「靴ひもクリップ」は、歩行によって靴ひも先端に生じる「靴ひもをほどこうとする力」をブロックすることで靴ひものほどけを防止します。

使用中の靴ひもをそのまま使ってクリップ本体を靴に装着します。一度付けたらひもは結びっぱなしでも大丈夫。無くなりません。

特殊加工により、 マニキュアやシール、ストーン等、市販のネイルグッズがそのまま使えます。自分だけの「オリジナル靴ひもクリップ」で手持ちの靴を自由にアレンジできます。

「親子お揃いで買ったスニーカー。でも、靴ひもがすぐにほどけて子供には危険。何度も結んであげるのも面倒で…」

そんなことから開発が始まった「ソレナー靴ひもクリップ」は、昨年2月に販売を開始しました。

「ほどけない+ネイル加工で楽しめる」今までになかった製品としてテレビ東京のWBS（ワールドビジネスサテライト）の人気コーナー「トレたま」でも紹介され、順調にスタートすると思った矢先のコロナ禍。お出掛けすら制限される最悪のタイミングでの船出となりました。

店頭での販売もほぼ決まっていましたが、結果的にはネットでコツコツ販売することに。ネット上の口コミは700件以上、お陰様で日米で少しずつ売れるようになりつつあります。

販売を続けていく中で、「もっと別のカラーも欲しい！」、「透明バージョンが欲しい！」、「最初からかわいいものが欲しい！」というコメントも多数いただきました。

そんなユーザーからの声を受け、「カラークリップ」、「（さらに金属ラメを加えた）キラキラカラークリップ」、「（半透明プラ素材をベースにした）キラキラ透けるカラークリップ」を発売したいと考えました。

最初に靴ひもを途中までほどく ～ひも穴を縦に使うのがポイント～

ひもの種類について

靴ひもには、断面形状により、平ひも・平丸ひも（オーバル＝楕円）・丸ひもの3種類があります。靴ひもクリップは、平ひも、および平丸ひもに最適化されており、これらのひもを奥までしっかり押し込んだ場合、ひもがクリップから外れることはほとんどありません。丸ひも（太いもの、および伸縮性が小さいもの）の場合、ひもがクリップから外れたり、無理に押し込んだ時にクリップ自体が破損することがあります。

Q1.クリップされた状態のまま真ん中からほどけました。

内側からほどけるクリップで止められたひもに結び目が引っ張られることで内側からほどけることがあります。クリップと結び目の間のひもに少し遊びをもたせることで改善されます。

Q2.どんな靴にでも取付けられますか？

非穴タイプの靴靴本体にひも穴がある一般的なタイプの靴であれば、キッズ用も含めてほとんどの靴に取り付けることができます。写真のようなタイプの靴の場合には、ひも通しの輪を穴に見立てて取り付けてください。

Q3.ジェルネイルが剥がれたりしませんか？

ジェルネイルプラスティック素材の表面に特殊加工を施しているため、爪に使用するよりもずっと強く接着されます。一般的なマニキュアはもちろん、ジェルネイルも含めて全体的に接着力が強く、剥がれにくくなっています。

Q4.靴ひもがほどけます。

ひも穴を縦に使ってクリップの取り付け方が間違っている可能性があります。クリップが正しく装着された状態で靴ひもがクリップにしっかりと挟まれていれば、靴ひもがほどけることはほぼありません。写真のように「ひも穴を縦に使って」クリップを靴に装着してみてください。

5月12日（水）プロジェクト終了
13日以降、シリンダ購入、素材選定、テスト開始、本生産
7月下旬、リターンの配送開始予定

現行商品の「ソレナー靴ひもクリップ」白黒各8個入り（合計4足分、市販価格1,584円税込）に加え、新作カラーアソートVer.を8足分（カラーx2足分、半透明x2足分、ラメ入x4足分を予定しています）。

製造状況によってカラーやデザイン、仕様等が変更になる場合がございます。

作業の進捗、および発生した変更などにつきましては、随時活動レポートにて報告させていただきたいと考えています。

「ラメ投入専用シリンダの購入費」および開発費用として使わせていただきます。

ソレナー株式会社 代表取締役 福井直樹

皆さん、はじめまして。ソレナー株式会社代表取締役の福井直樹と申します。アイデア理論の研究と普及を目指すひらめき財団の理事長も務めております。

2012年秋、『MAKERS-21世紀の産業革命が始まる』を読んだ僕は大きな衝撃を受けました。そこには「今日の起業家は、オープンソースのデザインと3Dプリンタを使って製造業をデスクトップ上で展開している。」と書かれていました。

ただ、「なるほど。確かに凄い時代がやってきている。」と思いつつ、同時に「でもIT事業者である自分には関係ないかな。」とも思っていました。

ですが、本業である法人向けITサービスのクライアント数が米国中心で2000社を超えた2019年、「一般消費者向け商品でも世界展開にチャレンジしたい」と突然感じました。

いつの間にか「自分でも3Dプリンタで作れる商品を世界に展開してみたい。」と思うようになっていたのです。

無数にストックしているアイデアの中から「3Dプリンタ X 課題解決」に向いたアイデア商品をピックアップ。そして、新しく設立したソレナー株式会社の第一弾の商品として、靴ひもがほどけにくくなる『靴ひもクリップ』を開発、全世界に向けて販売することになりました。

ひらめき財団の理事長としてアイデア理論を駆使し、構築したアイデア商品です。この1年間『MAKERS』で語られていた世界観をリアルに体感してきました。

「そんなところにまだ出せるアイデアがあったんだ。」そう感心してもらえるような商品をこれからどんどん開発し販売してまいります。

『あっ、それな～を日本から』

まだ見ぬ新しいアイデアにご期待下さい。