『財布はできるだけコンパクトだけど十分な収納力があり、機能的でスマートなものがいい』

そんな方に向けて、新しい構造と既存にとらわれない素材選びのレザープロダクトブランド-セブラルウェイからコンパクトさと便利さを兼ね備えた「最小級スリム長財布」を紹介します。

上下左右全てを縫わずに包む独自製法

一般的な縫製による端処理の製品は縫い代部分には物が入らないため内容量が減ってしまいます。その減少を無くすためにセブラルウェイでは縫製ではなく折って閉じるという方法での製品作りを考えました。
試行錯誤と試作品制作を繰り返してやっと、全ての辺を包む独自構造の一万円ぴったりの最小級長財布を完成させることができたのです。

差はわずか「5mm」。一万円札と重ねるとほぼ同じサイズに見えます

外装と内装をパーツとして分け、下辺は外装を折って閉じ、サイドは内装を折って閉じるという縦横の二層立体構造により下・右・左の辺を折ることを可能にしています。

上辺はミニフラップで開閉。磁石はカードの磁気テープ部分には当たらない位置になっています。

※フラップはサンプル版であり製品版はサイズ感の変更なしでより良い機能性を持ったデザインに変更予定です。追って活動レポートでお知らせいたします。

お札の出し入れも2-3mmの余裕は持たしているため問題ありません。

フラップがかぶさるのでお札も外から隠せます。

・縫製と包み製法による内容量の違い

長財布「史上最小級」の165×80mm

辿り着いたのが長財布の中で最小級の165×80mm。最大限の内容量を維持しながら、1万円札サイズ（160×76mm）との「差5mm」に迫りました。

※写真のiPhoneは13 Pro Max（160.8×78.1mm）一万円サイズとほぼ同じ。

他にはないコンパクトさでポケットやバッグにもすっきり収納。

ビジネスからカジュアルまで幅広く使用でき、フラグメントケースと見間違うほどのサイズ感は周りの目を惹きつけます。

革との組み合わせに選んだのは水に浮くほど軽いのに鉄の15倍の強度を持つ高機能素材ダイニーマコンポジットファブリック（DCF）。
防弾チョッキやアウトドア用品などに使われる超軽量・高強度・極薄の今注目の素材です。

今までにない素材選びで製品の機能性を上げたいと考えており、内装や裏地は贅沢に全てDCF、アクセントとして表地にも使用しています。

鈍い光沢を放ちデザイン性も高いDCFを革製品の中に落とし込み、機能性を上げながら薄型・軽量化を実現させました。

【DCF使用のメリット】

・DCFで強度を維持し、革を通常の半分程度に薄くして薄型化

・革を薄く、DCF自体も軽いことによる軽量化

・独特な光沢感によるデザインの差別化

・薄さ約8mm

パーツが重なる厚い部分で8mm、薄い部分は約5mm程度。
iphoneシリーズの厚みとほぼ変わらず、パンツの前ポケットにもすっきり収まります。

・重量約60g

60gは少し大きなピーマン一つ分の重さ程度。持ち運びも楽で負担になりません。
新しい素材を用いて今までにない軽さ・薄さ・デザインを持った製品をお作りしました。

伝統的なバケッタ製法で作られる環境に優しいイタリアンレザー

革はイタリアのタンナー（革を作る会社）の中でも御三家と呼ばれるTEMPESTI社のオイルスムースレザー。TEMPESTI社は「イタリア植物タンニンなめし革協会」発起人でもあり、伝統的な手法を守りながら環境に優しい革づくりを行っています。

バケッタ製法とはトスカーナ地方で受け継がれる何百年も変わらない伝統的な製法。数ヶ月という時間と手間ひまをかけて作られているフルベジタブルタンニンレザーです。
バケッタレザーは美しいエイジングをしますが、その中でもこの革はオイル量を通常の2倍ほど含んでいるので使えば使うほど経年変化していき、自分だけの表情に変わっていきます。

使い方次第でエイジングは異なりますが、一般的には色が濃くなり艶が出てきます。

革の部位は繊維密度が高く一番良い部分とされるベンズ（牛の背中から腰の部分）です。

SDGs

革は食肉の副産物であり、元々サステナブルな素材。革を作ることで食肉で出た皮の廃棄・焼却による二酸化炭素の排出も減らすことができ、地球に優しい産業と言えます。植物由来であるバケッタ製法は特に環境に優しい製法です。
命の一部である皮を無駄なく革製品として活用していく、革がサステナブルな素材であることを知ってもらおうという活動は高まってきています。

