靴のまち、東京・浅草で

靴の製造をおこなうTateshoes。

オーダーメイドの革靴ブランド「SANTARI」を運営しております。

お客様の足に合わせた靴を提供しご満足いただけていること、お客様のお役に立てていることを励みに日々靴を作っています。

その中で靴や靴関連商品のお話を伺う機会が多々あり

『携帯しやすいのに使いやすく、踵の大きさにあった靴べら』をお客様にご提案したいと漠然と考えていました。

仕事柄お客様の足を拝見する機会が多いのですが、人それぞれ踵の大きさや痛みの感じ方に大きく差があります。

踵の大きさにあった靴べらというのは人それぞれの踵に合わせるということになり、既製品を取扱しご提案しても一部のお客様にはご不便をおかけしてしまう。

それなら、『きつい靴を履く時や踵が小さいことによる痛みが少なく、人それぞれの踵の骨の大きさに瞬時に合わせられる夢のような靴べらを作ろう！』という思いが強くなり開発したのが

靴や足に優しく曲がる金属すずの靴べら《たまみず》です。

《たまみず》を使用して靴を履く時に、

特別なことは何一つありません。

いつも通り使っていただくだけです。

しかし使用感は特別です。

優しく踵に寄り添い、

あるはずの抵抗感がなく、するりと履くことができます。

使ったあとは平らにすることもでき、カバンやポケットにすっぽり収まるサイズ感。

スマートに歩き出しましょう。

《たまみず》は大切な靴にも足にも優しい今までにない靴べらです。

靴を大切にしている方は当然、靴べらを使用して靴を履いていると思いますが
今、お使いの靴べらは本当に靴に優しいのでしょうか?

従来の靴べらは硬くて丈夫、いつも通り何気なくご利用いただける反面

靴に必要以上の圧力が掛かり履き口が大きく開いていませんか？

靴に圧力が強くかかることで型崩れにつながる恐れがあり、大切な靴が本来の美しさをキープしにくい状況になっているかもしれません。

私は過去に靴べらを折ってしまった経験があります。

靴べらが折れるほどの強い圧力が、足と靴べらと靴に掛かってしまったのです。

《たまみず》は折れない曲がる金属で作られているので、履く際に絶え間なく形状を変化させ 圧力を逃がすことで、足の痛みが少なく、靴への影響も最小限で履くことができます。

