あなたがつくるナチュラルワイン第二弾！

古代製法ターリャ（カメ壺）ワイン

今回は「酸化防止剤なし」の極みナチュラルワイン

※リターン品の配送が完了するまで、ポルトガル・トレードはAconchego da Aldeia Lda.の日本における独占販売権を有する正規代理店です。詳細に関しては、ページ下部のリスク＆チャレンジをご確認ください。

はじめに

昨年2021年の丁度今頃、ポルトガルで2000年以上も前から、小さな村で守り続けられている古代製法ターリャ（アンフォラ）ワインをMakuakeのサポーターの皆様と共にじっくりつくり上げていく、そして伝統継承を応援するプロジェクトを、行いました。

今年も、2022年に収穫したブドウを使って、皆様にあの感動をもう一度お届けします！！今回は更にバージョンアップで、酸化防止剤として使用される亜硫酸塩を使用しない、まさに、「究極のナチュラルワイン」完成形です！！

極限まで極めた真のナチュラルワイン

酸化防止剤を使用しない高品質のワインづくりには、超良質の原材料、つまり、ブドウが必須条件です。まずはこのプロジェクトを立ち上げるにあたり、生産者にブドウの出来を確認したところ、GOサイン！!ブドウの出来は毎年違うため、本当に美味しい質にこだわった酸化防止剤不使用ワインは、ブドウの条件によって毎年可能というわけではありません。（※品質を気にしなければ毎年可能です。）

酸化防止剤フリーのナチュラルワインの特徴と利点

市場に出回っているほとんど全てのワインは、ワイン製造中に亜硫酸塩に変化する二酸化硫黄（SO2）を使用しています。これは、ワインだけでなく食品業界で一般的に広く使用されている防腐剤です。

なぜ酸化防止剤フリーのワインを選ぶの？

ワインに含まれる酸化防止剤＝亜硫酸塩はほとんどの人には影響はなく、人体に影響がない範囲で添加されていますが、近年ナチュラルワイン愛好家も増え、できれば酸化防止剤を含まないワインを飲みたいというご要望も多くなりました。

酸化防止剤を使用していないワインは、まさにナチュラルで、身体にも優しいです。この究極のナチュラルワインは、遥か昔から受け継がれている素晴らしい自然の賜物で、ワインをよりピースフルに、そしてナチュラルに楽しむことができます。

究極のナチュラルワインを、赤ワインでつくる理由

今回酸化防止剤不使用でつくるターリャワインは赤ワイン。それにはきちんとした理由があります。酸化防止剤を添加しないワインづくりでは、白ワインよりも赤ワインの方が品質の安定性が見込まれます。赤ワインにはタンニン（ワインの渋み）が含まれているため、酸化が白ワインより起こりにくく、酸化防止剤を含まないことによる酸化やアロマの欠如が抑えられます。

2000年前から生き続けるポルトガルのターリャワインとは

遥か紀元前、中央アジアで始まったワインづくり。古代文明ではワインは常に、素焼きのかめ壺＝アンフォラで仕込まれていました。発酵にも保存にも運搬にも適したこのかめ壺でのワイン造りは、ジョージアなどの黒海沿岸の国々で始まり、その後、地中海沿岸の国々に広がっていきました。

しかし、様々な理由で、次第に木樽がワイン造りに使われるようになり、多くの国でアンフォラのワインづくりは廃れてしまいました。

ところが、近年アンフォラワインが注目され始めており、この古代の伝統が途切れることなく現代まで残り続けている地域がポルトガルにあります。それが、美しい風景とワインづくりで知られるポルトガル南西部のアレンテージョ地方。

ポルトガルは、世界でも有数の長いワインの歴史を持っていますが、その中でもアレンテージョ地方では、遥か2000年前から、このかめ壺（＝アンフォラ。ポルトガルではターリャと呼ばれます）によるワインづくりが唯一、今も変わらず継承されているのです。

私たちが今回のプロジェクトでご紹介するのは、古代からこの地域でずっと作り続けられている、かめ壺醸造のワイン＝ターリャワインです。

かめ壺、ターリャでのワイン造り

ターリャでのワイン造りは、自然の力を最大限生かし、なるべく人的介入を減らしたつくり方のため、他の醸造方法に比べて、とても細やかな気配りが必要となります。

ワインづくりは、9月のブドウの収穫から始まります。収穫されたブドウはすぐにワイナリーに届けられ、果汁、果皮、さらには茎の一部もターリャに入れ、自然の酵母により発酵させます。

