1991年カリフォルニアで誕生した、カジュアル・シューズ・ブランド Simple®︎
創業当時のコンセプト・スペックで再販売！

Simple [simp] adj (-pler, loest)

1. 容易な、単純な、簡単な

2. 飾り気のない

3. 自然な、気取らない、もったぶらない

シンプルという言葉は、既に日本語の一語なのではないでしょうか。日本語に置き換えるなら一般的には「簡単な」「単純な」と言ったところでしょう。

しかし、より "Simple[simpl]adj " の意味を調べると、他にも「飾り気のない」「自然な」「もったいぶらない」といった意味がある事は、あまり知られていない様です。

最先端のデザインを誇示し、機能性を高らかにうたい、メーカーが一方的にアピールするブランド商品群。まるで、最先端の精密機器か、最新鋭の電子機器のよう。

これが本当にシューズをはじめとしたファッションアイテムに求められていることなのでしょうか。

そんなに "もったいぶらず" に、もっと"自然" で、そして"気取らず" に。

創業者 Eric Meyer が Simple®︎を誕生させたのは、こんなsimple(単純な)アイデアをシューズにしただけ。ただそれだけのこと。

"My goal is to blend performance and style into simple shoes with a modern twist."
「ゴールは、現代風のひねりを効かせながら、機能とスタイル(デザイン)をシンプルな靴にブレンドさせること」
Eric Meyer

創業者 Eric Meyer と 愛車のVW type2 (1998年頃)

トレンドに流されないように ...
何がクール？トレンドは？流行は？と、常に何を身に付けているかをチェックしてるけど... もっと目の奥にある核心に目を向けよう... （90年代の雑誌広告）

サーフィン、スケートボード、芸術、建築、フォルクスワーゲンバス、本、雑誌、ビンテージスクーター、東洋哲学など60〜80年代のカリフォルニア・カルチャーをハイブリッド（融合）させたフィロソフィーがSimpleブランドです。

再販売に向け支援へのリターンは1994年10月に販売された商品 O.S.Sneaker。

Simple®︎ブランドを代表する最も人気のあったモデルの一つです。

O.S.Sneakerの O.S.とはOld Schoolの略。

Old Schoolとは、直訳すると「古い学校」。古臭い、時代遅れ、という様に思われがちですが、むしろ好意的な「古いながらのオリジナリティを持ち趣がある」という意味で、『次世代に引き継ぐべき』という賞賛を含めた意味があります。

まさに、性別・世代を問わない "気取らない" "自然な" スニーカーです。

機能・耐久性

1990年代 Simple®︎に真っ先に手を伸ばしたのスケートボーダーで、当初はスケートボードシューズと思われてしまいました。

それは、オールド・スクールなデザインでありながら、激しいスケートボードにも耐えうる機能が備えてあり、ファッションにも敏感で今までのスケートボードシューズと一線を画すこのSimple®︎に注目したのです。

①ソールとアッパー

アッパー（甲部）とアウトソール（本底）を接着するだけでなく、オパンケ製法（サイドマッケ）という方法で直接縫い合わせてあります。更に強度を高めるため、つま先部は二重に縫い合わせいます。

②ステッチ

アッパー・トゥ部は前面・上部からの衝撃にも耐えらえる用、同素材で補強してあり、トリプルステッチ（三重縫）で縫い合わせてあります。また、その他もダブルステッチ（二重縫）になっており、強度とデザインをさり気なく融合させています。

③ソール

レンガ色のアウトソールの名前はキックボール・アウトソール。
日本でいうドッジボールで、アメリカでは誰もが幼少の頃に親しんだボールゲーム。 オールド・スクールに相応しく、ボールのデザインでありながらも、しっかりとした溝と凹凸が施されていて、グリップ性はスケートボードで証明しています。