（出典：日本皮革産業連合会 Thinking Leather Action）

この古き良き革の上質さと環境への優しさが「新しいアイデアと既存にとらわれない素材選びで現代に合う革製品を作る」というブランドコンセプトとマッチするのでメインの革に選びました。
セブラルウェイはSDGsに取り組み、環境に優しい革を選び、材料を無駄にしないことを約束します。

・革は4色展開

・ブラック
・ダークネイビー
・カーキブラウン
・ヴァイオレット（数量限定20個）

マットな質感で革本来の自然な風合い

キーリングをセットでプレゼント

Makuake応援購入限定で製品と同じ革のキーリングをプレゼントいたします。

このキーリングに使う革は製造上、余剰で出てしまう革（ファスナーポケット部）。材料を無駄にせずサポーターの方々に何か還元できないかとお作りすることを思いつきました。材料を無駄にせず、余すことなく使うことを心がけています。

※お色は製品のメイン革と同色となります

・作りを体現する日本の職人技

セブラルウェイの製品は他に類を見ない薄さ。0.1mm単位で厚みを調節しますが薄い革での製造には高い技術が必要です。
それに加え、革をただ薄いままでは使わず要所にはクッション性やハリのある芯を内部に仕込んで製品が不自然に薄くなってしまうのを防いでいます。

数種類の芯材を使い、厚み・柔らかさ・ハリなどを調節。ただ薄いだけのものは作らず、製品全体の触り心地まで考えてお作りしています。
それを支えるのは日本の確かなモノづくり。セブラルウェイの製品はMade in Japan、確かな職人技で新しいアイデアを形にします。

新しい構造、今までにない素材との組み合わせ、職人の確かな技術で最小級・薄型・軽量と三拍子揃った今回の製品を完成させました。

外側ポケットは便利ですがカードが見えてしまうことが弱点。本製品にはそれを克服したセブラルウェイ開発の「カードが隠れていても取り出しやすいポケット」を外側に配置してあります。

【意匠登録済み 意願2022-013147】

このポケットはカードが全部隠れているので見た目もスマート。運転免許証の名前などの個人情報も見られることもなく、プライバシーも守ります。
また、カードを取り出すのもワンアクションなので会計も時短になります。

落下が不安という方もいらっしゃると思いますがポケットを少し小さめに設計しているのでこれぐらい振っても落ちません。
※とても強く振るとカードが落ちる可能性がありますのでお気をつけください。

カードの一部を出しての収納もでき、使用状況によって使い分けも可能です。

・紙幣入れ内側にもポケットが2ヶ所

位置を互い違いにすることによって中央部のカードの重なりを軽減しています。
この内側ポケットはカードを重ねても収納できるので外側の4ポケットと合わせて全部で6枚以上のカードが収納可能です。

・フリーポケットも搭載

便利な大型フリーポケットもあるのでレシートなどはここに収納できます。

カードが見えないことで躊躇なくポケットを外側に配置できるようになり、製品全体のコンパクトさと利便性を上げられました。

新開発のスリットカードポケットはデザイン性を保ったままプライバシーを守り、そして会計もワンアクションで早い。製品のスマートさを底上げする新しいカードポケットです。

・大容量コインファスナーポケット

裏側のファスナーポケットはカードが収納できるほどの深さと広さがあり、コインもたくさん入ります。マチつきの大開口で物が取りやすく、鍵も収納できます。

まだまだ現金会計がある世の中、たくさんコインが入ることも重要ですし、使わない時は別のものが収納できるのは便利です。

奥に斜めの縫製をかけているのでコインが詰まって取れないということもありません。見えないところでも使いやすさを追求しています。

・ファスナーはYKK高級ラインのエクセラ-ダブル

エクセラは金具１つ１つに入念な磨きをかけ、美しさと滑らかな手触りを追及したYKKの高級ラインです。種類はシングルとダブルがありますが、ダブルの方が重厚感があり洗練された印象です。今回は製品イメージにマッチするダブルを贅沢に使用しました。

・こだわりのコバ仕上げ

製品の端処理は専用の塗料で仕上げる方法をメインに、革の端を薄くして折り返すヘリ返し仕上げを組み合わせています。塗料で仕上げる方法は耐久性が高く、デザインも引き締まります。

