初めまして、Takano Farmと申します。

弊社は山梨県山梨市と言う地域で、夫婦2人で桃とぶどうを栽培している果樹栽培農家になります。

弊社では、生の桃・ぶどうの他に山梨発のフリーズドライフルーツを商品化して事業化に取り組んでいます。

エアリーフルーツは、桃とぶどうの名産地・山梨市で完熟収穫にこだわる果樹農園Takano Farm発のフリーズドライフルーツです。

自然の甘さと香りを存分に引き出した果実の濃厚な美味しさがギュッと凝縮されています。

サクッと軽いエアリーな食感をお楽しみください！

旬をいつでも楽しんでいただきたい！完熟もぎたての美味しさを誰よりも知るフルーツ農園の夫婦の想いから開発がスタート。

　樹の上で甘さと香りを十分に蓄え、はちきれんばかりに、みずみずしく実った果実の風味と栄養を、瞬時に凝縮する事が出来るフリーズドライ製法にたどり着きました。

　理想の味わいとサクサク食感、鮮やかな色を追求し、旬の美味しさをそのまま閉じ込めた、贅沢な逸品に仕上げました。

自然の恵みたっぷりの果実本来の味わいに、フリーズドライならではのサクッと軽やかな心地良い食感が加わって、ひとつ、またひとつと止まらなくなる美味しさです。

Takano Farmは、フルーツ王国山梨の中でも豊かなテロワールとして名高い日川扇状地に位置しています。この地で約300年、代々農地を守ってきた歴史と栽培技術を受け継ぎながら、夫婦2人桃とブドウを栽培しています。

土壌分析や剪定、日々の管理作業など、樹としっかり向き合う事を何よりも大切に、『人と動物と環境に優しい果物作り』を基本理念として、安全で安心な有機質肥料・減農薬栽培を行なっています。

昨年は2回のMakuakeプロジェクトで沢山のご支援をいただきまして、誠にありがとうございました。

皆様にフリーズドライフルーツの商品価値を認めていただけたお陰で、無事に商品化をする事が出来ました。

そして、Makuakeでのプロジェクト成功実績が金融機関や商工会等からも評価をいただけた事で、フリーズドライの機械を設備投資して6次産業化を行う事が出来ました。

重ね重ね、お礼を申し上げます、本当にありがとうございます。

6次産業化だけでなく、農業経営にもより一層力を入れようと思った矢先...

●1度目の雹害

2019年5月12日に山梨の一部の地域で約10分間の降雹があり、Takano Farmでも桃・ぶどう共にとても深刻な被害を受けました。

写真では分かりづらいと思うのですが、桃の実に傷がついてしまったり、ぶどうの新しい枝が折れて房にも被害があり、今年の収穫は絶望的になりました。

しかしながら、例年の倍以上の時間をかけて間引き等の日々の作業を行なった所、被害の少ない果実も残っている事がわかり、少しづつ被害状況に落ち着きを取り戻しました。

●2度目の雹害

６月２１日、収穫までの作業の最終仕上げを行っていた際に、暗雲が立ち込めてまさかの２度目の雹が降ってきました。

幸いなことに桃は、着色を促す為の袋をかけていたので被害はなかったですが、一部のぶどうの房に雹が当たってしまいました。

まさかの２度目雹害に驚き、落胆をしてしまいました。

●深刻な桃の病気被害

これ以上の被害がない事を祈りながら、桃の収穫を迎えたのですが...

せん孔細菌と呼ばれる病気にかかり、雹と病気の被害で今年の製品率は半数を下回りました。

↑雹害の傷痕

↑せん孔細菌病の被害

せん孔細菌病は昨年10月の強烈な台風の影響で、葉っぱに傷がつき病気が冬を

越した結果、このような被害となってしまいました。

せん孔細菌病に効果のある消毒を、春から何度も撒いていたのにも関わらずです...

地域の80代の方も、今年のような深刻な被害を受けた事がないとの事でした。

せん孔細菌病は病気なので、深刻な被害果実は加工に使用することが出来ません。

しかし、雹の被害で傷ついた果実は、その部分を削ぎ落とせば、綺麗に加工をする事が出来ます。

Takano Farmの現状を長々とお伝えしましたが、今年は製品の桃が少なかった代わりにフリーズドライフルーツの生産量を計画の2倍生産する事となってしまいました。

生の桃の製品率が少なく、売上が極端に減ってしまったので、何とかフリーズドライフルーツの販売で経営を安定させたいと考えています。

また、周辺の農家さんも同様にダメージを受けていて、経営に深刻なダメージを受けています。

しかし、弊社の規模では自分達の桃を加工するだけで精一杯になってしまい、他の農家さんの桃を購入する余裕がなかった事がとても悔やまれます。

今年の異常気象は100年に一度と言われる異常気象なので、滅多にこのような事は起きないと考えられますが、例年でも売り物ならない美味しいフルーツは沢山出て来てしまいます。

