ワインには防腐剤が添加されています。この防腐剤が私たちに二日酔いや頭痛といった悪影響を及ぼします。

アルコールは酔いますが必ず覚めます。しかし防腐剤の悪影響は長引きますから、それが私たちを苦しめるわけです。

しかし、カナダのオカナガン産ワインは本物のオーガニックワインであり、地産地消ワインのため防腐剤を添加していません。

私はこの産地に移住して２０年目になりますが、１９年前からこの地で造られたワインの一定量だけを日本に輸出できる立場です。ただしその量は限られているため限られた方々にのみお届けをしています。

防腐剤が入っていないワインは、ワイン本来の美味しさはもちろんのこと、一番重要なことは「体にとっても優しいワイン」ということです。

世界的には有名なこのオカナガン産ワインは残念ながらその存在が日本では知られていません。このプロジェクトを通して、一人でも多くの皆さまに「体にとっても優しいワイン」を体験していただきたい！という思いです。

私は冬の半年間に３回に分けてカナダから日本に行きます。

そして全国各地でカナダ・オカナガン産ワインを味わっていただくワイン会を行なっております。ワイン会に集まる皆さまは大のワイン好きですから、とてもたくさんの量を飲まれます。

中にはほとんど泥酔状態になる方もいらっしゃいますが、翌日に皆さんから頂くご意見の多くが、

「あれだけ飲んだのに本当に二日酔いにならなかった！」

という内容です。

原料のブドウが本物のオーガニックであることと、ボトリング後に防腐剤を添加しないことが理由なのです。

これが「体とってもに優しいワイン」の証です。

（上写真：２０１８年に各地で行なったワイン会の一部）

東京都　H様

「二日酔いにならないと聞いて最初は疑っていました。驚いたのはワイン会の終わり頃には酔いがスムーズに抜けていて、帰宅した時にはすっかり覚めていたことです。こんなワインは初めての体験でした」

愛知県　Y様

「どれも美味しいワインだったので飲みすぎました。ぜったい二日酔いで頭ガンガンだと覚悟してたのですが、翌朝はすっきり目覚めました」

兵庫県　F様

「ワインは大好きです。でも翌日はいつも頭痛になります。オカナガンワインは本当にびっくりしました」

（ご注意）上記のご意見は多くのご感想の中からの３名様のものです。しかし他のお酒と混合しての飲酒の場合は必ずしも当てはまりませんのでご注意ください。

〜〜〜写真左から〜〜〜

◼︎白ワイン　2015 ピノブラン                             (alc 13.8%)
◼︎白ワイン　2015 リースリング                          (alc 12.8%)
◼︎白ワイン　2015 ゲベルツトラミネール             (alc 14%)
◼︎赤ワイン　2015 フォッシュ                             (alc14.6%)
◼︎赤ワイン　2014 ガメイノアール                       (alc 12.1%)

◼︎デザートワイン　2012 ガメイノアール    　　　(alc 11%)

（右：兄のレオさん　左：弟のアンディさん）

ワイナリーのオーナーはスイス系カナダ人の兄弟です。
東京ドーム７個分に匹敵する広大なブドウ畑をちょうど半分ずつ２つのブドウ畑の名称にしています。

セントヒューバータス畑（St.Hubertus Vineyard）は兄のレオさんの名義です。
オークベイ畑（Oak Bay Vineyard）は弟のアンディさんの名義です。

彼らのブドウ畑の名前を合わせたワイナリーの名称が「セントヒューバータス＆オークベイ・エステイトワイナリー」です。

「カナダでワインが作れるのですか？」

未だにこうしたご質問を受けることがあります。

「カナダは寒い国」というイメージが日本人の皆さまが抱いているためです。

しかし、カナダは日本の２７倍の国土を有しているため、場所によって気候は様々です。

このデザートワインの産地であるオカナガン地方はカナダで唯一の砂漠気候です。

ハワイからカナダ西海海外に向かう暖流に沿って暖かい風が吹き込み、アメリカ・ネバタ州から灼熱の乾いた熱波が北上し、２つがぶつかる場所が、ここオカナガン地方です。

そのため、カナダの中でこの地方だけが局地的に熱くなり、乾燥し澄み切った空気に包まれるワインのパラダイスとして世界的に有名なのです。

世界的に注目されるオーガニックワインの産地

乾燥した気候のためブドウに付く病害虫が発生しません。そのため、一切の農薬や殺虫剤を使わないオーガニックのワインが作られるのです。もちろん今回のプロジェクトのワイン６種類は全てオーガニックワインです。

超地産地消のワイン産地

オカナガン地方には大小２２０以上のワイナリーがありますが、生産量が需要に追いつかず、基本的に海外へ輸出をしていません。カナダ国内で完全に消費される超地産地消のワイン産業です。

そのため一般的に日本の市場に出回ることがないため、結果として日本の皆様がカナダ・オカナガンワインを日本で見かけることが無いというわけなのです。

滝澤　修

長野県生まれ　１９９９年３月、カナダに移住。

カナダの居住地オカナガン地方ケロウナ市は、カナダを代表するワインの産地だったことと、ワイナリーのオーナーとの偶然の出逢いによって、２０００年春から彼らが作るオカナガン産ワインの日本輸出販売業を立ち上げる。

日本では全く無名で認知されていないカナダ・オカナガン産ワインを日本で広げるために、カナダワイン会、料理研究家とのコラボなど、様々な活動を通してカナダ・オカナガン産ワインの普及活動を行っている。

カナダ・ブリティッシュコロンビア州　バンクーバー市、ケロウナ市、両市在住。

カナダ・オカナガン産のワインを日本で輸入して、販売活動を続け、１９年目を迎えました。あっという間だったように思います。しかし、私たちの努力不足は紛れも無い事実です。もっともっとオカナガン産ワインを日本の皆様に知って頂くために、これからも頑張って参りますので、どうぞ宜しくお願い致します。