被災した熊本城の瓦を生まれ変わらせたい！という想いにかられ、プロの瓦職人が立ち上がりました。

こわれた瓦は、再生させなければ廃棄物として埋め立て処分するしかありません。

熊本城の瓦を廃棄物にはしない。

瓦を熟知した瓦職人が、熊本城の瓦を甦らせるプロジェクトです。

集まった支援金の一部は、熊本城災害復旧支援金と新型コロナ医療の最前線で頑張っておられる熊本市民病院様に寄付させて頂きます。

熊本城の瓦をあなたの手元に

自ら落下して、建物を守る

地震の際に、瓦は自らの重さで建物がこわれないよう、落ちやすい形状になっています。建物を守るために、身代わりになるのです。

熊本震災の際も、天守閣を守るために、ほとんどの瓦が落下しました。

そこで、我々は、この熊本城の瓦の破片をお守り袋に入れて、災いからあなたを守ってくれる身代わりお守りとしてお手元にお届けすることにしました。

お守り袋には、熊本に古くから伝わる疫病除災のアマビエの絵を描いて、無病息災も祈ります。

厄除けと無病息災の祈りを込めて、4種類のお守り袋に熊本城の瓦をお入れします。

【瓦屋根 青・赤】

【熊本城石垣】

【兜アマビエ】

※イメージデザインのため実際とは色合いが多少異なる場合があります。

お守り袋のデザインは、熊本市在住のろうけつ染め作家、吉村絵美さんにお願いしました。

～ろうけつ染め作家 吉村絵美さんからのコメント～

この度は熊本城の被災瓦再生プロジェクトに関わらせて頂き、熊本で生まれ育ってきた身として大変嬉しく思います。

子供から大人、おじいちゃんおばあちゃんまで瓦守りを持っていただけるように、やり取りを重ね色と柄の異なる4種類をデザインしていきました。

どれも瓦屋根や石垣など熊本城の要素がぎゅっと詰まった模様です。 兜と槍を身に付けた勇ましいアマビエ様の柄にもぜひご注目ください。

お守りによって歴史や文化・大切な人との繋がりがより深まり、修繕復興が一日でも早く進みますようにと願っております。

HP: http://r.goope.jp/hinemosu24 味噌天神染物店

熊本市在住 ろうけつ染め作家 吉村絵美さん

【兜アマビエ】のイラストは、翔飛工業株式会社代表 高橋利郎の長女が、自分も何か役に立ちたいと描いたものです。

「想いのこもったお守りを。。」

私の父は、瓦の工事業者だということは知っていましたがリサイクルも行っていると
いうことまでは知りませんでした。新国立競技場の建設工事に携わった際に、熊本城
の瓦を使っていることは聞いていましたが、実際どのような事をしているか想像はつ
いていませんでした。
ですが、熊本城を修復するに当たって、元々の熊本城から落ちた瓦を父の会社で砕
き、リサイクルという形で作り上げたということを知り、私も何か力になりたいと思
いました。
この熊本城の修復に、応援して下さる人の為に少しでも恩返しが出来たらという想
いでこの企画に参加させて頂きました。熊本城を愛する皆様方の想いと、日本全国で
排出される廃瓦をリサイクルして、世の中を良くしたいという父の想いがこもったお
守りを手に取って頂けたらと思います。（長女 高橋玖留実）

翔飛工業株式会社代表 高橋利郎（右）と長女 高橋玖留実（左）

お守り袋に入れる熊本城の瓦はすべて、加藤神社で所願成就の祈祷をしていただきました。

熊本城城内に鎮座する加藤神社は、熊本発展の礎を築かれたセイショコさん（加藤清正公）をお祀りする神社です。

セイショコさんで祈祷していただいた熊本城の瓦に、アマビエを付したお守りは、きっとあなたやあなたの大切な人を守ってくれるはずです。

文字入りの瓦をあなたのお部屋に

お守りに入れる破片よりも、もっと大きな破片もあります。

手のひら大の大きさのものです。

ご覧のとおり文字が入っています。

※だいたい20㎝×20㎝（800g程度）のものです。

この文字は、当時の瓦職人が、自分がやった仕事であることを表明するために書いたものだそうです。職人のプライドがうかがえます。

これらは世界に１つだけの破片です。

１つずつシリアル番号を入れてお届けします。

ぜひあなたのお部屋に置いて、熊本城の建造に携わった人達の歴史に想いを馳せて下さい。

熊本城の瓦で自宅を守る

我々が開発した技術を使って、熊本城の瓦で、あなたの大切なご自宅を守ることもできます。

我々は、①断熱性が高く、②通気性に優れており、③燃えにくい、という瓦の特性を生かしつつ、特殊技術によって、熊本城の瓦を、景観性に優れている塗装材『EcoKawaraコート（熊本城瓦）』として再生させました。