その為に、今年の売上によっては機械設備の規模拡大をはかり生産量を増やすような体制を整えなければならないと痛感致しました。

農業は自然との共生だと理解していたつもりでしたが、自然の脅威にさらされて加工品の大切さを改めて理解する事となりました。

今年の売上次第ですが、来年の桃の時期までには、冷凍庫の加工場、倉庫の新設などを行えればと考えています。

また、今まではももとぶどうの生産だけでしたが、今年からは新しいバリエーションを検討しています。

・黄桃

・ネクタリン

・スモモ

・西洋梨

・イチゴ

山梨県には沢山のフルーツがあるので、自然のままの美味しいフルーツの味を味わう事が出来るフリーズドライフルーツの特性を活かして、山梨の魅力を発信していきたい考えています。

山梨では手に入りにくいフルーツに関しては、現地まで足を運んで自分自身の目でフルーツの状態を確認して、食の安心安全を実行していきます。

※イメージ写真(パッケージは現在検討中となります。)

今年はギフト用の瓶だけでなく、ご家庭用の簡易パッケージの商品化を検討しています。

今までギフト用商品のみの販売だった事もあり、沢山の方から簡易パッケージの販売のお声をいただきまして、商品化を検討する事となりました。

簡易パッケージは小袋・中袋・大袋の二種類をご準備致します。

●装苑9月号

2019年9月3日～6日までの期間、東京ビッグサイトにて開催される『東京ギフト・ショー』内の『FASHION×FOOD展』の特集として弊社のエアリーフルーツをピックアップしていただきました。

●山梨日日新聞

2019年5月4日に、新元号の特集として取材をしていただき『100年先 通用する農業に』 と言う内容でお話しをさせていただきました。

●YBSラジオ

2019年5月31日にYBSラジオの『ラララ♪モーニング』において、弊社商品を取り上げていただきました。

●接待の手土産(ぐるなび。)

https://temiyage.gnavi.co.jp/item/00001458/

●47クラブ

全国の地方新聞社厳選の名産・特産・ご当地グルメサイト

https://www.47club.jp/17M-000083smq

●東急ハンズ

新宿店の母の日特設コーナーで試食販売を行いました。・髙野　弘法(たかの　ひろのり)

1988年生まれ、山梨県山梨市出身。

　生まれも育ちも山梨県山梨市。家業の農家を格好悪く思い、都会で働くサラリーマンに憧れて地元を離れて、千葉の大学に進学しました。進学した大学で、友人に「こんな美味しい桃は食べた事がないよ！」と言ってもらえた事がきっかけで、農業が素晴らしいものだと価値観が変わり、家業を継ぐ事を決意しました。

　妻と出会い自分以上に農業の素晴らしさを理解している彼女と一緒にいるうちに、自然と向き合う仕事の醍醐味に気付かされました。今の仕事は天職です！

　美味しく安心安全なフルーツ作りはもちろん、次世代が希望を持てる農家のあり方についても考えていきたいと思っています。

・髙野　里佳(たかの　りか)1987年生まれ、埼玉県出身。

　子供の頃から自然や動植物が大好きだったので、主人と出会い、その彼が農家だと知った時は胸が躍るほどビックリしました！初めて見た満開の桃畑、鮮やかなピンクに染まった景色に心を打たれ、山梨に住みたいと思うようになりました。お嫁に来て早6年。未だに、近くにコンビニやスーパーが近くになくて不便じゃない？と聞かれますが、田舎には田舎の素敵な暮らしがある！

　今、こうして季節を感じながら仕事が出来る事を、とても誇らしく思っています。これからもお客様や自然と向き合いながら、美味しい果物を作っていきたいと思っています。

まず初めに、第一弾・第二弾とご支援いただいた皆様、Makuakeの皆様、いつも応援していただきまして、誠にありがとうございます。

重ね重ね御礼を申し上げます。

今回は３回目のプロジェクトとなりますので、本来であれば３回目は行わない予定でした。

しかしながら、今年の果樹栽培の現状からクラウドファンディングを実行して何とか経営の立て直しを行わなければならない現状となっております。

急遽プロジェクトを行う事となり、プロジェクトページも急ごしらえで大変申し訳ないのですが、是非皆様、温かいご支援をいただけますと幸いです、宜しくお願い致します。

今回は、ご支援をいただきました方やお取引先様からご家庭用簡易パッケージのご要望が多数あり、簡易パッケージの開発をいただく事となりました。

是非皆様にお気軽にお召し上がりいただければと思います。

皆様のご支援を宜しくお願い致します。

Takano Farmを今後ともよろしくお願いいたします。

■リスク＆チャレンジ
・リターンの準備には万全を期していますが、不測の事態によりお届けが遅れる可能性があります。その場合は、活動レポート等で別途お知らせいたします。