たたんで広がる財布。でもそれだけじゃない！

一枚の革なのに、たたんで留めて、財布に早変わり。

手のひらにすっぽり収まるサイズながら、収納力にも自信があります。

小銭入れには、15枚。

カード入れには、7枚。

札入れには、10枚。

これだけが楽に入って、さらにレシート挟みスペースまで。

おもしろさだけじゃない、使い勝手も工夫しました。

＊実用新案登録第3224908号

いったいどうなっているの？？

一枚革のサイズは、だいたいA4用紙くらい。

それをたたんで留めるだけで、小銭入れ、カード入れ、札入れがあってレシートまで挟める財布が出来るんですから、ちょっとしたマジックのようなもの。

お友達や同僚に、広げるところを見てもらいましょう。

きっと「へぇ～」くらいのリアクションはもらえるに違いありません(笑)

さておき、数十回の設計と試作を繰り返して完成したミニウォレットsai。

たたんで、広げて、手のひらサイズ。さらに使い勝手も抜群！

こんな財布は、世界中探してもいまここでしか手に入りません。

他の小さい財布となにがちがうの？

もちろん一番の違いは、広げて一枚にできるところですが…それ以外のところに焦点を当てて、その機能をご紹介します。

①縦横サイズ

縦6.0～6.5センチ、横9.0～9.5センチ。＊注１

どれくらいかと言うと、クレジットカードが(約)縦54×横86センチです。

カードよりほんの少し大きいだけなのです。

＊注１ 縫わない構造のためサイズに誤差が出ます。

②小銭入れの機能

小銭入れには、15枚を楽に収納。MAXは10円玉で20枚まで入りました。

これだけ入りながら、マチもないのに中が見やすい！

なぜなら、小銭入れの底を縫っていないからです。

差し込みになっている底部分がわずかにスライドすることによって、けっこう手前まで開口部が開きます。

また、中が浅くて指が入りやすく、小銭を取り出しやすくなっています。

見やすい＋取り出しやすい＝小銭がたまらない！

この計算式が成り立つのです。

③カード入れの機能

クレジットカード換算で、7枚を収納。もう少し入れたい人は、あと１、2枚は入ります。（あまり詰め込むのは推奨しません）

このサイズでこれだけのカード収納は、なかなかありません。

取り出しも、カードの頭が出ているので横からつまんで出しやすくなっています。

④その他の工夫

・レシート挟みスペース

たいていは札入れの中に放り込むしかないレシートを、別に収納する場所を設けました。

切手やチケットを挟んでもいいかもしれませんね。

・事故防止の工夫

小銭が不意に落ちてしまう事故を防ぎます。

小銭入れにホックはありませんが、収納状態でいくら振り回しても、中身が落ちることはありません。

最も小さい1円玉で直径2センチ。理論的には2センチ以上の隙間が開かない限り、小銭の脱落はないのです。

しかし一番危険なのは財布の開閉時。開くときにさかさまにしてしまったら、床へ真っ逆さまです。

そこも工夫しました。

札入れ上部を内側に巻き込み留める構造にすることで、手が小銭入れに蓋する動作を自然と導きます。

こだわりのポイント

こんなもの、切り出してボタン付けておしまいだ、なんて思ってませんか？

単純な製造工程だからこそ、この価格帯の他の財布ではこだわれない部分に力を使うことが出来るのです。

①コバ磨き

コバとは、革の切断面のこと。切りっぱなしだと手触りが悪く、毛羽立ちもあります。

saiはすべての切断面に専用の糊を塗布し、手作業で磨き上げています。

すべての工程の中で実はここが一番時間がかかります。

②革くるみボタン、革パッチ

レシート挟みのところの2個のホック、別に銀色の金属剥き出しでいいのですが、調和を持たせるため革くるみボタンとしました。

財布と同じ革を機械で薄くして、丸く抜いたものをホックに貼り付けてくるみます。

ひとつひとつ手作業で、これも非常に根気のいる作業です。

また同じ理由で金属色を減らすため、ホックの裏側には革パッチを貼っています。

もちろん普段見えない部分にも…。

③上質なイタリアンレザー

この財布は「刺身」に例えることが出来ます。

素材を切り出し、そのまま提供するからです。

刺身と同じく、その品質は素材によって担保されなければなりません。

使用するのは、イタリアの名門であるテンペスティ社の「エルバマット」と言うレザーです。

植物のタンニンによって鞣されたこの革は、味わい深く経年変化していきます。

④品質と低価格への挑戦

細部までこだわり、上質な革を使って、この価格を実現しました。

その秘密は２つあります。

１、構造

saiは縫わない財布です。

もっとも手間のかかる縫製の工程が存在しないため、圧倒的に製造が簡易です。

簡易＝低コスト＝低価格

この図式を成り立たせました。

２、型紙

一枚革は実は、とてもコストが高いです。

出来るだけロスを少なくするため、長方形に近い型紙を目指すことで、原料の節約に成功しました。

また、それでも出てくる端切れは革パッチなどに使用し、ほとんど無駄がありません。

低ロス＝低原価＝低価格

この図式を成り立たせました。

以上のように、saiの価格にはちゃんとした理由があります。

品質は高みを目指しつつ、それを価格にプラスしない工夫が込められています。

