酒の仕込み時期、杜氏（酒造りの最高責任者）が付きっきりでお酒を管理し続けます。

Projectmomoは日本酒から地方文化を盛り上げるためのプロジェクトです。

岡山県児島の水、岡山が誇る雄町米、岡山の人によって出来る1本。

全て地物にこだわりました。​幻の米と言われる地元の名産品を地元の素材で醸す。

贅沢な1本が出来上がりました。

Projectmomoならではの独自体験

Projectmomoはあなたの大切な時間をより豊かにする1本を目指しています。

■利用シーン

①大切な人との時間のお供に

②1人でゆっくり過ごす時間のお供に

■最も美味しく味わう方法とは

日本酒には様々な種類毎に美味しく飲むための温度と飲み方があります。

しかし美味しく味わう方法まで指定してくれる日本酒は意外とない。

Projectmomoでは家庭で美味しく飲む方法までお伝えします。

①冷蔵庫から出して5分〜7分待つ
5分〜7分待つことで雄町米の隠れた本来の濃厚な甘み・旨味を引き出します

②口広めのワイングラスに人差し指第一関節分入れる
たくさん入れてしまうと温度が変わるので少なめで

③1〜2分程待つ
空気に触れることで飲みやすい口触りに

④グラス内に溜まった薫りを味わう
グラスの中に薫りが溜まるので、それも味わいましょう

⑤口に含み味わいと鼻に抜ける薫りを楽しむ
一気に飲んではいけません、少しづつ口の中に含んでゆっくりと

①〜⑤の時間と順序を守って楽しむと「日本酒ってこんなにも美味いのか！」という驚きと発見を味わえます。

あくまでも皆さんの好みによって↑の時間は変わります。
1回目に注いだ時、2回目に注いだ時、様々な時間で自分の好みの味わいを探してみてください。

※気温や室温、好みによって適切な待ち時間は変わりますので、時間を意識しながら少量づつ自分好みの温度を試すのも楽しみの1つです。

Projectmomoの世界で飲まれるブランドへの挑戦と背負うリスク

Projectmomo第一弾は国内680本限定販売。

第一弾を皮切りに世界で飲まれる日本酒ブランドを目指します。
Project momoは設備・お金がない中で人の手間をかけて生産しています。

期間中は付きっきりで杜氏が酒の状態をチェックするので手間はかかりますし、製法にもこだわっています。

酒蔵7代目が実力派の杜氏とタッグを組んで作った幻と呼ばれた米で作る日本酒の味を知って欲しい。

そう考え、取れるギリギリのリスクをとりなんとか生産にこぎつけました。

その数が680本。 このプロジェクトを成功させ、好評頂ければ来年以降も生産します。

来年以降も伝統文化を残すことができます。 伝統文化を未来に残す第一歩です。

ぜひ応援ください。

雄町米、岡山県の酒蔵、人と徹底的に地元にこだわります。

幻の米と言われる雄町米100%使用、純米大吟醸、生原酒

初年度国内680本限定での販売となります。

最後に

日本には各地域に独自性を持った文化がたくさんあります。

しかし、人口減少・グローバル化により衰退の一途を辿っているのが実情です。

例えば日本酒に関しては1,000年以上日本で続く文化ですがコロナ前で月2.9蔵が閉蔵しています。

他の伝統文化についても売れないから雇用出来ず、この代で辞めざるを得ない。こんな話をよく耳にします。

Projectmomoをきっかけに日本の伝統文化に興味を持つ人、購入する人が増えることで面白い未来をみなさんと作れたら幸いです。

リターン：幻と言われた米、雄町米100%使用した純米大吟醸 生原酒

ラベルデザインイメージ

※実際のアルコール度数は16.5度です。

ラベルデザインのポイント

①Projectmomoを製造する児島地域の形

②酒蔵の場所をポイント

③発酵の色をテーマに酒米の形を配置

岡山県出身のデザイナー戸塚が制作しています。

お届けする箱のイメージ

