私たちは株式会社たぬーきすは、現実的かつフェアな、新しい家庭のコミュニケーションツールを作ることを目的として、Smuzoo（スムズー）というアプリを制作しています。

    Smuzooは、家庭内外問わず、フェアに家事シェアができるアプリのサービスです。これまで見えていなかった家事の分担実績・やり方・メモを、カードや進捗率でわかりやすく見える化して、家事がもっと楽しくできるように設計しています。

        - 楽しく家事をしたい！
        - 効率よく家事分担をしたい！
        - 家事をどうやればいいのかわからない。。
        - もはや家事をやらせることがめんどくさい。。
        - 家事をしてるのに「やってない」と言われる。。
        - 家庭内を平和にしたい！

    今まで、このように感じたことはないでしょうか。Smuzooなら、このようなニーズにお答えして、家事情報を共有しコミュニケーションを円滑にすることができます。

    いま、罪悪感や抵抗感なしに、家事代行に仕事を依頼できるお母さん・お父さんは、日本にどれだけいるでしょうか。私たちが、家事シェア管理アプリSmuzooを開発し、共働きの25歳〜35歳のご夫婦のユーザーのみなさんにヒアリングを行なったところ、

    「本当に忙しく手が回らないけど、代行に頼むのは敗北感がある」
    「頼みたい気持ちはある。でも、夫に納得してもらえるか。言い出せない」

といった意見を多く聞きました。実際、家事代行を利用したい割合は多いにもかかわらず、複数回利用したことのある人は、５％しかいません（参照元： https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000018991.html ）。

    私たちは、この結果から、本当は合理的に考えれば家事代行を頼むべき状況なのに、自分や家族が納得できていないという理由だけで外注を頼めていないのではないか、と仮説を立てました。
    かけた時間・かかるコストと買える時間・サービスを、家族みんなが簡単にわかりやすく知ることができるようになれば、女性側も男性側も気持ちよく納得して代行を依頼し、大切な家族の時間を買えるようになるはずです。
    また、普段自分たちが行なっている家事がどれくらいの価値があるものなのかを知ることは、普段の家事のありがたみを確認できる良い機会になるとも考えています。「家庭内で家事を頑張っている自分のためにごほうびを買ったのに、嫌な顔をされた」といったことも少なくなるでしょう。

    この仮説が正しければ、これらの機能をスマートフォンアプリで実装することで、新しい男女平等な社会の基盤を作ることができるのではないか、と思い、私たちは、このクラウドファンディングを実施することにしました。
    若者代表として、共働きが多くなった新しい今の家庭にあった、自由や選択肢を提供できるプラットフォームの構築を目指したいと思っています。特に今回は、弊社のアプリSmuzooに家事代行業さんとの連携機能をつけることを提案し、それがよいものかどうかをみなさんに問うてみたいと考えています。

【家事の流れをカードに】

- 家事のフローを見て、何をどうやればいいのかわかるようになります。
- 誰がどこまでやったかを記録できるので、進捗を簡単に共有できます。

【「今日やりたい家事カード」の管理】

- 完了・未完了すべての家事が、一目瞭然になります。
- 家事が完了したら「いいね！」を押して相手にお知らせできます。

【達成度】

- 終了した家事をもとに、家事のシェア率を計算できます。
- 設定した目標と比較して、チームや個人の達成度が確認できます。

【家事カタログ・手動・自動発行機能】※一部１月実装予定

- 必要な家事カードを追加できます。
- 定期的に行う家事を自動的にタスク化させることができます（１月実装予定）。

【通知・メッセージ機能】※２月実装予定（画面は開発中です）

- 家族みんなでメッセージのやりとりができる

　私たちは、このような機能をもつアプリSmuzooを、11月22日のAndroid用オープンテスト版をリリースし、12月、このクラウドファンディングとほぼ同時に、iOS用エッセンス版のリリースを開始しました。そして、今回のクラウドファンディングでは、Bearsさん、CaSyさんのご協力のもとで、家庭外に家事を簡単に依頼できる機能を実装したいと思います。

　家事代行サービス業者と従来の家事管理機能を依頼時に共有できます。普段の各家庭内の方法に沿って家事を頼むことが可能です。

    - 家族がやったときにかかる時間と、プロのコストを比較できます。
    - 手が回らないときに、家事カードを元に家事を依頼できます。

    「家事労働」が数値になることでその価値を実感し、ちょっとしたことに目が向き、支え合うように変わるのではないでしょうか。

    そして、本アプリには、キャラクターデザインとして、フォロワー数40,000人超の人気イラストレーターア・メリカさん( @amelicart )に家電×動物のキャラクターを創作していただきました。現在はまだ限定されていますが、開発が進むと、Smuzooのなかで彼らが活躍するようになり、あなたの家事を楽しくしてくれたり和ませたりしてくれるようになります。

    - 洗濯機シロクマ

    - 掃除機ネズミ

    - アイロン × カメ

    今回のクラウドファンディングのリターンの中には、ア・メリカさんがデザインしたキャラクターの限定オリジナルトートバッグやステッカー・命名権も含まれています。

- コミュニティ「スムズー飼育メンバー」

    - Makuakeで支援してくれた方のみスタッフクレジット
        アプリのスタッフクレジットのページで、ご希望のお名前を記載することができます。

- 開発の経緯

    代表である吉田は、もともとデジタル一眼レフの設計を担当していました。実家が呉服屋を営んでいて、衰退しつつある着物に代わるような年間100万人の人に使ってもらえるプロダクトを作りたい、という思いで、カメラ会社に就職し、量産対応をしたりタイに行ったりして、仕事を覚えていました。
    その仕事を進めている中、サイドプロジェクトでプライベートな時間を使って作っていた子育て世代向けのハードウェアプロダクトが、ヒアリングでニーズがあることがわかってきました。
    そのときにやっていたカメラの仕事はとてもやりがいのある仕事でしたが、9を10にする仕事でした。もちろん、必ず行うべき技術を進歩させる仕事です。しかし、もし、いま自分しかアイデアをもっていないプロダクトをうまく開発できた場合、0を6や7にすることができるだろう、と感じるようになりました。実現可能性は低くても、いま、機会に恵まれている自分が、社会に対してよい影響を与えられる期待値が高いほうを選ぶべきだと決心し、「たぬーきす」を起業をすることにしました。
    実際にプロジェクトや会社を立ち上げたときには、たったひとりでしたが、私たちゆとり世代の中でも、結婚をしているひとや、ビジョンに共感してくれて応援してくれるひとたちが次々と現れ、現在は10人弱のチームで、プロジェクトを進めています。

- 試作品と展示会での反応

    まだ試作段階ではありますが、デモ機や体験ボードなどを用いて、展示会に参加しています。先日あったPanasonicさんの100周年記念の展示会「NEXT 100」では、チラシ枚数700枚完配、対応説明人数推定1,500人程度と、大変好評でした。反応を掲載します。

    - 「すごく面白い」「あたたかい」「やさしい」
    - 「ターゲットでいまインストールしたい」
    - 「３人以上できるようになったら子供の教育向けにかならず使いたい」
    - 「これやばい！日本の家事分担率変えるって！」

    よく分担している人を中心にニーズの高さを確認し、特に、アジア人（中国・韓国・イラン・ネパール等）を中心として、根強い海外ニーズがあることともわかりました。日本発のサービスとして、海外にも通用するアプリであることを確信しています。

    プロジェクトの説明は、以上となります。応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。