本プロジェクトでは、『真鍮＋ステンレス クラッドタープポール』と『アイアン タープポール』の2商品をご紹介させていただきます。

■大田区のパイプの匠が生み出す至極のタープポール

大田区のものづくり優秀技能者である「大田の工匠」として大田区より表彰された若き匠達が一本一本に魂を込めて作り上げたタープポールです。

■玉川パイプ伝統の“引抜鋼管技術”と高精度の“レーザー加工”

引抜鋼管は、既存の規格パイプから様々なサイズ（内径、外径）のパイプを生み出す加工技術です。玉川パイプは、伝統の工法に独自の工夫を加えることで高精度の寸法管理を実現しました。

また玉川パイプでは、パイプインデックス機能付きレーザー加工機を導入しており、平板だけでなくパイプのレーザー加工まで行います。パイプ穴を高精度のレーザー加工することで細部まで高品質なタープポールを作り上げます。

これらの技術を集結させ、異素材を組み合わせながらも強靭な耐久性のある
“一生モノ”のタープポールを開発しました！

高級感のある真鍮を採用したタープポールは、アウトドアシーンを落ち着いた輝きで彩ります。

真鍮特有の経年変化は、使っていくうちに味が出てきます。そのエイジングはアウトドアを楽しんだ思い出の分だけ味わい深くなります。

あなただけのタープポールをお楽しみください！

タープポールの材料としては強度的に難のある真鍮ですが、異なる素材を組み合わせて多重構造にする『クラッドパイプ』を玉川パイプ独自の技術により、この問題を解決しました！

強靭性と耐久性を向上するために、外側は真鍮、内側はステンレスのパイプを採用しました。

真鍮とステンレスのクラッドパイプ（二重構造管）は大田の工匠にも選ばれた職人が１本１本丁寧に作り上げます。

「クラッドパイプ」とは、鉄と銅など異なる素材のパイプを組み合わせて作る多重構造管で、それぞれの金属のメリットをいいとこ取りできるパイプです。

玉川パイプ独自の技術で、金属同士の組み合わせだけでなく、鉄と木というまさに異素材で組み合わせたクラッドパイプの開発にも成功しました。

玉川パイプのクラッドパイプ技術は、パイプの新たな可能性を拓きます。

重量のある生地のタープを使用したり、強風などでタープポールが破損しやすい原因がジョイント部分にあると言われています。

そこで、玉川パイプは強度と対候性に優れたステンレスパイプを、引抜鋼管の技術で高精度なインローパイプに仕上げ、高強度のジョイントを実現しました。

試験機関にて耐荷重テストを行い、高強度のジョイントであることが実証されました。

精度を保てていないジョイントパイプはガタツキが生じ、そこからクラックが入り破損のリスクが高くなりますが、高精度なパイプ同士であれば高強度のジョイントを実現することができるのです。

アウターパイプとなる真鍮＋ステンレスのクラッドパイプの内径寸法と、インローパイプとなるステンレスパイプの外径寸法を、寸法精度の高い引抜鋼管のパイプを使用しているため、ポールを繋ぎ合わせる際にスッと入り、ガタツキを最小限に軽減しています。

パイプ穴は、精度の高いパイプレーザーで加工し、けがの元となる細かなバリも一本ずつ丁寧に手作業で除去します。

トップボス、ボトムレグには、真鍮と相性が良く、高級感があり木目のはっきりしたニセアカシアを採用しています。

ニセアカシアは硬く重厚で耐食性に優れた材料であると共に、タープポールを長年使い込むことで家具のように味わいを楽しむことができます。

それぞれのパーツは取り外しができます。表面が劣化した場合など、取り外してヤスリで磨いたり、自分好みの塗料で塗ったりなど自身でメンテナンスすることができます。

※表面は耐食性のあるコーティングで被膜しています。

精度の高い切削技術で、ピンの先端を段付加工にしています。段付加工することでハトメからタープを外れにくくします。

トップピンは手軽に取り外しができる為、収納しやすくなって、ギア保有感もUP。

商品名：真鍮＋ステンレス クラッドタープポール
タープポール材質：真鍮＋ステンレス（SUS304）
タープポール径：外径φ30ｍｍ×肉厚t1.5ｍｍ
タープポール長さ：1ピース（680ｍｍ）×4本継ぎ＝最長2720ｍｍ（トップピン除く）
トップピン寸法：φ6mm（一番太い径）×L50mm（ネジ部含まず）
本体重量：960ｇ×4本×1セット（もしくは2セット）（トップボス＆ピン、ボトムレグ含まず）
トップボス/ボトムレグ材質：ニセアカシア（＋耐食コーティング）
トップピン材質：ステンレス（SUS303）
セット販売のみ付属：専用収納ケース1ポール用（4本継ぎ×1セット）、専用収納ケース2ポール用（4本継ぎ×2セット）