至極の1本：雄町米100%純米大吟醸 生原酒について

香りと味のバランスが上手く取れていて、美味しく味わえます。

Projectmomo第一弾は甘口、辛口では表現出来ない、雄町米特有の甘さとスッキリさ、そして口の中に残り続ける余韻の深い味わいになりました。

日本酒は菌と水と温度など様々な要素が関わりあって出来上がります。

つまりこの1本を逃すと2度と同じ味を楽しむ事は出来ません。

購入者限定の「日本酒ブランドの裏側」コミュニティへの招待

Projectmomoの立ち上げを通して気づいたことがあります。

伝統文化の奥深さ、物語、製造工程を知ることによる体験価値の向上です。

日本酒の味だけでなく、その裏にあるストーリーまで知ることでより良い体験になると確信しました。

ですので、今回ご購入頂いた方限定でProjectmomo第二弾を作る過程を楽しめるコミュニティに招待致します。

・第二弾のコンセプト作り

・マーケティング戦略

・どんな味にしていくのか

普段は知ることの出来ない日本酒作りの裏側を知ることが出来ます。

日本酒という文化全体を盛り上げることが目的なので、隠す必要はないと考えます。

Projectmomoの未来と資金の使い道

今回はProjectmomoを世界で飲まれるブランドに育てる始まりの第一歩です。

私たちは地方から世界で飲まれるお酒を目指して長い目線でProjectmomoを育てていきます。

応援購入頂いた資金はProjectmomo来年度の生産費用・マーケティング費用に使用します。

プロジェクトメンバー

■プロジェクトオーナー

株式会社OTONA代表 大平友明(左)

岡山県出身岡山県育ち、大学卒業後に東京の広告系ITベンチャー企業に入社。

地方で起業することだけを決めて2020年退職し放浪へ。

沖縄・九州を旅する中で少子高齢化・地方文化の衰退を目の当たりにし、衰退していく日本独自、伝統文化に貢献すること決めて2021年株式会社OTONA創業。

■三冠酒造 代表取締役 前畠眞澄(右)

私が7代目として帰って来たばかりの時、地元のイベントや催事にて隣の町の方すら当蔵の存在を知らず「そんなトコに酒蔵何てあったか な？」と言う声をよく耳にしました。

その時私は「絶対に児島の みんなが誇れる蔵にしよう」と心に決めました。

児島は繊維の街、東京はもとより世界各地に出張に行かれる方が沢山います。

そんな時に「これ地元の地酒です」と言って手土産で持って行って貰える、選んでもらえる蔵になる「我々の地元児島にはこんな旨い酒を造る酒蔵が有るんだ」と言って頂けるよう になる。 これが私の目標であり使命だと思っています。

■デザイン担当 戸塚ゆうた

岡山県倉敷市出身。

農家さん職人さんとものづくりをしたり、衣食住にまつわるもののデザインをしています。ウガンダ産コーヒーを通した続いていく農と食のものづくりのプロジェクト「Kanata（カナタ）」、デザインスタジオCIAL、トツ手工業デザイン事務所主宰。

【コメント】

出身地である岡山の風土特性が生きているものを一緒につくれることをとても嬉しく思っています。「児島三白」と言われるような豊かな食産業がある地域である児島で、長く児島の土地で日本酒を醸し続けている三冠酒造さんと、自分たちだからこそ提案できる新しい日本酒の楽しみ方を探っていくようなプロジェクトにしていきます。

■マーケティング担当 仁井田 紀之

宮城県生まれ、大学卒業後に大阪のIT系出版社に入社。 現在は法人数社のマーケティング責任者、コンサルタントとして広告、販売戦略などを企画。 大学院まで農学部、修士論文も米の販売で書くなど農業への興味があったことから本事業に参画。

【コメント】

大学では米のネット販売の研究、その後新潟に一年住んで日本酒を100種類以上飲みました。日本酒みたいな伝統文化を残すということに携われて光栄であると共に、だからこそ必ず本プロジェクトを成功させます。