九州の山奥の町で作る栗渋皮煮×ガトーショコラ

山間の小さな町の食品加工屋とお菓子屋の若者が手を組んで、昔ながらの和甘味である「栗渋皮煮」と洋菓子の「ガトーショコラ」を組み合わせた新たな名物菓子作りに挑戦します。

こんにちは、宮崎県日之影町在住の岡田原史（おかだ　もとし）と申します。私の住む宮崎県日之影町は九州の中央部に位置し、深い渓谷ときれいな川、巨大アーチの青雲橋をシンボルにした山間の町です。特産品として栗、柚子、金柑などの果物が生産されています。私は旬果工房てらすという屋号でこれら特産品を使ってジャムやシロップなどの加工品をつくって販売しています。

日之影町産の栗は急峻な山間の斜面で栽培されています。寒暖差のある気候と水はけの良い土壌により、大粒で高品質の栗が育ちます。そんな日之影町産の栗で農家のお母さんたちは渋皮煮を作っています。渋皮煮は栗の外側の固い皮だけを剥き、弱火で3回～4回煮汁を入れ替えるてアクを抜き、砂糖で炊き上げる。とても手間のかかる料理です。手間暇かかる料理法のため作る人が減り、ひと昔前は一般的な家庭料理だったものが、今では希少な食べ物になりつつあります。

私はこの日之影栗の渋皮煮を次世代に残したいと思い、作り方を継承しました。また、栗渋皮煮のさらなる可能性を模索していくなかで、同い年の若者が経営している洋菓子店とコラボした商品を新たに製作することにしました。

希少な栗渋皮煮をたっぷり使用した、ここでしか作れないであろうガトーショコラ

栗の渋皮煮がたっぷり入っているので、どこをとっても栗がとれます。

栗の風味と相性のよい甘さと苦味のチョコレート生地

食べ始めは甘く、栗にたどり着くと、栗の甘みとガトーショコラの甘味が融合

昔ながらの和甘味と洋菓子を融合新たな名産品をめざして

↑パティスリーフォレスト　小林哲也さん

今回一緒に商品開発に取り組むのは、日之影町でお菓子屋「パティスリー　フォレスト」を営む小林哲也さんです。

小林さんは地元の素材を積極的につかったお菓子作りをしています。

小林さんからのコメント

「宮崎県日之影町は、私が育った思い出の地であり大切な故郷です。

そこに2016年、幼少からの夢だったお菓子屋さんをオープンする事ができました。

地元の方から県外の方、１人でも多くの方に喜んでもらえるお菓子作りをと思い始めたお店です。

今回のMakuakeでも、見つけてくださった方、そして購入してくださった方が、笑顔で喜んでいただける商品になればと願っています。

保存料や着色料などは使わず、甘さ控えめ素材の味が活かせるお菓子づくりに取り組んでいます。

山村の人口減少に負けずに頑張る若者がタッグを組み、昔ながらの和甘味と洋菓子との融合を目指します！

商品の詳細

４号ホール、直径　約１１ｃｍ、高さ　約５ｃｍ

内容量：３７０ｇ（4号ホール）

原材料：栗渋皮煮（栗、砂糖）卵、クーベルチュールチョコ、バター、小麦粉、砂糖、生クリーム、ココアパウダー

製造国：日本

賞味期限 製造日より1週間

保存方法：冷蔵（10℃以下）で保存