プロジェクト実行者
プロフィール
ストーリー
- コンパクトで長寿命なeMMCでRaspberry Piの安定動作を実現！
- すぐに使える！Raspberry Pi用のOS プリインストール済み！
- root領域の保護・ヘッドレス開発・リモート開発に対応！
Raspberry Piを利用した開発に使われるNAND型の記録媒体は書き換え寿命の短さが問題になります。今まではこの問題を解決するためにUSBポートを利用してSSD等の外部ストレージを起動ドライブとすることが一般的でした。
しかしSSDなどの外部ストレージを利用した場合、どうしても全体のシステム体積が大きくなってしまい、Raspberry Piのコンパクトさを生かしきることができませんでした。
そこで本製品「AdvaNceD IoT eMMC」はSSDではサイズが大きすぎるという組み込み用途のお客様にmicroSDカードの寿命問題を解決するソリューションとしてお勧めします。
「AdvaNceD IoT eMMC」はeMMCチップ（embedded Multi Media Card）を使用した「microSD互換カード」です。
eMMCチップは高い信頼性を求められる産業用組み込みシステムで最もよく利用されるフラッシュ技術で多くのタブレットやスマートフォンの起動ドライブストレージとして利用されています。
また書き換え耐久性にも実績があり、Raspberry Pi のコンピュートモジュールにも使用されています。Read/Writeの速度もSSDには劣るものの、通常のHDDやメモリカードよりはるか高速に実行が可能です。
16GBモデルにはRaspberry Pi OS Lite（システム:32ビット カーネルバージョン:5.15）、32GBモデルにはデスクトップ付きRaspberry Pi OS（システム:32ビット カーネルバージョン:5.15）がプリインストールされておりますので、microSDカードスロットに挿すだけですぐに起動が可能です。
ヘッドレス開発とはRaspberry Piのソフト開発時にモニター、キーボード、マウスを用意することなく、PCから直接、コマンドラインで開発する方法です。AdvaNceD IoT eMMCはこのためのツールを用意しています。
ストレージの分割領域の中でシステム起動プログラムを格納する領域（root領域）を保護するprotectモードを実装していますので、突然の電源断や、シャットダウンプロセスを介しないシステム終了においてもシステムプログラムの損傷を危惧する必要はありません。
Raspberry Pi Remote Consoleは、他のLAN環境にあるRaspberry Piにログインして、リモートデバッグできる画期的なソリューションです。
Raspberry Piを組み込み用途で産業用に応用した場合、一番困るのは、開発現場と設置現場で動きが変わってしまい、現場に出向いて、PCでteraterm等でログインするかTeamViewerなどのリモートデスクトップでteraterm等でログインするなどの必要がありました。
設置場所が多岐にわたって、問題が出てくると非常に煩雑な作業となります。
Raspberry Pi Remote Consoleはこのような開発現場の悩みを解消するソリューションです。
商品仕様
「AdvaNceD IoT eMMC」はeMMC 5.1チップを使用した「microSD互換カード」です。16 GB と32 GBの2モデルを展開しています。16 GBモデルはRaspberry Pi OS Lite（システム:32ビット カーネルバージョン:5.15）、32 GBモデルはデスクトップ付きRaspberry Pi OS（システム:32ビット カーネルバージョン:5.15）をプリインストールしております。
インターフェイス：microSDスロット
容量：16 GB / 32 GB
読み取り速度：最大 17 MB / 秒
書き込み速度：最大 9 MB / 秒
プリインストールOS：
16 GBモデルの場合
Raspberry Pi OS Lite（システム:32ビット カーネルバージョン:5.15）
32 GBモデルの場合
デスクトップ付きRaspberry Pi OS（システム:32ビット カーネルバージョン:5.15）
動作温度：- 40 ℃ ～ 85 ℃
動作電圧：5.0 V / 3.3 V
外形寸法：幅 32.4 mm × 高さ 19.4 mm SDカード部厚み 0.7 mm ～ 0.8 mm
質量：約 1 g
機能：root領域保護、ヘッドレス開発、Raspberry Pi Remote Console、デスクトップ機能（※デスクトップ機能は32 GBモデルのみ）
リターンについて
実行者紹介