（中の様子が見える特別仕様のターリャ。）

遥かな歴史の中で生まれたターリャワインは、究極のナチュラルワインです。ターリャの独特な器の形状により、発酵が穏やかに進行し、他の醸造方法と比較して、より柔らかなタンニンとまろなかでシルキーな口当たりになります。

ワインづくりに使用されているターリャ（カメ壺）

ターリャの歴史は長く、高品質のターリャの壺でつくるターリャワインは、他のワインとは大きく異なった特徴的な味わいとなります。一方で、ワインを醸造する容器であるターリャは、全てハンドメイドで、大変な人手と労力がかかります。今回のワインづくりのパートナー、XXVI Talhasが所有するターリャは、伝統的に継承されてきた製法に基づいた、完全手作りのターリャです。

ターリャの手入れには、ペズ（Pez）というコーティングを施します。ペズは、松の木の樹脂をベースに、オリーブオイルやビーワックスを混ぜたものです。コーティング後、天然木を燃やした煙で、ターリャをスモークします。

ターリャの壺づくり、コーティングやクリーニング、全て伝統的に手作業であることから、時には作業のためにターリャの中に生産者が入る、なんてこともあるのです！

下記の動画から、ターリャワインづくりの詳細をご覧ください。

ナチュラルワインをつくる、天然で手入れなしのブドウとは？

ナチュラルワインをつくるのに、最も重要な要素はブドウです。並外れた高品質のブドウを、適切な時期に収穫する必要があり、高度な技術と管理が求めます。

そのため、メストレ・ダニエルでは、細心の注意を払って栽培された40年以上のオールド・ヴィンヤードのブドウのみを厳選して使用します。

天然の手入れなしのブドウとは、

農薬を使用せず、あらゆる種類の化学的なトリートメントを施していないブドウのこと。栽培期間中、農薬は使用していません。

（ワイン用のぶどう収穫後は、羊たちの餌となります。動物と共存しています♪動物たちも喜んで天然のぶどうを食します。）

これは、特に冬の間、ブドウ畑の世話をするのにより多くの人的作業が発生し、ブドウの栽培に、より多くの人手と手間がかかることを意味します。

収穫時にもブドウは１つ１つ手摘みで、それは伝統的なターリャのワインづくりの一環であり、メストレ・ダニエルXXVIのターリャプロジェクトでもあります。

伝統のターリャワインを作り続ける生産者 XXVI Talhas

アレンテージョ地方にある小さな村、Villa Alvaも、ターリャワインがずっと受け継がれてきた土地のひとつ。この村では、ターリャでのワイン造りは、ずっと昔から生活の一部でした。

村のあちこちにターリャが置かれ、人々はブドウを収穫するとターリャに入れ、ブドウがワインに変わっていくのを季節の移り変わりと共にゆっくりと待っていました。

この村で、そんなターリャワイン造りの伝統を守り続けているグループがあります。XXVI Talhasという名の若い4人を中心としたユニットで、XXVI Talhasとは「26のターリャ」を意味し、彼らが所有しているターリャの数を表しています。

メンバーの一人の祖父が昔から所有していたワイナリー、Mestre Danielを引き継ぎ、この村に代々伝わるターリャを使って、今でも昔ながらの製法を守ったワイン造りをしています。

XXVI Talhasのワインは、ナチュラルでありながら高品質な味わいが国際的にも高く評価され、ポルトガル国内でもそのユニークなワインづくりを賞されました。

Caption:受賞を喜ぶワイナリー関係者（上）と作り手のリカルド氏（下）

メストレ・ダニエル キュヴェ・ジャパン2022赤ワインの楽しみ方

ターリャでつくられる赤ワインには、いくつかのユニークな特徴があります。ターリャをコーティングしている“ペズ”の独特の香りを感じ、主には非常に柔らかく滑らかなタンニン、ミディアムボディ、印象的な爽やかな酸が特徴的な涼やかでエレガントなワインです。

アルコール度数が低めで、タンニンがマイルドなターリャ赤ワインは、焼き鳥など甘味のある和食にも自然になじみます。現地では地元料理でもあるチョリソー、サラミ、ソーセージなどと良く食べられます。ターリャ赤ワインが持つ酸は料理の油分をすっきりカットしてくれるので、肉料理の後味もさわやかにしてくれます。ワインの酸は実に料理の油分との相性が抜群なのです。

アレンテージョは暑い産地で、通常の造りをするとパワフルでフルボディのスタイルの赤ワインができやすいのですが、ターリャでつくる赤ワインは滑らかで軽やかなスタイルに仕上がります。

今回つくるワインはほど近く100％ナチュラルであるため、ワインはより複雑なアロマとフレーバーになります。そのため、より一層美味しい状態を味わうには、ワイングラスに注いでからしばらく時間をおくと、味わいに変化が見られます。グラスに注いでからも、口に含む度に味わいの変化を感じる、非常に高品質のワインです。