アイアンポールには圧倒的な強度の鉄パイプ（機械構造用炭素鋼鋼管）を採用しています。

機械構造用炭素鋼鋼管は従来、自動車やトラック、または建設機械等、機械構造上負荷のかかる部品に使用されてきた素材です。アイアンタープポールはその特性を活かしてお作りします。

真鍮タープポール同様に、外径・内径ともに高精度な寸法管理が可能な引抜鋼管技術を採用しています。100分の1mm単位で寸法を管理しポール内部のガタツキを極限まで抑えます。

アウターパイプには、粉体塗装を採用。こだわりのカラー、イエローオリーブ/テクスチャブラック/サテンレッド/パールネイビーの4色の展開となります。

粉体塗装とは、正式には粉体焼付塗装のことです。耐食性はもちろんのこと、塗膜の強度と均一性に優れていて、発色や表面の質感にもアレンジ能力が高い塗装方法です。

一般的に、自動車・自転車・バイク・シャッターや門扉などのエクステリア、公園遊具等、屋外で使われるものにも多く採用されている塗装方法です。

また、粉体塗料は大気汚染や健康被害の原因となる揮発性有機化合物（VOC）を全く含まず、さらに有機溶剤不使用なので、SDGsの観点からも評価を得ている塗装方法です。

アイアンポールにもアウターパイプ、インローパイプ両方に寸法精度の高い引抜鋼管のパイプを使用しています。

パイプの匠が1本ずつ丁寧に作り上げます。極限までこだわった寸法管理でジョイント部のクラックによる破損のリスクを軽減します。

試験機関にて耐荷重テストを行い、高強度のジョイントであることが実証されました。

ポールを組み合わせる際にスッと入り、ガタツキも最小限に軽減しています。

パイプ穴は、精度の高いパイプレーザーで加工し、ケガの元となる細かなバリも一本ずつ丁寧に手作業で除去します。

精度の高い切削技術に加え、ローレット加工をすることで指でつまみやすくしています。

トップピンは手軽に取り外しできる為、収納しやすくなって、ギア保有感もUP。

■サテンレッド
鮮烈な印象の赤でありながら、どんなタープ生地にも合う落ち着きを兼ね備えた色味。粒子を感じるマットでザラっとした素材感も触り心地よく感じます。赤いギアでまとめたい方には絶対オススメのカラーです。

■テクスチャブラック
黒は黒でしかない色なのに、凹凸の加工を施すことによって自然の中でも他では得られない強さとたくましさを感じられます。アウトドアギアはやっぱり黒でしょ、という方にも新たな質感のご提案です。

■イエローオリーブ
流行りのアースカラーの中で完全マットではなく半艶にしあげました。
白や黒、カーキ・・・タープの色を邪魔しないやさしいイメージにタープポールに仕上がりました。木製チェアやテーブルでナチュラルなコーディネートされる方にもオススメです。

■パールネイビー
まるで高級自転車や自動車のような塗装に仕上げました。透明感とパールのような輝きと深いネイビーブルーがどこかディープな印象を与えます。これまでのアウトドアシーンに新たなカラーのご提案です。自然光やランタンの灯にも相性は◎。黒系ギアや、カラフルギア、実はどんな色にも合わせられる優れものです。

商品名：アイアンポール
カラー：サテンレッド/テクスチャブラック/イエローオリーブ/パールネイビー
タープポール材質：機械構造用炭素鋼鋼管（スチールパイプ）
タープポール径：外径φ30ｍｍ×肉厚ｔ1.2ｍｍ
タープポール長さ：1ピース（700ｍｍ）×4本継ぎ＝最長2800ｍｍ（トップピン除く）
本体重量：770ｇ×4本×2セット（トップボス＆ピン、ボトムキャップ含まず）
トップピン寸法：φ6mm（一番太い径）×L50mm（ネジ部含まず）
トップボス/トップピン素材：スチール
ボトムレグ（エンドキャップ）材質：ゴム
アウターパイプ塗装：粉体塗装（カチオン電着塗装下地処理）
インロウパイプメッキ：梨地ユニクロメッキ
セット販売のみ付属：専用収納ケース2ポール用（4本継ぎ×2セット）

