昨年は多くの皆様のご支援を受けて、とてもクリエイティブで実りのあるロボティクスフェアを開催することができました。

今年で第３回目となる2019年3月9日開催予定のロボティクスフェアに向けて、さらに発展的なプロジェクトに取り組むことを生徒一同熱望しており、必要な資金の一部を今回もクラウドファンディングでご協力をお願いしようと考えました。

Robotics（ロボット工学）は変わりゆく現代の技術社会においてますます重要となっています。関西国際学園ではカリキュラムとしてRoboticsを導入しており、ロボティクスフェアは生徒達の創造的な発想、設計、組み立ての力が発揮される最たる場と言えるでしょう。

関西国際学園中等部は2016年に開校し、中等部の生徒が年度末に開催するロボティクスフェアは今回で3回目となります。生徒達は主にRobotics、ICT（Informaiton and Communication Technology）で学んだ成果を実演し、プレゼンテーションをします。昨年もマクアケのクラウドファンディングを活用させていただき、集まった資金で“Heartwarming Society”というテーマの下に生徒達はロボット制作に取り組みました。ロボティクスフェア当日は200名近くの方に来場いただくことができました。

3回目となるロボティクスフェアは2019年3月9日（土）を予定しています。

ロボティクスとは

ロボットと社会

ロボットは社会のあらゆる場面で人間を助けています。食器洗いや掃除など日常的な仕事から危険を伴う仕事まで請け負い、火星などの荒れ果てた環境にもロボットを送り込んでいます。AIがさらに発達してさらにロボットが活躍の場を広げる近い将来に向けて、生徒は準備をする必要があります。

ロボティクスで学ぶこと

ロボティクスには様々な科目の要素が含まれています。ICTの授業で学んだプログラミング、Social Studiesの授業で学ぶチームワークと協働性、Physics、Chemistryで学ぶ電気についての知識、Artのクラスで学ぶデザインの力など、様々な科目で学ぶスキルをRoboticsの授業に応用します。さらにロボティクスフェアでは、制作したロボットやそのデザイン、提案についてプレゼンテーションをする必要があります。単にロボットを制作するだけではなく、様々なスキルを学ぶことができるのです。

チームワークとコラボレーション

クリティカルシンキング

問題解決力

クリエイティビティ

デザイン

コーディング、プログラミング、基礎工学

支援していただいたお金の使い道

支援していただいたお金を使ってロボティクスフェアで発表するロボットを制作するのに必要な機械や部品、基盤のCPUや動力源、電子工作用具やロボット教材の購入を予定しています。また、それらの教材は今後のRoboticsのカリキュラムの発展にも繋がります。私たちはコンテストへの挑戦を開始しており、今年度はTEPIAチャレンジのロボット大会へ出場します。将来は国際的な競技会への出場を目標としています。

関西国際学園中等部

関西国際学園は、保幼小中高一貫の日英バイリンガルスクールであり、初等部はIB（国際バカロレア）の初等プログラムPYP校としての認定を受けています。国際社会に貢献するリーダーの育成を学園理念とし、英語教育とともに日本人としてのアイデンティティの確立の両立を図る教育に力を注いでいます。中等部は2016年4月に開校し、日英バイリンガル教育に加えて、フランス語・乗馬・空手・弦楽器（ヴァイオリン等）を必修科目としています。現在はIBの高等プログラムDP校の候補校です。

皆様のご協力に皆様のご支援を力に変えて、魅力的なロボティクスフェアの実現を目指します。ご支援の程よろしくお願い致します。