プロダクト詳細

このノートはサラッとしており、水に強くスラッとかけることから【sarasura -サラスラ-】と名付けました。多汗症患者の目線で開発したということからもお分かりかと思いますがこのノート、水にめちゃくちゃ強いです。濡れた状態でも鉛筆であれば書くことが出来ます。しかも紙は水を吸うことがないのでふやけません。

プロジェクト概要

多汗症という言葉をご存知でしょうか。一言で簡単にいうと「気温や天候に関係なく人よりも多く汗をかいてしまう病気」です。症状は人それぞれで、全身に汗をかいてしまう人、局所的に汗をかいてしまう人と様々な症例があり、発症時期もまた人それぞれで幼少期からの発症をはじめ気が付いた時には多汗症になっていた等、日本国内においても概ね3％～5％の人が多汗症に悩まされているとの調査データも出ております。そしてこの多汗症最大の悩みが、根本的な治療方法がないという厄介な病気だということです。(※一部リスクが非常に高い外科手術を行うなどの治療方法はありますがここでは割愛させて頂きます)

※私の手です。お見苦しく申し訳ありません。これもまだ良い方で酷い時は汗が滴るほどになります。

私は主に手と足と脇の多汗症を患っており、上記の写真のような手に汗をかいてしまう手掌多汗症（しゅしょうたかんしょう）においては、汗のせいで紙がふやけてしまい文字が書けない、または破けてしまう。手を繋げない。握手が出来ないなどの私生活上のリスクを抱えています。この手の汗のせいでノートを取ったりするにも一苦労で、学生時代はもとよりビジネスにおいてもかなりのストレスを抱えております。

このように多汗症に悩む方は発症部位により色々なハードルと闘いながら日々過ごしているのが現状です。そんな中、水に強い素材に着目し考案されたのが今回の耐水ノート【 sarasura -サラスラ- 】です。

プロジェクトへの想い

今回このノートを開発した背景としては、多汗症に悩む子供たちや学生・ビジネスパーソンに使ってほしいという想いからスタートし、印刷事業会社・デザイン会社のご協力を得て今回のチャレンジまで辿り着くことが出来ました。

利用シーン / 利用方法・仕様について

本プロダクトについては多汗症に悩む方はもちろんの事

◆料理のレシピ開発をされる方

◆お風呂でアイデアを湧かせる方や子供とお絵かきで遊びたい方

◆屋外で調査・記録などをされる方

他にも釣果を残したいフィッシャーや、キャニオニングでのマッピング。バードウォッチングのフィールドメモ等、濡れてしまうと困る場合に使用できると思います。

仕様

・サイズ：B5サイズ

・ページ数：40ページ

・仕様：罫線の予定をしております。

・表紙色：ブルー・ブラックの2パターン

・加工：以下ご参照くださいませ。

その１：マイクロミシン加工（中央部分にミシン目が入っており切取りが可能です）

※開発中の商品のため、無地仕様となっています。

その２：罫線上に1㎝おきにマークを付けています。

※開発中のデザインとなっております。

補足

◆鉛筆以外の筆記用具に関して

本プロダクトは水に強い性質をもっておりますが、水に影響を受けずに書けるのが鉛筆（シャープペンシル含む）のみになっております。

※乾燥した状態でしたらボールペン・マーカーも普通に書けますので、水滴を拭き取る等して水気が無いようにしてもらえれば、記入頂けます。記入後に濡れてしまうと滲んでしまいますので、ご注意ください。

※開発中の商品のため、無地仕様となっています。

スケジュール

2019年9月24日 プロジェクトスタート

2019年11月15日 プロジェクト終了

2020年2月中旬 リターン発送予定

リターンについて

今回ご支援頂いた場合のリターンを以下5コースご用意させて頂きました。基本は表紙のカラーは【ブルー・ブラック】としております。

・5,000円で御礼メール＋ノート2冊（ブルー・ブラック各1冊）

・10,000円で御礼メール＋ノート4冊（ブルー・ブラック各2冊）

・15,000円で御礼メール＋ノート6冊（ブルー・ブラック各3冊）

・20,000円で御礼メール＋ノート10冊【2冊お得】（ブルー・ブラック各5冊）

・40,000円で御礼メール＋ノート20冊【4冊お得】（ブルー・ブラック各10冊）

資金の使い道

今回の目標金額はノート【sarasura -サラスラ-】のプロトタイプの製作費用となります。

今後多汗症に悩む方のQOL※向上の為、プロダクトの開発を行っていきたいと思っております。皆様のご支援、何卒宜しくお願い致します。

※QOLはquality of life （生活の質の向上）の略称です。

実行者紹介

左からスピックバンスター株式会社：宮里様・私・株式会社アートボード：泉様

はじめまして。本プロジェクト申請者福士（ふくし）と申します。都内マーケティングコンサルティング会社でマーケターをしております。現在重度の手掌多汗症・足底多汗症・腋窩（えき）多汗症に悩んでいます。

私は気が付いた時には多汗症を発症しており、幼少時にはこの手掌多汗症が原因で、お遊戯で手を繋がなければならない時に相手に拒絶されてしまい、先生にも理解してもらえずそれがトラウマになってしまい、今でも正直握手や手をつなぐことにプレッシャーを感じてしまいます。多汗症は思いのほか日常生活においての苦労が多く、具体的に何が辛いかを挙げるとキリがありませんが、マーケターとして多汗症に苦しんでいるが負けない方法があるはずと思い、多汗症向けのプロダクト開発に着手しました。開発を進めていく中でいくつかのプロダクト案の中から本プロダクトの実現の目途が立ち、今回チャレンジすることに致しました。

実現に至った経緯としてはいつも取引を頂いている用紙・印刷事業を営んでいるスピックバンスター株式会社の宮里様に自身の抱えている多汗症と、それに負けないプロダクトを作りたいという相談をしたところ、水に強い素材があるという話になり、その素材に着目し、ノートの開発に着手しました。

また、ネーミング・表紙デザインに関してはデザイン会社の株式会社アートボードの泉様のご助力のもと、複数の案より本ネーミング案が出され、ノート中面のクリエイティブにつきましては利用する面での付加価値をどのようにつけていくかが課題となり、フリーランスデザイナーの脇様にご協力頂きました。

※誰が持っても違和感のないようにデザインコンセプトから慎重に進めました。

マーケターの起案から始まり、用紙・印刷事業、クリエイティブが三位一体となり、本プロダクトは作られております。

このノートを通じて健常者の方はもちろんのこと、多汗症で苦しんでいる方にストレスなく勉強やビジネスに活用してもらうこと、そして多汗症の認知拡大により理解が深まっていくこと。そのためにローコストでお手元にお届けできるようにすること。そしてより多くのプロダクトを世に送り出すことが私の夢でもあります。

皆様、本チャレンジを通じ、私たちの活動にご理解とご協力をくださいます様宜しくお願い致します。