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【和傘のエコを継承した”第三の傘“】晴雨兼用の和洋傘「ryoten」・京都日吉屋

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ストーリー

  1. 自然素材「36本の竹骨」と160年受け継がれて来た職人技
  2. 閉じたときに濡れない、生地部分が内側にしまる和傘ならではの奥ゆかしい構造
  3. 洋服にも似合う現代のライフスタイルに合ったデザインの晴雨兼用傘

初めまして、京和傘の「日吉屋」です。私たちの工房は江戸時代後期から160年以上和傘の制作を続けている、京都で唯一の京和傘製造元です。

和傘はとても美しく機能的で、竹と和紙の100%自然素材からできている、とても環境に優しいものです。しかし手入れが必要だったり、洋服に合わない部分もあります。そこで私たちは和傘の美しさと自然素材+洋傘の利便性を併せ持つ、和傘でもなく、洋傘でもない、現代の使い方に合った、第3の傘「ryoten(りょうてん)」を開発しました。

傘の70%は骨組みでできていると言われています。傘骨にスチールやグラスファイバー、カーボン等を使用することがありますが、いずれも資源とエネルギーを大量に消費し、リサイクルも難しい、環境に厳しいものです。ryotenは自然素材の竹骨を使った環境負荷がとても少ない傘です。

ryotenの名前の由来は、江戸時代に実際に使われていた両天傘(りょうてんがさ)。

雨天と晴天の両方使える、晴雨兼用傘が現代的なデザインと機能で生まれ変わりました。

日本は世界一の傘消費大国

日本では毎年約1億2~3000万本の洋傘が消費されています(※1)。このうち、約6,000〜7,000万本のビニール傘が毎年廃棄され、その多くは埋め立て処分されていると言われております。大量生産、大量消費。それに伴う環境破壊。その代名詞にビニール傘はなりつつあります。(※1 出展:日本洋傘振興協議会)

和傘は和紙と竹から成る100%自然素材の傘。しかし、今の時代では使うシーンが少なく、着物を着る時や伝統行事といった場に限られているのが現状です。

しかし洋傘の利便性に慣れてしまった現代人が、いかに環境に優しく綺麗だからといって、昔の和傘を日常的に使う事は現実的ではありません。

日常生活に使える強度とデザインで、環境にも配慮した新しい傘は作れないだろうか?

和傘でもなく、洋傘でもない、第3の傘を――こうした発想から、第3の傘プロジェクトは始まりました。

第3の傘「ryoten」の特徴

2009年から開発に着手し、2012年に試験的に販売した物に更に改良を重ね、足掛け約13年かけて新たな「ryoten」が完成いたしました。

長い開発期間中には何度も挫折しそうになりましたが、和傘の美しさは大事にしながら、環境にも優しく実用的な傘として、「日本人のライフスタイルの中で、再び自然由来の傘をお使い頂きたい」と願いながら試行錯誤を繰り返して来ました。

数千万本のビニール傘を全て止める事は出来なくても、少しでも未来の世界が美しく持続可能でありたい。雨の日にryotenをさしながら、この想いを皆様と共有できれば嬉しいです。

ご共感いただけそうでしたら、是非応援購入頂き、実際に手に取ってお使い頂ければ幸いです。雨の日の気分が、きっと今までより晴れやかになる事と思います。

◆日本の美しさが感じられる繊細なデザイン

洋傘の骨は通常8~16本ですが、ryotenの傘骨は36本。親骨、小骨共に自然の竹で作ります。放射状に広がる繊細な竹骨の規則正しさと、傘が真円に近くなることにより、和傘のような美しさが生まれます。

◆和紙調不織布の生地

傘の生地には、和紙のような見た目の撥水したポリエステル不織布をryoten専用に開発。本来の和傘は和紙を張りますが、防水の為に油引きなどが必要になります。

ryotenは自然の竹骨と強度のある不織布を組み合わせ、環境配慮とデザイン、実用性のバランスを考えて作られています。

◆晴雨兼用の仕様

◆閉じたときに濡れにくい、内側閉じ

和傘は閉じたときに生地が内側に仕舞われる構造です。雨天時は水滴が洋服などに触れにくいデザインになっています。

◆軽さ250g(ビニール傘の約半分)

