ランドセルの背負いやすい5つの機能　
特許出願中「ランテックシステム」を紹介

1つ目の機能「背カン」

ランドセルの代表的な機能に「背カン」というパーツがあります。

このパーツは子どもの６年間の成長対応を考え、肩ひもが左右にスイングするという機能を有しています。体の小さな1年生から体の大きな6年生までの成長に合わせる為、肩ひもが自由に開きどんな体格にも対応できる構造になっています。

肩紐が左右に開くのでどんな体型にもフィットします。バネが入っているため中央に肩紐が戻るように設計されています。

左右の肩紐が別々に可動するので肩の高さや動きに合わせた対応が可能です。

2つ目の機能「肩紐立ち上げ構造」

カラダとバックパックの間に隙間があると肩や腰の一部分に過度の荷重が掛かる為、重く感じてしまいます。

それに対して、肩紐に立ち上げ構造があると、背中との間に隙間を作らずリュックを高い位置で安定して背負うことができるため、重さを感じにくくなります。

また、肩から背中にかけてのカーブに沿って隙間なくぴったりとフィットすることで、接地面全体に荷重が分散され、背中全体で荷重を分散させることが可能になります。

3つ目の機能「背板構造」

バックパックの背面部分にパネルを入れることにより、収容物の重さがパネルを経由して均一化され、背中全体で荷重を分散させることが可能になります。

また、背負った際の姿勢もパネル効果でリュックが真っすぐになる為、良い姿勢をサポートしてくれます。バックパック自体の形状も保持され、型崩れを防ぎ、自立も可能になりました。

4つ目の機能「3Ｄクッションフォーム」

背中部分に3Dクッションを設置することで、厚みのあるフォームが背中を優しく支え、快適な背負い心地を実現します。さらに、中央部の溝によって通気性が確保され、メッシュ素材の効果で暑い時期でも快適に使用できます。

5つ目の機能「チェストサポート」

肩紐のズレ落ちを防止して、歩行中のバックパックの揺れを軽減します。背中、肩、胸を連結させることで一体感も増し、安定して背負うことができます。

以上の5つの機能で構成された「ランテックシステム」により、肩紐から背中にかけて体に隙間なくフィットします。これによって荷重を面で分散し、安定して背負える構造を目指しました。ランドセル独自の技術をバックパックに融合させたこれまでにない背負い心地を是非体感ください。

ランテックが解決‼リュックのお悩み！　

ランテックなら！肩だけじゃなく背中全体で荷重を分散！

「ランテックシステム」を搭載していないリュックは背中とカバンの間に隙間が発生しやすい為、下記の体圧分散図のように、腰に荷重が集中する傾向があります。

一方、ランテックは背中とバックパックの間に隙間なくフィットする為、背中全体で荷重を分散していることがわかりました。

「ランテックシステム」を搭載していないリュックは腰に荷重が集中するため、腰への負担が大きくなる傾向があります。これに対し「ランテック」は、背中上部から腰までを面で支えることで、上半身全体で荷重を分散し、より快適な背負い心地を実現しました。※効果には個人差があります。

ランテックなら！さまざまな体型に対応可能！

ランテックのメイン機能である「背カン」は、約42°～100°まで開閉する設計になっています。肩紐が左右にスイングすることで、肩幅の狭い方から広い方まで、さまざまな体格の方にも背負いやすい仕様となっています。

ユーザーレビュー

痩せ型女性　身長153㎝　（当社社員）

「なで肩なのですが、背カン機能のおかげでリュックがしっかりフィット。肩からずり落ちることもなく、自然に背中に沿うので違和感なく背負えます。肩ひもが立ち上がっているので荷物の重さも分散され、見た目以上に軽く感じられました」

普通体型男性　身長173㎝（当社社員）

「肩と背中に当たる感覚が心地よく、長時間背負ってもラクなような気がします。肩ヒモが立ち上がっている事で背負いやすく、背負った時の肩への密着感もほど良く◎。さらに肩ヒモが動くので肩のベストな位置にいてくれるのもありがたいです。今のランドセルの背負い心地がここまでよいものとは……正直驚きです。」

