REDOR（レドール）は、サーフボード（ショート〜ファン）やウェットスーツなど、かさばりがちなサーフギアをコンパクトに収納するために開発された、新しいタイプのサーフラックです。

開発するにあたり、家屋を傷めず、機能的であると同時に、収納された愛用のサーフギアを見ていて、”楽しい”や”嬉しい”が感じられるラックになるよう製作しました。

今回のプロジェクトで、基本機能を強化し新しくなったREDORを多くのサーファーたちへ伝えたいと思い、Makuakeに応募しました。

REDORは2017年12月にVer１.０としてローンチされ、翌月には日本経済新聞やスポーツ産業新報など多数のメディアに掲載されました。発売から３ヶ月の間に寄せられたお客様のご要望を反映させたVer１.１を、2018年4月にリリース致します。

★日本経済新聞（http://webreprint.nikkei.co.jp/r/LinkView.aspx?c=34D073EB1DE34BF1AAD896A0A863A4EF）

★スポーツ産業新報（http://sunpow-er.co.jp/web/html/media2.html）

それぞれのサーフギアに特化した収納パーツを支柱に取り付けることで、ユーザー様の思いのままのラックをつくることができます。このパーツは、現在５種類ありますが、今後もユーザー様のご要望に合わせて種類を増やしていく予定です。

例えば、このような組み合わせができます。

今までの収納方法は、横方向のみに種類別に収納しており、省スペース化に限界がありました。REDORは、奥方向、縦方向にも種類別の収納が可能です。それにより、大幅な省スペース化を実現しました。

REDORは、どなたでも気軽に形状をアレンジができるよう、パーツの取り付けにビスや工具が必要ない設計となっています。パーツを支柱に取付けるには、パーツにセッティングされている”フック”を、支柱に引っ掛けるだけで完了です。また、フックは、パーツの自重により、自動的にロックが掛かります。

この機能は、『意匠権』および『特許権』を申請中です。

（※Ver１.1のフックは”つや消しステンレス”となりますので、無塗装に変更されております。）

以前の私は、ボードをタオルの上に立てかけるようにして、収納していました。その結果、静かに床に置いても、テール部に負荷がかかりヒビが入った経験がありました。
また、ノンシーズンのウェットをクローゼット内に吊るしていましたが、他の衣類が引っかかり破損の原因になりました。

この経験から、ボードにはストレスがかからないよう、スポンジゴムのみが触れるようにしました。また、ウェットは吊るしてシワが入らないように、そして他の衣類とは別に収納できるようにしました。

REDORは、フックがパーツやサーフギアを支えるので、フックはとても大事な部品になります。そのため、今回のVer1.1からは材質をスチールからステンレスに変更しました。その結果、フックが変形し始める座屈点が、48kgから70kgまで向上されました。安全率を35％まで引き上げても、REDORパーツの最大積載重量25kgを可能にしました。

ボードの平均重量は、ショートが約4kg、ファンが６kgなので、１つのフックにファンボード3枚を収納したとしても、十分に支える強度です。

時には、REDOR・サーフギアにぶつかる時もあると思います。その衝撃を逃しやすくするために、フックと支柱の間に少しの”遊び”を設けました。これにより、普段は自重でロックされているが、横から衝撃が加わった際は、横方向に少し回転しその衝撃を逃がしやすくし、転倒のリスクを軽減しています。

REDORは安定感を確保するため、重量を持たせたつくりになっています。そのため、持ち運びで苦労しないよう、台座部にキャスターを設けました。移動の際は、支柱を少し傾けて頂ければ、キャスターを転がして移動することが可能です。一方、収納時に安定感を損なわないよう、台座にゴム足も設けました。その結果、REDORを傾けなければ、キャスターで移動できないような仕様になっております。

REDOR（レドール）について

REDORは、英語で”元気付ける”、そしてポルトガル語だと”周りに”という意味があります。この言葉の通り、我々が長年培ってきた金属加工技術を活かして、人々の生活に寄り添いながら、日々過ごす時間が楽しく豊かになるような製品を生み出したいと思い、REDORという言葉をブランド名にしました。

☆今後の予定☆

・2018年中旬ごろに、ロングボード用をリリースいたします。