ほとんどの皆さんからは遠い石垣島でしか食べることができない「石垣島産車えびカレー」。これを冷凍カレーとして商品化したいと思っています。

このカレーにはとても熱いファンがいてくれます。

もちろん、私たちも、自信をもってカレーを作り上げています。

ただ、日本の西の端の小さなカレー屋なので、全国で通用するのか、よくわかりません。

なので、今回、Makuakeで初めてネット販売にチャレンジして、今後継続的にネット販売していくことができるのか、手ごたえが見たいのです。

新しい物好き、エビ好き、そしてカレー好きのあなた。

「石垣島産車えびカレー」は、こんなカレーです。。。

①その名の通り地元石垣島の特産品、養殖の車えびを使用しています。

②プリプリっとした大きな車えびを包みこむように、トマトのうま味がベース

③バターとココナツのコクをプラス

④マスタードシード、クミン、カレーリーフなどのスパイス、ハーブが香ります

⑤カーっと体の奥から熱くなる辛味が後から追いかけてきて(*)

⑥スプーンが止まらなくなるカレーです。

(*)今回は、辛口が苦手な方のために小辛もご用意しています。

さて、このカレーを食べに本州から何度も来店していただいたり、

などと連絡をいただいたりするお客様がいます。

こんな日本の片隅にいる私たちは思いました。

"もしかしたら、このカレーは全国で通用する味なのではないだろうか？"

そこで、今回、冷凍カレーとして全国の皆様に食べていただき、私たちのカレーが全国販売する価値があるものかどうか、その手ごたえを見たいと思います。ぜひお手伝いいただけませんか？

もしも、十分な手ごたえを感じることができれば、商品化を進めて、継続的に販売し、喜んで食べていただける方を増やしながら、なんとかこの日本の端の小さな商売をこれからも元気に続けていきたいな、と考えています。

ある時期から急に「カッコいい苗字！」と言われるようになりましたが、郷里の福島では、ありふれた苗字です。私の祖父のお墓の周りは「半澤家の墓」だらけです。

当店は、石垣島に2007年にオープンしてから、お客さんの圧倒的多数は地元の方で、観光の方には、ほぼ無名のお店です。グルメサイト「食べログ」の石垣市でのアクセス数は100位以内にも入りません。

開店以来、多くの地元のお客様に支えられてきました。本当にありがたいことです。

なので、しばらくの間は、観光の方向けの商品はありませんでした。

”もっと観光の方にも来ていただきたい”

そのころ、私たちと同じ移住者で島そばを出している「八重山嘉とそば」さんが「石垣島産車えびそば」を出しているのに出会いました。エビのだしが染みわたってうまい！

使用しているのは、石垣島で養殖されている高級食材。大粒の「車えび」。

観光の方にアピールできる絶好の食材に巡り合いました。

それから試行錯誤の末、2013年に「石垣島産車えびカレー」が完成しました。

それは沖縄県なのです（「海面漁業生産統計調査 / 確報 令和２年漁業・養殖業生産統計」より）。

エビの大好きな日本人の食卓に、沖縄から多くの車エビが供給されています。

なかでも、石垣島の「有限会社石垣エビ養殖」さんは、沖縄でも１，２を争う大きないけすで、毎年大量の車エビを養殖しています。

国立公園にも指定されている川平湾からもほど近い自然豊かな場所で、当店も使わせていただいている車えびたちが育てられているのです。

＜「有限会社石垣エビ養殖」のいけす全体＞

いつもプリプリの車えびを提供してくださる「有限会社石垣エビ養殖」さんの取締役 上地みかさんは、当店の「石垣島産車えびカレー」の大ファンでもあります。そんな上地さんから推薦のことばもいただきました。

＜上地みかさん（左）と半澤（右）＞

上地さんがどうしても島外にいるご親戚に送ってあげたい、とのことで冷凍カレーをお渡ししました。そのご親戚たちは、以前、石垣島にいらしたときに「石垣島産車えびカレー」を召し上がっていただいた方たちでしたが、冷凍でもおいしく召し上がっていただいたとのことでした。