大柄体型男性　身長180㎝（当社社員）

「当方身体が大きく、通常普通のリュックを背負うと肩ベルトが首の付け根に当たり不快な為、必要以上に大きな鞄を持つことが多かったですが、こちらは肩ベルトが広がる仕組みなので不快感は一切なく快適に背負うことが出来ました。また、背中の柔らかいクッションと相まって、荷物が非常に軽く感じられます。シンプルなデザインなのでどんな服装にも合わせやすい点も魅力的です。」

ランテックなら！夏服、冬服でもぴったり背負える！

背カン機能により肩紐が左右にスイングするので、夏の薄着でも冬の厚着でも服装のボリュームに左右されず、体型にぴったりフィットして快適に背負えます。

自立するからサッと置いても倒れない！

この自立機能も社員の声を生かしました。

商談時にカバンをテーブル下に置いて、倒れてしまうと商談に集中できない。取り出したい資料がサッと出せない。など自立の要望が多くありました。

ランテックは背板構造と底面の革付属によって、しっかりと安定感のある底面になっており自立がしやすい構造を目指しました。

日常使いからビジネスシーンまで使えるシンプルなデザイン

高機能なバックパックによくあるのは、機能性を優先した分厚い肩パッドや、スポーツライクなデザイン。しかし「RanTEC」は背負い心地を優先しながら、シンプルでシーンを選ばないデザインに仕上げました。

全体的に丸みを帯びた流線形の形状は近年のトレンド感もあり、オシャレな印象。

収納量も約29リットルと大きく普段の荷物の持ち運びから、持ち物の多い旅行にいたるまで、生活の様々なシーンに馴染んでくれます。

ビジネスシーンでも使えるシックで落ち着いたデザイン

きっちりスーツの日も、ラフでカジュアルな気分でもどんな格好にでも合わせやすい落ち着いたデザイン。

本革を底面に使用しているのでカジュアル過ぎず、きちんとした印象もあります。

商談用の資料やPCなど荷物が多くても大容量だから問題なし。必ずやあなたの相棒になってくれると思います！

商品仕様

大容量設計のメインルーム

メインルームにはPC収納ポケット着きで電子端末を外部の衝撃から守ります。また容量は約29Lあるのでたっぷり収納可能、ちょっとした出張や旅行にも問題なく使用できます。

サブルーム

もう一層あるサブルームには小物収納に便利なポケット付き。モバイルバッテリーやカメラ、備品のケーブル関係などまとめて収納できます。

サブルーム自体はカバンの底まで深さもあり、底面は革付属で形状も綺麗に保たれているのでポーチやお財布など貴重品も問題なく収納できます。

フロントポケット

一番手前にあるフロントポケットは、前面のかぶせ部分に隠れる構造で、外からは見えない隠しポケットになっています。定期券やスマートフォンなど、サッと出し入れしたい使用頻度の高いアイテムを収納しやすい設計です。

両サイドポケット

サイドには折りたたみ傘や水筒など簡単に収納可能なポケットが付いています。

ランテックのおすすめの背負い方

出来るだけバックパックを上部で背負っていただくと、肩紐と背中のクッションが一体となって重さを分散させて背負うことができます。背板構造によって、背筋が伸び、胸が広がった感覚で美しい姿勢をサポートしてくれます。従来のリュックにはないクセになる背負い心地を感じることができます。

驚きの新機能。ランドセルの機能をバックパックに融合させた新たなプロダクツ。

私たちは77年という長きに渡り、日本中の子ども達の為にランドセルを作り続けてきました。その本数は累計で約1400万個以上。今このページを見ていただいている皆さんのランドセルも当社が製造したものだったかも知れません。日本固有の文化でもあるランドセルは、子どもたちが快適に通学できるために開発された日本鞄の技術の結晶です。

長きに渡り研究開発されたランドセルは、背負いやすさ、軽さ、丈夫さなどさまざまな使用状況を想定し、尚且つ6年間という長期間の使用にも耐えられるように設計されています。

近年ではタブレットや水筒など荷物が増え、ランドセル自体は軽量化されているものの、収納物を含めると平均で約4キロとなり、大人の通勤用リュックより重い場合もあります。それでも子どもが楽に通学できるように、軽くて丈夫で、背負い心地にも配慮されているカバンが「ランドセル」です。