株式会社デバイスエージェンシーは、IoT製品をはじめとした商品開発やデジタル機器の設置・修理などを行っております。
https://device-agency.co.jp/
そのサービスの1つとして、AdvaNceD IoT というブランドを展開しております。
https://and-iot.jp/
こちらでは遮音性の高い、高性能な「AdvaNceD IoTテレワークブース」を展開しておりますので、ぜひ合わせてご覧ください。
https://and-iot.jp/booth/
よくあるご質問
Q.製品の使用に当たってフォーマットやインストールなどは必要でしょうか？
A.16 GBモデルにはRaspberry Pi OS Lite（システム:32ビット カーネルバージョン:5.15）、32 GBモデルにはデスクトップ付きRaspberry Pi OS（システム:32ビット カーネルバージョン:5.15）がプリインストールされておりますので、microSDカードスロットに挿すだけですぐに起動が可能です。
Q.今までmicroSDカードを使用してRaspberry Piを使用したシステムを開発してきましたが、動作が安定せず突然フリーズしたり再起動不可になったりして、カードを交換したりしています。この製品の使用で解決するでしょうか。
A.AdvaNceD IoT eMMCは、タブレットやスマホなどにも使用されているeMMCを使用していますのでRead/Write耐久性に優れます。また、OSの暴走によるシステム停止を防止するためウォッチドックタイマーを設定済みです。組み込み用途の製品に最適な設計になっています。
Q.省エネのため営業時間外はRaspberry Piを含むシステムの電源を毎日落とす仕様にしたいのですが、そのような使用方法でも安定動作できますか。
A.「AdvaNceD IoT eMMC」はeMMC内蔵の電源断保護機能に加え、root領域に保護をかけているので、シャットダウンをかけなくても電源を落とすことが可能です。そのため毎日の電源断にも十分対応可能です。
Q.eMMCはSDカードとどこが違うんですか？
A.eMMCはSSDと同様にNAND型のフラッシュメモリをディスクドライブのように扱える半導体デバイスで、SSDと同じように読み書きに対する各種の保護機能が内蔵されているところがSDカードと異なります。
スケジュール
2022年1月中旬 プロジェクト終了
2022年1月下旬 発注および生産開始
2022年2月中旬 生産完了→当社へ発送
2022年2月下旬 検品および配送準備
2022年3月初旬 サポーター様へ発送開始
2022年3月中旬 サポーター様へ発送完了
実行者から最後にひとこと
最後までご覧いただきありがとうございます！
コンパクトで高機能なRaspberry Piは非常に重宝されていて各方面で利用されています。当社でもRaspberry Piを利用した製品を多数開発しています。
当社ではRaspberry Piのコンパクトさを生かすためにmicroSDカードを使用していましたが、長期間使用しようとすると、耐久性の面から定期的なメンテナンス、microSDカード本体の交換が不可欠でした。
当社ではより安定した製品開発のため、耐久性の問題を解決する手段として「AdvaNceD IoT eMMC」を企画・製作いたしました。
是非、同じ悩みをお持ちの開発者の方に本製品をご活用いただけましたら嬉しいです。
リスク&チャレンジ
半導体不足により、制作に必要なチップが納期内に確保できず、納期がずれる可能性があります。 ※原則として、配送遅延に伴う応援購入のキャンセルはできませんが、リターン配送予定月から6ヶ月を超えた場合には、希望者に限りキャンセルにて対応させていただきます。 ※製品改良などの必要な仕様の変更が発生する可能性があります。 ※応援購入の数が想定を上回った場合、製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合がございます。 ※本文中に記載させていただいたスケジュールは、あくまでプロジェクト公開時点の予定です。応援購入の性質上、配送遅延のおそれがございます。
サポーターからの応援コメント
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※デザイン・仕様は変更になる可能性もございます。ご了承ください。
※皆様の応援購入により量産効率が向上した場合、正規販売価格が販売予定価格より下がる可能性もございます。
※ご注文状況、使用部材の供給状況、製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合があります。
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