関西圏を中心にアウトドア企画運営を手掛けており、2021年1月よりテント型サウナのレンタル事業を開始。1,000人超の利用者様のダイレクトなご意見や感想を頂戴し、自らもサウナーとして利用を重ねる中、現状の既製品に足りないものや使いづらさを改良し、自然と一体になるサウナをテーマとした「Saunatural+」を立ち上げました。

既存のサウナブランドのテントやストーブを一度分解して研究。これらに負けないテント型サウナを作り上げるべく、実際に使用した上での破損箇所を改良案として定め、お客様の生の声を取り入れながらサンプル作成を重ねていきました。 自然を取り入れた空や炎による視覚に訴えかけるサウナスタイルは、既に既存の製品を購入している方や、初めのテント型サウナの購入をお考えの方にとっても、必ず魅力を感じて頂ける製品となっております。

内部で火を扱うアウトドアサウナにとって、高温を実現するテントの素材は特に重要です。テント部分は耐火性に優れた生地をキルティングで３層に仕上げております。透明のシート部分は、試作時のモノでは高温での使用や丈夫さに問題が発生。試行錯誤の末に、透明さと丈夫さを持ちつつ高温にも強い、TPU(熱可塑性ポリウレタン)を採用しました。

ポールをテントに通して組み立てる様な面倒な手順は一切無し！設営時にかかる時間や手間を削減した設営方式を採用しております。四方側面の取手を引くことで自立し、天井を押し上げれば完成です。慣れればペグやロープでの固定、ストーブの設営まで、1人でも約10分ほどで準備可能です。片付けの際もコンパクトに収納可能となっており、重量も軽いので女性1人での組み立ても可能です。

大きく開いた形になるので入退室もラクラク。また入口部分を開口したい場合は側面にマジックテープが付いており、道具の出し入れもスムーズに行えます。

※参考 入り口のモデル 身長：187cm

ジップはYKK製のモノを使用

実際にサウナを使用した場合のジップの上げ下げは、人数や時間にもよりますが100回を超えることも珍しくありません。設営や着火の段階から、利用時に人が出入りする度に上げ下げを行うため、これまでに使用していたサウナは入り口ジップ部分が耐えきれず、泣く泣く廃棄したという経緯がございます。他の場所は問題なく使えるコンディションにも関わらず、毎回破損する場所は入り口ジップ部分。合計3つのサウナが召されていきました。

そのため、Saunatural＋では日本のモノづくりの中でも高品質なことで知られるファスナーブランド【 YKK 】を採用しております。過酷なアウトドアシーンでもハイパフォーマンスを発揮する、信頼と実績を兼ね備えたブランドです。

※ジップ部分は特に損傷し易いパーツです。直線ではなく曲線のジップ（ラウンドジップ）は通常のモノと比べても負荷がかかり易くなっております。

広めに開くことが可能な換気口は状況によって広さを調節しての使用が可能。最大開放時は留め具での固定が可能となっております。スカート部分は長めのサイズを確保しており、ペグ穴は様々なサイズに対応可能。 設営の際の取手口はロープを貼ることも可能な２WAY仕様となっております。

煙突付近の高温になりやすい箇所を補強。煙突穴を塞ぐカバーは、使用時は完全に取り外すことが可能です。風で煽られたカバー部分の生地が煙突の熱で焼けてしまう事故を防ぎます。

テントには専用のケースの他、ロープやペグの付属品がございます。様々な地面に対応出来る長くて丈夫なペグは、カラーもテントのイメージに合わせて黒色で統一。

通常のテント型サウナは定員数4名までのモノが主流ですが、Saunatural＋は煙突穴の配置をスペースが広く使える様に設計。ストーブはベンチ側からガラス面の炎が見られる様になっております。形状も立方体に近く、天井が床面よりも狭くなっているタイプと比べて、ベンチも壁際ギリギリに配置することが可能です。高さのある広々とした空間になっており、６名まで同時に入室頂けます。中央部に薪やロウリュの桶などを置くスペースもございます。

自然の多い場所に持ち運ぶことが多いにも関わらず、閉塞的な空間でのサウナには違和感を感じておりました。既製品の多くは側面に小窓が付いているタイプで、座る席によっては外の景色が見られない設計が多く感じます。テント生地の色によってはテント内の色がオレンジや青色、光が差さず暗い空間になっているモノもしばしば。その点、Saunatural＋のテントは天井部分(3カ所)と側面(1カ所)に透明なシートを完備。どの位置に座っても外の景色を眺められる様に設計されており、天井部分から日光を取り込むことで明るさを確保。解放感のある澄み切った青空、四季折々の景色、夜には星空を見上げながら、自然をより身近に感じられます。

創業から50年、困難な製品づくりにも積極的に挑戦。鍛え抜かれたハンドメイドと地球環境にも配慮した、省エネかつロングライフなモノ作りを掲げている、「株式会社カネタ」と「Saunatural+」との共同開発です。 最大の特徴は、側面にある特大ガラス窓。これでもかと言う程にこだわりを名一杯盛り込んだ、オリジナル国産薪ストーブです。

ストーブの前面にはシリアルNo.と希望のネームをレーザー加工。お名前やサウナチーム名を刻むことで、あなただけのオリジナルな一品をお届け致します。

※一般販売時のレーザー加工対応に関しましては、現段階では有償、無償問わず未定となっております。

※ネームはアルファベットのみの対応となっており、一部「・」や「. 」の記号を除き大文字アルファベット９文字までの対応となります

ステンレスの素材は熱によって様々な色味を帯びていきます。使い続けることで、劣化とは違った味わいを感じられる様になります。長期的に使って頂くことで、愛着が湧きやすくなる様、想いを込めて製造しております。

