こんにちは。R357blastyleのナカムラです。

今回は「鍵の取り出しがスマートにできる、機能美と外観美を兼ね備えたシンプルなレザーキーケース」プロジェクトを始動しました。

その名も「no.14」です。no.14は、自身が取り扱う製品の14番目に考案・具現化(プロトタイプ含む)されたものを指します。

こだわりのポイント

「簡単に鍵が取り出せる」ことが重要！！

鍵を使いたい時に、すぐに取り出せないとイライラ・・・こんなことありませんか？

鍵の開閉は、日常の「一瞬」であるべき。

本製品は「入れ物」ではない為、手に持って鍵をくるっと引き出してすぐに使えます！

手の小さな方にも優しいシャープなデザイン！！

キーケースの性質上、手で握ったり包み込むように持つ事が頻繁にある為、形状には特にこだわりました。

握り締めたときの「握りづらさ」を軽減させる為、製品幅を極限まで細めることで掌が小さな方でもより快適に持てるように設計しました！！

手に収まりやすい気持ち良いおおきさ♪

お好みの「キーホルダー」でカスタマイズ！！

「手で持つ」だけじゃない！！

使用金具の「ピン部分」には穴が空いている為、お好みのキーホルダーでのカスタマイズが可能です！！

※リターン内容として「キーホルダー」の付属はございません。ご了承ください。

つかうキーホルダーの長さや種類は人それぞれ♪

「スマートキー」を一緒に携帯！！

車も、自宅も何かとスマートキーが増えてきました。

二重リング(別売オプション)※を使用して一緒に携帯！！

「二重リング」と「キーホルダー 」の併用ができることが本製品の大きなポイントです。

※「二重リング」は基本リターンに含まれておりません。必要に応じて、オプションとしてご購入ください。

ALL銀面の高級仕様！！

お値段以上を意識！革を貼り合わせて縫製！！

「銀面(吟面)」とは...

革の真皮の表面のこと。皆さんがよく見る皮革製品の表面は、動物の毛や表皮を除去した後の姿です。

通常、コストの都合で「目視で見えづらい部分」や「綺麗に仕上げる必要性がない部分(革の裏面)」は、製品化後もそのままの物が多いです。

本製品は、鍵を装着する面(製品でいう内側面)にも革を貼って縫製してありますので、両面とも銀面仕様となります。

カムフラージュ柄とナチュラルの高品質レザー！！

一風変わった「柄」と「経年の見た目重視」の革！！

良質且つ、キーケースとしては市場に珍しい「カムフラージュ柄本革」をご用意しました。また、前回プロジェクト同様に「ナチュラル(肌色)」革もご用意があります。共に「タンニンなめし」が施されている革ですので、いずれの製品も本革としての経年変化(エイジング)をお楽しみいただけます。

「コバ処理」が製品の「格」をあげる！！

コバの仕上げで命を吹き込む。

「コバ」とは...

革製品の切り口の呼称。コバの仕上げ方の技法は、いくつもありますが本製品は「素磨き」処理※をしています。

「コバ処理」も人件費が著しく上がる為、安価な製品は切りっぱなし(革を断ち切ったまま)の物が市場の多くを占めます。

しかし、コバの仕上がりは革製品の命であり使用上での耐久性や品質に大きく影響するため、しっかりとした面取りと磨き加工を施しています。

※「素磨き」の定義が様々ありますが、私の場合「染料や顔料(赤や青など色のついた薬品)を塗布することなく、コバの美しさを最大限に活かした光沢仕上げ」を指します。

検 証

鍵の全長(最大)：70mmまで。鍵の取り付け穴幅：4mm以下は取り付け不可です。

鍵を1本収納、シリコンワッシャーを4ヶ使用した例。

鍵を3本収納、シリコンワッシャー未使用の例。厚み約2tの鍵が3本まで収納可能です。

なぜ、生まれたの？？

既存の「キーケース」に+αを見出したい

皆さんもご存知の通り、昨今における情勢の影響も相まって物品の価格高騰が著しいですが、皮革材料及び皮革製品も例外ではありません。その中で流通している製品の中には、コスト重視で品質が決して高くないものや価格に見合った品質ではないものが散見されました。

皆さんは、

良い「皮革製品」とは

を考えたことがありますか？

皮革製品を購入される方は「どんな色・柄で/デザインで/大きさで/値段で/本革か否か」などは気にされた経験はお有りかと思いますが「コバの仕上げ/革自体の品質/銀面の仕上げ」までは、あまり一般的ではないと思います。

あくまでも私個人の見解ですが、市場に出回る「皮革製品」の基本的なデザインや機能性は、すでに出尽くしていると考えています。であれば、革新的機能・突出したデザイン性・価格・品質・社会的背景など「何か」に着目して「新たな製品」を見出していく事が業界の前進には必要なのではないでしょうか。

今回企画した「キーケース」もその一つ...

キーケースも市場に多く存在しています。

例えば、A社とB社のキーケースのスペックが同等で売り上げに差がある場合、一方の会社は「何かしらの企業努力」ができているという事になります。

私は、キーケースの「最終的な仕上げや使用材料(革や金具類)、価格帯」に注力したいと考えました。つまり、同価格帯の他社類似製品よりも自身が提供できる全てをより注ぎ込みたかったのです。

まとめると、

・「品質」は後回しで「価格」優先の類似製品が比較的多い

・市場における既存製品の製品差がわかりづらい

・作り手の皮革製品に対する「こだわり」が感じづらい

こういった問題が多かったんです。

ならば、

「こだわりを持ち、合理的で且つ外観美・機能美を感じる事ができるキーケースをつくればいいじゃないか」

という結論に至り、

「お値段以上のハイスペックアイテム」をテーマにしました。

3つの課題

◆「大きさと形」への挑戦

使いやすい形状はどういったものなのか

◆+α(差別化)の考え方

他社製品と同じ価格帯で自分にどこまで何を提供することができるのか

◆価格に対して「見合った品質」からの脱却

よりユーザーの評価が得られる皮革製品のクオリティはどういった部分で魅せていくことができるか

この課題をクリアし今回のキーケースが完成しました！！

今回も、色合いや表情が違うものを取り揃えておりますので、

ご夫婦やカップルなど、パートナーと合わせて持ちの2個リターン

また、

ご家族での色違い持ち、ご友人同士などでの3個リターン

もご準備させていただきました。

完成品×1個 超早割／早割／通常割

完成品×2個 ペア割

完成品×3個 コンボ割

追加オプション 外径16mm 二重リング×6ヶ

2022年9月18日：プロジェクト始動

2022年10月30日：プロジェクト終了

2022年 11月中：「超早割」「コンボ割」サポーター様へのリターン品発送完了

12月中：「早割」「ペア割」サポーター様へのリターン品発送完了

2023年1月中：「通常割」サポーター様へのリターン品発送完了

※リターン配送は全て2023年1月まで(3ヶ月間)に完了とさせて頂きますが、完成したものにつきましては、順次サポーター様へのリターン配送を並行して行なっていく予定です。

2023年1月末：先行販売分製作終了、発送完了

「R357blastyle」とは...

国道357号線沿線を拠点に、blast(賑やか)+style(様式)からなる造語をコンセプトとし、お客様の生活をより楽しく・豊かにするものづくりを目標としております。

このプロジェクトが多くの方々の興味を引くモノになれば、プロジェクトが終了した後に自身のショップでの販売も視野に入れています。

その他ご不明な点など御座いましたら、お問い合わせください。