作り手が無理をして安くするのではなく、買い手が安かろう悪かろうのものをつかんでしまうのでもなく、両者がwin-winの関係を築くことが出来る商品だと自負します。

だれがどうやって作るの？

実行者の紹介をします。

レザークラフトsisreyの合田(ゴウダ)と申します。

今回の商品を皮切りに、工房をスタートさせようと考えています。

すべての商品は私本人が心を込めて手作りいたします。

一人なのに量産できるの？

と問われれば、答えはYESです。

縫わないため一般的な財布よりも相当早く生産することが可能。

また、いただいた支援金でプレス機と金型を購入し、型で抜くことでよりいっそう早く量産できます。

仮に未達の場合でも、ハンドカットにて商品を製作いたしますので、ご安心ください。

外注に頼らないためすべての品質は私、合田が責任を持って管理し、さらに浮いた人件費分お安く提供しています。

仕様

■寸法

縦 6.0～6.5センチ

横 9.0～9.5センチ

厚み 2.0センチ（最大厚の部分を指で押さえて）

■素材

牛革 イタリアンレザー エルバマット（テンペスティ社）

■収納

小銭 15枚

カード 7枚

紙幣 10枚

レシート挟み付

■カラー展開

レッド、ブラック、ブラウン、ブルーグリーン 4色

＊ブルーグリーンのみ床面（革の裏革）が塗装仕上げとなります。

状況により塗料のにおいが残る場合がありますが、使用するうちに薄れていきます。

■製造

日本製、個人によるハンドメイド

スケジュール

2020年2月中旬 プロジェクト開始

2020年4月中旬 プロジェクト終了

2020年4～5月 順次リターン配送開始

2020年7月末 すべてのリターンの配送完了

＊リターンはお申し込み順に発送させていただきます。

リターンについて

①超割引【1500円引】限定20名様

ミニウォレット「sai」

7,480円（税抜6,300円・送料500円）→5,980円（税・送料込）

お好きな色をお選びください。

②早期割引【1000円引】 限定30名様

ミニウォレット「sai」

7,480円（税抜6,300円・送料500円）→6,480円（税・送料込）

お好きな色をお選びください。

③早期セット割引【2個で3000円引】限定20名様

14,960円（税抜13,600円・送料500円）→11,960円（税・送料込）

2個セット。お好きな色をそれぞれお選びください。

④ミニウォレット「sai」【500円引】 300名様

7,480円（税抜6,300円・送料500円）→6,980円（税・送料込）

お好きな色をお選びください。

⑤セット割引【2個で2000円引き】30名様

14,960円（税抜13,600円・送料500円）→12,960円（税・送料込）

2個セット。お好きな色をそれぞれお選びください

Q & A

・特徴的な機能を教えてください。

〇ボタン3ヶ所、差し込み1ヶ所をはずすだけで、1枚革の状態に開くことが出来る。

〇フラップを内部に巻き込んで留める構造により、開閉時の小銭の脱落防止。

〇小銭入れ蓋が取り出し時には札押さえとして機能し、見やすい。

〇小銭入れ底が差し込み構造なので、スライドして開口部が大きく開く。

〇レシート挟み付

・寸法を教えてください。

縦6.0～6.5センチ

横9.0～9.5センチ

厚み2.0センチ(最厚部を押さえて）

・どんな素材を使っていますか？

皮革 イタリアンレザー エルバマット （テンペスティ社）

金具 バネホック、セグマスナップ

・収納力は？

小銭15枚 カード7枚 紙幣10枚 レシート挟み付

上記は推奨する収納数ですが、もう少し入ります(あまり詰め込むと締まりが悪くなります）

例：小銭MAX10円玉で20枚 カード9枚

・使い勝手が悪かったりしませんか？

どのミニウォレットにも言えますが、なんでも持ち歩きたい人には収納が足りません。

しかし同じカテゴリの財布の中でも、収納力は多めになっております。

必要なだけを持ち歩きたい人にとっては、メインのお財布としても十分機能すると思います。

レジでもたつかないよう、小銭や札の見やすさ、カードの取り出し、レシートの仕分けなど工夫が凝らされていますので、使用感もばっちりです。

・革の手入れはどうすればいいですか？

汚れがついたときは市販の皮革用クリーナーをご使用下ください。

長期保管などで革がパサついたときは、皮革用オイルでオイルアップしてください。

普段の使用中はノーメンテで結構です。

オイルを足す必要はありません。エルバマットは多量にオイルが含まれる革ですので、過剰供給になってしまいます。

より深いエイジングをご希望の方は、馬毛ブラシなどで定期的なブラッシングを心がけるとよいでしょう。

・使用上の注意は？

本来の風合いを大切にするため、色留めやコーティングは行っておりません。

色移りが発生する可能性がありますので、薄い色の製品や服とご使用の場合は注意してください。

また、タンニン鞣し革の特性として、傷、水分に弱いです。

多少の小傷はこすれば消えますが、深くついたものは取れません。

濡れるとその部分が染みになる可能性があり、また、深く水分が浸透したまま放置してしまうと、内部でカビがでる危険もあります。

もし水の中に落としてしまったようなときは、すぐに広げて陰干ししてください。ドライヤーは禁物です。