究極のナチュラルワインは、より繊細

酸化防止剤を添加しなければ、ワインは酸素に対してより敏感です。その問題を解決するために、リターンの特典として、一度開けた瓶内の空気を除去するエアポンプをおつけします！

私たち「ポルトガル・トレード」について

私たち、「ポルトガル・トレード」は、ポルトガルワインを専門に取り扱うインポーターです。ポルトガルの素晴らしいワインを日本に伝えたいという熱い想いを胸に、2015年に設立されました。

リターンについて

今回は４つのリターンをご用意しております。

１．Mestre Danielキュヴェ・ジャパン2022赤ワイン ＋ XXVI Talhasのワインボトル空気抜き1点 ＋ターリャへの記念名入れ＋ワインづくりの様子配信（Makuakeのメッセージでレポート配信のお知らせをいたします）

２．Mestre Daniel キュヴェ・ジャパン2022赤ワイン ＋ XXVI Talhasのワインボトル空気抜き1点 ＋ターリャへの記念名入れ＋ワイン造りの様子配信（Makuakeのメッセージでレポート配信のお知らせをいたします）

３．Mestre Danielキュヴェ・ジャパン2022赤ワイン 3本 オリジナル箱入 ＋ XXVI Talhasのワインボトル空気抜き1点 ＋ターリャへの記念名入れ＋ワイン造りの様子配信（Makuakeのメッセージでレポート配信のお知らせをいたします）

４．Mestre Danielキュヴェ・ジャパン2022赤ワイン 、Mestre Danielシリーズ赤・白 各１本合計3本 オリジナル箱入 ＋ XXVI Talhasのワインボトル空気抜き1点 ＋ターリャへの記念名入れ＋ワイン造りの様子配信（Makuakeのメッセージでレポート配信のお知らせをいたします）

※Mestre Danielシリーズ赤・白はごく微量の酸化防止剤を含みます。

これからワインを育てていくため、ワインの出来栄えについて、今の段階ではお伝えすることが出来ません。

しかし、樹齢40年以上の古木から採れる最高品質のブドウを使用することから、XXVII Talhasが作る最もクオリティーの高いワイン相当の品質・近い味わいになるのではと私たちは予想しています。

このワインがどのように出来上がるか…サポートいただく皆様と一緒に、ドキドキしながら見守りたいと思います！

このプロジェクトは、All or Nothing 型で行います。

目標額に届かなければ、プロジェクトは行われません。

ぜひ、ひとりでも多くの方のご参加をお待ちしています！

＜プロジェクトに関する情報＞
・プロジェクトの属性：輸入商品
・代理店によるサポート：代理店による日本語カスタマー対応。目標金額に達しても、何等かの形で商品がお届けできなくなった場合は全額返金致します。
・プロジェクト実行者（国） ：日本
・製品者（国） ：ポルトガル
・ 製造者（国） ：ポルトガル

プロジェクトスケジュール

2022年11月11日 ：聖マルティヌス祭 ‐その様子を後日You Tube配信

2023年01月08日： Makuakeキャンペーン終了

12月Makuake終了後 ：ターリャへサポーターの皆様のお名前を書き入れます 。その様子をYou Tube配信 (名前は個人情報のため、書き入れて欲しくないという場合は、「Ｐ＆Ｔ結婚記念」など、名前程度の長さの内容であれば他の文言も可能です。)

1月下旬～2月 リターンのお届け第一弾

※この時にお届けするリターンは「Mestre Daniel キュヴェ・ジャパン2022 サポーター証明書」と空気抜きとなります。ワインは出来上がり、日本入荷次第、自動的にお送りします。

3月～4月 ワインの完成 ボトル詰め作業

4月～5月 ポルトガルから日本へ輸送

7月～ ワインのお届け

※ワインの醸造は状態を見て、ワインづくりの過程でボトル詰めの時期等決めていきます。上記ワインお届けまでの時期は多少前後することがございます。

このプロジェクトを通して、お伝えしたいこと

私たちは今、海外をとても遠くに感じる時代に生きています。現地に行って、実際に触れたり感じたりすることはまだ難しい状態です。けれども、このプロジェクトを通して、ポルトガルという国や歴史、文化をもっと身近に感じていただけたら、そしてターリャワイン生産者にエールを送り、長く素晴らしい伝統を残すお手伝いが出来たら、遠かった二つの国が少しても近づけるのでは・・・そんな風に思っています。私たちポルトガル・トレードは、その橋渡しとなれるよう、努力していきたいと考えています。