一般的なビニール傘の重さが約400~500g。ryotenは主な材料が竹のため、とても軽く約250gです。


◆自然素材と工業素材

自然素材である竹や木と、リサイクル可能なアルミのスライドシャフトを採用し、自然素材と工業素材を組み合わせてryotenを作り上げています。和傘と洋傘の良さを取り入れました。

廃棄する際にもすべてバラバラに分解でき、竹や木、不織布やプラパーツは可燃ごみ、アルミシャフトはリサイクルに回せます(※2)。竹は成長するときに二酸化炭素を大量に吸収しますので、焼却処分しても、カーボンニュートラルに近くなると考えられます。もちろん、竹や木は自然物ですので、土に還ります(※3)。

(※2詳しくはお住いの自治体のごみ処理ルールを参照ください。※3ご自身の土地以外に竹や木を土中処分する事は出来ません。)


◆修理して長くつかえます

骨に使用している竹はとても強く、しなる特性があるため折れにくいものです。万が一折れてしまっても傘を分解し修理できます。※4

※4修理は有償になります


◆コンパクトに持ち運べます

柄はスライドシャフトを採用し、伸縮して短くコンパクトになります。また専用傘袋付きで手軽に持ち運べます。


◆色展開

色は4色(空、墨、若草、真紅)ご用意しました。開いているときと閉じているときの印象が少し違うこともお楽しみいただければと思います。

◆スペック

サイズ:直径860mm×長さ690mm(傘を広げた状態)、直径45mm×長さ545mm(収納時)
本体素材:木、竹、ポリエステル不織布、アルミ、ポリカーボネート、合皮
袋素材:合皮、T/C(テトロン/コットン混紡)

日吉屋の職人

日吉屋はベテランから若手まで様々な世代の職人がおり、京都の工房にて和傘や、インテリア照明などを制作しております。

▽女性の職人も多く在籍しています

「ryoten」には伝統的な和傘と同じ部材もあります。そういった部材は繊細なものが多く、一つ一つが熟練職人の手造りです。例えば次の画像の「ロクロ」は、傘の先端部分で竹骨を固定し開閉する為の重要な部材で、とても細やかに仕上げられています。

ういった部材を調整しながら組み合わせて「ryoten」は出来上がります。様々な職人の手を経て、自然素材の特性を活かして作られた傘は、機械による大量生産の傘には無い個性や、優しさが感じられます。

是非一度、手に取ってご覧いただき、背景にある日本のものづくりの歴史を感じ取っていただければ幸いです。

日吉屋について

▽京都本店の外観

初代は京都市内中心部にある、本覚寺様境内の長屋で創業。二代目の代に現在の場所に移転。以降100年以上この場所で和傘を作りつづけています。

▽伝統工芸「京和傘」・日吉屋 五代目当主「西堀 耕太郎」

和傘の歴史と現状

和傘が開閉できるようになったのは、安土桃山時代に「ロクロ」の技術が伝来して以降といわれています。傘が開閉できるのは今日では当たり前ですが、シンプルな様に見えて、実は非常に精密な構造を有しています。

数ある工芸品の中でも和傘のようにコンパクトに畳んで持ち運びできるような、形状が大きく変化する商品は、多くはありません。機能的な美しさ「用の美」を具現化した工芸品と言えるでしょう。

京都は古来、都として長らく栄えた土地柄、最も早くから和傘が使われて来ました。都ならではの審美眼の厳しい人々に使われる中で、過度な装飾を廃したシンプルさと最高級の素材、技術で仕上げられた、京都独自の上品さを持つ和傘「京和傘」として発展して来ました。最盛期には日本全国で年間1700万本以上生産されていた和傘ですが、明治時代に西洋化が進み、和装が洋装に変わると共に洋傘が使われるようになると、和傘は急速に衰退し、今では全国でも10軒程度の工房が残るのみとなっています。

「伝統は革新の連続」

日吉屋は京和傘の老舗として、茶道家元がお茶席で使う野点傘や、舞妓さんが使う蛇の目傘をはじめ、寺社仏閣や、祇園祭、葵祭などの伝統的なシーンで使われる和傘を作り続けています。

