「重たい」印象の鉄フライパンを「専用のハンドルカバー」と「オリジナル加工」で軽量化。

高い「熱伝導率」と優れた「保温性」で食材の焼き上がりは上質に「ふっくら」と仕上り、余分な油や水分が食材に戻らず素材本来が持つ「旨味」を逃がさない鉄フライパン。また、使い込めば使い込むほどに「油なじみ」「焦げ付きにくさ」が向上し、長く使えるのが人気の鉄フライパン。

そんな鉄フライパンの弱点の1つが「重さ」ではないでしょうか。
広く使われているテフロンのフライパンに比べ、鉄フライパンの方が重いです。

その「重さ」の弱点を克服すべく生まれたのが今回の商品です。

※木製の持ち手カバーは20cm、26cmフライパンともに共通サイズになります。

●体感＆物理的な2種類の軽量化

体感での軽量化（持ちやすさUP）
太くて握りやすく、指にフィットするグリップ力の高いハンドルカバー。
指にひっかかりやすい形状を試行錯誤し、木工職人が手作業で仕上げました。持ち手が太くなるので、フライパンを楽に持つことができます。

指へのフィット感を追い求めて作られた波型の形状

グリップが効くのでそれほど力をいれずに持つことができます。

物理的な軽量化
他社ではほとんど使われていない「へら絞り加工」で製造。鉄板を高速で回転させ、そこにローラーを押し付けて成形を行います。
そうすると従来のプレス加工よりも、側面が薄く仕上がり、従来よりも軽量化が可能です。かつて計測したケースで、自社で試作した「20cm」のフライパンで、へら絞りを用いると「約2割」軽くなるという結果となりました。

●持ち手が長いので強火力でも使える

鉄の持つ高い「熱伝導率」と優れた「保温性」で、高火力調理にも対応しています。
鉄は融点が1000℃以上なので、フッ素加工のように260℃で劣化せず、高温にしてもびくともしません。
表面加工のフライパンを強火で使ってしまって加工をダメにした、そんな経験ありませんか？鉄フライパンならその心配はありません！

また本フライパンは通常のフライパンよりも持ち手が長くなっており、高火力で使っても手元が熱くなることもありません。

食材の焼き上がりは上質に「ふっくら」と仕上がります。
余分な油や水分が食材に戻らず、素材本来が持つ「旨味」を逃しません。

●本体と持ち手（ハンドル）が一体化型

一般的な鉄フライパンは、本体とハンドルがネジなどで接続されております。本製品は溶接により接続しているためネジまわりに汚れが溜まってしまうということもありません。

ネジを使わずに本体と持ち手（ハンドル）を溶接しています。
※溶接の跡には個体差がございます。

●IH調理器をはじめ、様々な熱源に対応！

ガス、IH、オーブン、ラジエントヒーター、ハロゲンヒーター、炭火・まき火など、すべての熱源に対応しております。
鉄製なので、そのまま火の中に入れて使うことも可能です！

アウトドアでも大活躍間違いなしです。

●鉄フライパンなのに届いてスグに使える！
ハードテンパー加工

鉄製の最初の使いにくさ（サビ・こびりつき）を解消するため、「ハードテンパー加工」という加工技術を施しております。
本体を真っ赤になるまで（約700℃）焼入れ、油に浸けることで油に馴染んだ状態を実現しました。
手作業で処理するため大変手間がかかりますが、一つ一つ職人が丁寧に仕上げております。

また、使い込めば使い込むほどに「油なじみ」「焦げ付きにくさ」が向上します。

●お手入れが簡単

▼ご使用前
ご使用の前には、油をひく前にしっかり熱してください。 煙が上がってくるくらいによく加熱するのがポイントです。こうすることで、都度「酸化被膜」と呼ばれるものが表面に形成され、こびりつきの防止になります。一度火を止めて油をひいたら、弱火で十分に油をならしてから調理します。

▼ご使用後
油に慣らした本体は「するん」と一拭きで綺麗に洗浄。
食器用洗剤は使わず水とたわしでこすればキレイになります。
焦げつきがひどい場合は、水を入れて沸騰させてからたわしでこすると簡単に汚れが落ちます。フライパンに水分が残ったままだと錆びる恐れがありますので、必ずしっかりとふき取るか、加熱して水気を飛ばしてください。

製品仕様

▼木製ハンドルカバー（持ち手一体型フライパン20cm、26cm兼用）
・長さ：14.5cm
・横幅：3.2〜4.0cm
・厚み：2cm
・重量：約42g
・素材：木（ホワイトアッシュ）
※持ち手一体型プライパン20cm、26cmの持ち手部分に装着して使用できます。

▼20cm一体型フライパン
・サイズ
　外径約20cm、底径約15.5cm、深さ約4cm、
　柄の長さ約22cm、全長約42cm、底の板厚約1.6mm
・満水容量：約1.0L
・重量：約656g

▼26cm一体型フライパン
・サイズ
　外径約26cm、底径約19cm、深さ約5.5cm、
　柄の長さ約22cm、全長約48cm、底の板厚約1.6mm
・満水容量：約2.2L
・重量：約973g

製造について

●熟練の職人技によって生まれた持ち手とフライパン

《持ち手》
福岡県糸島市のDOUBLE=DOUBLE FURNITUREが担当。

感覚・想い・目線を大切にしながら、いつもの暮らしに「笑顔」を生み出すモノづくりを。
DOUBLE=DOUBLE FURNITUREで作られる家具や雑貨には、ブランドを立ち上げた木工家の酒井 航（さかい わたる）さんのこだわりが詰まっています。

一人の「作り手」であると同時に、一人の「使い手」としての意識を忘れず、生活に馴染むモノづくりをしていく。
シンプルでありながら細部にまでこだわった商品が魅力です。
小さな雑貨やテーブルウェアから、ベンチやチェストといった大きな家具まで、幅広い木工アイテムを生み出しています。

●主な受賞歴
高岡クラフトコンペ2014　「WOOD KNIVES 」奨励賞受賞
高岡クラフトコンペ2017　「UNSUNG」高橋俊宏賞受賞

《フライパン》
フライパンは創業70年を迎える大阪府の老舗金属メーカー、藤田金属株式会社の技術力により完成しました。地元大阪での「大阪ものづくり優良企業賞」や「OMOTENASHI SELECTION 2017」など、様々な賞を受賞しているメーカーが試行錯誤した「技術力」の結晶です。

リターン

・20cm一体型フライパン+木製持ち手セット
・26cm一体型フライパン+木製持ち手セット

スケジュール

2023年11月末 応援購入受付開始
2023年12月末 応援購入受付終了
2024年1月　製造開始
2024年4月　製品出荷開始・お届け