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【1世紀を超え復刻】“当時”のコレクションを再現した限定オーバーオール

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ストーリー

  1. 1923年にL.A.で誕生した日本人デニムブランドが令和に復刻
  2. 型紙、生地や縫製、ロゴマークに至るまで当時の資料を基にデザインを再現
  3. 国内自社工場にて1枚ずつ丁寧に製作。シリアルナンバー入りの限定100着

およそ100年前に静岡でデニム製品が作られていたって知ってますか?!!

デニムと聞いて多くの方が思い出すのは岡山や広島などの山陽地方ではないでしょうか。現在はもちろんデニム製品の生産の中心地ですが、一般的には1960年に入ってきたと思われているデニムですが、それより以前に入ってきているのが静岡県なんです!!時は1926年、静岡県の沼津にてデニムは誕生しました。

はじめまして、山本被服の山本と申します。当社は1926年に創業し、そこから95年間企業の作業服や制服を製作する企業として活動をしております。

そうです。日本で今から95年前にデニム製品を作ったのは当社創業者で私の高祖父(ひいひいおじいちゃん)、山本彦太郎とその妻ゑきなんです。本プロジェクトはこのおよそ100年前に実在した日本のデニムブランド「スターオーバーオール」を令和の時代に「復刻したい!」というもの、ぜひご支援をお願いします。

【スターオーバーオール誕生秘話】
1913年、すべてを失った彦太郎がアメリカ行きの船に乗り込む

明治の終わり山本家は馬喰として牛や馬を売り買いすることで生計を立てていましたが、1910年、1911年の台風による大水害により財産である牛馬をすべて失ってしまい、家族を抱え、途方に暮れることに。。。ちょうどそのころ炭鉱夫としてアメリカ西海岸で手稼ぎの話があり、悩んだ末決断をした彦太郎は借金をして、妻と子供を置いて、船でアメリカにわたることになります。

数か月で滞る送金、妻ゑき命がけの渡米。

彦太郎がアメリカにわたって半年、最初は毎月届いていた送金が滞るようになりました。小さな子供を抱え、生活もままならない事態に。夫も安否もわからない中、妻ゑきは一大決心をします。子供を夫の両親に預け、自身も渡米を決断。アメリカに夫を探す旅にでます。

二人力を合わせたアメリカ生活が始まる。

渡米した妻ゑきが見つけたのは現地の生活に慣れず、仕事にも身が入らない日々を過ごしている彦太郎の姿、、、。生来しっかり者で働き者の妻ゑきは、夫を励まし、自身も現地で洗濯婦として精力的に働きだします。

彦太郎も妻の姿に刺激され、慣れない異国の地ながら、二人力を合わせて身を粉にして働く日々が始まりました。

時を忘れて働くこと10年。炭鉱夫の作業着、オーバーオールの作り方を学び、再現。スターオーバーオールの誕生。

1911年にアメリカにわたってから約10年が経ちました。

「そろそろ日本に帰って家族で一緒に過ごしたい」そのような思いから、現地でもっとしっかり稼ぎながら、帰国後に生活の糧となるような商売を見つけたい。妻ゑきは数年前からこう考えていました。

そんな中、ある日妻ゑきが炭鉱夫が着ている作業着に注目します。

「あれを日本に持って帰って商売にしたら当たるのでは、、、」

妻ゑきは炭鉱夫が作業着として広く着られていたストロングホールド社のオーバーオールを取り寄せ分析、同じクオリティのものが作れるよう研究し、一枚ずつ手作業で縫い始めます。

出来上がったオーバーオールを、「スターオーバーオール」と名付け、ゑきが現地の炭鉱夫に売り歩き始めると徐々に評判となり、人気ブランドとして現地でも使われるようになりました。時は1923年(大正12年)、ロサンゼルスにてSTAR OVERALL MFG CO.を創業し、日本人が始めたデニムブランドがアメリカで誕生しました。

帰国。日本でデニムメーカー「山本被服製造所」を創業

スターオーバーオールが生まれてからさらに3年が経った1926年。事業も軌道に乗ってきて売り上げも安定してきたころ、夫婦はついに帰国の決断をします。事業の幹部とデニムづくりの機会とノウハウを持って日本行きの船に乗り込みます。

1か月後無事帰国した二人は、静岡県沼津市にてアメリカから持ち帰ったデニムづくりのノウハウを活かした、作業服製造販売会社「合資会社山本被服製造所」を創業。日本のデニムメーカーが誕生することになりました。

国内の農業、酪農などを中心に丈夫な作業服として人気を博し発展した当社でしたが、第2次世界大戦の空襲で全焼、デニム製造の機械や当時の製品はすべて焼かれてしまい、現在残っているのはミシン1台だけ。山本被服は一般の作業服、制服メーカーとして再建し今に至ります。

【復刻への道】

雑誌の取材をきっかけに構想から10年、ついに完成。

時は流れて、、

2010年、雑誌「monoマガジン」から一本の電話が入ります。「御社が日本で初めてデニムを製作した会社だと伺ったんですが本当ですか?」実はそのころの当社社員はそのことをあまり知らず、これをきっかけに社長から前述の経緯を知らされます。

はじめての話に驚くとともに誇らしい気持ちが同時に芽生えた開発部の富所は、「いつかこれを再現したい」と思うようになりました。

それから少しずつ、仕事の合間を縫ってはデニムについて改めて学び、当時の資料を取り寄せ型紙やディテールのデザインがどのようなものであったのか、当時のロゴの再現など、周囲からの冷たい視線にも耐えながら、少しずつですが復刻に向けた調査や施策を繰り返し徐々に再現度を高め続け、気が付くと10年の時が過ぎていました。

「やっと、皆様にお披露目をしてもよいと思えるものができました。

ぜひ皆様に着ていただきたいと思います。」(開発責任者 富所談)


2021年スターオーバーオールが1世紀の時を超えて復刻します!