セブラルウェイは現代の生活にあった革製品を新しいアイデアや素材と組み合わせて作っていきたいと立ち上げたブランドです。

キャッシュレスが進んだ現代にあったコンパクトな長財布が作れないかと今回この製品を開発いたしました。

・製品へのこだわり

1. 新しい構造（包む構造）と機能的な素材（ダイニーマ）を用いる

2. 容量を保ったままできる限りコンパクトに

3. 機能性がデザインに昇華されていること

4. 使いやすいこと

5. 環境にやさしいモノづくりであること

そして、ブランドとしては以下のことを目指しています

・新しいアイデアと素材・洗練されたデザインでお客様にワクワクを届ける

・今までになかった機能性を持つ便利な製品を作る

・材料を無駄にせず、革のサステナブルさを伝えていく

今回の製品はそのこだわりを表現でき、

「長財布ながら現代に合ったコンパクトさで使い勝手が良く、新しいポケットと新しい素材の組み合わせでデザインもスマート」

そんなアイテムを作ることができたと思っています。新しい試みを用いて作ったこの製品を手に取っていただき「こんなものがあるんだ、便利でかっこいいな」と感じてもらえたら嬉しく思います。

・仕様表

※重量は個体差が多少あります。外装がオールレザーのタイプは65g程度になります

・収納見本

カード6枚、紙幣10枚、コイン15枚を収納しても薄さを保持

・カラーについて

革は4色で、オールレザーかダイニーマをアクセントに使用したパターンの2種類をお選びいただけます。

・アクセントカラーポイント

表側ポケット部

サイド部分

以上の2箇所にブラックのレザーかダイニーマを使用しており、この二点がカラーリングの違いです。

ブラック/ブラック×ダイニーマ

ダークネイビー×ブラック
ダークネイビー×ダイニーマ

カーキブラウン×ブラック
カーキブラウン×ダイニーマ

ヴァイオレット×ブラック
ヴァイオレット×ダイニーマ
（合計20個限定）

計8種類

完成された製品1個 (一般販売予定価格 ¥27,000)

・超早割 30％off(¥8,100円off) ¥18,900 20個

・早割 20％off(¥5,400円off) ¥21,600 30個

・マクアケ割 10％off(¥2,700円off) ¥24,300 60個

※ヴァイオレットは合計20個限定の注意

・梱包用化粧箱について
梱包は巾着のような保存袋を予定しています。保存袋は後で別用途に使えることと箱の廃棄を減らすことが目的です。どうぞご協力お願いいたします。決定しましたら活動レポートでお知らせいたします。

・取り扱いについて

外側ポケットは強く振るとカードが落ちる可能性があります。乱雑に振ったりしないようご注意ください。こちらでは製品使用の際に被った損害などには対応できかねます。

・革について

セブラルウェイでは革本来の風合いを大事にしており、天然素材の個性が製品の特徴になると考えています。特にこの革は植物由来製法の染料仕上げのため良い意味でも悪い意味でも革本来の風合いが出ています。顕著なものは検品時に除いていますが、小傷やシワ、色ムラなどは素材の特性ですのでご了承下さい。これらを理由とした返品・交換はお受けしておりませんので何卒ご理解くださいませ。
また、色落ちや色移りをする場合がございます。濡らさないようにご注意いただき、淡い色の衣類を着用の際などは特にご注意下さい。

・お手入れ方法
バケッタレザーは丈夫なので普段は表面の汚れやほこりをやわらかい布などで落とす程度で十分です。深くオイルも染み込んでおり、オイルやクリームでのケアもあまり必要ありません。どうしても革の乾燥が気になるときは革用のクリームやオイルを少量つけてケアをしてください

・ダイニーマについて
ダイニーマは製造工程上、繊維の繋ぎ目のように色が濃い部分や筋がありますが品質には問題ありません。

そういった部分はできるだけ見えない部分に使用しています。内側に折ジワなどがつく場合もございますが何卒ご理解くださいませ。
生地の特性上折り曲げるとシワがつきます。シワが気になる方はダイニーマ部分を折り曲げないようにご注意ください。ール

5月25日〜 プロジェクト開始
7月22日 プロジェクト終了
7月下旬〜 材料調達開始
8月下旬〜 製造開始
11月上旬〜 サポーターへ順次発送使い道

サポーターの皆様から応援購入していただいた資金は本製品の製作費と今後の新製品の企画開発費用として使用させていただきます。今後も新しい感覚で使える製品を企画してまいります。どうぞ今後とも宜しくお願いいたします。

革製品企画製造販売 severalways(セブラルウェイ)
代表 小川健二
大学卒業後にモデル活動を開始し、国内外の広告、イベント、ショーを経験。モデル活動の傍ら、独学で革製品作りを始める。
オーダーメイドブランドにて設計や職人としての技術を高め、2022年に自身のレザープロダクトブランド「セブラルウェイ」を立ち上げる。同時にMakuakeにて初プロジェクト『もう財布とはサヨナラ。パーツ付け外し自由＆マルチシーン対応の手帳型スマホケース』を実施し、達成率700%を超える応援をいただく。

H P
https://www.severalways-lp.com

instagramアカウント
https://www.instagram.com/severalways_leather_products/