熟成用に加工された木材をガラスボトルに投入し、

お酒を注いで、

１２時間～２４時間待つだけ。

私達自身が驚いたお酒の時間を進める方法。それが、投入型熟成と呼んでいる方法です。木材をお酒の中に入れることで味の変化を起こすことができます。

チャー（木材を焼く）をした10種類のキューブ型の木材を好きな容量でボトルに入れ、お酒を注ぐことで、木材のタンニンや糖分などの成分と木材の香りがお酒に溶け出し、より芳醇な香りと味わいに育ちます。

中を焦がされた木樽の中で長期間寝かせることにより木の香りや成分がお酒の中に溶け込み、お酒はどんどん変化していきます。

実はあの琥珀色は木材の成分が溶け出すことでもたらされる色なのです。

長くこの樽の中で寝かされたお酒は美味しくなることが多いです。AgingCubeはこの樽熟成と同様にお酒に木の香りや成分をしみ込ませることにより熟成を進める事ができます。

とてもシンプルですが、少ない量のお酒にたくさんの量の木材を入れて、触れる面が多くなればなるほど木材の成分が溶け出して熟成が進むと考えています。

熟成効果は明確！約12時間で香りの変化が明白に。

この様に12時間、24時間で琥珀色が濃くなっていることが解ります。色だけでなく木材の香りや成分がどんどんお酒になじみ、アルコール感を和らげ芳醇な香りや味わいに変化します。

通常瓶の中にそのまま入れられる様にスティック型に作っているものが多いですが、多くのスティック型のサイズは12cm×1cm×0.8cm程度のものが多いです。

この場合の体積は9.4立方センチメートルです。それに対し、CUBEは2センチ角ですので、8立方センチメートルとなります。3つ入れれば、約3倍、4つ入れると約4倍の体積を得る事が出来る。という事になります。

通常お酒を熟成させる際は木樽の中を焦がし、そこにお酒をいれて長期間寝かせるという方法をとりますが、2種類以上の木をブレンドすることはできません。

私たちはここに新しい熟成方法をテストしてみました。

それが私達が「ブレンド熟成」と呼んでいる方法です。

CUBE型にした事で複数の木材を中に入れる事が可能となり、分量の調節もしやすくなったので、木材を投入する際に複数の樹種をブレンドする事で、様々な樹種の要素が混ざり合った複雑で芳醇な熟成酒を造ることが可能です。

焼き具合の強度はCUBEごとに変更でき、また、樹種も1種類をいれてもいいですし、複数の樹種を混ぜることができます。

例えば、オークとさくらを混ぜたり、オークにヒノキなどの森感の強い香りのする樹種を混ぜたりすることが可能です。

普通の樽熟成ではありえない複数の木材の香りのするより複雑なお酒を作り出すことができます。

あなただけの熟成パターンを作り出し、あなただけのお酒に育てることを楽しめる熟成キットです。

ウイスキー、ラム酒、ワインなどの様にお酒を寝かせて味や香りづけを行うお酒には木樽が利用ます。この寝かせる樽から木材の香りや成分とお酒の成分が混ざりあって美味しいお酒に仕上がっていくと言われています。

そして、そのお酒に溶け出す香りや味にとても強い影響を持っているのが、樽に利用されている「木の種類」と樽の中を焦がす「チャーリング」という工程です。

この様にウイスキーの樽の中は焼かれて焦げています。この焦がす工程により糖分がカラメル化して溶け出やすくなったり、香りがつきやすくなります。

これらの焼き入れをすることを「チャー」と呼び、強さが3段階あり、軽いライトから鰐肌の様になるまで焦がす、アリゲーターがあります。焦がし具合によって香りが異ります。「AgingCube」はライト状態でお届けします。

ウイスキーやラム酒など蒸留酒は強いお酒なので、ビールやチューハイの様にたくさん飲むわけではないと思います。なので、微妙な量が少しずつ残ってしまうという事がよくあります。

CUBE型にしたおかげでこの点も解消されました。CUBEは1つで約200ccの熟成が適量ですが、それより少ない場合1粒を短い時間入れることで調節ができます。

お酒の熟成キットはその名の通り、お酒に投入して利用します。食品関連商品ですので、安心して利用したいと考え、国内製造また、衛生管理が出来る環境と工程での製造に徹底してこだわりを持っています。

木材に含まれている水分が多いほどに菌が発生しやすく、カビが発生しやすいです。そのため基本的に含水率は15％を上限とし、10％前後のものを利用します。製造前に必ず検査機で含水率をチェックしてから製造に入ります。

