今回応援していただきたいプロダクトは、Sounds Wood （サウンズ・ウッド）という名のアコースティックなスピーカーです。

名前の由来は、それいいね！という英語、Sounds Good!に、Wood（木）をかけ合わせています。

二種類の木を組み合わせて作ったスマートフォン用のスタンド、サウンドホール、スピーカーです。

北海道産のシナノキと飛騨高山産の圧縮杉を交互に張り合わせて作られています。

圧縮杉は飛騨高山の飛騨産業さんの工場で作られています。

大きな釜に製材した杉の木を入れて高温で蒸し上げた後で、大きなプレス機でプレスして圧縮して固定します。

こうすることで木の密度が上がり、硬度と強度を持たせることができます。

焦げ茶色に変化し、独自の杢目と杉の香りが楽しめます。

スマートフォンの下部のスピーカーから出た音を、小さな空洞の中で反響させてまろやかにし、前方から音を出す、スマホ用のスタンド兼簡易楽器というプロダクトです。

電気の力は使っていないので、大きな音や強い音は出ません。

キャンプやアウトドアでも、自宅やオフィスの充電用のドックとしても。どこへでも持ち出して使っていただけると思います。

木のぬくもりと柔らかさを感じていただけたらと思います。

家でもオフィスでも充電しながら立て掛けておくことが出来ます。

裏返して、スマホを横にすれば、動画を見る際のスタンドにもなります。

10年ほど前に一度商品化し好評だったのですが、毎年のようにiphoneが新しくなり、それに伴ってサイズアップを繰り返していくうちにサイズが合わなくなってしまい、作るのをやめてしまいました。

なんとかもう一度作りたいという思いから設計から見直し、現時点で最新のiPhone13にも対応するものを作りました。

５層、２種類の木を合わせて作れています。

茶色の木は、飛騨高山で作られた圧縮杉になります。

圧縮杉とは、通常柔らかすぎて家具などを作るのに向かなかった杉の木を、大きな釜に入れて蒸し上げ、それをプレス機に入れて圧縮し固定した材木になります。これによって飛躍的に杉材としての使用用途と可能性を広げることになりました。
今回のものは圧縮率40%の圧縮杉を使っています。

戦後日本の山々に植えられた杉の木を使って、地域経済の活性化と森の循環、自然環境保全に微力ながら力になれたらとの思いから、ブランドを立ち上げた当初からずっと使い続けている素材です。

もうひとつは北海道産のシナノキを使っています。白くて癖のない杢目の材です。

焦げ茶色と白、色と杢目の異なる木材を重ねることで、美しい見た目と楽しいリズム感が生まれました。長く使っていただいても飽きの来ないデザインだと思っています。

製作は旭川にある障害者施設にお願いしています。

障害者の方とスタッフの方々が、一つずつ手作業貼り合わせ、紙やすりできれいに整え、仕上げに木工用の自然塗料を塗って仕上げてくれています。

こちらにお願いすることで、障害者の方々の自立支援に繋げられたらと思っています。

よろしくお願いします。

<追記事項>
※本文中に記載させていただいたスケジュールは、あくまでプロジェクト公開時点の予定です。応援購入の性質上、配送遅延のおそれがございます。
※原則として、配送遅延に伴う応援購入のキャンセルはできませんが、リターン配送予定月から3ヵ月を超えた場合には、希望者に限りキャンセルにて対応させていただきます。