東京から毎年石垣島を訪れて、もう十数年ものリピーターでいてくださるKoda Hirokoさんも次のようにおっしゃっています。

もうひと方、地元で週に１回ぐらいは朔をご利用いただくH・Jさんの推薦のコメントもご覧ください

今回の冷凍カレーは、私たちが自店舗でご来店のお客様に提供するように、１食１食作り上げてご提供いたします。

なるべくお店で食べていただくのと同じものを味わっていただきたいからです。

普段のお店の営業時間もとらないといけませんので、リターンご提供までにプロジェクト終了から約３か月以内というご猶予をいただいたとしても、生産量はどうしても限定されてしまいます。お早めにお申し込みください。

「石垣島産車えびカレー」は標準の辛さが大辛口で、これは辛いのが得意な方にとっては、適度な辛さ加減であると思うのですが、今回「食べてみたい！」と思っていただいた方の中には、「辛いのはちょっと」という方もいらっしゃるかと思いますので、大辛と小辛のどちらかを選べるようにしてあります。

せっかくだからいろいろな当店の味を味わってほしいので、「石垣島産車えびカレー」の他に、当店で最も注文数が多い「チキンカレー」と「バターチキン」も冷凍カレーにしてお出しいたします。ぜひ食べ比べしてみてください

ひとつひとつ冷凍パウチにしたものを段ボール箱に入れ、クール宅急便の冷凍タイプでお送りいたします。

届きましたら段ボール箱から開けて、すぐに召し上がらない場合は、冷凍パウチを冷凍庫で保管してください

お召し上がりになるときは、冷凍パウチを沸騰したお湯で７分間湯せんして解凍してください。お気に入りのお皿に盛りつけてどうぞ！

■石垣島産車えびカレー（大辛／小辛）

【原材料】

石垣島産車えび、トマトジュース、イセエビブイヨン、ココナッツパウダー、植物油、バター、トマトペースト、野菜（たまねぎ、ニンジン、セロリ）、食塩、小麦粉、香辛料、全粉乳、みずあめ、おろし生姜、おろしにんにく ／ 安定剤（ガゼインNa（乳由来））、酸化防止剤（リン酸Na）

＊調理過程で市販のココナツパウダーを使用しているため、安定剤と酸化防止剤が原材料に含まれています

【特定原材料28品目中】

えび、小麦、乳を含みます

【賞味期限】

製造より３か月間

【保存方法】
冷凍庫で保存してください

【重量】

200g

■チキンカレー（辛口）

【原材料】

たまねぎ、鳥肉（ブラジル産）、トマト缶詰、ココナッツミルク、食用ココナッツ油、塩、スパイス、植物油、にんにく、ライム

【特定原材料28品目中】

鶏肉を含みます

【賞味期限】

製造より３か月間

【保存方法】
冷凍庫で保存してください

【重量】

200g

■バターチキン（甘口）

【原材料】

鳥肉、ヨーグルト、トマトジュース、生クリーム、バター、香辛料、おろし生姜、おろしにんにく

【特定原材料28品目中】

乳、鶏肉を含みます

【賞味期限】

製造より３か月間

【保存方法】
冷凍庫で保存してください

【重量】

200g

2022年10月2日 Makuake内 「石垣島／八重山フェア」にてプロジェクト開始

2022年11月29日 プロジェクト終了

2022年12月～2023年2月末ごろまで リターン製造、発送を順次行います

すみません。冒頭に、「私たちのカレーが全国販売する価値があるものかどうか、その手ごたえを見たいので、ぜひお手伝いいただけませんか？」と私たちからのお願いを書いたので、本来、利益なしで食べていただくぐらいのリターン設定にすべきかもしれない、とだいぶ迷ったのですが、、、

「今回、とっても安いから買っちゃおう」という方がたくさんあらわれてしまって、その分たくさん売れてしまっても、私たち、勘違いしてしまいかねないので、料金は、正規料金を基準にして、Makuakeの他のリターンと同等程度の割引サービスをするように決めました。

