【2016/1/26 追記】
みなさまのご支援のおかげで開始早々に目標金額を達成することができました！
多大なるご支援誠にありがとうございます。
1月26日までにご支援頂いた皆様の在庫は日本国内に確保しておりますが、 予想外の大反響のため新しくカナダから取り寄せることになりました。
1月27日以降のご注文についてはお届け日を2016年5月に変更させて頂きますので、 ご了承お願い出来ればと思います。

また先週新しくホワイトデーお届けプランのリターンもご用意させて頂きました。
大切な方への贈り物として是非ご支援頂ければと思います。
メッセージカードとプレゼント用ラッピングがセットになったプランです。
是非ご検討頂ければと思います。よろしくお願いします。

はじめまして。カナダ・オカナガン産のワインの普及活動を行っている滝澤と申します。今回は、みなさまに暖冬の年だけに産まれる、 日本では入手しずらいカナダ産デザートワインを味わってほしいという想いから、このプロジェクトを立ち上げました

本来、アイスワインにするためにマイナス８度以下で収穫しますが、 マイナス８度に達しない暖冬の年だけに限り、この甘口デザートワイン（Late Harvest Wine）が誕生します。甘さの強いアイスワインに対して、このデザートワインは軽やか、かつさわやかな天然の甘さをお楽しみいただけます。

しかし、生産量が少ないカナダ・オカナガン地方のワインは、産地のカナダの人々によって消費されてしまいます。そのため日本に輸入されることがありません。

今回、産地に１７年在住している私がワイナリーとのコネクションを活かし、日本に輸入をしました。

生産数わずか２０００本あまりの超希少品を、ぜひこの機会に味わって欲しいです。

デザートワインとは？
真冬に収穫することによってブドウの糖度が高まり、抽出された甘い果糖エキスだけを醸造したワインがデザートワインとして誕生します。

くれぐれも、普通のワインと同じ感覚でグラスに注がないでください。

「デザート」ワインなので、15〜20mlが1杯の適量となります。ちょうど日本酒のおちょこ１杯ほどの量だとイメージしてください。

・食前酒　アペリティフとして

・食後酒　デザートとして

お好みでお召し上がり下さい。お料理と併せようとせずに、このデザートワインそのものを、じっくりとゆっくりとお楽しみください。

今まで経験したことのない美味しさを実感して頂けるはずです。その美味しさはカナダの大自然が産み出した宝物の味わいなのです。

①　ブドウの果糖エキスだけで作られた極上デザートワイン

真冬まで持ち越したブドウは果実の水分が減り、果糖エキスが増しています。その果糖エキスを醸造したことによりブドウ本来の甘さのみを体感して頂ける味わいに仕上がっています。

②　優しく濃縮された天然の甘さ

濃縮された甘さの強いアイスワインに対して、マイナス5度で収穫したブドウを用いたこの甘口デザートワインは軽やか、かつ爽やかな天然の甘さが最大の魅力です。

③　暖冬の年にしか産まれない超希少品

本来であればマイナス８度以下に達してアイスワインになりますが、暖冬の年はアイスワインにならず、この甘口デザートワインとして産まれます。そのため、暖冬の年にしか産まれない超希少なワインとしてマニアの間で注目を集めています。

今回のデザートワインは、2012年の暖冬の年に産まれたデザートワインです。

④　生産数わずか2000本の超レア品

真冬に収穫するまでの間に鳥や鹿の餌食になってしまうことから、ワイナリーにとって大変リスクの高い製法です。野生動物に食べられてしまうことから、生産量は極めて少なく、このデザートワインはわずか2000本ほどしか作ることができませんでした。

⑤　非常に珍しい赤のデザートワイン

注目はこのデザートワインの品種です。このデザートワインは100％ガメイノアール種を用いているため、「赤のデザートワイン」になります。デザートワインは通常白ブドウ品種で作られるため、赤ブドウ品種で作られるデザートワインは更に貴重なのです。

⑥　オカナガン産ワインのため無農薬の天然ワイン

オカナガン地方はカナダで唯一の砂漠気候です。熱く乾燥した気候のため、ブドウに病害虫が発生しません。そのため殺虫剤や農薬を一切使用しないオーガニック製法による天然ワインとなります。もちろん、このデザートワインも無農薬ワインです！