そのため、足の痛みや靴への影響が気になる方には最適な靴べらです。

是非《たまみず》をお試しください。

《たまみず》は2種類の美しい仕上げからお選びいただけます。

●春を待ちきれず滴り落ちる雪解け水の澄んだ雫をイメージした、

気品あふれるマットな表面、側面はつるりと、さりげない鏡面仕上げ。

鋳造後に職人が一つ一つワイヤー仕上げでマットにし、側面を美しく輝く鏡のように磨き上げております。

さりげない質感の変化が優美な印象を与えています。

●春の訪れを喜ぶように、次々と滴り落ちるきらきらとした、

雪解け水の雫をイメージし鍛金技法による槌目模様を用いた透明感のある表面の上品な仕上げ。

400年にわたり育まれてきた、伝統的工芸品である高岡銅器の職人の技、美しさを追い求めた専用の金槌で槌目模様をひとつひとつ手打ちしております。

金槌で叩くことで、すずが鍛えられ強度が増し、美しさと丈夫さを兼ね備えた上質な逸品です。

タイトフィッティングの靴がお好きな方にはこちらをお勧めいたします。

《たまみず》はプレゼントにも最適です。

老若男女誰でも使えて、利き手に左右されないユニバーサルデザインの靴べらなので

『贈る相手を選びません。』

誕生日やクリスマスにはもちろん、就職祝いや、昇進祝い、転勤や転職、送別の感謝を込めた贈り物にも最適です。

ご自身への日頃のご褒美にはもちろんですが、稀有な体験ができる曲がる靴べらを大切な方やお世話になった方へ贈ることで、大変喜ばれ会話が弾むこと間違いありません。

また箱を紙箱から美しい木目の桐箱に変更することができます。

商品の高級感がより一層引き立ち、特別な気持ちを伝えることができるでしょう。

《たまみず》で使用されている柔らかい金属”すず”とは、1300年前から日本で使用されている歴史のある金属で、古くから装飾品や食器などに利用されてきました。

”すず”の特徴は

『高価な金属で錆びにくく、割れにくく、抗菌効果があり衛生的な素材です。』

2019年冬、たまみずプロジェクトは靴工房の片隅でひっそりと始動しました。

思い立って早速、厚みの均一な”すず板”を入手し、切り抜き試作品を使ってみると

局所的に曲がってしまう箇所が発生し破損してしまいました。

すぐに多くの問題に頭を抱えます。

それならと3DCADを使い、型をつくり”すず”を溶かしてテストを重ねました。

曲がり方をコントロールするように厚みを変え、持ち手を強化し、使用感を考慮しサイズや厚みを改良し、靴を履いたあと引き抜きやすい構造に変化させました。

何度も形や構造、”すず”の純度を変え、納得のいく試作品が、2021年終雪のころ遂に完成しました。

能作は、400余年の歴史がある伝統の鋳物のまちに、1916年(大正５年)仏具を製造する工場として創業しました。

伝統を重んじつつ、既成概念に囚われない姿勢で100余年。

脈々と継承してきた技術と、時代を反映した感性が、”すず”の靴べら《たまみず》を作り上げたのです。

職人が一つ一つ手作業で制作しているため個体差がございます。

サポート募集終了後、4ヶ月以内の納品を予定しております。

目標金額未達成でも商品をお届けするALL IN方式を採用しているため、全ての支援者様に限定価格にて商品をお届けいたします。

・気品あふれる艶消し側面鏡面仕上げ

11,400円（送料、税込）

・上品さと伝統の槌目手打ち仕上げ

16,300円（送料、税込）

一般販売価格は、予定価格であり生産効率上昇により、予定金額よりも下がる可能性がございます。（Makuake限定価格より下がることはございません。）

皆様にお試しいただきたい為、お求めやすい価格にいたしました。

ぜひこの機会に稀有な体験をしてみませんか？

《たまみず》を持ち歩く際にとても便利なレザーストラップです。

バックの持ち手やズボンのベルトループなどに通して持ち運ぶことで

すぐに取り出せてスマートに使うことが可能となります。

レザーについて

靴磨き選手権2019年カラーリング部門で優勝したRe：Leatherの斗谷 諒 氏が開発した、こだわりあふれる貴重な革カンサビルレザーで作られています。

「生前の痕跡」をコンセプトに革本来のシワや傷をそのまま活かし、同じ製品であっても一点ものとしての魅力高まるため、革本来の迫力をお楽しみいただけます。

また、オイルワックスを含ませてあるのでメンテナンスフリーです。

使い込むことで光沢がでてくるため”たまみず”と共に経年変化をお楽しみください。

はじめまして。Tateshoes代表：舘 篤史（タテ アツシ）と申します。

この度はご興味を持っていただきありがとうございます。

私は2012年より靴に携わり、現在ではオリジナル革靴ブランドSANTARIを運営しております。

日々、靴選びにお困りなお客様や、理想の一足をお求めのお客様にご満足いただけるよう、靴作りに尽力しております。

お客様から様々な靴への要望や、シューケア用品についてお話を伺う際に

『お気に入りの靴べらが見つからない』

『靴べらを使う時に痛い』と伺うことがありました。

オーダーメイド靴べらは難しいけれど、靴べらだってご満足いただきたい！

曲がる靴べらなら踵にピッタリ寄り添うことが可能で、柔らかい金属の”すず”なら作れるんじゃないかと思いたちました。

使っていただくだけで誂えたような形状に変化させることができるよう試行錯誤の末、やっと完成しました。

お客様にお披露目できること非常にワクワクしております。

世界でコロナによる様々な制限がでる中、靴業界も苦境に立たされています。

それでも、負けじと皆様と同じくコロナ収束を目指し日々を戦っています。

再び、気兼ねなく外出できることを待ち侘びて、ぜひその時には曲がる靴べら《たまみず》をお伴に連れていってください。