サウナ用のストーブは消耗品と揶揄されるほど、ロウリュを行う天板部分には激しい負荷が掛かります。天板には厚手の2mmの板を使用し、穴があきにくい補強を施しております。上部のストッパーは、未使用時は折り畳むことが可能な仕様。

※左上の画像はサウナを３回ほど行った際のロウリュによる天板の損傷となっております。石が直接触れる面が最も負荷を受けているのが確認出来ます。

付属のストーンケースを使う事で、天板への負荷を軽くすることが可能です。ストーブ内部への収納も可能となっておりますので、嵩張らずに持ち運べます。長期に渡って使用して頂きたいという想い込めて、makuake限定に用意した付属品となっております。

炎が視えるガラス窓からは扉を開かなくても薪の燃焼状態が確認可能。

流通しているモノは窓の無いものが大半を占め、付いているモノも燃焼の確認が出来る用途として取り付けられているため、ストーブ前面のみからしか見られません。側面にガラス窓が付いたタイプは非常に珍しく、ストーブ自体が小型か、サウナ専用でないモノがほとんどです。

Saunatural＋製のストーブは燃焼室全てを見渡せるサイズのガラス窓が組み込まれており、テント同様、視覚的にも楽しめる設計となっております。薪が燃える音や炎が舞う動きには『１/ｆゆらぎ』による癒し、気分を落ち着けサウナに没頭し易くなる環境を演出します。

計測開始からしばらくは、内部の薪が燃え広がるまでに時間を要するため温度の上昇は緩やか。20分ほどが経過し、全ての薪に燃え広がると一気に上昇。60℃以降は温度計が熱くなり過ぎて、素手では持てないほどに、、、30分ほどで100℃オーバーを計測しました。

外的要因（季節・天候・湿度等）、薪質、空気循環等の状況により、温度や時間は前後致しますが、約30分で100℃に達します。

※上記画像は12月14日、外気温5℃の中、滝畑湖畔バーベキュー場にて許可を得て撮影を行ったものとなっております。

※出荷時の状態はステンレス全体に熱が通るまで温度が上がりにくくなっております。初めての使用の場合、30分〜１時間程の燃焼テストを行ってからの利用を推奨しております。

薪を入れる燃焼室と排煙室を分別することで、ドラフト現象によって煙や二酸化炭素などは外へ吸い上げられます。仕切りによって炎が煙突へ吸い上げられるのを防ぐことで、火の粉の飛散によるテントの穴あきを防止。また、炎を留める事でテント内の温度の上昇効率を上げ、高温でのサウナを可能にしております。

薪を投入する際、固定されていない入り口が勝手に閉じてくることで手首などを火傷する場合がございます。その為通常は片手で投入口を、もう片方で薪を持つ必要があります。横着をして片方だけ軍手を付けて薪の補充をしているところに投入口が接触、ヤケドをした経験から投入口にはロック機能を搭載致しました。閉める時は少し持ち上げて内側の縁と高さをずらせば簡単に閉まります。片手での薪の補充も楽に行えます。

収納時は場所を取らず、ワンタッチで開脚可能な作り。取り外し式の脚部と違って煩わしさを感じさせず、設営も簡単。実際の開脚時は上下を逆さにする必要もなく、前後の脚部を順番に開くだけでOK！

☑①「使用場所について」

テントサウナは使用上、通常のキャンプなどで設営するテントとは利用方法や性質が異なります。 利用を計画する際には必ず火器の使用が可能か、施設やキャンプ場敷地内の場合は使用可能かどうかを予め確認し、了承を得た上でご利用いただきます様よろしくお願い致します。 許可を得た際も、周りの釣り人や利用客に配慮し、マナーを守って安全に行うこと。

☑②「火の使用について」

設営する前には必ず点検・清掃を行った上で、ペグやロープで固定し、換気を行った上での使用を心掛けましょう。必ず一酸化炭素チェッカーを設置すること。 アウトドアの鉄則として、強風時には火の使用を控えること。テントが風で揺れたり、ストーブが倒れたりすると非常に危険です。

☑③「天候について」

強風以外にも、雨や落雷などの天候での利用は避けましょう。多少の雨であれば問題ない場合もございますが、キルティングの縫い目から水が染み出すなど、快適にご利用頂けない場合がございます。晴れている場合も上流の天候次第では、急な増水や濁流による災害の危険性がございます。天候の変動に対応すべく、空が不安定な場合は落ち着くまで使用を控えるなどし、周りの状況には常に目を配りましょう。火の始末や撤収までに掛かる時間を逆算し、早めの行動を心掛けましょう。

☑④「体調について」

体調が優れない場合や、持病や怪我によりサウナの利用を止められている方などの利用はお止めください。また、飲酒時のサウナは大変危険です。利用時は水分を多めに用意し、長時間の利用時は定期的な薪の追加や換気を行ってご利用下さい。

商品詳細

スケジュール

□プロジェクト開始： 2021年12月28日

□プロジェクト終了： 2022年2月27日

□お届け予定：2022年3月末から順次発送準備開始

2022年4月発着予定

（製造、運搬の都合上、テントとストーブは別々での発着となる場合がございます。）

□一般販売予定価格

「Saunatural+」

テント＆ストーブ セット： ￥165,000円（税込）

リターンについて