ポールを1本1本まとめてコンパクトに収納できる専用ケースです。

専用収納ケースは1ポール用（4本継ぎ×1セット）と2ポール用（4本継ぎ×2セット）の2種類をご用意しております。大切なポールを1本1本収納できる為、ポール同士がぶつかることで生じるキズを軽減します。また、外部の衝撃からもポールを守ることができます。

専用収納ケースにはトップピン専用のポケットを付けています。取り外し可能なトップピンをポケットで丁寧に収納！

丈夫なアイアン製のバックルを内側・外側の計3箇所に配置し、収納したポールを簡単にしっかり固定ができます。

■玉川パイプの強み

玉川パイプの引抜鋼管技術とレーザー加工技術が、世の中にまだ無いオリジナルのパイプを作ります。

■パイプの匠だから実現したタープポール

玉川パイプでパイプを製作するのは、大田区のものづくり優秀技能者である「大田の工匠」として大田区より表彰された若き匠達。玉川パイプ伝統の引抜鋼管技術を継承し、それをさらに高めた独自の工夫を加えながら、一本一本に魂を込めて作り上げています。

■玉川パイプ伝統の“引抜鋼管”とは？

引抜鋼管は、既存の規格パイプから様々なサイズ（内径、外径）のパイプを生み出す加工技術です。玉川パイプは、伝統の工法に独自の工夫を加え、世の中にまだ無いパイプを高品質＆高精度に作り上げます。

■平板はもちろんパイプまで高精度のレーザー加工

玉川パイプは創業以来「パイプに付加価値を！」をモットーに、常に新たな取り組みを行ってきました。 2020年に、レーザー板金加工を行う第2工場を新設。パイプインデックス機能付きレーザー加工機を導入し、レーザー加工をスタート。 平板だけでなくパイプのレーザー加工まで行えるのは、玉川パイプならではの強みです。

■異素材で組み合わせる独自の技術『クラッドパイプ』

「クラッドパイプ」とは、鉄と銅など異なる素材のパイプを組み合わせて作る多重構造管で、それぞれの金属のメリットをいいとこ取りできるパイプです。玉川パイプ独自の技術で金属同士の組み合わせだけでなく、鉄と木というまさに異素材で組み合わせたクラッドパイプの開発にも成功しました。玉川パイプのクラッドパイプ技術は、パイプの新たな可能性を拓きます。

【リターンスケジュール】
プロジェクト期間：2/24～3/30
リターン発送月：4月下旬～5月下旬まで完成次第、順次発送予定。
※リターンについては、活動レポートにて製造の進捗などをお知らせします。

Q1. 保証はありますか？

A1. 保証期間は商品到着後から6ヶ月間となります。
タープポールとしての本来のご使用方法でお使いください。万一、正常な使用状態において商品到着から6ヶ月以内に製品が故障した場合は、弊社による故障の原因等の確認完了後、修理/製品交換等の対応をさせていただきます。

（タープポール本来の機能が著しく故障した場合のみ対応となります）

保証期間が過ぎた後の故障につきましても、一度お問合せください。

Q2. 真鍮とステンレスの二重構造のパイプは外れたりしませんか？

A2. 引抜鋼管という加工の中で10ｔもの力が加わって密着しています。外側の真鍮パイプと内側のステンレスパイプが互いにくっつき合う力を利用しているため、本来のタープポールとしてご使用する目的の中で生じる力では、まず外れることはありません。

Q3. アイアンタープポールのテクスチャブラック1ポールとサテンレッド1ポールを組み合わせて購入することはできますか？

A3. 大変申し訳ございませんが、アイアンタープポールシリーズは各色2ポール（1セット）での販売となっておりますため、各色1ポールずつお使いになられる場合はアイアンタープポールテクスチャブラックを2ポール（1セット）とサテンレッド2ポール（1セット）をご購入いただく必要がございます。

Ｑ4. 雨の日でも使えますか？

Ａ4. ご使用可能です。コットンやポリコットン製の重い生地でもしっかり支える強いタープポールを作り上げましたが、雨が溜まらないように正規のタープの張り方でご使用ください。

また、強風・大雨・台風や大雪などの悪天候の場合は絶対にご使用をおやめください。

タープポールご使用中におけるいかなる事故、ケガ等につきましては、弊社は一切の責任を負うことができかねますのであらかじめご了承ください。

また、真鍮＋ステンレス クラッドタープポールの木製パーツにおきましては、対候性を高める表面処理を施しておりますが、雨の水分量を含みますと膨張しポールから抜けなくなる恐れがございますが、製品ご使用上問題はありません。