① 石垣島産車えびカレー大辛３個セット 6,300円

② 石垣島産車えびカレー小辛３個セット 6,300円

③石垣島産車えびカレー大辛6個セット 11,270円

④ 石垣島産車えびカレー小辛6個セット 11,270円

⑤ ３種のカレー食べ比べ2個ずつセット
（車えびカレー大辛2個／チキンカレー2個／バターチキン2個） 8,400円

⑥ 石垣島産車えびカレー大辛３個セット 6,650円

⑦ 石垣島産車えびカレー小辛３個セット 6,650円

⑧ ３種のカレー食べ比べセット
（車えびカレー大辛／チキンカレー／バターチキン） 5,130円

⑨ 辛口食べ比べセット
（車えびカレー大辛２個＋チキンカレー2個） 6,650円

⑩ 甘口食べ比べセット
（車えびカレー小辛2個＋バターチキン２個） 6,650円

リターンのための原材料、包材、送料、人件費等として使わせていただきます。

石垣島にあって「トラベラーズカフェ」という店名がついているので、観光客向けのお店なのではないか？と思った方、いらっしゃいますよね？

私たちのお店は、石垣島でも、観光の方があまり来ない、地元の人がスーパーや病院、ディスカウントストアなどを利用するために訪れる生活の中心地にあるので、あまり観光の方の姿は見えず、石垣島に住む人たちに支えられています。

では、なぜ、こんな店名になったか？

それは、私と、それから一緒に店をやっている妻とが、この店を始めたきっかけが「旅」だったからです。

1999年。私たちは、二人でバックパックを背負って中国、ベトナム、ラオス、タイ、インドネシア、ミャンマー、インド、ネパールなどのアジア旅をしていました。

なにかと面倒くさい貧乏旅行でしたが、たいていはおいしくて、ときどきはおなかも壊すような、アジアの普通の人々が食べる食事に毎日出会うことが、旅の大きな楽しみでした。

そんな中、ある食堂で、「あ、自分もこんなことがしてみたいのかもしれない！」と、雷に打たれたような胸ときめく瞬間が訪れました。それは、「いろんな人が集まって、食べて、楽しんでくれる空間を、自分で作ってみたい！」、という気持ちでした。

それまでの人生、私はIT系の会社に勤めていました。飲食業は全くの素人です。

帰国して、妻とともに、さっそく飲食店開業の準備を始めましたが、いきなり素人が飲食店を始めるなんて、ちょっとハードルが高い、と思った私たちは、まずは、移動販売車でカレー屋を始めることにしました。

旅人の私たちが始めたカレー屋。そして旅とまではいかないけれど、どこへでも移動してお店を開くカレー屋。だから「トラベラーズカフェ」。

「朔（さく）」は、妻が大好きなよしもとばななさんの小説「アムリタ」の主人公「朔美」からいただきました。「新月」の意味。そして「ものごとのはじまり」の意味もあり、新しく店を始める私たちにふさわしい店名だと思いました。

2000年8月28日。大手町経団連ビル前にいきなり登場した私たちの移動販売車。多くの人がいる場所にいけば、たくさん売れる！との見込みは見事に外れます。１時間以上停車して、記念すべき初日のお客様は、６名様でした。

＜2000年8月の移動販売開店日の様子＞

やってみないとわからないことだらけ。警官から路上営業をやめるよう指導され、泣く泣く営業を終了した日もありますし、駐車スペースがなかなか見つからず、お昼の時間がどんどん過ぎていくこともありました。

一方で、カレーは次第に評判になり、開店して４年経つころには行列ができるお店となっていました。

＜日本銀行前での営業で行列ができる様子＞

飲食店のスタートとして始めた移動販売。2004年８月、いったんピリオドを打ち、今度はいよいよ、本格的な店舗を持つことを決心しました。

なぜ石垣島にしたのか？

妻が「石垣島でみた夕日が忘れられない。一度は住んでみたい」とずっと言っていました。八重山の民謡も習うほどの妻が主導権を握って、親戚も知人もいない場所で再スタートすることにしました。

2007年2月10日。現在の「トラベラーズカフェ朔」が開店。それから今まで多くの地元の方や観光のお客様に支えられて、今年、開店15周年も迎えることができました。今回は、15年目を迎えた私たちの新たなチャレンジとなります。

旅人だった私たちが作ったカレーが、今度は石垣島から旅をしてあなたのもとに届きます。どうぞ、よろしくお願いいたします。