この『EcoKawaraコート（熊本城瓦）』は、大阪府のリサイクル製品認定（認定番号181006）も受けました。

熊本城の瓦で作った塗装材『EcoKawaraコート（熊本城瓦）』で、ご自宅の外壁をまるごと塗装してみませんか？

熊本城の瓦で、湿度や外気からあなたの大切なご自宅を守ることができます。

施工はもちろん我々、翔飛工業（株）のプロの瓦職人が行います。

色は、あか茶／こげ茶／くろ／くろ茶の4色からお選びいただけます。

家の大きさによって、５パターンご用意しました。

・延床面積10坪まで 1,000,000円

・延床面積20坪まで 1,500,000円

・延床面積30坪まで 2,000,000円

・延床面積40坪まで 2,500,000円

・延床面積50坪まで 3,000,000円

（現場施工費・材料費・養生費・足場代を含む。出張費・出張時諸経費は除く）

お打ち合わせの上、ご要望にあわせて施工させていただきます。

このプロジェクトにかける想い

我々、翔飛工業株式会社は、兵庫県加古川市で『瓦で日本を変え、未来の子供たちに夢と希望を与える事』を理念に、瓦リサイクル循環社会を推進している会社です。

被災し、損壊した瓦は、瓦として再生することはできません。そのほとんどが産業廃棄物として埋め立て処分されています。

ここ数年、日本各地で起こる自然災害により、膨大な量の瓦が破損しており、廃棄される瓦は年間約90万トンに及びます。

瓦として再生することができないとしても、捨てずに再生させることはできないか。我々は、瓦職人としての経験と技術、知識をもとに、瓦のリサイクル技術の開発と普及に取り組んできました。

熊本城の瓦を熊本市から譲り受けて

2018年6月。

「熊本城天守閣の瓦ゆずります」という募集が熊本市から発表されました。

熊本地震で破損した熊本城天守閣の屋根瓦約２００トンを、１トンあたり千円で、希望する民間企業・団体に譲渡する、というものでした。

早速、申込みをし、審査を経て、約13トンの破損した瓦を譲渡して頂くことができました。

そして、2021年１月。

2021年春の完全復旧へ向けた天守閣の復旧工事

天守閣へ通じるスロープは、我々が譲り受けた熊本城の瓦で、我々が開発した塗装剤『EcoKawaraコート（熊本城瓦）』を使って、施工させていただきました。

2021年1月21日撮影

【作業の様子】

このスロープを熊本城の瓦でできた『EcoKawaraコート（熊本城瓦）』で塗装する

熊本城いぶしパウダーをふきつけるための下処理作業

むらにならないように丹念に熊本城いぶしパウダーをふきつけます

熊本城のいぶし銀の輝きが再び甦る

２日の作業でスロープが完成

この春、震災から5年の大きな節目に、天守閣が完全復旧します。

これに伴い、2021年4月26日から天守閣内部の一般公開が始まります。

完全復旧した天守閣に皆さんを導くこのスロープには、被災した熊本城の瓦が使われています。

我々が開発し、心をこめてふきつけた熊本城の瓦です。

瓦をふきつけたスロープは、滑りにくく、保水力が高く、暑い夏にはアスファルトに比べて表面温度が最大10度ほど低くなる効果があります。

ぜひ足を運んでご覧になってみて下さい。

リターンについて

リターンは全部で９つ、ご用意しました。

①3,000円 熊本城身代わり瓦守り（送料込）

４種類からお選び頂けます。

②10,000円 文字入り熊本城瓦オブジェ（約20㎝×20㎝・約800g）限定200個（シリア ル番号入・お座布団付き・送料込）

③11,000円 熊本城身代わり守り４種類セット（計４個・送料込）

④32,000円 熊本城身代わり守り４種類セット×3（計12個・送料込）

⑤1,000,000円 一軒家外壁塗装の施工・延床面積10坪まで・限定１棟

⑥1,500,000円 一軒家外壁塗装の施工・延床面積11～20坪まで・限定1棟

⑦2,000,000円 一軒家外壁塗装の施工・延床面積21～30坪まで・限定1棟

⑧2,500,000円 一軒家外壁塗装の施工・延床面積31～40坪まで・限定1棟

⑨3,000,000円 一軒家外壁塗装の施工・延床面積41～50坪まで・限定１棟

⑤～⑨共通事項

EcoKawaraコート（熊本城瓦）使用・色は４種類から選択。

現場施工費・材料費・養生費・足場代を含む。施工出張費・出張時諸経費は除く。

ご利用期間：2021年4月1日～9月29日まで

お打ち合わせ：4月1日以降1回1h×２回（オンラインは無料・面談の場合は別途出張費）

詳細はMakuakeメッセージによりご連絡します。

支援金の使いみちについて

皆様からいただく支援金は、経費を除いた後、再生瓦の今後の普及活動とさらなる開発にかかる資金に、そして一部は熊本城総合事務所の『熊本城災害復旧支援金』と新型コロナ医療の最前線で頑張っておられる熊本市民病院様に寄付させて頂きます。

最後に

瓦はすばらしい資源です。

震災で壊れた瓦をもう一度、甦らせたい。

熊本城の瓦を甦らせるプロジェクトに、ぜひサポーターとしてご支援ください。

翔飛工業株式会社 一同

http://ecokawara.com/

兵庫県加古川市八幡町上西条1052-2
TEL 079-438-3777 FAX 079-438-3778