「あの日、あの場所の土」でつくる京焼の贈り物　

「TAMATE」は、あなたの大切な想い出の場所の土でつくる京焼の贈り物です。

あなたの選んだ想い出の場所の土を送っていただき、京焼職人がこの世にたった1つのうつわをお作りいたします。

TAMATEのうつわを贈る人は、大切な想い出の場所にある土をつかうことで、想いのこもった贈り物をすることが出来ます。

TAMATEのうつわをもらう人は、贈られてきたうつわに触れることで、想い出の場所をふりかえることができ、想い出を分かち合うきっかけにもなります。

商品は、茶碗・湯呑み・表札からお選びください。
詳細は後半に記載してございます。

　あの日、ここにいたあなたへ　

TAMATEは、想い出の場所にある土をブレンドした京焼の贈り物です。
あなたの大切な想い出の場所は、どこですか。

・廃校になる母校
・青春時代を過ごした運動場
・遠く離れた故郷
・大好きなおじいちゃんとおばあちゃんの田畑
・新婚旅行や家族旅行などで訪れた場所　など

「TAMATEを贈りたい」、そう思っていただくことで、大切な人や場所や時間を思い出すきっかけにしていただけたら、その想いには商品としての価値以上のものが宿るのではないかと思っています。

あの人へ、想いを届ける土をあつめに、
もう一度あの場所を訪ねてみては、いかがでしょうか。

※写真は試作品です。送っていただく土によって色味や質感が大きく変わる可能性がございます。予めご了承ください。

※写真は試作品です。送っていただく土によって色味や質感が大きく変わる可能性がございます。予めご了承ください。

　土からつくる、想いあふれるうつわ「TAMATE」

土の個性を感じられるよう、手の触れる表面をマットな質感に仕上げています。 素材感や土の表情を楽しんでいただきつつ、愛着をもてるような色味をご用意しました。

茶碗と湯呑みは、男性も女性ももちやすい小ぶりな大きさです。
普段使いもしやすく、飾っても場所をとりません 口あたりをよくし、陶器を保護するために陶器の上部と中には釉薬（ゆうやく）※を施しております。長く使っていただくことで少しずつ色味が変わる経年変化もお楽しみください。

※釉薬（ゆうやく）：陶器の表面をなめらかにし、液体がしみこまないようにするための防水と装飾のためのもの。

色味は、4色（白/黒/紺/茶※）から選択できます。 

※茶色の釉薬は焼成時に流れやすく、まだらな色味となることがございます。予めご了承くださいませ。
 

表札はお好きな土を送っていただく【ご自宅用】と、 MAKUAKE限定で、京都の「武信稲荷神社」様にご提供いただいた土を使用した【表札×神社】をご用意いたしました。

表札の色は、白と黒の2色をご用意しております。
 

表札の文字は”いっちん”という技法で輪郭を描き、その中へ釉薬を流し込んでお作りします。

表札に記載する文字と、ご希望のデザイン（フォント・配置・大きさ）を、土を送っていただく際に合わせて工房へご連絡ください。

※文字の画数や書体によっては、ご希望のデザインをお受け出来かねる場合もございます。その際はご連絡させていただきますので、予めご承知おきください。

【ご自宅用】と【表札×神社】のサイズ
下記の3サイズからお選びください。

・正方形…15cm×15cm

・正方形…20cm×20cm

・長方形…9cm×18cm

 

【ご自宅用】と【表札×神社】の表札の仕上がり
表札の地/土台は茶碗や湯呑みと同じマットな質感に仕上げます。

表札の文字（輪郭のいっちんと中に流す釉薬）の色は、地/土台と同じ色味でお作りいたします。

TAMATEの伝えたいことにご共感いただいた、日本有数の命名神社である「武信稲荷神社」様に神社の敷地の土をご提供いただき、Makuake限定の表札をつくりました。

「武信稲荷神社」は、京都市中京区にある命名・名付けで有名な神社で、平安時代の藤原氏に由来する歴史ある神社です。姓名の音がもたらす印象や意味合いの良し悪し、影響力を研究し、現代のひとびとの感覚に合ったかたちに発展させ続けていらっしゃいます。

言霊、言葉のもつエネルギーを大切に守りつづけている「武信稲荷神社」の土をお清めしていただき、作製した表札をお届けいたします。

京都市の産業観光局新産業振興室とDESIGN WEEK KYOTO実行委員会が共催したクラフトソンで生まれた、京焼職人の技を活かす「TAMATE」

　DESING WEEK KYOTO　CRAFTTHON（クラフトソン）2017とは　

京都の職人の技を活かすオープンイノベーションで新たな価値を創造する「クラフト（工芸）x ハッカソン = クラフトソン」が、2017年9月2-3日に京都で開催されました。 同イベントで最優秀賞をとったプロジェクトが「TAMATE」です。




「京焼」について　

京焼は、茶の湯の流行に伴って 茶碗や茶入などの茶陶の製造が盛んになった江戸時代初期頃から広がった焼き物と言われています。

京焼には、他の焼き物とは異なり、決まった土や釉薬/技法があるわけではありません。全国各地から「土をあつめ」、多様な技法を融合しながら個性あふれる焼き物を作り出してきました。

TAMATEは、従来の京焼を継承して「土をあつめる」ことで、京焼の歴史と文化を多くの人に知ってもらい興味をもってもらえたら、と思っています。





TAMATEの思いに賛同し、ご協力いただく京焼の職人さんをご紹介します。

高島　慎一 / 京焼・清水焼　伝統工芸士

1972 　京都市に生まれる
1996 　立命館大学大学院理工学研究科修士課程修了
1998 　京都市工業試験場窯業研修修了
1999 　京都府立陶工高等専門校修了
1999 　京焼・清水焼展 入賞（以後2007・2100・2012-2016入賞）
2003 　Monsta Internazionale dell’s Arredamento 出品（イタリア）
2005 　個展（京都高島屋・阿倍野近鉄）
2007 　個展（梅田阪神 以後2008・2009・2011）
2012 　京焼・清水焼伝統工芸士認定 京都市伝統産業 未来の名匠認定




　最後に　

京都の伝統文化を継承したい人、大好きな京都のために貢献したいという人、今までにない商品を作りたい人、様々な思いを持ったメンバーですすめてきた「TAMATE」プロジェクト。

私達がTAMATEに込めた想いは、うまく伝えられるだろうか。TAMATEを欲しいと思ってくれる人がいるのだろうか。そんな不安を抱えながらも、高島さんやDWKの運営スタッフの方々にご協力いただき、商品化を目指して活動してきました。

TAMATEは、ご利用される方が自由に様々な想いをうつわというカタチに残すことができます。また、日本全国から送られてくる土を使ってうつわをつくるという「むちゃぶり」をすることで、職人さんの技術に更に磨きがかかり、京焼の文化を活性化するという面でも、非常に可能性のある取り組みだと考えています。

どうか、みなさまのご支援のほど、よろしくお願いいたします。
 

＜TAMATE実行委員会一同＞