受け継がれて来た伝統は大切にしながら、一方で当代五代目になり「伝統は革新の連続」を理念にかかげ、和傘の美しさを現代の生活の中で使って頂ける方法を追い求め、傘の様に開閉できる、斬新なデザイン照明「古都里-KOTORI-」を2006年に発表しました。

おかげさまで、グッドデザイン賞等、国内外の多くの賞を頂く事が出来、日本国内だけではなく諸外国でも、ホテルやカフェ、そして一般住宅でも使われています。和傘の持つ普遍的な美しさや、竹と和紙等自然素材の持つ温かさは、インテリアの世界でも認めて頂く事が出来、和傘職人の仕事を未来につなげることができました。

▽ランプシェード「古都里-KOTORI-」

「伝統は革新の連続」

「ryoten」への想い

「傘は本質的に、美しく楽しいものです。」お気に入りの傘が1本あれば、雨の日も気分が上がり、待ち遠しくなる事すらあります。しかし、今のように、安価大量生産の傘ばかり使っていては、常に大量廃棄という問題に直面します。

ページ前半でお伝えしたように、いまの日本では毎年約6,000~7,000万本以上という莫大な数のビニール傘が廃棄されています。傘を作る者としてとても悲しいことです。

日本では毎年約1億2~3000万本の洋傘を消費していますが、その量を1%でも自然素材の傘に転換できれば120万本、10%では1,200万本になります。もし実現できれば、どれだけ環境負荷を減らす事ができるでしょうか?

もちろん、洋傘も便利で優れた機能をもっており、今の我々の社会に必要な物ですが、これから将来の、持続可能な世界のあり方を考える時に、美しくサスティナブルな「ryoten」を手に取ることで、少しでも晴れやかな未来になるよう、皆で考えるきっかけとなればと願っております。

晴れの日も、雨の日も「ryoten」を手に、楽しく環境にも優しい、幸せな傘ライフをお過ごし頂ければと思います。

リスク&チャレンジ

・商品について 商品サンプルも完成して、仕様も確定していますので、変更はありません。 ・納期について それぞれのリターンに記載している期日までお届けできるように準備をしています。お申し込みが予想を上回った場合、納期が遅れる場合があります。 ※限定数が完売し、追加リターンが発生した場合は、そのページに記載のお届け予定をご覧ください。 記載させていただいたスケジュールは、あくまでプロジェクト公開時点の予定です。応援購入の性質上、配送遅延のおそれがございます。 原則として、配送遅延に伴う応援購入のキャンセルはできませんが、リターン配送予定月から3ヶ月を超えた場合には、希望者に限りキャンセルにて対応させていただきます。

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追加:7月配送【早割5%OFF】晴雨兼用傘「ryoten」・1本
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完成した第三の傘「ryoten」を1本お届けします。
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追加:8月配送【早割5%OFF】晴雨兼用傘「ryoten」・1本
追加:8月配送【早割5%OFF】晴雨兼用傘「ryoten」・1本

完成した第三の傘「ryoten」を1本お届けします。
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2022年08月末までにお届け予定

16,500(税込)

【超早割30%OFF】晴雨兼用傘「ryoten」・1本
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完成した第三の傘「ryoten」を1本お届けします。
定価:22,000円(税込)の30%OFF。
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2022年04月末までにお届け予定

18,700(税込)

【超早割20%OFF】晴雨兼用傘「ryoten」・1本
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完成した第三の傘「ryoten」を1本お届けします。
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2022年04月末までにお届け予定

20,900(税込)

【早割10%OFF】晴雨兼用傘「ryoten」・1本
【早割10%OFF】晴雨兼用傘「ryoten」・1本

完成した第三の傘「ryoten」を1本お届けします。
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22,000(税込)

追加:6月配送【早割5%OFF】晴雨兼用傘「ryoten」・1本
追加:6月配送【早割5%OFF】晴雨兼用傘「ryoten」・1本

完成した第三の傘「ryoten」を1本お届けします。
定価:22,000円(税込)の5%OFF。
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22,000(税込)

【早割5%OFF】晴雨兼用傘「ryoten」・1本
【早割5%OFF】晴雨兼用傘「ryoten」・1本

完成した第三の傘「ryoten」を1本お届けします。
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