Ｑ5. 専用収納ケースだけでも購入はできますか？

Ａ5. 申し訳ありません。今回のプロジェクトではタープポールとのセット販売のみとなっております。

Ｑ6. トップピンのネジ規格が同じであれば、他のピンを使ってもいいですか？

Ａ6. お使いいただくことは問題ありませんが、他社製のピンで不具合が起きた場合には当社としては一切の責任を負うことができかねます。

Ｑ7. 真鍮＋ステンレス クラッドタープポールは定期的なメンテナンスは必要ですか？

Ａ7. ご使用方法や頻度にもよりますが、本物の真鍮を使っている為、表面の色味が変化してきます。また、空気中の水分や、雨や雪、人の手の水分にも反応してきます。性質上劣化しているわけではなく、真鍮金属特有の経年変化をお楽しみいただけます。

また、磨くことで光沢感を復活させることも可能ですので、お好みの真鍮ポールに仕上げてみてはいかがでしょうか。

Ｑ8. アイアンタープポールの粉体塗装は剥がれたりしますか？

Ａ8. 一般的な溶剤塗料を用いた塗装と比べて塗膜強度の高い粉体塗装を施しております。

粉体塗装の塗膜は疵が付きにくく、温度や湿度の変化が激しい環境でも伸縮しやすくひび割れや剥離などが発生しにくい塗装です。

耐久性に優れていますから、アイアンタープポールを長くご愛用いただけます。

Ｑ9. 真鍮＋ステンレスクラッドタープポール、アイアンタープポールどちらもキズが付かないポールなんですか？

Ａ9. 弊社のタープポールは一本ずつ職人が手作業で製作しています。個体差がありますことあらかじめご了承ください。

真鍮＋ステンレスクラッドタープポールについては、外側はコーティングによる表面処理を施さない【生】の真鍮材を使用しております。なるべくキズの無い状態での納品を心がけますが、加工工程上微細なキズが発生する可能性がございますので、あらかじめご了承ください。

また、アイアンタープポールについては、表面にメッキ・塗装と施しており、なるべくキズの無い状態での納品を心がけますが、こちらも加工や組み立ての工程上どうしても微細なキズが発生する可能性がございますので、あらかじめご了承ください。

Ｑ10. アイアンタープポールにサテンイエローはないのですか？

Ａ10. 今回のプロジェクトではテクスチャブラック、サテンレッド、イエローオリーブ、パールネイビーの4カラー展開のみとなっております。

他のカラーにつきましては、今後展開していく際には当社SNSにて発表させていただきます。

＜真鍮＋ステンレス クラッドタープポール＞

・なんといっても真鍮の味わいが感じられるのがいい。表面の経年変化が愛用ギアのように育っていく感じがいいと思う。

・真鍮と木製パーツの組み合わせが◎

・ジョイントするときのスッと入っていく感じがすごく心地いい。

・木製のトップボスにトップピンをねじ込む作業が面白い。

・ホントに真鍮とステンレスの二重構造パイプだったので驚いた。

・パイプ職人のすごい技が詰まったタープポールを使えて嬉しい。

＜アイアンタープポール＞

・たしかに鉄だからアルミより重たいけど、思っていたほどではないかな。すごく頑丈だから長年使えそう。

・塗装がすごくオシャレ。個人的には全色揃えたいな。

・ポールをジョイントするときに、これはしっかりしているなと感じた。

・こんなポール見たことない。

・発色がすごくいいし、触った時の感触が他には無くて楽しい。

アウトドアでは欠かせない焚火をタープの下でおもいっきり楽しみたいけど、

コットンやポリコットン製の焚火対応のタープ生地ですと大型で重量があることで

風にあおられてポールが折れてしまう現象をたびたび目にしてきました。

私どもの寸法精度の高いオリジナルパイプ作る技術をとことん駆使し、

強くて折れないタープポールをみなさまに長く使ってもらえいたくて開発しました！

今までのアウトドアシーンに新たなご提案をするべく試行錯誤の上、生み出しました。

私ども玉川パイプは1959年の創業当時から

工業用として使われるオリジナルサイズのスチールパイプの

製造を行ってまいりました。

その他にもパイプ部品を材料製造～加工までを町工場仲間と連携した

ものづくりをワンストップの対応にもサービスの一環として取り組んでいます。