はじめまして。長崎県大村市にある日本初の観光コーヒー園「長崎スコーコーヒーパーク」を運営している有限会社中島珈琲本社と申します。

本企画は、国産（長崎産）クラフトコーヒーのニュークロップ（今年収穫の新豆）をマクアケ限定で、お届けする企画です。

収穫されて１年未満のコーヒーは「ニュークロップ」と呼ばれ、収穫後、年追う毎に薄れていく植物本来の優しさと力強さが十分に残っており、オールドクロップには無い風味として感じる事が出来ます。

ただ、このニュークロップと呼ばれる段階の豆は、含有水分の影響で弾き方がオールドクロップとは異なる為、仕上がりのベストタイミングを見図る経験が重要となります。

実際に、当社社長も、ニュークロップ豆を焙煎する時の方がより慎重にならざるを得ないと申していますが、珈琲伝来の地「長崎」で国産珈琲が栽培されていることと、その長崎産珈琲豆だから味わえるフレッシュな風味を少しでも知って頂きたいとの思いから、プロジェクトを実施することとなりました。

皆さんがよく耳にするコーヒーの銘柄が、一般にその生産地の地名という事はご存知だと思います。

「寿古珈琲」も同様です。長崎スコーコーヒーパークの所在地が「長崎県大村市寿古町（すこまち）」なので、その地で栽培・加工されているコーヒーという事から「寿古珈琲」と名付けております。

温帯気候区における収穫を目的とした本格的コーヒーの温室栽培は苦労の連続では有りましたが、試験栽培から数えて４０年以上という年月を経て、約３００坪という小規模ながら、年間７０ｋｇ～１００ｋｇ程度の収穫が見込まれる程になっております。

通常、皆さんが飲まれている珈琲は産地は分かっても、いつ収穫されたものなのか。手元に届くまでにどれだけ保管かかっているものなのか、分からないものも多いのではないでしょうか？

また、私共で生産したコーヒー豆は、海外産コーヒー豆と配合し商品化する事が殆どで、収穫の一部を１００％長崎産として販売する際も、新豆に限定した販売は行っておりません。

しかし、今回の企画では、収穫して加工した長崎産豆を海外産豆と配合する事無く、長期間保管もせずに、新鮮な状態ですぐにお届けします。このような機会はなかなかないのではないでしょうか。

長崎産１００％の「寿古珈琲」は非常に特徴的な甘い香りを持っており、この香りを楽しむだけでも、価値ある一杯と言って過言では無いと思います。

折角の国産珈琲なのだから、是非ストレートで飲みたい！と思ってくださる方も数多くいらっしゃると思いますが、当社社長よりお召し上がりになる際に一つだけお願いが有ります。

それは、「貴方が一番美味しいと思う飲み方でお召し上がりください」という事です。

ストレートでも良し、砂糖を入れても良し、ミルクを加えても良し、美味しいコーヒーを美味しいと感じる飲み方で口にして頂いた時の笑顔。それこそ、生産者である当社社長の喜びなのです。

皆様方にお届けする「長崎産１００％寿古珈琲」は、当社社長がミディアムローストに焙煎してお届けします。

昨今は、深煎り豆が主流に思われますが、焙煎歴５０年の当社社長は、今でも爽やかな香りを感じられるミディアムローストにこだわりが有り、古き良き時代の喫茶店の珈琲をご存知の方には懐かしさを、深煎りコーヒーに慣れ親しんでいらっしゃる方には新しさを、それぞれ感じて頂けるはずです。

このプロジェクトを立ち上げる時点での予定では、元号が令和に変わる５月、真っ赤に熟したコーヒーの実の収穫が始まります。

完熟した果実のみを選びながら手摘みで収穫しますので、収穫が全て終わるまで２ヶ月以上を有します。

収穫した果実は、すぐに種（豆）と果肉に分離され、果肉は食用の調理・加工に、豆は水に一晩浸けられた後、一週間ほど天日干しされます。

水分が飛んで乾いた豆からパーチメント（殻）を取り除き、生豆の完成です。

当社の焙煎方法は直火式。５０年に渡り当社社長と苦楽を共にした焙煎機を使用しています。

焼けていく豆の色具合を目で見て、釜の中で弾ける音を耳で聞いて、冷却機に落とす瞬間を待ちます。

焼きあがりましたら、いよいよ皆様への発送準備に取り掛かります。

中南米系統ともアフリカ系統とも、世界中の如何なるコーヒーとも異なる風味を、珈琲伝来の地「長崎」からお届けします。是非お手元でお召し上がりください。

《　リスクとチャレンジ　》

・製造状況により、商品のお届けが遅れる可能性がございます。ご了承ください。

・仕様、パッケージのデザインが変更になる場合がございます。