④インソール

唯一、90年代のO.S. Sneakerと異なる点はインソール。20年の技術革新によって、より衝撃吸収性の高いフォームが使われています。

⑤ヒール・ライニング・パッド

履き口がキャンバス地になっているところが、デザイン上の特徴の一つですが、これは機能面での特徴でもあります。革より柔らかいキャンバス地素材で、タン・ライニング・ヒール部に衝撃吸収フォームを入れ、足に優しい設計になっています。

パッケージ・梱包

リターン品のパッケージは、当時とほぼ同じSimpleな箱デザイン。

紐に色移りがしない様、タンには紙があてられています。また、型崩れを防ぐため、革靴などに使用される型が入ります。

更に特徴的なのは、ラッピングペーパー。

カリフォルニアを彷彿とさせるラッピングペーパー。こんなところにも、Simpleブランドのフィロソフィーが散りばめられています。

リターン

Simple®︎ブランドを代表し、最も人気のあったアイテム O.S.Sneaker ４色。

1] Simple®︎ O.S.Sneaker color; NAVY (ネイビー)

2] O.S.Sneaker color; TAUPE (トープ)

3] O.S.Sneaker color; BLACK (ブラック)

4] O.S.Sneaker color; CHERRY (チェリー)

サイズ

US 5.0〜US13.0まで16サイズあります。
サイズ換算は下記の通りです。

*通常 23.5cm の女性
「US5.5でも履けますが、一つ上のUS6.0の方が良い感じです。大きすぎるということもありません。」

*通常 25.0cm の女性
「US7.5がぴったりですが、大きめ(余裕があって)で履くならUS8.0でもいいかもしれませんね。」

*通常 25.5cm の男性
「US8.0ですね。クッションが柔らかくて気持ちいいです。」

*通常 28.0cm の男性
「ランニングシューズ、スニーカーと普段は 28.0cm/US10.0で、SimpleもUS10.0でも履けますが、US10.5の方がいいです。」

プロジェクトのきっかけ

Simple®︎は、私にとって非常に感慨深いブランドです。

20代後半、徐々に責任ある業務を任され、新たなブランドを導入することが命題でした。'93年 米国サンディエゴで開催されるアクションスポーツの展示会に行くことになり、そこで出会ったのが、小さいブースで忙しそうに働いていたEricでした。

カッコいいと人に言われる評価より、自然体でもったいぶらない自分基準。

Ericのコンセプトと具現化したシューズに魅せられ、日本に向けて取り扱うべきだと確信しました。帰国後、社内のGOサインを取付けたものの、商標調査、長文の英文契約書、事前の市場調査、品質検査、税率確認など、ゼロからスタートでした。

順調に販売実績を積み重ね、日本でのライセンス契約を締結し、アパレル、バック、アクションスポーツ類を展開するまだに至り、本国でプレゼンテーションしたところ、米国でも販売したいという意向を取り、ブランドマネージャーとして認められました。

今回、ご縁があって20年振りに Simple®︎ に携わります。
シューズという商品から、自然な、気取らない、もったいぶらない、コンセプトを、2020年にお届けしたいと思います。

'99年 コンセプトストアのデッサン。

1997〜1999年のカタログと当時のイベント用バナー。

資金用途について

みなさまからご支援頂いた資金は、

・商品の製造・海上輸送及び国内配送費、輸入通関税、輸入消費税、支援頂いた方への配送費

・Simple®︎ブランドを日本の皆様により多く知って頂くための広告費

・米国 Simple®︎ブランド保有社と新商品販売に向けた企画開発費

などに活用させて頂きます。

商品、スケジュール、注意事項、その他について

・プロジェクト終了後、生産工場（中国）に発注となります。

・生産には約３ヶ月を要し、生産国出航は2020年1月末頃、日本到着は2020年2月中旬を予定しています。

・2020年2月下旬より順次発送を予定しますが、生産国の情勢、海運状況、気候変動、輸出国及び日本に於ける輸出入通関事情(税関公安ストなど)により、お届けが遅延する場合もございます。

ご質問

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