カナダのオカナガン地方は知られざるデザートワインの産地です。

通常のワインは、秋に収穫したブドウを醸造しますが、デザートワインは秋に収穫せず、真冬まで樹に残しておきます。

季節が冬に向う厳しい気象環境は、ブドウにストレスがかかります。ブドウは自ら氷結死を避けるために、果実内の水分を減らし、水分よりも氷点が低い果糖エキスを果実内に多く蓄えて生き延びようとします。

こうすることによって、ブドウ果実の糖度が一気に高まるのです。

そして、果糖エキスがタップリと含まれたブドウを収穫し、醸造することによって産まれるワインが、今回ご紹介します「甘口デザートワイン」なのです。

しかし、デザートワインはワイナリーにとって非常にリスクが高い製法で、冬眠前の鳥や鹿の餌食になり、年によっては全て食べられてしまうこともあります。

私はこの産地に居住して以来、デザートワインの誕生を毎年、見守ってきましたので、改めてこのワインの誕生の素晴らしさを感じながら、日本の皆様にお伝えしたいと思っています。

ワインの産地オカナガン地方に移住した日本人として

私は１９９９年３月に日本を飛び出し、カナダに移住しました。カナダと言えば、バンクーバーやトロントなどの大都市に移住している日本人はとても多いのですが、私が移住した町は、オカナガン地方のケロウナ市というところでした。

オカナガン地方はカナダを代表するワインの産地です。恥ずかしながら実は移住する前に、そこがワインの産地だということを私は知りませんでした。

今、振り返って当時のことを思い返しますと、大げさなようですが「運命」だったと思うのです。

１９９９年の春に移住した私は、その年の秋にカナダ人の友人から、あるワイナリーのオーナーを紹介されました。

ワインに全く興味が無かった私でしたが、そのワイナリーが丁寧に造るワインを飲み、すっかり魅了されました。そのワイナリーのオーナーは、目の前に現れた初対面の日本人に、にこやかに言ったのです、、、

「君にやる気があるのなら、私たちのワインを日本で売ってみないか？」

カナダに移住して、ちょうど半年が過ぎた頃でした。ワインに全く興味がなく、知識が無かった私でしたが、オカナガン地方が産み出すワインの美味しさに魅了されたまま、

「やります！やらせて下さい！」

と即答しました。

そして、半年後の２０００年春に１回目の日本輸出を行いました。

また、ワインを勉強するために、このワイナリーにボランティアで日参し、畑の管理、ブドウの育成、収穫、醸造、ボトリング等、ワインの基礎を徹底的に学びました。

日本では全く知られていないオカナガン地方のワインを、日本で知って頂くために、このプロジェクトを立ち上げました。

今回このクラウドファウンディングを活用させて頂くチャンスに巡り会えました。

私たちは１５年間、休むことなくオカナガン地方のワインを日本に輸出し、そして細々とながらも販売活動を継続させてきましたが、良質なワインを安定的に日本市場に入れるためには、輸入の回転率を上げて行くことが急務であり、今後の課題となっています。

皆様からご支援を頂きました支援金は、次回のワインの仕入費用、輸出入に関わる費用に当てさせて頂きます。

滝澤　修

長野県生まれ　１９９９年３月、カナダに移住。

カナダの居住地オカナガン地方ケロウナ市は、カナダを代表するワインの産地だったことと、ワイナリーのオーナーとの偶然の出逢いによって、２０００年春から彼らが作るオカナガン産ワインの日本輸出販売業を立ち上げる。

日本では全く無名で認知されていないカナダ・オカナガン産ワインを日本で広げるために、カナダワイン会、料理研究家とのコラボなど、様々な活動を通してカナダ・オカナガン産ワインの普及活動を行っている。

カナダ・ブリティッシュコロンビア州　バンクーバー市、ケロウナ市、両市在住。

（デザートワイン用ブドウを収穫する私）

カナダ・オカナガン産のワインを日本で輸入して、販売活動を続け、１５年が経ちました。あっという間だったように思います。しかし、私たちの努力不足は紛れも無い事実です。もっともっとオカナガン産ワインを日本の皆様に知って頂くために、これからも頑張って参りますので、どうぞ宜しくお願い致します。