▼Spice Garden Film Project『トーキョー・サンライズ』始動

こんにちは。劇団スパイスガーデンです。2020年夏に予定していた劇団スパイスガーデンの本公演が新型コロナウイルスの影響により中止となりました。しかし、劇団として何かを届けたいという情熱は消えることなく、新たなプロジェクトを始動することにしました。

そのプロジェクトが 「Spice Garden Film project 」 です。

▼映画を撮るという選択をした理由

今夏に劇団スパイスガーデンの本公演が予定されていましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて公演を中止することを決めました。

本来、演劇というものはお客様が目の前にいてくださることで初めて完成するものであるという劇団としての思いがあるため、現在の状況では「お客様とともに作り上げる演劇」は難しいという結論に至りました。しかし、劇団として皆様に何かを届けたいという情熱は消えることがなく、お客様に劇団スパイスガーデンの新たな作品を安全に届ける方法として短編映画を制作することを決意しました。

（今回プロデューサーも務めた劇団スパイスガーデン・リーダーの山中雄輔）

▼作品の概要

本作は劇団スパイスガーデンが企画し、その企画に賛同してくださった松本優作監督とタッグを組み作り上げる「ウィズコロナ」の物語です。我々劇団スパイスガーデンが映画制作を決めてからの話し合いの中で、今の状況に対して６人がそれぞれ全く異なる考えを持っていることに気が付きました。その中でそれぞれの意見を尊重し、それらを全て作品に反映することこそが作品を進めるうえで重要なことだと考え、我々が信頼している松本優作監督にこの企画を説明すると、6人全員の思いを乗せた脚本を作ってくださいました。紆余曲折を経て本格的に動き出した本作は、タクシードライバーの日常を通して「今」という時代を多角的に描いたエンターテインメント作品になります。

▼劇団プロフィール

2008年夏、2カ月にわたるワークショップを経て選出された男たち、それが劇団スパイスガーデンである。

劇団発足から間もなく、2008年池袋シアターグリーンにて上演された旗揚げ公演「バンカラ～友へ捧げる最後のエール～」は、6日間全回満席で合計約700名を動員。本作の映画版の脚本は、プリセールスの日本代表3作品に選ばれ、ドイツ・ベルリン国際映画祭に正式に招待されるなど、舞台から映像化の動きもある。

また、2009年には第2回公演「アイドル～失われたキミを求めて～」を中野ザ・ポケットにて上演。翌年の2月には劇団員の全員が作・演出から出演までを行う“番外公演”を上演。

そして、2010年に第3回公演「シャッフル」を千本桜ホールにて行い、約2週間で全19公演という初のロングラン公演を行う。その後「シャッフル」は映画化され、翌年に公開された。 2011年には「バンカラ～友へ捧げる最後のエール～」を再演し、東京から、長野、岩手を周る初の地方公演を決行し、各地で熱いエールを送った。

2012年には当時のメンバー全員でTEAM NACSニッポン公演「WARRIOR～唄い続ける侍ロマン」に出演。2018年松尾英太郎・山中雄輔がTEAM NACS第16回公演「PARAMUSHIR ～信じ続けた士魂の旗を掲げて」にも出演した。

年に1回ペースで本公演を上演し、2017年第9回公演「ザ・オーディション」を経て新メンバー2名を選出。現在の6名体制となる。2020年7月に行う予定であった第12回公演は新型コロナウイルスの感染拡大により中止となった。

▼監督プロフィール

1992年神戸生まれ。23歳の時に撮影した映画「Noise」が長編映画デビュー作となる。2019年3月1日よりテアトル新宿他全国で公開予定。 同作品は第41回モントリオール世界映画祭、第25回レインダンス映画祭など国内外問わず複数の映画祭に正式招待される。 また海外メディア「Psycho-cinematography」で2017年日本映画ランキング第1位「Asian Film Vault」ではアジアランキング第4位に選出。 2019年には米国でも劇場公開予定。 精力的に映画を監督する傍ら、レクサス、三井住友カード、富士通、NTTドコモ、ユニリーバなどの広告作品やMVのディレクションも手掛ける。 2019年2月23日から「日本製造/メイド・イン・ジャパン」が短編映画では異例のK'sシネマ新宿で単独公開が決定。 同作はMOOSICLAB2018にて審査員特別賞、観客賞、最優秀男優賞の3冠を受賞。
第4回MOON CINEMA PROJECTにてネパールとの合作映画「Bagmati River」がグランプリ受賞。