しかし、これだけの歴史があり、培った技術はランドセルだけのものになっていました。本プロジェクトでは、ランドセル独自の技術とリュックの機能を融合させ、誰もが背負える次世代型バックパックへと進化させた新たな製品を開発しました。

開発ヒストリー

開発のきっかけは当社社員の一言でした。

「ランドセルとリュックの良いとこ取りって出来ないですかね？」

ランドセルメーカーであった為に、ランドセルだけの機能と理解していた技術をリュックに応用するというアイデアは今まで考えたこともありませんでした。

初回に作ったテスト品は従来のリュックにランドセルのメインパーツである「背カン」を付けたものでしたが、新たな可能性を感じる試作品になりました。

そこから何度も試作と改良を加え、数年掛けて「RanTEC」が開発されました。

ランテックとは「ランドセル」と「テクニック」を合わせた造語でランドセル独自のテクニック(技術）を意味しています。ロゴの「R」はランドセルを背負っている子どもを表現しています。

「ランテック」はランドセルの技術とバックパックを融合させた全く新たなプロダクツ として誕生しました。

made in japan

ランテックはランドセルと同様に全て“made in japan”にこだわった生産をしています。おおよそ1400万個以上ものランドセルを作り続けてきた伝統あるランドセル工場では、ベテラン職人と若手の職人が共に協力しながら、こどもたちの為に心をこめて1つ1つ手作りをしています。かつて墨田区にあった工場の時代から数えれば、おおよそ77年もの長きにわたってランドセルを作り続け、伝統の中にも革新的な手法を取り入れながら、新たな発想の高品質なモノづくりを常に目指しています。

3年間無償修理保証

万が一「背カン」が破損など発生した場合は3年間無償修理保証対応をさせていただきます。ランドセルで使用している実績のあるパーツですが、不安な方もいるかと思いますので、万一の場合は修理対応させていただきます。※その他部分に関しましては無償修理保証の対象外とさせていただきます。

商品詳細

製品サイズ：高さ450×幅310×奥行き220(mm)
バックパックの容量：約29L
本体材料：ナイロン1680D、牛革付属
重さ：約1100g

生産：日本製

スケジュール

・2025年11月11日　応援購入募集スタート
・2026年3月30日　応援購入募集終了
・2026年5月上旬　製品完成
・2026年5月末～　リターン配送開始予定

※上記はプロジェクト開始時点での予定スケジュールです。やむを得ない事情で変更となる際はMakuake内の活動レポートにて随時ご報告いたします。

プロジェクト実行者

こんにちは。

今回はじめてMakuakeにプロジェクトを出品させていただきました。今まで私たちは創業以来77年間ランドセルの製造販売をメインにしておりました。今回はランドセルの当たり前の機能を、リュックの当たり前の機能にしたら面白いのでは？という発想から新しいバックパックを開発しました。何度も試作を繰り返して、やっと皆様にお披露目できるようになりました。これまでにない新しいモノが作りだせたと思いますので、新感覚の背負い心地をお試しください。何かご不明点、ご質問などございましたらお気軽にお問い合わせください。

どうぞよろしくお願いいたします。

よくある質問

Q：撥水性はありますか？

A： 生地には1680Dナイロンを使用しており、非常に丈夫な素材です。ただし、撥水加工は施しておりません。撥水機能をご希望の場合は、市販の撥水スプレーなどを使用していただくことをおすすめします。

Q：PC収納ポケットは付いていますか？

A： 背面側に、約15インチまでのPCを収納できる専用ポケットを備えています。ポケットサイズは高さ33㎝×巾30㎝でウレタンクッションを内蔵しており、大切な機器も安心して収納いただけます。

Q：バッグ自体は自立しますか？

A： 本製品は自立しやすい構造で設計されています。ただし、収納物の重さや重心、収納量によっては自立しない場合もございますので、収納方法を工夫してご使用いただくことをおすすめします。

Q：3年間無償修理保証の詳細を教えてください。

A： 肩紐の付け根部分にある背カンパーツのみ、商品発送日より3年間の無償修理保証の対象とさせていただきます。修理のお問い合わせにつきましては、商品に同封されている保証書記載の連絡先までご連絡ください。

Q: プロジェクトや商品について質問がある場合、どこに問い合わせればいいですか？

A：プロジェクト管理画面からお問い合わせください。