洗い工程、熱殺菌工程などにより、安心して皆様が利用出来るように徹底した製造工程で梱包まで行っています。

私達がテストした木材はなんと国内外60種類以上に及びます。

香りがきつすぎるので、お酒のよい香りを打ち消してしまうものもあれば、逆にお酒の香りと混ざり凄く良い香りになるものなど様々な木がありました。

また、良い効果をもたらすだけではなく、安定的に商品としてご提供できるものである必要があります。

今回、ベースセットとして用意した5セットはオーソドックスに皆様にお楽しみいただける5種で、更に追加で用意した5種は我々がテストした中でもとても面白い効果が出た樹種です。

最後の1種をあえて確定させませんでした。「特別な1種をお届けしたい」と思いこの様にさせて頂きました。テストした中でも美味しいお酒に育つ樹種はたくさんありましたが、供給量がとても不安定なものも多く、今回の10種をご購入頂けた方の人数で最後の1種を確定したいと思っています。

候補は、ジャパニーズオークと名高い「ミズナラ」、梅酒の様なフレーバーが特徴的な「梅」、香ばしい香りが特徴の「カバ桜」などです。

全ての方に同じものをお届けできないかもしれないですが、間違いなく入手が困難でとても良い効果を期待できる1種をお届けします。

最後の1種は何か？お楽しみにして頂けますと嬉しく思います。

他にもワイン、スピリッツ、ジン、泡盛など、様々なお酒を熟成することが出来ます。

サポートについて

お酒をより楽しむためのブランド「Time＆Flavor」を運営している

リタインターナショナルです。この度は当ページをご覧頂きありがとうございます。

私達自身がウイスキーをこよなく愛する、ウイスキー愛好家であるため、

Time&Flavorは自分たちもいちユーザーとして

楽しむことが出来る商品をたくさん作り、

皆様と一緒に楽しむためにに立ち上げました。

今回の商品AgingCubeはその１つ目の商品として開発をスタートしました。

商品の着想はドイツの会社が提供している熟成用のスティックを取り寄せようと

しましたが、なんと日本は配送対象外で購入する事ができませんでした。

であれば、国内にも同じような木材の取り扱いはあるので、

自分で作ってみようと思い、とりあえず、オークは材を取り寄せ、

お酒に入れてみたところ、熟成が進む事が解ったのです。

もしかしたら、オーク以外にも美味しいお酒になるのでは？と思いたくさんの

端材を取り寄せ、色んな木で試してみました。

すると、木により全く違うお酒に仕上がる事が判明しました。

そして、私たちはこれなら仲間と一緒にそして、お客様と一緒に楽しめる商品に

なるのではないかという想いを抱く様になり、日本国内の木樽メーカー様に

アポを取り、どのようにして木樽ができるのかを学び、どういう形状が

最も熟成に適しているのか？を研究しました。

キューブ型の着想を得てからはどれくらいの大きさの木材が最も利用しやすいか

などを計算し、実際に木材取り扱い企業様を相談し、今回のAgingCubeが完成に

至りました。

「お酒好きがお酒好きと一緒に楽しみたいから作った」そんな商品です。

お酒を一緒に楽しむ輪がこの商品でどんどん広がる事を願っています。

応援購入金の使い道

今後の日本国内での更なる販売促進の資金とさせて頂きます。

また、今回の応援購入金により新たな商品開発に投資もさせて頂きます。

Q：チャーリングなしでそのまま投入しても大丈夫ですか？

A： チャーリングなしで投入頂いても問題ありません。熟成の効果やスピードは若干落ちます。プレーンで熟成すると、チャーリング済みのものと比べて異なる香りになりますで、味の違いもお楽しみください。

Q：何回使用できますか？

A：熟成効果の観点では２～３回程度を推奨します。回数を重ねるごとに木材の成分が薄くなる関係で少し熟成の効果が落ちます。ただし、木材の成分の代わりに、熟成させたお酒がしみ込むので、木材キット自体を育てて、何度も利用することも可能です。

２回以上使用する際は再度焼入れをして頂くと効果が得やすくなります。

Q：どれくらいの期間熟成したらいいですか？

A：お酒の量、木材の投入量、樹種によって異なりますが、通常３個で600mlをオークで熟成する場合、約12時間～24時間で効果を感じて頂けると思います。１週間程度で取り出して頂く事をおすすめします。木の成分が出すぎると味を損なう可能性があります。

Q：なんのお酒に使えますか？

A：ウイスキー、ラム酒、焼酎などの木樽で寝かせる蒸留酒への利用をおすすめします。劣化しやすい日本酒などは～２４時間の短期熟成をしてください。CUBEは瓶に直接投入できないので、瓶内熟成をするお酒への利用はおすすめしていません。

Q：キットは劣化しますか？

A：殺菌工程を加えている上、食品ではないため、劣化しにくいですが、利用推奨期限は製造から半年間としています。カビ等が発生しない様にキットは１０℃以下で保管をお願いします。含水率の低いカビの発生しにくい原料を厳選していますが、保管状況によってはカビの発生もありますので、カビが見られた際は利用を控えて下さい。