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佐賀大和の貯蔵みかんを大学発のプラズマ鮮度保持技術で腐敗から守るプロジェクト

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ストーリー

  1. 温暖化の影響でみかんの腐敗が進行するため、冬場でも長く常温貯蔵することが難しくなってきている
  2. 大学で開発された常温の貯蔵倉庫に設置するプラズマ装置はミカンのカビを3分の1に低減する
  3. 事業化に伴い、貯蔵みかんの産地である佐賀大和地区の貯蔵倉庫5~6軒で実証実験を行いたい

暖冬によりお届けが難しくなっている貯蔵みかんを鮮度保持技術で守りたい

はじめに

私ども株式会社タベテクの貯蔵みかんをプラズマ鮮度保持技術で腐敗から守るプロジェクトをご覧いただきありがとうございます。

弊社は大学発ベンチャーで薬剤を一切使わずに常温で農作物の鮮度保持を行うプラズマ装置の開発を行っています。

今回、弊社の技術を生かしプラズマ鮮度保持技術で腐敗から守る実証実験を実施したいと思いプロジェクトを立ち上げました。

温暖化の影響で貯蔵が難しく

九州では貯蔵みかんは通常11月から12月にかけて収穫し、一部の品種は1月から3月まで専用の蔵で酸度を下げ糖度を上げながら、熟成させて出荷しています。

しかしここ4~5年の暖冬で熟成みかんが生産できなくなっています。

一昔前までは貯蔵みかんは3月の下旬までじっくり熟成させるのが一般的でしたが、近年の温暖化でみかんの傷みが早く、味も落ちてしまうので、みかんが完全に熟成しないまま、仕方なく早い時期に全出荷を終わらせるケースも起きています。

貯蔵倉庫の温度を下げる冷却装置も出てきましたが、高額で電気代もかかることも珍しくなく、農家さんにとっては導入が難しいのが現状です。

私たちが開発したプラズマ装置は小さな装置を家庭用電源に繋いで置くだけでみかんのカビを3分の1に減らすことができ、薬剤なども一切使用しないため、ランニングコストも抑えられます。

私たちは去年より、プラズマ装置の開発を佐賀県の柑橘研究施設で続けており、装置の効果を確認しております。

常温でプラズマで処理したみかんは時間が経てば経つほど、みかんが時間を経過することで強くなり、腐敗が減少していきます。

プラズマガスでみかんを刺激することで、刺激から身を守るため、みかん自らが刺激に対抗して抗酸化物質を生成するようになるのです。

腐敗防止作用はその自然の原理を応用しています。プラズマガスはみかんにあたると、空気に戻ってしまうため、人体に影響はなく、みかんに残留することもありません。

今シーズンは貯蔵みかんの産地である佐賀大和地区の柑橘貯蔵倉庫6軒で装置効果を生産者の方々に知ってもらうため、実証実験を行うことになりました。

実証事件を通じ農家さんに装置の効果を確認してもらい、貯蔵に困っている多くの農家さんに活用して頂きたいと思っております。

リターン紹介

5代目石橋果樹園 3ヶ月熟成貯蔵みかん(2kg)

長期間貯蔵し熟成させる事で、酸味が減り甘みが増した一品となります。

石橋果樹園は貯蔵みかんの産地である佐賀大和地区で100年続く伝統果樹園です。

みかんが専用の貯蔵倉庫に入る11月頃はまだ、酸っぱくて甘みがないのですが、熟練した生産者の石橋さんが、その日の天候に合わせて、戸の開閉時間などを調整することで、3~4か月後にはみかんはだんだん熟成され、酸味が取れて、甘みが増していきます。

今回はそんな佐賀大和で11月に収穫し、約3か月以上熟成させた貯蔵みかん(2㎏入)をリターンとしてお届けさせて頂きます。

※今回は施設内に別途試験区を設けての実証実験のためプラズマで処理したみかんではありません。

五代目石橋の石橋社長は佐賀市大和町で活躍する若手の伝統貯蔵みかん生産者です。

高齢化で衰退する地域のみかんを盛り上げようと、近隣のみかんの耕作放棄地を引き受けるなど、地域のリーダーとして精力的に活動されていらっしゃいます。

今回、本プロジェクトにご協力頂きプラズマ装置を製品化して頂きたいとのことで、実証実験のご協力と、実験にかかる必要資金の捻出のため、石橋果樹園の熟成貯蔵みかんを1500ケースご提供して頂くことになりました。

実証実験スケジュール

来年1月より、佐賀大和地区の貯蔵みかん生産者6軒で、貯蔵倉庫に3か月間プラズマ装置を設置して、装置の効果を調査する実証実験を行います。

資金の使い道

・佐賀大和での実証実験に係るプラズマ装置の制作(20台)

・実証実験において、プラズマ装置の設置やみかんの調査に係る人員の確保

・実験用に使用するみかんの買上げ

実行者紹介

株式会社タベテク 代表取締役 田苗 眞代

医療関連の仕事を経て大学で開発されたシーズの事業化を目的に2018年に株式会社タベテクを設立。

2020年8月に東京都女性起業家育成支援事業に採択され、社会課題である温暖化による農作物の廃棄ロスを解決すべく、取り組みを行っております。

温暖化による佐賀大和の貯蔵みかんの危機的状況を知り、何とか弊社装置が導入できればと思いつつ、一方で製品化に至る道はそう簡単ではないため、様々な方に相談し、

石橋社長に装置の実用化についてご相談したところ、逆に応援して頂く形で、今回のプロジェクトを実施ことになりました。

ご支援に報いるためにも、装置は絶対に製品化してお役に立ちたいと思っております。

皆さま応援の程、宜しくお願い致します。

リスク&チャレンジ

わたしたちは、この2年間、大学で開発されたプラズマ装置を、生産者の方々に安全かつ安心して使ってもらうため、努力を続けて参りました。開発した装置は、出来るだけ多くの生産者に使っていただくため、付属パーツをいくつも減らすなど、工夫をして、製造コストを大幅に減らしました。弊社で開発した装置は佐賀県の柑橘研究機関に持ち込んで、実験用の貯蔵倉庫で1年間かけて何回も実験を繰り返しました。実験当初は、プラズマの出力が高すぎて、みかんを傷めてしまうこともありましたが、現在は農家さんへの安全性も考慮した仕様を確立し、今も継続して試験・改良を行っています。実際のみかん農家さんに装置を導入する実証実験に関しましては、開発の最終段階でもあるため、事前に考えられるリスクは考慮に考慮を重ねて参りましたが、装置の不具合等予測もしない事態が起こる可能性はゼロではありません。 一方で、みかん農家さんは温暖化の影響で、廃棄ロスに大変苦しまれており、装置を一刻も早く農家さんに届けるべく、農家さんの貯蔵倉庫で実証実験を行う決断をした次第です。 温暖化の影響は日本だけではありません。世界では生産された果物・野菜の約半数が食べられずに捨てられてしまっている現状があります。特に途上国では、生産・貯蔵段階で多くの農作物の廃棄ロスが深刻です。弊社の装置は省電力で太陽光でも稼働するため、将来的には途上国の貯蔵倉庫で活躍できればと、装置の導入ハードルを下げるため、導入費用を出来るだけ低コストに抑えることを検討しており、実証実験で費用対効果も検証していきます。 ご支援の数が想定を上回った場合、発送等の都合により出荷時期が遅れる場合がございます。

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