【デザイン・仕様】

当時のディテールを現代風にアレンジし、働く男のワークスタイルを今に蘇らせました。

・13.25オンス生地により当時のワークウェアの堅牢性を再現

当時のアメリカでは10オンス程度の生地を採用していたようですが、スターオーバーオールはそれよりもさらに厚手のものを採用していたとの資料があり、13.25オンスを採用。

・三本針によるデザイン性、縫製強度あり

当時の日本にはなかった三本針による縫製は機械をアメリカから持ち込み製作を可能にしたとのこと、縫製強度が高く、丈夫さを求められるワークスタイルウェアでは画期的な技術だったとのことです。

・バックスタイルはオリジナルデザインを活かしたサスペンダー仕様かつ釦止め

・細部にわたりコバステッチを施す

・胸にスターオーバーオールCO.ロゴマーク入り

腰に復刻スターオーバーオールCO.ロゴマーク紙パッチ

・ローバックディテールまで当時を再現。働く男のワークスタイルを今に蘇らせました。

国内自社工場にて1枚ずつ丁寧に製作。シリアルナンバー入りの限定100着。

・サイズ一覧

スターオーバーオールはおよそ100年前に実在した日本のデニムブランドとして今後も令和版の新製品を企画販売する予定です。しかし、この初の復刻版は大量生産ではないので、国内の自社工場にてひとつずつ手作業で製作することになりそうです。また素材の確保の関係もあり生産可能数は100着程度が限界。

ご支援をいただいた方にもある程度お時間をいただくことが予想されますが、気長にお待ちいただけると幸いです。その代わりに、ではありませんがこの記念の100着には一つずつシリアルナンバーを刺繍いたします。世界に二つとない一着を仕事に趣味に活用して、あなたなりのワークスタイルライフを楽しんでいただけたら当社スタッフ一同大変うれしく思います。

サッカー元日本代表×デニムオーバーオール

当社よりサポートさせていただいているアスルクラロ沼津に在籍する元日本代表の伊東輝悦選手にも着用してもらいました!

伊東輝悦選手に着心地を聞いてみました!!

「老若男女問わず誰が着てもハマるデザインこれが100年前に既に有ったなんて素晴らしいね!サイズもかなりゆったりなので ザックリ羽織って何処へでも出掛けられます」

「デニムだから丈夫で気にせず扱えるところが良いねー、練習行く時もオーバーオールの下は練習着だったり(笑)元々オーバーオールの使い方ってこんな感じだったんですよね!」

「誰もが一着持っていても良いものだと思うよ!着る人間によって表情をいかようにも替えられて自分なりに楽しめるところも魅力だね!」

「息子と体型が一緒なので交換して着回したりしようかな(笑)」

スケジュール

12月29日 プロジェクト終了

1月初 裁断・縫製開始

2月末 発送開始

リターンについて

スターオーバーオール復刻版の販売は100着限定です。

リターンは数量限定となりますので、数に達し次第終了となります。

より多くの方に100年前に日本で生まれたデニムブランドが復活したことを広めていただくため、

今回は赤字覚悟の¥33,000-(税込)で販売させていただきます!

実行者紹介

山本被服株式会社

静岡県東部に1926年より創業の制服・作業服の製造、卸販売業者になります。

日本で初めての工業被服工場で戦時中は海軍指定・陸軍監督工場となりさまざまな経験を重ねながら発展してきました。

現在では県東部から全国にわたり、多数のユーザー様にご満足いただける制服を自社工場にて製造販売させていただいております。

アメリカからはじまった1本の糸から、縦に横に日本の歴史を綾なすように歩んでいます。

リスク&チャレンジ

デニムの特性上、着用時に色落ちします。 汗や雨で湿った時や摩擦により色落ちし、他の衣料やバッグなどに色が移ることがありますのでご注意ください。 他の衣類とは別に洗濯するか、手洗いをお勧め致します。 *インディゴ染め* インディゴ(藍)染めで使う染料は、色落ちしやすい性質があります。 最初は色落ちしますが、くり返し洗濯していくとだんだん色落ちは落ち着いてきます。 湿った状態はもちろんですが、乾いた状態でも摩擦などで色移りが起こりますので、薄い色の衣類とコーディネートされる際などには、ご注意ください。色落ちするので他の物と一緒に洗濯しないでください 受注生産のため、注文後のキャンセル、製品不良以外での返品・交換は受け付けておりません。 予定通りの発送のために生産を行なってまいりますが、予期せぬトラブル等によりスケジュールに変更が生じる場合があります。その場合は随時サポーターの皆さまへご報告させていただきます。 デザイン・仕様は変更になる可能性がございます。 本文中に記載させていただいたスケジュールは、あくまでプロジェクト公開時点の予定です。応援購入の性質上、配送遅延のおそれがございます。 原則として、配送遅延に伴う応援購入のキャンセルはできませんが、リターン配送予定月から1ヶ月を超えた場合には、希望者に限りキャンセルにて対応させて頂きます。

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「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 ファッションカテゴリの 「【1世紀を超え復刻】“当時”のコレクションを再現した限定オーバーオール」プロジェクト詳細ページです。

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