▼リターンについて

① 映画のエンドロールにお名前掲載

→ご支援いただいたサポーター様が掲載してほしいお名前を本作のエンドロールに掲載いたします。（8月27日までの募集）

※公序良俗に反するようなお名前は記載出来かねますのでご了承ください。

② 映画オリジナルTシャツ

→本作オリジナルデザインのTシャツをお届けします。

③ 映画オリジナルフォトブック

→本作のために劇団員が撮り下ろした写真をまとめたフォトブックをお届けします。

④ 映画完成台本（監督・キャストサイン入り）

→本作の台本に監督・キャストの直筆サインを入れてお届けします。

⑤ 映画オリジナルマスクプレゼント

→本作のロゴが入ったオリジナルデザインのマスクをお届けします。

⑥ 映画制作の過程をまとめたメイキングを限定配信

→本作の制作過程を劇団員がまとめたメイキング映像を限定で配信いたします。

（1月ごろまでに実施予定 ※スケジュールにより多少前後する可能性もございます）

⑦ 劇団員と監督がこの映画について語り合うトークイベントの限定配信

→劇団員と監督でこの映画を語るトークイベントの様子を限定で配信いたします。

（1月ごろまでに実施予定 ※スケジュールにより多少前後する可能性もございます）

⑧ 劇団スパイスガーデンと松本優作監督からのお礼状

→劇団員全員と松本監督からのメッセージを電子メールでお送りいたします。

⑨ 劇団スパイスガーデンからのビデオメッセージ

→劇団員全員からのビデオメッセージをお送りいたします。

⑩ 劇団員と監督から「あなた」に向けたビデオメッセージ

→劇団員と監督からサポーター様が呼んでほしいお名前を呼んだビデオメッセージをお送りいたします。

⑪ 劇団員からの直筆メッセージ

→サポーター様が選んだ劇団員一人から直筆のメッセージをお届けします。

⑫ 松本優作監督過去作ポスター

→松本優作監督の過去作『Noise』『日本製造』のポスターに監督の直筆サインを入れてお届けします。

⑬ 劇団員全員とリモート飲み会

→劇団員全員とリモートでお酒を飲みながらお話しができます。（６０分）

（1月ごろまでに実施予定 ※スケジュールにより多少前後する可能性もございます）

⑭ 1on1セッション

→劇団員または監督とリモートで1対1でお話しができます。（30分）

（1月ごろまでに実施予定 ※スケジュールにより多少前後する可能性もございます）

⑭ あなたのための先行上映会

→1組2名様限定で渋谷周辺の試写会場にてどこよりも早く本作を鑑賞できます。

（1月ごろまでに実施予定 ※スケジュールにより多少前後する可能性もございます）

※昨今のコロナウイルス感染拡大により状況をみましてオンラインでの実施をご相談する可能性もございます。

⑮ あなたのために劇団スパイスガーデンがつくる新作お芝居

→1組様限定でサポーター様から与えて頂いたお題をもとに劇団スパイスガーデンがお芝居をつくります。

（1月までに初回打ち合わせを予定）

▼資金の使い道

皆様から頂いた支援金は主に本作の製作費の一部に充てさせてもらいます。

また、目標金額以上のご支援をいただきましたら、国内外の映画祭や上映会への出品のために使用させて頂きます。

▼最後に

劇団スパイスガーデン・リーダー 山中雄輔 よりメッセージ

https://youtu.be/kmmwuQAuWhM

本プロジェクトのページを最後までご覧いただきありがとうございます。まずは新型コロナウイルスによって苦しい思いをされた方々に心よりお見舞い申し上げます。

我々はかねてから企画していた今夏の本公演を中止するという苦しい選択をしました。しかし、そんな状況に立たされた我々がいまできることは、それでもやっぱり何かを作ってみなさまに届けることなのだと感じ、映画制作へと新たな一歩を踏み出しました。

また、映画やドラマや演劇や音楽といった「エンターテインメント」はきっと皆様に寄り添い力を与えてくれると我々は信じています。そして我々劇団スパイスガーデンはこの1１年をかけて「誰かの背中をそっと押すエンターテインメントの形」を模索してまいりました。

本作でも今までの活動と変わらず、我々の信じたエンターテインメント作品を作り上げたいと思っています。そして、この作品をより多くの方にお届けしたいと思っておりますので、ご支援ご声援の程どうぞ、よろしくお願いいたします。

最後に、本作を皆様と共に作り上げることは、こんな今だからこそ絶対に必要なことだと信じています。少しでも本プロジェクトに興味を持ってくださいましたら、どうかご支援のほどよろしくお願いいたします！

劇団スパイスガーデン一同